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2019-09-21 20:13:30

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜貿易摩擦再燃の中、個別の好材料銘柄に注目〜

2018/6/25
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、米中・米欧の貿易摩擦再燃を受けて下落基調となりました。今週も貿易摩擦が相場の重石になりそうです。米中が表明している7/6(金)の追加関税措置の回避に向けて交渉が進むかが注目されます。

貿易摩擦が相場の重石となりそうなため、個別に好材料がある企業から、ウォルグリーン ブーツ アライアンス(WBA)JD ドットコム ADR(JD)ダーデン レストランツ(DRI)マイクロン テクノロジー(MU)オクシデンタル ペトロリアム(OXY)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
公益事業 2.5% 1.1% 3.5%
不動産 2.5% 4.1% 7.3%
エネルギー 1.5% 1.5% 12.7%
生活必需品 0.1% 3.9% 1.3%
電気通信サービス -0.5% -0.1% -0.5%
ヘルスケア -0.7% 2.6% 6.6%
一般消費財・サービス -0.7% 5.0% 11.1%
S&P500 -0.9% 1.2% 6.4%
情報技術 -1.3% 1.9% 11.0%
金融 -1.4% -2.5% 0.9%
素材 -2.1% -0.7% 4.4%
資本財・サービス -3.4% -3.9% -0.4%
騰落率上位(1週) 騰落率
21世紀フォックス 8.8%
サイモン・プロパティー・グループ 5.1%
ネットフリックス 4.9%
デューク・エナジー 4.2%
コノコフィリップス 3.7%
騰落率下位(1週) 騰落率
スターバックス -10.3%
フェデックス -8.6%
キャタピラー -6.7%
アッヴィ -6.1%
ゼネラル・モーターズ(GM) -6.1%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、トランプ大統領が6/18(月)の夜に2,000億ドル相当の中国製品に10%の追加関税を課すと警告、さらに米欧間の摩擦も高まったことから下落基調となりました。6/20(水)には押し目を買う動きもありましたが、6/21(木)にドイツの自動車メーカーのダイムラーが貿易摩擦を要因に業績見通しを下方修正したことから、市場心理が悪化してS&P500指数で0.7%と大きな下落となりました。S&P500指数は週間で0.9%下落、貿易摩擦の影響が大きいNYダウは2.0%下落、ナスダック指数は0.7%の下落でした。

業種指数騰落率では、米10年国債利回りが反落したことで配当利回りが高い「公益事業」「不動産」が上昇、また、OPEC総会で決まった減産緩和の幅が市場予想の範囲内だったことから原油価格が反発、「エネルギー」も上昇しました。一方、貿易摩擦の影響が大きい「資本財・サービス」「素材」などの下落が大きくなっています(図表2)。

経済指標では、米国の5月住宅着工件数は前月比5.0%増となる一方、許可件数は同4.6%となりました。米国の住宅市場は、住宅ローン金利が上昇、建設労働者が不足の一方、消費者心理は高水準にあるといった諸要因が絡み合って、月次指標は不安定な状態と言えそうです。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、21世紀フォックス A(FOXA)の映像関連資産に対するウォルトディズニーとコムキャストによる買収合戦がヒートアップして株価が一段高となったこと、スターバックス(SBUX)が今後の戦略に関するリリースで、4-6月期の既存店売上の伸びが市場予想を大きく下回る1%にとどまりそうなこと、19年10月期の退店数が通常年の50店を上回る150店となることを発表して株価が急落したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、引き続き米中、米欧の貿易摩擦が市場の懸念材料となりそうです。

ポイントとなりそうなのは、米国と中国がお互いに追加関税を発動するとしている7/6(金)の340億ドル相当の措置です(図表3)。流石にこれが発動されると世界の金融市場の急落は免れないと考えられますので、米中の交渉進展に期待したいところです。現在の金融市場は交渉進展で回避されることが基本シナリオで動いていると見られます。ただ、トランプ大統領の気質から考えて、発動回避とならない確率もゼロではないと見られます。

S&P500指数のバリュエーションを確認しておくと、予想EPSは159.15ポイントで、6/22(金)終値の2,754.88ポイントに対して17.3倍です。米国経済が個人消費を中心に加速しそうなことから、非常に危険な貿易摩擦の激化にも関わらず、比較的高い水準が維持されていると言えるでしょう。

このため、7/6(金)の関税措置が回避できない場合には、相場下落が大きくなることを覚悟しておく必要がありそうです。予想PERで16倍台の前半から15倍台の後半まで低下する場合、5%〜10%程度の下落となります。

経済指標として、6/25(月)に米国の5月新築住宅販売件数(前月比1.2%増の予想)、6/26(火)にこのところ上昇にはずみがついている米住宅価格の指標である4月S&Pコアロジック住宅価格指数、6/27(水)に5月耐久財受注(前月比0.5%減の予想)、などの発表が予定されています。

企業イベントでは、6/28(木)にナイキ、NYダウに新規採用のウォルグリーンブーツアライアンスの決算発表、FRBによる銀行の「包括的資本分析」の結果発表が予定されています。

今週の5銘柄

先週は、貿易摩擦の影響が懸念されるボーイングやキャタピラーが売り込まれて、これら銘柄の寄与が大きいNYダウが下落する一方、貿易摩擦との関連が小さいFANG銘柄等への物色が活発化してナスダック指数は6/20(水)に高値を更新するなど、跛行色(はこうしょく)の強い展開となりました。

貿易摩擦に終息が見えない中、関連銘柄を避ける動きが続くと見込まれ、関連の薄い銘柄が相対的に強い状況は継続しそうです。ただ、ナスダック指数の上昇を牽引したアマゾンやネットフリックスには利食いも出ているようです。

そこで今回は、先週個別に好材料が出た銘柄をご紹介いたします。

6/26(火)にNYダウへの採用を控えるウォルグリーン ブーツ アライアンス(WBA)、アルファベットからの出資を受けたJD ドットコム ADR(JD)、好決算を発表して米個人消費の盛り上がりから恩恵を受けているダーデン レストランツ(DRI)、実績・ガイダンスとも市場予想を上回る好決算を発表したマイクロン テクノロジー(MU)、OPEC総会を経て反発した原油価格の恩恵を受けるエネルギーセクターからオクシデンタル ペトロリアム(OXY)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表3:米国を中心とする貿易摩擦

関係国 品目 発動日
米国から中国 中国からの鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の追加関税を導入。 3/23(金)に発動
中国から米国 米国から輸入される128品目、30億ドル相当に対して最大25%の関税を導入。 4/2(月)に発動
米国からカナダ、メキシコ、EU 鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の追加関税を導入。 6/1(金)に発動
EUから米国 鉄鋼製品、オートバイ、ウィスキーなど28億ユーロ(約3600億円)の米国製品に25%の追加関税を導入。 6/22(金)に発動
カナダから米国 米国からの125億ドル相当の鉄鋼、アルミ、その他の輸入品に対して25%または10%の追加関税を導入。 7/1(日)に発動意向
米国から中国 中国の技術移転策に対する制裁措置として、総額500億ドルの輸入品に追加関税を導入する計画。第1弾として340億ドル相当の818品目に25%の追加関税を7/6(金)に発動予定。 7/6(金)に発動意向
中国から米国 米国への対抗措置として、総額500億ドル相当の輸入品に25%の追加関税を課す計画。第1弾として、農産物、畜産物、ウィスキーなどに340億ドルを発動予定。 7/6(金)に発動意向

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(6/22)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートウォルグリーン ブーツ アライアンス(WBA)67.61ドル119.1 ・米国のドラッグストアの2大チェーンの1社です。6/26(火)からNYダウ指数への採用を控えることに加え、米国の内需株が物色されやすい相場環境であることからも注目されます。6/28(木)に3-5月期決算の発表が予定されています。

・詳しくは、6/21(木)掲載のフラッシュをご参照ください。
買付チャートJD ドットコム ADR(JD)40.82ドル9.8 ・中国第2位のeコマース企業です。6/18(月)にアルファベット傘下のグーグルが同社に5.5億ドルの出資を行うことが発表され、注目を集めています。同社はグーグルが保有するAIなどのIT技術を利用し、グーグルは中国外のeコマース展開に同社の仕入れや物流の知識を活用する業務提携となります。

・中国のeコマースでは、流通総額で1.1兆元(17年12月期)に対してアリババが4.8兆元(18年3月期)と大差がついていますが、仕入れと物流を自社でコントロールしていることから、サービスの評価は高いとされます。中国国内ではテンセント、海外ではグーグルと協力関係を構築して、アリババに対する対抗力を強めていくことが期待されます。
買付チャートダーデン レストランツ(DRI)108.87ドル15.0 ・米国のフルサービスのレストラン・チェーンで、米国とカナダで約1,700店舗を展開します。主力のイタリア料理「オリーブ・ガーデン」のほか、ステーキハウス「ロングホーン」、高級レストラン「キャピタル・グリル」や「シーズンズ52」、「ヤード・ハウス」、「バハマ・ブリーズ」などからなります。

・米国の個人消費が加速しつつありますが、自動車など耐久財への支出は限られる一方レジャー関連への支出増が見込まれ、その恩恵を受けると期待されます。6/21(木)発表の3-5月期決算は、売上が前年同期比10%増、EPSが同42%増、既存店売上が同2.2%増と好調でした。
買付チャートマイクロン テクノロジー(MU)57.10ドル13.6 ・半導体メモリーの専業大手です。6/21(木)に発表した3-5月期決算は、売上が前年同期比40%増、調整後EPSが同94%増と好調で、市場予想も上回りました。売上の71%を占めるDRAM売上は、前四半期比6%増、前年同期比56%増、売上の25%を占めるNANDフラッシュは、前四半期比8%増、前年同期比14%増と、いずれも好調でした。

・6-8月期のガイダンスは、売上が80〜84億ドル、調整後EPSが3.23〜3.37ドルで、それぞれ市場予想の81億ドル、3.23ドルを上回りました。マクロ面の不透明要因から6/22(金)の株価は3.9%下落していますが、評価できる決算と言えるでしょう。
買付チャートオクシデンタル ペトロリアム(OXY)83.33ドル17.9 ・原油の探鉱・生産を主力とする米企業では時価総額5位の大手です。米国、中東、南アメリカでの原油・ガスの生産を主力事業とするほか、化学品や石油製品などの生産も手掛け、エクソンモービルやシェブロンなど総合大手と同様の事業展開を行っています。

・S&P500指数にはエネルギー業種の企業として31社が採用されていますが、信用格付けが「A-」以上の企業が7社あり、その中で過去3ヵ月の株価上昇率が最も高く29%上昇しているのが同社です。18年12月期は、原油価格が前年比で上昇することに加え、原油・ガスの生産量が前年比8〜12%増加する計画であることから、市場コンセンサスでは32%の高い増収が見込まれています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。ウォルグリーンブーツアライアンスとマイクロンテクノロジーは19年8月期、ダーデンレストランツは19年5月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
25(月)・IFO企業景況感指数(6月)
・シカゴ連銀全米活動指数(5月)
・米新築住宅販売件数(5月)
カーニバル
26(火)・S&Pコアロジック住宅価格指数(4月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(6月)
レナー
27(水)・中国工業部門利益(5月)
・米耐久財受注(5月)
・米中古住宅販売仮契約(5月)
28(木)・ユーロ圏業況判断指数(6月)
・米実質GDP(1-3月期、確報値)
FRBのストレステストの結果発表(包括的資本分析)
ナイキ、ウォルグリーンブーツアライアンス
29(金)・日本鉱工業生産(5月)
・ユーロ圏消費者物価指数(6月)
・米個人所得・個人支出(5月)
・PCEコアデフレータ(5月)
・シカゴ購買部協会景気指数(6月)
・ミシガン大学消費者マインド(6月)
コンステレーションブランズ
30(土)・中国製造業・非製造業PMI(6月)
1(日)・メキシコ大統領選挙
2(月)・日銀短観(6月)
・ユーロ圏生産者物価(5月)
・ユーロ圏失業率(5月)
・米ISM製造業景況指数(6月)
3(火)・ユーロ圏小売売上高(5月)
・米製造業受注(5月)
・米自動車販売(6月)
4(水)・米国市場休場(インディペンデンス・デイ)
5(木)・米ADP雇用統計(6月)
・米ISM非製造業景況指数(6月)
・FOMC議事要旨(6月12-13日)
6(金)・米雇用統計(6月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は現地時間によります。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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