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2019-09-18 08:52:25

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜ナスダック指数が上放れ!テックがリードする上昇相場へ転換!?〜

2018/6/4
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、週初にイタリアの政局を懸念して大幅に下げたものの、週末にかけては同懸念の後退と雇用統計の堅調を受けて反発となりました。今週は先週末にナスダック指数がもみ合いを上放れていることから、テクノロジー株がリードする上昇相場への転換が期待できるでしょう。

今回は年初来の株価上昇率トップ5(S&P500指数採用銘柄)、ネットフリックス(NFLX)マイクロン テクノロジー(MU)チポトレ メキシカン グリル(CMG)アライン テクノロジー(ALGN)トリップアドバイザー A(TRIP)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表1:ナスダック指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
不動産 2.1% 1.0% 5.9%
情報技術 2.1% 5.3% 5.8%
一般消費財・サービス 0.4% 2.3% 3.3%
ヘルスケア 0.3% 2.7% -0.4%
S&P500 0.3% 2.7% 1.6%
エネルギー -0.2% 3.0% 14.1%
公益事業 -0.2% -3.1% 2.5%
生活必需品 -0.4% -0.3% -7.9%
素材 -0.6% 2.0% 0.2%
資本財・サービス -0.9% 3.9% 0.1%
電気通信サービス -1.4% -0.1% -5.8%
金融 -1.7% 0.7% -3.4%
騰落率上位(1週) 騰落率
ゼネラル・モーターズ(GM) 12.5%
キンダー・モルガン/デラウェア 6.4%
アルファベット 4.6%
バイオジェン 4.5%
フェイスブック 4.3%
騰落率下位(1週) 騰落率
ハリバートン -6.1%
モルガン・スタンレー -5.2%
アッヴィ -4.9%
フィリップ・モリス・インターナショナル -4.2%
アメリカン・エキスプレス -3.7%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、休場明けの5/29(火)にイタリアの政局を懸念して大幅に下落、5/30(水)に同懸念は後退して反発したものの、5/31(木)に米政府によるカナダ、メキシコ、EUに対する鉄鋼・アルミニウム関税適用を嫌気して再び下落、6/1(金)には5月の雇用統計とISM製造業景況指数の良好な結果を受けて大幅に上昇しました。S&P500指数は週間で0.5%の上昇でした。

業種指数騰落率では、ここ1ヵ月長期金利や原油価格の上げ下げで物色傾向は揺れましたが、結局、業績好調の「情報技術」の上昇が目立つ結果となっています(図表2)。「情報技術」をサブセクターで見ると、1ヵ月の上昇率では「半導体・同製造装置」の9.3%、「ソフトウェア・サービス」の5.5%が全体をリード、「テクノロジーハード・機器」は2.2%と平均を下回っています。

先週発表の経済指標では、5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比22.3万人増と市場予想の19万人増を上回り、平均時給は前年比2.7%増となりました。経済の好調は示唆されるものの、FRBの利上げマインドを刺激するほどではないと捉えられました。
また、5月のISM製造業景況指数は58.7と4月の57.3から改善、市場予想の58.2も上回り、米国経済の堅調を示しました。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、ゼネラル モーターズ(GM)で自動運転を手掛けるGMクルーズホールディングスがソフトバンクのビジョンファンドから22.5億ドルの投資を受け入れ、また、GM自身も19年の商業化に向け11億ドルを投入するとして株価が上昇したこと、ヨガウェア大手のルルレモン アスレティカ(LULU)が5/31(木)に発表した2-4月期決算は既存店売上がeコマースの牽引で前年同期比20%増(うち店舗も同8%増好調)と急増し、通期ガイダンスも引き上げて株価が上場来高値を大幅に更新したこと、セールスフォース ドットコム(CRM)が発表した2-4月期決算は売上が前年同期比25%増、調整後EPSが同2.6倍でいずれも市場予想を上回って好調だったこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、上値を試す展開が期待できそうです。5月初週の大幅な株価上昇に対する「値固め」は3週間と十分な時間をかけており、テクニカル的にはもみ合いからの放れを試すタイミングと見られます。

最近の相場はマクロ的なニュースで下げて好調な企業業績を背景とした押し目買いで戻していると見られ、基調はしっかりしていると言えそうです。また、ナスダック指数がいち早くもみ合いを上抜けています(図表1)。先週当レポートで取り上げたクラウド、データセンターが投資テーマとして有望と考えられるほか、FANG銘柄全般に動意が見られることから、テクノロジー株がリードする上昇相場への転換が期待できそうです。

ただし、引き続き米国の通商関係が攪乱要因となる可能性は残っていそうです。米中通商協議では、ロス商務長官が6/3(日)まで北京を訪れ、中国による輸入拡大の具体案が話し合われました。中国側は協議後に米国が関税導入なら通商合意は無効と警告し、引き続き火種は残っています。また、6/8(金)からのG7(主要国首脳会議)ではG7財務相・中央銀行総裁会議と同様に、米国の通商政策に対する各国の批判が高まる可能性があります。

先週の金融市場を揺らしたイタリア政局は、反エスタブリッシュメントを掲げる第1党の「5つ星運動」と反移民を掲げる第2党の「同盟」が、ユーロ懐疑派のサボーナ氏を経済相から外すことでマッタレッラ大統領の承認を得て、連立政権を樹立する見通しです。5/29(火)には組閣の難航から再選挙の見方が強まり、そうなると直近「同盟」の支持率が上昇していたため、実質的なEU離脱に関する国民投票になることが懸念されました。欧州主要国では初の「ポピュリスト政権」で先行き財政悪化への懸念が残るものの、再選挙回避で一旦落ち着きを取り戻しています。

経済指標として、6/5(火)に米国の5月ISM非製造業景況指数(58へ前月から改善の予想)、6/8(金)に5月の中国貿易統計(輸出は前年比12.6%増、輸入は同20.4%増と前月分から伸び率はやや低下の予想)などの発表が予定されています。

企業イベントでは、製品やサービスに関する重要な発表の可能性があるアップルの開発者会議「WWDC」が6/4(月)から6/8(金)まで開催されるほか、6/7(木)にブロードコムの決算発表が予定されています。

今週の5銘柄

米国株式市場は上述したように温まりつつあると見られますが、S&P500指数の年初来上昇率は2.3%と控え目です。昨年の値上がりが19.4%と大きく、相場の大勢として値固めの時間が必要なことに加え、米中貿易摩擦、秋の米中間選挙などマクロ的な不安定要因も、保ち合い相場が続きやすい背景でしょう。

しかし、個別には良好なファンダメンタルズを背景に大幅な上昇となっている銘柄もありますので、今回は年初来の株価上昇率トップ10をリストアップしました(図表3)。

表には17年の株価騰落率も併記していますが、17年の株価上昇率も高い「続伸のテクノロジー企業」と、17年に大幅アンダーパフォームした「反発の小売企業」(トリップアドバイザーもネット小売として)の2つのグループからなり、それ以外の銘柄が入っていないという、興味深い結果となっています。

ここから上位の5銘柄、ネットフリックス(NFLX)マイクロン テクノロジー(MU)チポトレ メキシカン グリル(CMG)アライン テクノロジー(ALGN)トリップアドバイザー A(TRIP)をご紹介いたします。

図表3:S&P500指数採用企業の株価上昇率トップ10

コード

銘柄

株価
騰落率
(年初来)
(%)

株価
騰落率
(17年)
(%)

株価
(5/31)
(ドル)

予想
PER
(倍)

NFLX

ネットフリックス

83.2

55.1

351.60

106.6

TRIP

トリップアドバイザー

51.3

-25.7

52.14

38.8

ALGN

アライン・テクノロジー

49.4

131.1

331.95

69.9

CMG

チポトレ・メキシカン・グリル

48.8

-23.4

430.18

49.9

ADBE

アドビシステムズ

42.3

70.2

249.28

38.6

UA

アンダーアーマー

42.0

-47.1

18.92

94.6

MU

マイクロン・テクノロジー

40.1

87.6

57.59

5.0

AMZN

アマゾン・ドット・コム

39.3

56.0

1629.62

79.7

M

メーシーズ

38.6

-29.7

34.91

9.3

RHT

レッド・ハット

35.2

72.3

162.42

47.4

注:買収提案を受けて年初来58.1%の上昇となっているXLグループ(XL)を除きます。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(6/1)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートネットフリックス(NFLX)359.93ドル109.1 ・米国のインターネットTVサービスを提供する会社で、18年3月末の加入者数は1億25百万人(米国が57百万人、海外が68百万人)に達しています。米国の主要企業の中では最も高い成長が期待されていると見られます。

・米国の大手メディアを上回る巨額の支出(今年は75〜80億ドルを予定)によって魅力的なコンテンツを生み、加入者を引きつけることに成功、世界のインターネットTV市場でリーダーの地位を確保しています。昨年来、四半期毎の加入者純増が市場予想を大きく上回る推移となっていることから、株価の上昇にはずみがついています。

・アナリストの目標株価平均値は332.97ドルで、現在値を7.5%下回ります。短期的には株価上昇に過熱感があると言えそうです。
買付チャートトリップアドバイザー A(TRIP)55.21ドル40.9 ・オンライン旅行コニュニティサイトを運営する米国企業です。旅行者の口コミ情報を提供し、ホテルやレストラン、観光名所などのランキング評価などを掲載し、主に広告収入を得ています。

・14年12月をピークに3年連続で減益となり、株価もピークの110ドルから17年には30ドル台まで下落しました。減益が続いた主因は販売費の増加で、売上高に対する比率は14年12月期の40.3%から17年12月期には54.6%まで上昇しました。同社サイトへのトラフィックを確保するために費用が嵩んでいました。

・一方、最近2四半期は販売費の売上高に対する比率が前年同期から低下して、EPSは市場予想を大幅に上回って株価の大幅反発につながっています。まだ収益モデルが安定しきっていないと見られるためリスクはありますが、業績回復の動向には注目できるでしょう。
買付チャートアライン テクノロジー(ALGN)333.09ドル70.1 ・透明で目立ちにくく、取り外し可能なマウスピース型の歯列矯正システムを提供している米国企業です。同社の「インビザライン・システム」は従来の歯列矯正(ブラケットとワイヤーによる治療)に比べて目立ちにくく、飲食や歯磨きのときに取り外しができることがメリットで、世界80ヵ国で約6万4,000名の歯科医によって提供されています。

・歯列矯正は先進国を中心に年間約1,000万人が治療を行っており、このうち比較的マイルドな不正咬合である500万人が同社システムの対象市場です。17年12月期の矯正装置出荷個数は93万個ですが、患者一人に対して治療ステージに応じて複数個が提供されるため、売上拡大の余地は大きいと見られます。

・1-3月期決算は、同社システムの普及による世界的な数量増により売上が前年同期比41%増、EPSが同38%増、市場予想に対してそれぞれ7%、20%上回る好調でした。
買付チャートチポトレ メキシカン グリル(CMG)438.62ドル50.8 ・ブリトー、タコス、ブリトーボウル(トルティーヤ無しのブリトー)などを提供するメキシコ料理のレストランチェーンです。15年12月に大規模な食中毒を起こしたことで、16年12月期に売上が急減して低調な業績となっていましたが、徐々に顧客の信頼を回復しているようです。

・18年1-3月期の業績は、売上が前年同期比7.4%増、EPSは同33%増、店舗レベルの営業利益率は19.5%と前年同期の17.7%から改善しています。既存店売上の伸びが前年同期比2.2%増と市場予想の同1.3%増を大きく上回ったことが株価を押し上げているようです。

・今期の予想純利益は、15年12月期の半分程度にとどまっていることから、依然として回復の余地は大きいと見られます。
買付チャートアドビ システムズ(ADBE)251.31ドル38.9 ・「Photoshop」「Illustrator」「PDF」などWEBページ作成に関わる様々なソフトウェアやサービスや、「Adobe Analytics」「Adobe Audience Manager」などマーケティング・分析関連のソフトウェアなどを展開している大手企業です。

・ジム・クレイマーは、「同社はデジタルメディアとマーケティングのソフトウェアの分野では抜きんでた会社だ。」「株価が動き始めたのは、事業をパッケージソフトの販売からクラウドベースに移行してからで、現在サブスクリプション収入の増加に拍車がかかっている。」

・直近の12-2月期決算は、売上は前年同期比24%増、調整後EPSは1.55ドルで市場予想を0.11ドル上回って好調でした。3-5月期の決算発表は、6/14(木)が予定されています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アドビシステムズは18年11月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
4(月)・ユーロ圏生産者物価指数(4月)
・米製造業受注(4月)
アップル開発者会議「WWDC」(8日まで)
パロアルトネットワークス
5(火)・ユーロ圏小売売上高(4月)
・米JOLT求人(4月)
・米ISM非製造業景況指数(5月)
 
6(水)・米貿易統計(4月)ソーアインダストリーズ、ブラウンフォーマン
7(木)・ユーロ圏実質GDP(1-3月期、確報値)
・日米首脳会談(ワシントン)
ブロードコム
8(金)・G7サミット(カナダ、シャルルボア)
・日本実質GDP(1-3月期、確報値)
・中国貿易統計(5月)
・米消費者信用残高(4月)
・米家計純資産変化(1-3月期)
 
9(土)・中国生産者・消費者物価指数(5月) 
11(月)・日本機械受注(4月) 
12(火)・米朝首脳会談(シンガポール)
・ドイツZEW調査(6月)
・NFIB中小企業楽観指数(5月)
・米消費者物価指数(5月)
・米月次財政収支(5月)
 
13(水)・ユーロ圏鉱工業生産(4月)
・米生産者物価指数(5月)
・FOMC政策金利
 
14(木)・日本鉱工業生産(4月)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(5月)
・ECB主要政策金利
・ユーロ圏小売売上高(5月)
アドビシステムズ
15(金)・ユーロ圏27ヵ国新車登録台数(5月)
・ユーロ圏消費者物価指数(5月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(6月)
・米鉱工業生産(5月)
・ミシガン大学消費者マインド(6月)
 

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は現地時間によります。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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