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2018-05-25 14:31:13

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  米国株はバリュエーションの割高感も解消!?

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米国株はバリュエーションの割高感も解消!?〜

2018/02/13
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、長期金利が高止まりしたことから、大幅続落となりました。しかし、株価調整によって、株価の上昇過熱感に加え、バリュエーションの割高感も解消したと見られます。今週も長期金利の動向には注意が必要ですが、押し目買い優位の展開が期待できそうです。

今回は先週に好決算を発表した銘柄から、エヌビディア(NVDA)スナップ A(SNAP)ツイッター(TWTR)フィリップ モリス インターナショナル(PM)を、今週決算発表予定のアプライド マテリアルズ(AMAT)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週決算発表したギリアド サイエンス(GILD)、ウォルト ディズニー(DIS)、BP ADR(BP)、 テスラ(TSLA)、グラクソ スミスクライン ADR(GSK)、エヌビディア(NVDA)、フィリップ モリス インターナショナル(PM)、ツイッター(TWTR)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
素材 2.1% -5.9% 2.7%
情報技術 1.4% -3.4% 1.4%
資本財・サービス 0.5% -6.8% 4.9%
金融 0.5% -4.2% 7.6%
S&P500 0.3% -4.7% 2.9%
一般消費財・サービス 0.1% -2.7% 10.7%
ヘルスケア -0.2% -4.6% 2.1%
公共事業 -0.3% -2.8% -11.8%
生活必需品 -0.4% -4.5% 0.0%
電気通信サービス -0.7% -2.4% 8.8%
エネルギー -2.7% -12.7% -2.8%
騰落率上位(1週) 騰落率
クアルコム 6.4%
ゼネラル・モーターズ(GM) 6.2%
DowDuPont Inc 5.9%
シスコシステムズ     4.7%
レイセオン 4.6%
騰落率下位(1週) 騰落率
シュルンベルジェ -6.3%
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) -6.2%
CVSヘルス -4.7%
コノコフィリップス -4.5%
オールステート -4.5%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。データは2/12(月)時点です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、10年国債利回りが2.8%台に反発して高止まりしたことから、2/5(月)に4.1%、2/8(木)に3.8%の急落となりました。2/8(木)には、米連邦債務上限の引き上げに伴う国債増発への懸念が注目され、また、イングランド銀行総裁のタカ派的発言も影響したと言われています。S&P500指数は週間で5.2%の下落となり、1/26(金)のピークからは8.8%下落、昨年末比では2.0%の下落となっています。

業種指数騰落率(2/12(月)時点のデータによります)では、再び物色動向が反転し、「景気敏感>ディフェンシブ」の傾向となっています。エネルギーはシェールオイルの増産見通しが嫌気された原油価格の反落を受けて、下落率が大きくなっています。

先週発表の経済指標では、1月の米ISM非製造業景況指数が市場予想の56.7を上回る59.9となりました。2/2(金)発表のISM製造業景況指数が59.1と高水準であったのと合わせ、企業の景況感が非常に強まっていることが判明しました。また、中国の貿易統計では、輸入が前年比36.9%増と市場予想の同4.5%増を大きく上回って、中国景気の好調を示唆しています。輸出は同11.1%増(予想は同10.9%増)でした。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、ブロードコム(AVGO)クアルコム(QCOM)に対する買収価格を82ドルに引き上げたこと、デートサイトの「Tinder」を運営するマッチ(MTCH)は、10-12月期の売上が予想を上回り、「Tinder」の新規加入者が54.4万人に達したことを受けて52週高値を更新したこと、Cboe グローバル マーケッツ(CBOE)は、同社が提供するVIX(S&P500指数のボラティリティインデックス)を参照する複数のVIXベア商品の取引停止による業績への影響が懸念されて株価が急落したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、引き続き米10年国債利回りの動向が焦点で、2/14(水)の1月米消費者物価指数への注目が高まりそうです(図表3)。市場予想では、前年比1.7%増へ12月の同1.8%増から低下が見込まれています。市場予想通りに低下すると、長期金利の上昇に対する市場の期待が一旦剥落する可能性があるでしょう。その場合は、株価の支援になると期待されます。

ピーク時には18.8倍まで上昇して割高と言われたS&P500指数の予想PERは2/9(金)時点で16.7倍まで低下しました。この水準は、中国経済への懸念の高まりで市場が低調となった16年1-3月以来の水準です。現在の世界経済、米国景気、米企業業績に照らし合わせると、割安と言える水準まで調整したと考えられます。短期的にはまだ変動性の高い状態が続きそうですが、ファンダメンタルズによる長期の投資家には買いのチャンスが到来したのではないでしょうか。

テクニカル的には、一目均衡表の「雲」を下に突き抜けてしまったため、今後は「雲」の下限が上値抵抗になると想定されます(図表1)。(1)「雲」は比較的厚く抵抗は大きそう、(2)これを短期的に超えるためには、何かファンダメンタルズの材料が必要、(3)そのような変化がなければ、2ヵ月程度は「雲」の下での推移となる、というのが基本的な解釈でしょう。ただ、「雲」の上限も上昇しているため、株価の反発を排除するものではないでしょう。

また、今回はジム・クレイマー氏がいまの相場について何を言っているかもご紹介いたします。2/9(金)のCNBC「マッド・マネー」の次週の「ゲーム・プラン」のコーナーで、「今週の株式市場の急落には、VIX(S&P500指数のボラティリティインデックス)の低下にベットするポジションが信じられないくらい大きくなっていたことが関係している。VIXが急上昇したことで(筆者注:2/6(火)の高値は50.3まで上昇、2/9(金)終値は29.06)、このポジションを強制的に解消させられたり、追加の証拠金を求められたりする中で、現物株を売却せざるを得ない投資家が出ている。だから、当面はVIXの動きに注意すべきだ。」としています。

今週の主要な経済指標として、2/14(水)に日本の10-12月期実質GDP(前期比年率1.0%増の予想)、ユーロ圏の10-12月期実質GDP(前年同期比2.7%増の予想)、米国の1月小売売上高(前月比0.2%増の予想)、2/16(金)に米国の1月住宅着工・許可件数(着工件数は前月比3.6%増、許可件数は同0.0%増の予想)が予定されています。

主要企業の決算発表では、ペプシコ、アプライドマテリアルズ、シスコシステムズ、コカコーラなどが予定されています。

今週の5銘柄

今回は先週に好決算を発表した銘柄から、ゲームとデータセンター向けが牽引して再び市場予想を大幅に上回ったエヌビディア(NVDA)、上場後初めて市場予想を上回る決算を発表したスナップ A(SNAP)、GAAPベースの純利益が初めて黒字を達成したツイッター(TWTR)、減少が当たり前であった出荷本数が前年同期比プラスに転じたフィリップ モリス インターナショナル(PM)、今週決算発表予定で半導体株の物色動向に大きな影響を与えると見込まれるアプライド マテリアルズ(AMAT)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表3:米長期金利はFOMCのFFレート長期見通しの2.75%を超えた

注:最後のデータは2/12(月)です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(2/11)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートエヌビディア(NVDA)228.03ドル32.9 ・「PUBG」というバトルロワイヤルゲームの世界的ヒットによりゲーム向けGPUが拡大して市場予想を大きく上回る好決算となりました。ただ、先行きの予想が難しいゲーム向けが牽引しているため、PERには低下圧力が働きやすく、EPSの上方修正ほどには株価は上がらないと考えられます。一方、中長期では、人工知能で「インファレンス」用途が成長フロンティアとして期待でき、また、自動運転用コンピュータでは提携先が5割増と順調に拡大していることが確認されました。

・10-12月期決算について詳しくは、本レポートの「主要企業の決算概要」をご参照ください。
買付チャートスナップ A(SNAP)18.63ドル-・2/6(火)に発表の10-12月期売上は、収益化が予想以上に進展したことで年同期比72%増と7-9月期の同62%増から拡大、市場予想を13%と大幅に上回りました。調整後EPSは、前年同期の0.19ドルから0.13ドルへ赤字が縮小、市場予想の0.16ドル赤字も上回りました。調整後EBITDA(利払い、償却、税金前利益)は156百万ドルの赤字で186百万ドルの赤字の市場予想を上回りました。

・デイリー・アクティブ・ユーザー数は187百万人で7-9月期比5%増、前年同期比18%増と順調に伸び、また、ユーザー当たり収入は1.53ドルで前年同期比46%増で、7-9月期の39%増から大幅に加速しました。同社は7-9月期に広告出稿の方法をオークション方式に変え、また、使いにくいとのユーザーの声を受けてアプリケーションのデザインを変更していました。このような変更は短期的には不安定要因になると懸念されていましたが、いずれも改善に貢献したようです。

・17年2月の上場以来、低調な四半期決算が続いて同社に対する期待は低下してきましたが、今回の決算でかなり見直されました。7-9月期には中国のテンセントが12%の大株主に浮上しており、中国での展開も期待できるでしょう。18年12月期のコンセンサスEPSは0.61ドルの赤字、アナリストの目標株価平均は15.79ドルです。
買付チャートツイッター(TWTR)30.95ドル55.3 ・「ツイッター」を多用するトランプ大統領になってから、メディアに取り上げられる機会が増えてオーディエンスも増え、業績の流れが変わってきました。10-12月期にはGAAPベースで初の最終黒字に転換して改善の動きが続いています。

・10-12月期決算について詳しくは、本レポートの「主要企業の決算概要」をご参照ください。
買付チャートフィリップ モリス インターナショナル(PM)102.40ドル19.1 ・たばこ産業は、これまで出荷本数が減少するのが当たり前でしたが、同社の10-12月期決算では、加熱式たばこが前年同期比4.3倍増となったことが牽引して、紙巻たばこと加熱式たばこの合計出荷本数は前年同期比3.8%増に転じました。加熱式たばこがゲームチェンジャーになるとのシナリオが実現しつつあることに注目できるでしょう。

・10-12月期決算について詳しくは、本レポートの「主要企業の決算概要」をご参照ください。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT)49.50ドル12.2 ・2/14(水)に11-1月期決算を発表する予定です。同社の決算動向と同社が半導体市場について何を言うか、それに対して市場がどう反応するかは、今後の半導体株相場を決定付ける要因として要注目です。

・11/16(木)に発表した11-1月期ガイダンスは、売上が40〜42億ドルで中央値は前年同期比25%増相当、調整後EPSは0.94〜1.02ドルで中央値は同46%増相当で、8-10月期の売上が前年同期比20%増、EPSが同41%増となったのに対して加速が見込まれています。

・半導体製造装置では、露光装置トップのASMLが楽観的な市場見通しを表明しており、同社も強気の見通しが期待できるでしょう。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。エヌビディアは19年1月期、アプライドマテリアルズは18年10月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
ギリアド サイエンス(GILD) 売上(億ドル) 59.5 -19% 4% -13%
2/6、2/7、82.76ドル、+3.0% EPS(ドル) 1.78 -34% 6% -17%

【市場予想を上回る増収・増益】

  • 10-12月期は、引き続きC型肝炎治療薬の減少により大幅な減収減益ながら、市場予想は上回りました。18年12月期の売上ガイダンスは前年比22%減〜18%減に相当する200〜210億ドルで、市場予想の218億ドルを下回りました。ただ、同社はかなり控え目の売上予想を出して四半期が進むに連れて上方修正していくのが通例です。年内に280億ドルの海外利益の還流を計画しており、18年1-3月期の四半期配当を0.57ドルへ10%引き上げています。
  • 10-12月期の分野別売上はC型肝炎治療薬売上が15.0億ドルで前年同期比54%減、HIV治療薬などが37.2億ドルで同10%増でした。17年12月期では、C型肝炎治療薬が91.4億ドルで前年比38%減、HIV治療薬などが142.0億ドルで同10%増でした。HIV治療薬は、TAF配合の「Genvoya」「Odefsey」「Descovy」などが売上を牽引しています。
  • 今年の注目は、昨年買収したカイト社のB細胞リンパ腫治療薬「Yescarta」がどの程度の貢献になるかになります。18年12月の予想EPSは6.58ドル、アナリストの目標株価平均は、87.84ドルです。
ウォルト ディズニー(DIS) 売上(億ドル) 154 4% -1% -3%
2/6、2/7、104.75ドル、-1.3% EPS(ドル) 1.89 22% 17% -3%

【業績モメンタムは7-9月期から回復】

  • 10-12月期は、売上・EPSとも7-9月期からモメンタムが回復しました。セグメント利益も7-9月期の前年同期比11%減から同1%増へ改善しています。ただ、改善は利益の変動性が大きい映画事業が主因のため、市場での評価は高くなりにくいと考えられます。上表のEPSは税制改革による一時要因の影響を除いたものです。
  • 部門利益は、メディア・ネットワークが前年同期比12%減(7-9月期も同12%減)、パーク&リゾートが同21%増(同7%増)、スタジオ・エンタテイメントが同2%減(同43%減)、コンシューマー・プロダクツ&インタラクティブ・メディアが同4%減(同12%減)でした。主力のメディア・ネットワークは、ケーブルテレビ事業の利益が同1%増でした。ディズニーチャンネルなどによる増加をスポーツチャンネルの「ESPN」が保有するテクノロジー企業BAMTechの損失拡大が相殺しています。
  • 今年はインターネットTVの立ち上げが注目されます。18年9月期のコンセンサス予想EPSは7.10ドル、アナリストの目標株価平均は121.30ドルです。
BP(BP) 売上(億ドル) 678 33% 19% 28%
2/6、2/6、40.57ドル、+2.0% EPS(ドル) 0.11 404% 11% 90%

【市場予想を大幅に上回る好決算】

  • 10-12月期は、原油価格の回復、原油生産量の増加に加えて下流部門の利益も強く、大幅な増収増益かつ売上・EPSとも市場予想を大幅に上回りました。基調純利益(一過性の費用などを除いた利益)は21.1億ドルと、16年10-12月期の4.0億ドルから5.3倍で、7-9月期の18.7億ドルからも増加しています。
  • 税前利益に対する主要部門の貢献は、原油生産部門が19.3億ドル(前年同期は6.9億ドルの赤字)、石油精製部門が17.7億ドル(同9.0億ドル)、持ち分のあるロスネフチが3.2億ドル(同1.6億ドル)です。石油換算生産量は、オーストラリア、トリニダード・トバゴ、オマーンのプロジェクトが順調で前年同期比14%伸びています。18年の生産量も増加が見込まれています。
  • 四半期配当は前四半期と同じく、1株当たり0.1ドル(1ADS当たり0.6ドル)が維持されました。生産量が拡大していることで、エクソンモービルなど、他の原油生産大手を上回る業績推移となっています。株価も過去6ヵ月で10.4%上昇、エクソンモービルの2.3%下落を大きく上回っています。
テスラ モーターズ(TSLA) 売上(億ドル) 32.9 44% 0% 30%
2/7、2/8、315.23ドル、-8.6% EPS(ドル) -3.00 赤字拡大 赤字小 赤字転換

【「モデル3」の増産に苦戦している】

  • 10-12月期のEPSは、前年同期の0.69ドルの赤字にから3.00ドルの赤字に拡大しましたが、3.20ドルの赤字の市場予想は上回りました。納入台数は、「モデルS」と「モデルX」が28,425台、「モデル3」が1,542台で、合計29,967台でした。
  • 部門別には、自動車部門の売上が前年同期比36%増、調整後の粗利率は13.8%で7-9月期の18.7%から低下しています。「モデル3」の生産が想定に達せず、会社の計画も下回ったとしています。注目の「モデル3」の増産については、1-3月期末に週2,500台、4-6月期末に週5,000台の目標を維持するとしています。エネルギー生産・貯蔵部門の売上は季節性により、7-9月期からは6%減、前年同期比では2.1倍でした。
  • 同社は電気自動車で先行するものの、大手自動車メーカーが次々と参入を表明する中で、競争激化が懸念されます。18年12月期の予想EPSは5.59ドルの赤字、19年12月期は3.14ドルの黒字が予想されています。
グラクソ スミスクライン ADR(GSK) 売上(億ポンド) 76.4 1% 2% 12%
2/7、2/7、36.03ドル、+0.4% EPS(ポンド) 0.27 4% 5% 11%

【業績は「Advair」のジェネリック薬の認可に左右される】

  • 上記決算は英ポンド建のためポンド相場が前年同期比では上昇している影響を受けています。為替の変動による影響を除いたベースでは、売上が前年同期比4%増(7-9月期は3%増)、コアEPSは同11%増(7-9月期は2%増)でした。同じベースによる部門の売上と営業利益は、医療用医薬品部門が前年同期比3%増収、同4%減益、ワクチン部門は同9%増収、同3%減益、コンシューマーヘルスケア(大衆薬)部門が同4%増収、同12%増益です。
  • 医療用医薬品部門の売上は、最大領域の呼吸器分野が前年同期比2%増、HIV治療薬が欧米での「Triumeq」 や「Tivicay」の貢献で 17%増となって、エスタブリッシュ医薬品の落ち込みをカバーしています。開発中の新薬にかかる支出増で研究開発投資が同24%増えて、部門の営業利益は減益となっています。
  • 18年の業績ガイダンスは、米国で「Advair」に競合するジェネリック薬によって場合分けしています。競合薬が出ない場合、調整後EPSは前年比4〜7%増、年央までに競合が出る場合は売上に7.5億ポンドの影響が出て、調整後EPSは前年比0〜3%減となる見込みとしています。
エヌビディア(NVDA) 売上(億ドル) 29.1 34% 9% 32%
2/8、2/9、232.08ドル、+6.7% EPS(ドル) 1.72 52% 34% 41%

【ゲーム向けとデータセンター向けが伸びを牽引して好調】

  • 11-1月期は売上・EPSとも市場予想を大幅に上回り、かつ、2-4月期売上ガイダンスも28.4〜29.6億ドル(前年同期比46〜53%増)と、24.7億ドルの市場予想を中央値で17%上回って、好調な決算でした。
  • 分野別の売上は、ゲームが17.4億ドルで前年同期比29%増(8-10月期は同25%増)、プロ向け画像処理PCが2.5億ドルで同13%増(同15%増)、データセンターが6.1億ドルで同2.0倍(同2.1倍)、自動車が1.3億ドルで同3%増(同13%増)、OEM・IPが1.9億ドルで同2%増(同3%増)でした。
  • ゲーム向けは「PUBG」というバトルロワイヤルゲームの世界的ヒットが市場拡大を牽引しています。グラフィックカードの流通在庫が通常よりも低くなっており、2-4月期に補充を計画しているようです。また、ゲームの世界最大市場は中国で春節の影響も大きい模様で、2-4月期の全社売上がクリスマス商戦を含む11-1月期と同等に想定されているのは、これらが主因と見られます。仮想通貨のマイニング向けについては、「売上に占める比率は8-10月期よりも上昇したと推定しており、会社の想定を上回った」「2-4月期は11-1月期比横ばいとガイダンスに織り込んでいる」とコメントしました。
  • データセンター向けは、新アーキテクチャ「Volta」による新製品「Tesla V100 GPU」が貢献しています。人工知能の「トレーニング(学習)」向けでは既にシェアが高く、今後は「インファレンス(推論)」向けが新しい事業機会になるとしています。自動運転向けでは、「同社のプラットフォームで開発している企業・研究機関が320社で前年比50%増になっている」、「売上への貢献は20年から始まり、大きく伸びるのは22年からと想定している」とコメントしています。
  • 19年1月期のコンセンサス予想EPSは6.93ドル、アナリストの目標株価平均は249.48です。業績は引き続き市場予想を上回って推移していますが、足もとの売上を主に牽引しているのはゲーム向けのため、PERは上昇しにくいかもしれません。
フィリップ モリス インターナショナル(PM) 売上(億ドル) 82.9 19% 1% 7%
2/8、2/8、100.39ドル、+1.5% EPS(ドル) 1.31 19% -3% 2%

【紙巻たばこと加熱式たばこの合計で出荷数量はプラスに転換】

  • 3四半期連続で市場予想を大きく下回ってきましたが、10-12月期決算は概ね市場予想並が確保されました。出荷数量の増加に値上げ効果が加わり、売上・EPSとも前年同期比19%増でした。紙巻たばこと加熱式たばこの出荷本数は前年同期比3.8%増で、紙巻たばこは同2.1%減となったものの、加熱式たばこが同4.3倍となったことが牽引しています。加熱式たばこの売上比率は7.4%まで高まり、うち6.6%ポイントをアジア(主に日本)が占めています。
  • 17年12月期の業績は、売上が前年比8%増、調整後営業利益が同6%増、調整後EPSは4.93ドルで同10%増でした。紙巻たばこと加熱製品の出荷は同2.7%減で、世界シェア(米国と中国を除く)は0.1%ポイント低下の28.0%でした。18年12月期のガイダンスは、売上が為替の影響を除いて前年比8%増、調整後EPSが前年比5〜9%増の5.20〜5.35ドルとしています。
  • 出荷数量がプラスに転換してきたことで、加熱式たばこによる成長シナリオの確度が増したと考えられ、注目できるでしょう。18年12月期の予想EPSは5.32ドル、予想配当額は4.36ドル、アナリストの目標株価平均は119.20ドルです。
ツイッター(TWTR) 売上(億ドル) 7.31 2% 7% -4%
2/8、2/8、30.18ドル、+12.2% EPS(ドル) 0.19 19% 36% -23%

【10-12月期はGAAPベースで初の黒字転換】

  • 10-12月期は、減少が続いていた売上が前年同期比プラスに転換、調整後EBITDA(利払い、償却、税金前利益)がガイダンスの2.2〜2.4億ドルを大幅に上回る3.1億ドル(前年同期比43%増)に改善、GAAPベースの純利益も初めて91百万ドルの黒字となりました。GAAPベースの純利益と調整後純利益は、従業員に支払う株式報酬を含めるかどうかが主な違いで、株式報酬を費用に含めた上でも黒字になったことを意味します。
  • 月間アクティブユーザー数は3.30億人で前年同期比4%増、デイリーアクティブユーザー数(実数は開示されていません)は同12%増でした。18年1-3月期の調整後EBITDAは1.85〜2.05億ドル(前年同期は1.70億ドル)としました。
  • 「ツイッター」を多用するトランプ大統領になってから、同社業績の流れが変わってきました。引き続き注目できるでしょう。18年12月期の予想EPSは0.56ドル、アナリストの目標株価平均は27.13ドルです。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
12(月)・米月次財政収支(1月)ロウズ
13(火)・日本工作機械受注(1月)
・米NFIB中小企業楽観指数(1月)
アンダーアーマー、ペプシコ、FMC
14(水)・日本実質GDP(10-12月期)
・ユーロ圏実質GDP(10-12月期)

・ユーロ圏鉱工業生産(12月)
・米小売売上高(1月)
・米消費者物価指数(1月)
アプライドマテリアルズ、シスコシステムズ
マリオットインターナショナル、メットライフ
15(木)・日本鉱工業生産(12月)
・EU27ヵ国新車登録台数(1月)
・米鉱工業生産(1月)
・米生産者物価指数(1月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(2月)
・NAHB住宅市場指数(2月)
16(金)・米住宅着工・許可件数(1月)
・ミシガン大学消費者マインド(2月)
コカコーラ、クラフトハインツ
19(月)・日本貿易統計(1月)モザイク
20(火)・ドイツZEW調査現状指数(2月)
・ユーロ圏消費者信頼感(2月)
ウォルマート、ホームデポ
21(水)・米中古住宅販売件数(1月)
・FOMC議事要旨(1月31日分)
サザン
22(木)・ドイツIFO企業景況感指数(2月)ニューモントマイニング、HP
23(金)・ドイツ実質GDP(10-12月期)
・ユーロ圏消費者物価指数(1月)
インテュイット

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。EはBloombergによる予想を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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