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2017-11-18 06:10:55

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜フラッシュ 〜決算速報:エヌビディア、ウォルトディズニー、スナップ、フェラーリほか〜

2017/11/10
投資調査部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、先週・今週に四半期決算を発表した、スナップ A(SNAP)タペストリー(TPR)エヌビディア(NVDA)ウォルトディズニー(DIS)フェラーリ(RACE)の決算速報です。

エヌビディアは、再び市場予想を大幅に上回る好決算でした。

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
スナップ(SNAP) 売上(億ドル) 2.07 62% -12% -
11/7、11/8、12.91ドル、-14.6% EPS(ドル) -0.14 赤字拡大 赤字小 -

【広告出稿方法の変更、アプリデザインの変更で業績見通しの不安定が続く】

  • 7-9月期の売上は、前年同期比62%増と拡大したものの、市場予想には12%ショートしました。調整後EPSは、前年同期の0.13ドルから0.14ドルへ赤字が拡大、市場予想の0.15ドル赤字は上回っています。デイリー・アクティブ・ユーザー数は178百万人で前年同期比17%増(4-6月期は同21%増)、ユーザー当たり収入は1.17ドルで前年同期比39%増でした。
  • 売上が市場予想を大きく下回ったのは、スナップへの広告出稿の多くをプログラムによるオークションに変えて広告単価が低下したことが主因です。オークションに変えることで、広告主にとってはセルフサービスになるため、将来の広告主の拡大には対応しやすくなりますが、業績にはネガティブに効きました。また、「スナップは使いにくい」とのユーザーの声を受けて、アプリケーションのデザインを変えるとしています。ユーザーの混乱を招く可能性があり、ユーザー数の成長に対して少なくとも短期的にはリスクになりそうです。このようなリスク要因を受けて株価は大きく下落したと見られます。
  • 17年10-12月期のコンセンサス予想は、売上が257百万ドルで前年同期比55%増、EPSは0.16ドルの赤字が見込まれています。尚、11/8(水)に公表された四半期報告書「10-Q」で、中国のインターネット大手テンセントが12%を保有する大株主に浮上していることが明らかになっています。決算を受けて多くのアナリストが弱気に傾いていますが、テンセントはまだ会社の将来を信じているようです。
タペストリー(TPR) 売上(億ドル) 12.9 24% -1% -2%
11/7、11/7、41.93ドル、+1.1% EPS(ドル) 0.42 -7% 17% 11%

【一時要因が重なったとは言え、「コーチ」の既存店売上減が心配】

  • 社名変更した旧コーチです。7-9月期決算は、「ケートスペード」の買収効果(7/11以降)で売上は前年同期比24%増でした。調整後営業利益は会社ガイダンスに沿う前年同期比4%減、売上高営業利益率は、前年同期の17.0%から13.1%に低下しています。一方、買収関連など一時費用を含むGAAPベースの営業利益は22百万ドルの赤字に転落しています。
  • 「コーチ」の既存店売上は前年同期比2%減で、4-6月期は実質ベースで同5%増であったため、大幅な悪化となっています。中国の中秋節が10月にずれ込んだことに加え、在庫の商品ミックスがネガティブに効いたほか、北米のハリケーンやアジアの台風の影響も受けたと説明されています。「ケートスペード」の売上は戦略的に卸売を減らしているため前年同期比9%減となった一方、「スチュアートワイツマン」の売上は、同10%増と好調でした。
  • 10-12月期については、「コーチ」は商品力と差別化された店舗体験により既存店売上のプラス成長が期待できる、「スチュアートワイツマン」は新デザイナーの新作に期待している、一方、「ケートスペード」は19年度の成長に向けて事業の再構築を続けるとしています。18年6月期のガイダンスは、「コーチ」の売上不振は一時的と判断して、従来分が維持されました。売上はケートスペードが12億ドル強の貢献となって前年比30%増の58-59億ドル、営業利益は22-25%増、EPSは前年比10-12%増の2.35-2.40ドルとしています。
エヌビディア(NVDA) 売上(億ドル) 26.4 32% 12% 56%
11/9、11/9時間外、211.67ドル、+3.1% EPS(ドル) 1.33 41% 23% 91%

【伸び率が落ちていたデータセンター向けが回復、ゲーム向けも好調】

  • 5-7月期決算は売上・EPSとも市場予想を大幅に上回り、かつ、11-1月期売上ガイダンスも26〜27億ドル(前年同期比20%〜24%増)で、24.4億ドルの市場予想を中央値で9%上回って、再び好調な決算でした。
  • 分野別の売上は、ゲームが15.6億ドルで前年同期比25%増(5-7月期は同52%増)、プロ向け画像処理PCが2.4億ドルで同15%増(同10%増)、データセンターが5.0億ドルで同2.1倍(同2.8倍)、自動車が1.4億ドルで同13%増(同19%増)、OEM・IPが1.9億ドルで同3%増(同54%増)でした。
  • 人工知能で注目のデータセンター向けは前四半期比の伸び率が5-7月期には2%増まで低下していましたが、8-10月期は同20%増に回復しています。5-7月期には新アーキテクチャ「Volta」による新製品投入に伴う買い控えが起きていたようです。期中にアリババ、テンセントなど中国のインターネット大手が揃ってデータセンターでエヌビディアのGPUを採用するとの発表があり、今後の伸びが期待されます。また、市場の先行きが読みにくいゲーム向けも、「GeForce」の新製品投入とゲームタイトルの充実から好調を想定しているようです。
  • 同社の成長に対してキーになる市場の堅調が確認され、ポジティブな決算とみられます。ただ、決算発表直後の19年1月期予想EPSは4.65ドルに対して予想PERは45倍ですので、株価評価が進んだ状態ではあるでしょう。
ウォルトディズニー(DIS) 売上(億ドル) 128 -3% -4% 0%
11/9、11/9時間外、103.50ドル、+0.8% EPS(ドル) 1.07 -3% -6% -2%

【7-9月期は減収減益で市場予想も下回って低調】

  • 7-9月期の部門利益は、メディア・ネットワークが前年同期比12%減、パーク&リゾートが同7%増、スタジオ・エンタテイメントが同43%減、コンシューマー・プロダクツ&インタラクティブ・メディアが同12%減でした。利益の52%を占めるメディア・ネットワークスの減益が効いて、部門利益全体は同11%減と低調でした。売上が市場予想を大きく下回ったのは、メディア・ネットワーク部門とスタジオ・エンタテイメント部門が下ブレたようです。
  • 主力のメディア・ネットワークは、ケーブルテレビ事業の利益が前年同期比1%減の一方、ブロードキャスティング事業が広告収入の減少を受けて同15%減でした。これまでケーブル事業の業績の足を引っ張ってきたスポーツ専門チャンネル「ESPN」は、加入料金の引き上げによって前年同期並みを確保したとしています。
  • ウォルトディズニーは独自のインターネットTVチャンネルを立ち上げる計画を表明しており、来年に向けて収益構造が大きく変化する見通しで、業績は不安定な状況が続くと見込まれます。
フェラーリ(RACE) 売上(億ユーロ) 8.36 7% 1% 13%
11/2、11/2、117.11ドル、-2.4% EPS(ユーロ) 0.74 25% 9% 31%

【堅調決算で、通期の売上・利益見通しを引き上げ】

  • 7-9月期は売上・EPSとも市場予想を上回りました。自動車出荷台数は2,046台で前年同期比3%増ですが、高額車の販売増などで「車および部品」の売上は13%増えています。「エンジン」の売上はフォーミュラ・ワンレース向けのレンタル契約の停止およびマセラティ向けが生産スケジュールの変化で若干の減少となり、前年同期比10%減となりました。
  • 自動車の地域別出荷台数は、欧州・中東・アフリカが前年同期比5%増(4-6月期は同5%増)、米州5%増(同3%増)、中華圏16%減(同13%減)、中華圏を除くアジア太平洋7%増(同21%増)、でした。中華圏のマイナスは、香港の販社を切り替えた影響が出ています。17年12月期のガイダンスは、出荷台数が約8,400台(16年12月期は8,014台)、売上が34億ユーロ以上(同31億ユーロ)、調整後EBITDAが10億ユーロ以上(同8.8億ユーロ)で、売上は33億ユーロ、EBITDAは9.5億ユーロから引き上げられました。
  • 18年12月期の予想EPSは2.98ユーロ、1.1642ドル/ユーロの換算で3.47ドルです。11/9(木)終値の109.44ドルに対して予想PERは31.5倍と計算できます。このところの株価下落で、妥当なレベルまで調整が進んだとみられます。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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