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アメリカNOW! フラッシュ 〜決算速報:フェイスブック、テスラ、ファイザー、クアルコムほか〜

2017/11/02
投資調査部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、10/31(火)と11/1(水)に7-9月期決算を発表した、ファイザー(PFE)BP ADR(BP)テスラ(TSLA)フェイスブック (FB)クアルコム(QCOM)の決算速報です。

テスラのEPSは市場予想を上回る赤字でしたが、それ以外は市場予想を上回る決算でした。

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
ファイザー(PFE) 売上(億ドル) 132 1% 0% -2%
10/31、10/31、35.06ドル、-0.3% EPS(ドル) 0.67 10% 4% 5%

【7-9月期のオーガニック成長率は再び改善】

  • 7-9月期のオーガニック成長率(事業買収や売却および為替の影響を除いた成長率)は前年同期比4%増と、4-6月期の同2%増から再び改善しています。ホスピラの注射器事業の売却の影響が2%ポイント、為替による目減りが若干あって、売上は前年同期比1%増、調整後純利益は同8%増でした。乳がん治療薬の「イブランス」、血栓塞栓症治療薬「エリキュース」、関節リウマチ治療薬の「ゼルヤンツ」などが売上を牽引しています。
  • 17年の業績ガイダンスは、売上は524〜531億ドル(前年比1%減〜1%増)とレンジを狭め、EPSは2.54-2.60ドルから2.58〜2.62ドル(前年比6%増〜8%増)へ若干引き上げられました。CEOはリリースで、「新薬のパイプラインは強力で、今後5年間で25-30個の新薬承認、うち15個はブロックバスター(年商10億ドルを超える新薬)の可能性があり、さらにその半分は20年までに承認される見込みだ。」としています。
  • 18年12月期の予想EPSは2.75ドル、予想配当は1.36ドル、10/31(火)終値35.06ドルに対して、予想PERは12.7倍、予想配当利回りは3.9%です。オーガニック成長率が改善しているため、株価には割安感が出てきているとみられます。年初来の株価は、6.2%上昇で、S&P500指数の14.1%を下回っています。
BP ADR(BP) 売上(億ドル) 600 28% 21% 22%
10/31、10/31、40.67ドル、+2.7% EPS(ドル) 0.09 90% 18% -10%

【市場予想を大幅に上回る好決算】

  • 7-9月期は、原油価格の回復に加えて原油生産量が順調に増加したことから、大幅な増収増益で売上・EPSとも市場予想を大幅に上回りました。基調純利益(一過性の費用などを除いた利益)は、18.7億ドルと、16年7-9月期の9.3億ドルから倍増となっています。
  • 税前利益に対する主要部門の貢献は、原油生産部門が15.6億ドル(前年同期は2.2億ドルの赤字)、石油精製部門が23.4億ドル(同14.3億ドル)、持ち分のあるロスネフチが1.4億ドル(同1.2億ドル)です。原油換算生産量は、オーストラリア、トリニダード・トバゴ、オマーンのプロジェクトが順調で前年同期比14%伸び、4-6月期の同10%増からも加速しています。
  • 四半期配当は前四半期と同じく、1株当たり0.1ドル(1ADS当たり0.6ドル)が維持されました。営業キャッシュフロー60億ドルに対して、投資に係るキャッシュフロー39.1億ドル、配当支払額16.8億ドルともカバーされています。経営陣は自社株買いを提唱し「自社株買いは、原油流出事故と原油価格低迷の逆風を乗り越え、正常な状態に戻ったことを示している。」と述べています。
テスラ モーターズ(TSLA) 売上(億ドル) 29.9 30% 2% 79%
11/1、11/1時間外、304.90ドル、-5.0% EPS(ドル) -2.92 赤字転換 赤字大 赤字縮小

【「モデル3」生産計画を後ろ倒し】

  • 7-9月期のEPSは、2.27ドルの赤字予想に対して2.92ドルと市場予想を上回る赤字となりました。「モデル3」の生産開始に伴うコスト増が見込まれていましたが、利益の悪化は市場予想以上となりました。現金燃焼(フリーキャッシュフローの赤字幅)は、過去最高の14.2億ドルに達しています。
  • 部門別には、自動車部門の売上が前年同期比10%増で、エネルギー生産・貯蔵部門が買収効果で14倍となって全体の売上を押し上げています。注目の「モデル3」の生産は、既に10月初めに計画を下回っていることが明らかになっていました。車体の生産ラインの一部に加え、「ギガファクトリー」での電池パックの組立も生産上のボトルネックになっているとしています。ボトルネックは解消しつつあるものの、これまで17年末としていた週当たり5,000台の生産体制への移行は、18年1-3月期に後ろ倒しするとしています。7-9月期の「モデル3」の納車は222台にとどまりました。
  • 同社は電気自動車で先行するものの、大手自動車メーカーが次々と参入を表明する中で、競争激化が懸念されます。18年12月期の予想EPSは1.74ドルの赤字、19年12月期は5.88ドルの黒字が見込まれています。
フェイスブック(FB) 売上(億ドル) 103.3 47% 5% 45%
11/1、11/1時間外、179.30ドル、-1.8% EPS(ドル) 1.59 94% 24% 86%

【売上・EPSとも市場予想を大幅に上回った 】

  • 7-9月期業績は4-6月期に続いて市場予想を大きく上回りました。広告の平均価格は前年同期比35%増(4-6月期は同24%増)、広告の閲覧数は同10%増(同19%増)と、広告メディアとしての価値が認められたことによる単価の上昇が売上を牽引しています。広告を出稿する顧客は、「フェイスブック」で6百万、「インスタグラム」で2百万超に達したとしています。
  • 月間アクティブユーザー数は20.7億人で前年同期比16%増(4-6月期は同17%増)、デイリーアクティブユーザー数は13.7億人で前年同期比16%増(4-6月期は同17%増)、ユーザー当たり平均収入は5.07ドルで前年同期比26%増(4-6月期は24%増)と順調な拡大でした。
  • ザッカーバーグCEOは同社の事業が引き続き好調とする一方、「Facebook」が米国の分断に利用されたとの謝罪を踏まえ、「我々は当社プラットフォームの悪用防止に本気だ。セキュリティに多くの投資を行っており、これは収益性に影響するだろう。コミュニティを守るのは、利益の最大化よりも重要だ。」としています。同社は今週、セキュリティ担当スタッフを2018年末までに2万人に倍増させる計画を明らかにしています(17年9月末の従業員は23,165名)。18年12月期の予想EPSは、7.17ドルです。
クアルコム(QCOM) 売上(億ドル) 59.6 -3% 3% -12%
11/1、11/1時間外、53.80ドル、+0.6% EPS(ドル) 0.92 -28% 12% -28%

【減収減益ながら、市場予想は上回った】

  • 7-9月期業績は、減収減益ながら、市場予想を上回りました。4-6月期との比較では、売上が12%増、EPSは11%増と改善の形です。10-12月期のガイダンスは、売上が55〜63億ドル(前年同期比8%減〜同5%増)、調整後EPSが0.85〜0.95ドル(前年同期比20%減〜同29%減)で、中央値は市場予想のそれぞれ59億ドル、0.90ドルに一致しました。
  • 部門別には、スマホ向け通信モデムの需要が好調で半導体チップの「QCT」部門が売上46.5億ドル(前年同期比13%増)、税前利益が9.7億ドル(同42%増)となる一方、ロイヤルティ収入の「QTL」部門が売上12.1億ドル(同36%減)、税前利益が8.3億ドル(同48%減)でした。尚、7-9月期の実績および10-12月期のガイダンスには、係争中のロイヤルティ支払は含めていないとしています。
  • ロイヤルティ支払の係争を複数抱えて安定感は欠くものの、大勢として営業利益は4-6月期に10.4億ドルで底入れして、7-9月期実績の13.0億ドル、10-12月期コンセンサス予想の15.1億ドルへ改善が見込まれています。NXPセミコンダクターの買収については、17年末までの完了を目指して動いているものの、18年1-3月期にずれ込む可能性もあるとしました。18年9月期の予想EPSは、3.49ドルです。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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