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2019-06-27 18:17:51

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  世界同時景気回復の恩恵を受けるのはコレ!?

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜世界同時景気回復の恩恵を受けるのはコレ!?〜

2017/10/30
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、週の前半は長期金利の上昇が重石となりましたが、資本財・テクノロジー企業の好調な決算と予想を上回った7-9月期GDPを受けて再び史上最高値を更新しました。今週は、7-9月期決算発表、FOMCや雇用統計など重要な経済イベント、FRB議長人事、トランプ大統領のアジア歴訪出発など材料が目白押しです。

今回は先週良好な決算を発表した、スリーエム(MMM)キャタピラー(CAT)ビザ(V)マイクロソフト(MSFT)インテル(INTC)を、今週の5銘柄としてご紹介いたします。

主要企業の決算概要:先週7-9月期決算を発表したアマゾン ドットコム(AMZN)、アルファベット A(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、ギリアド サイエンス(GILD)、ツイッター(TWTR)、アルトリア グループ(MO)、エクソン モービル(XOM)、 シェブロン(CVX)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
情報技術 2.9% 6.8% 10.3%
一般消費財・サービス 1.1% 2.5% 1.1%
素材 0.7% 4.0% 7.5%
金融 0.6% 3.6% 7.5%
公共事業 0.3% 3.8% 3.8%
S&P500 0.2% 2.4% 4.4%
エネルギー -0.6% -1.4% 2.3%
資本財・サービス -1.2% 1.3% 4.9%
生活必需品 -1.5% -1.5% -4.0%
ヘルスケア -2.1% 0.4% 2.8%
電気通信サービス -3.2% -7.7% -7.0%
騰落率上位(1週) 騰落率
アマゾン・ドット・コム 12.0%
インテル 9.8%
マイクロソフト 6.3%
3M 6.1%
ナイキ 5.5%
騰落率下位(1週) 騰落率
セルジーン -19.1%
ゼネラル・エレクトリック(GE) -12.8%
CVSヘルス -9.8%
バイオジェン -9.0%
Charter Communications Inc -8.8%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、週の前半は2.4%を超えた米長期金利の上昇が重石となって10/25(水)には前週末比1.2%安を付ける場面もありましたが、10/26(木)に発表されたアルファベット、アマゾン、インテル、マイクロソフトなどの7-9月期決算が好感されたほか、10/27(金)の7-9月期実質GDPが予想を上回る前期比年率3.0%増となったことを受けて、再び最高値を更新しました。S&P500指数は週間で0.2%の上昇で、7週連続の上昇となっています。

業種の物色動向としては、好決算を受けてテクノロジー大手が上昇したことから、週間の上昇トップは+2.9%の情報技術でした。過去3ヵ月では、情報技術、素材、金融などの上昇率が高く、景気敏感セクターが優位のトレンドが出ていると言えそうです。7-9月期決算は、10/27(金)時点でS&P500指数採用企業の273社が発表済みで、売上高は前年同期比6.3%増、EPSは同8.4%増、市場予想に対してそれぞれ0.9%、4.6%上回って堅調です。

先週発表の経済指標では、9月の新築住宅販売件数が低調だった過去2ヵ月の反動で前月比18.9%増(市場予想は同1.1%減)、9月の耐久財受注が前月比2.2%増(市場予想は同1.0%増)と好調でした。また、7-9月期の米実質GDPは前期比年率3.0%増で市場予想の同2.5%増を大きく上回りました。ハリケーンの影響で4-6月期の同3.1%増から減速が見込まれていましたが、在庫投資と貿易赤字の減少が押し上げに寄与して堅調となりました。

個別企業では(決算概要で取り上げたもの以外で)、ゼネラル モーターズ(GM)が米自動車販売の減速や計画された減産、一部欧州事業の売却などで7-9月期EPSは前年同期比23%減ながら市場予想を19%上回り、通期の調整後EPSガイダンスは6.00〜6.50ドルとしたこと、セルジーン(CELG)の7-9月期決算が売上・EPSとも市場予想を大幅に下回り、ジェネリック医薬品との競合の影響で20年のEPS目標を13.0ドルから12.5ドルに引き下げて株価が急落したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、7-9月期決算発表、FOMCや雇用統計などの重要な経済イベント、FRB議長人事、トランプ大統領のアジア歴訪への出発など材料が目白押しです。税制改革案への期待で相場の基調は堅調が期待される一方、FRB議長人事が波乱要因となる可能性に注意でしょう。

7-9月期決算発表は、先週に次ぐピーク週にあたります。10/31(火)のテスラ、11/1(水)のフェイスブック、11/2(木)のアップル、スターバックス、アリババグループなどが注目されます。アップルについては、9/22(金)に発売したiPhone8の販売が低調で、11/3(金)に発売予定のiPhoneX(テン)の人気は非常に高いものの生産が遅れているとの報道もあり、決算発表を受けて株価の変動性が高まる可能性がありそうです。

11/2(木)のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果発表では、政策金利は据え置きと見込まれていますが、12月の金利引き上げに関する示唆が出てくるかが注目されています。11/3(金)の10月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比31万人増の予想で、ハリケーンで前月比3.3万人減となった9月から反動増が見込まれています。また、平均時給は前月比0.2%増の予想です。

FRB議長人事は、11/3(金)からのトランプ大統領のアジア歴訪出発前に発表される見込みで、パウエルFRB理事が有力とみられているようです。ただ、候補として残るテイラー氏が指名される場合は、米長期金利は上昇する可能性が高く、米株式市場には一時的にマイナスの影響を及ぼすと考えられます。

トランプ大統領のアジア歴訪は、11/3(金)にハワイ、11/5(日)に日本、11/7(火)に韓国、11/8(水)に中国、11/12(日)にフィリピンの予定です。訪問目的の一つは北朝鮮への対応を協議することとされ、北朝鮮が挑発行為に及ぶ可能性も気になります。

今週のその他経済指標では、10/31(火)に中国の10月製造業PMI(52.2に前月から低下の予想)、11/1(水)に米国の10月ISM製造業景況指数(59に前月から低下の予想)、11/3(金)に米国の10月ISM非製造業景況指数(58.1に前月から低下の予想)などの発表が予定されています。

今週の5銘柄

今回は先週良好な決算を発表した主要企業から、世界経済回復の恩恵を受けるスリーエム(MMM)キャタピラー(CAT)、電子決済市場でのシェア拡大が判明したビザ(V)、クラウドと「オフィス」の伸びが業績を牽引するマイクロソフト(MSFT)、業績拡大に安定感が出てきている割にPERの低さが目立つインテル(INTC)を、今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表3:主要企業(S&P100指数採用企業)決算予想(7-9月期)

決算
発表
予定

コード

銘柄

予想
売上高
(億ドル)

予想
EPS
(ドル)

予想
売上高
増加率

予想
EPS
増加率

売上高
増加率
(前回)

EPS
増加率
(前回)

10/30

MDLZ

モンデリーズ・インターナショナル

64.6

0.55

1.0%

4.9%

-6.3%

9.1%

10/31

MA

マスターカード

32.7

1.23

13.7%

13.8%

13.3%

14.6%

10/31

PFE

ファイザー

131.8

0.64

1.1%

5.2%

-1.9%

4.7%

11/01

AGN

アラガン

40.1

4.07

10.8%

22.6%

8.8%

20.0%

11/01

ALL

オールステート

94.9

0.84

3.3%

-33.1%

4.0%

122.6%

11/01

FB

フェイスブック

98.4

1.28

40.3%

56.4%

44.8%

85.9%

11/01

KHC

クラフト・ハインツ

63.4

0.82

1.1%

-1.3%

-1.7%

15.3%

11/01

MET

メットライフ

155.2

0.94

-14.3%

-26.3%

13.1%

56.6%

11/01

OXY

オキシデンタル・ペトロリアム

31.8

0.13

20.3%

-187.3%

20.9%

黒字転換

11/01

QCOM

クアルコム

58.1

0.82

-5.8%

-35.9%

-12.1%

-28.5%

11/01

SO

サザン

63.1

1.08

0.7%

-15.8%

21.9%

-5.2%

11/01

TWX

タイム・ワーナー

74.0

1.59

3.2%

-13.2%

5.4%

3.1%

11/02

AAPL

アップル

506.5

1.87

8.1%

12.3%

7.2%

17.6%

11/02

AIG

AIG

117.8

-0.56

-8.4%

-155.9%

-15.1%

56.1%

11/02

EXC

エクセロン

81.9

0.88

-7.3%

-3.3%

3.3%

-16.9%

11/02

PCLN

プライスライン・グループ

43.3

34.37

17.4%

18.7%

18.3%

28.7%

11/02

SBUX

スターバックス

58.1

0.55

1.8%

-2.4%

8.1%

12.2%

11/03

BRK/B

バークシャー・ハサウェイ

596.5

2,716

1.0%

-8.0%

6.0%

-10.6%

11/03

DUK

デューク・エナジー

77.7

1.63

13.9%

-2.7%

1.3%

-5.6%

注:決算発表予定日は米国時間による日付です。業績予想は10/12(木)時点の市場コンセンサスによります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/27)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートスリーエム(MMM)234.74ドル24.5 ・コア技術の応用による市場創造(例えば、ポストイットのような)に特長のある企業ですが、15年、16年と産業景気の低迷を受けて業績は低調でした。しかし、世界景気の回復の恩恵を受けて、従来の成長ペースを取り戻しつつあり、注目できるでしょう。

・7-9月期決算について詳しくは、10/26(木)掲載のアメリカNOW!フラッシュをご参照ください。
買付チャートキャタピラー(CAT)137.81ドル17.7 ・7-9月期の売上は前年同期比25%増と市場予想を6%上回り、EPSは同129%増で市場予想を57%上回って好調でした。17年12月期のガイダンスは売上が420〜440億ドルから約440億ドルへ、EPSは5.00ドルから6.25ドルへ大幅に引き上げられています。

・7-9月期のセグメント売上は、建機が前年同期比37%増、鉱山機械が同36%増、エネルギー・運輸が同12%増と全部門が好調です。さらに、地域別でも、北米が同27%増、南米が同24%増、欧州・アフリカ・中東が同22%、アジア太平洋が同31%増とすべての地域が揃って2割以上の増加となっています。

・世界同時景気回復の恩恵をフルに受けていると考えられ、見通し上方修正の勢いが続く可能性に注目できるでしょう。18年12月期の予想EPSは7.77ドル、アナリストの目標株価平均は149.45ドルです。
買付チャートビザ A(V)109.71ドル27.0 ・7-9月期の売上が市場予想を5%も上回ったのは、コストコによるアメックスからビザへの変更、米最大級のカード発行機関のUSAA(米軍人および家族向けの金融機関)がマスターカードからビザにスイッチなど、シェア拡大が効いていることが判明しています。

・7-9月期決算について詳しくは、10/26(木)掲載のアメリカNOW!フラッシュをご参照ください。
買付チャートマイクロソフト(MSFT)83.81ドル24.9 ・クラウドやソフトウェアの「オフィス」が業績を牽引する中、携帯電話など足を引っ張る事業がなくなり、業績拡大が軌道に乗っています。

・7-9月期決算について詳しくは、本レポートの「主要企業の決算概要」をご参照ください。
買付チャートインテル(INTC)44.40ドル13.6 ・PC販売の低迷のため売上成長は低調ですが、販売単価の上昇によって利益の伸びは確保されています。業績の安定に比べてPERには割安感があると言えそうです。

・7-9月期決算について詳しくは、本レポートの「主要企業の決算概要」をご参照ください。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。ビザは18年9月期、マイクロソフトは18年6月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
アマゾン ドット コム(AMZN) 売上(億ドル) 437 34% 4% 25%
10/26、10/27、1,100.95ドル、+13.2% EPS(ドル) 0.52 0% 1305% -78%

【売上・EPSとも市場予想を上回る】

  • 7-9月期決算は売上・EPSとも市場予想を上回り、市場が注目しているEBITDA(利払い、税金、償却前利益)が市場予想の40.5億ドルに対して43.9億と上回ったことから、株価は大幅に上昇しました。8月末に買収したスーパーのホール・フーズが加わって、売上の前年同期比伸び率は4-6月期から拡大、営業利益は前年同期の5.8億ドルから3.5億ドルへ減少したものの、法人税の減少によって純利益は横ばいを維持しました。
  • ネット通販の北米売上は4-6月期の前年同期比27%増から同35%増へ、海外売上は同17%増から同29%増に加速しましたが、営業利益は両部門とも前年同期比減益でした。AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の売上は同42%増(4-6月期も42%増)、営業利益率が4-6月期の22.3%から25.5%へ上昇して、部門の営業利益は前年同期比36%増(同28%増)へ加速しています。
  • 10-12月期の売上ガイダンスは560-605億ドルで中央値は市場予想の588億ドルをやや下回り、営業利益の3〜16.5億ドルも中央値は市場予想の15.5億ドルを下回りました。18年12月期予想EPSは16.22ドル、アナリストの目標株価平均は1,252.24ドルに引き上げられています。
アルファベット(GOOGL) 売上(億ドル) 223 22% 1% 19%
10/26、10/27、1,033.67ドル、+4.3% EPS(ドル) 9.57 32% 15% -28%

【グーグル部門、その他の賭け部門とも売上増加率が拡大】

  • 7-9月期はグーグル部門、その他の賭け部門とも売上が好調で、売上の前年同期比伸び率が4-6月期の19%増から22%増に拡大、EPSも市場予想を大幅に上回る好決算でした。特に利益の伸びが高いのは、年次の株式報酬の更新時期を7-9月期から1-3月期に変更したことで、上半期よりも下半期の利益の伸びが高くなる影響を含むと説明されています。
  • モバイル検索と「YouTube」の広告が同社の売上成長を牽引しているため、広告のクリック数は前年同期比47%増(4-6月期は同52%増)の一方、クリック単価は前年同期比18%減(同23%減)となっています。自動運転車開発の「ウェイモ」、高速インターネット接続サービス「グーグルファイバー」、サーモスタット開発の「ネスト」、医療関連の「ベリリー」を含む「その他の賭け」部門は売上が3.0億ドル(前年同期比53%増)、営業損失が8.1億ドル(前年同期は8.6億ドル)です。
  • 18年12月の予想EPSは50.35ドルです。欧州での罰金のリスクは残るものの、予想PER20.5倍には引き続き割安感があると言えるでしょう。
マイクロソフト(MSFT) 売上(億ドル) 245 12% 4% 9%
10/26、10/27、83.81ドル、+6.4% EPS(ドル) 0.84 17% 17% 9%

【クラウドと「オフィス」の売上増が業績を牽引】

  • 7-9月期決算は、全部門の売上増加率が4-6月期から加速、売上・EPSとも市場予想も上回る好決算でした。営業利益は前年同期比15%増加しました。
  • 部門別の売上は、プロダクティビティ・アンド・ビジネス・プロセス部門が買収したリンクトインの連結とソフトウェア「オフィス」が伸びて前年同期比28%増(4-6月期は同21%増)、インテリジェント・クラウド部門が企業向けクラウドプラットフォーム「Azure」などが牽引して13%増(同11%増)、モア・パーソナル・コンピューティング部門が携帯電話の減少をOSの「Windows」、ネット検索などの増収がカバーして0%増(同2%減)でした。
  • 17年10-12月期のガイダンスとして、プロダクティビティ・アンド・ビジネス・プロセス部門が87.5〜89.5億ドル、インテリジェント・クラウド部門が73.5〜75.5億ドル、モア・パーソナル・コンピューティング部門が117〜121億ドルとしています。クラウドと「オフィス」が成長を牽引する一方、足を引っ張る事業が減っており、業績改善が継続すると期待されます。アナリストの目標株価平均は、90.05ドルです。
インテル(INTC) 売上(億ドル) 161 2% 3% 9%
10/26、10/27、44.40ドル、+7.4% EPS(ドル) 1.01 26% 26% 22%

【PC向け部門は売上低調ながら、利益は増加を確保】

  • 7-9月期決算は、PC、データセンター向けとも売上モメンタムが低下したものの、営業利益は増加を維持して、売上・EPSとも市場予想を大きく上回りました。7-9月期ガイダンスは、売上の157億ドル±5億ドル(市場予想は153億ドル)、EPSの0.80ドル±0.05ドルです。17年の通年ガイダンスは、売上が613億ドル±5億ドル(市場予想は602億ドル)で、営業利益が173億ドルから175億ドルへ、EPSが2.85ドル±5%(16年実績は2.72ドル)から3.00ドル±5%へ引き上げられています。
  • 主力部門は、クライアントコンピューティンググループ(PC向けCPUなど)の売上が前年同期比横ばい(4-6月期は同12%増)の一方、平均単価の上昇を受けて営業利益は同19%増(同58%増)、データセンターグループ(サーバー向けCPU)の売上は同7%増(同9%増)、営業利益は同36%増(同6%減)でした。クライアントコンピューティンググループの数量は4-6月期の前年同期比3%増から同7%減に悪化、データセンターグループの数量は同7%増から同4%増に低下しました。
  • 18年12月期の予想EPSは3.27ドルで、予想PERは13.6倍です。利益の伸びに安定感が出てきたため、引き続き割安感があると言えるでしょう。アナリストの目標株価平均は44.76ドルです。
ギリアド サイエンス(GILD) 売上(億ドル) 65.1 -13% 2% -8%
10/26、10/27、77.07ドル、-1.0% EPS(ドル) 2.27 -17% 6% -17%

【通期売上見通しを再び上方修正】

  • 通年ガイダンスが、4-6月期に続いて上方修正されました。HIV治療薬などC型肝炎治療薬以外の売上見通しが上方修正されて、製品売上は240〜255億ドルから245〜255億ドルへ、調整後EPSは0.86〜0.93ドルから1.02〜1.17ドルへ引き上げられています。
  • 7-9月期売上は、C型肝炎治療薬が22.0億ドルで前年同期比34%減(4-6月期は同28%減)、HIV治療薬などが36.5億ドルで4%増(同14%増)でした。9月25日に中国でC型肝炎治療薬「ソバルディ」の承認を受けています。また、「ハーボニ」の臨床試験を進めており、今後2年に6つの薬が承認される可能性があるとしています。新たに中国市場が加わることで減収ペースの緩和が期待されます。
  • 8月末に119億ドルで買収したカイトのB細胞リンパ腫治療薬「Yescarta」が10月18日に米国で承認を受け、18年上期には欧州での承認が想定されています。C型肝炎治療薬の減少をカバーして増収増益にもっていけるか注目されます。18年12月の予想EPSは7.04ドル、19年12月期の予想EPSは6.95ドル、アナリストの目標株価平均は、87.06ドルです。
ツイッター(TWTR) 売上(億ドル) 5.9 -4% 0% -5%
10/26、10/26、20.31ドル、+18.5% EPS(ドル) 0.10 -23% 54% -39%

【17年12月期はGAAPベースで黒字転換の可能性】

  • 7-9月期は、引き続き減収・減益ですが、EPSは市場予想は大きく上回りました。会社は10-12月期の調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)ガイダンスの2.2〜2.4億ドルの上限が達成できれば、GAAPベース(株式報酬を費用として含んだベース)で上場来初めて黒字転換の可能性があるとして、市場は好感しました。
  • 月間アクティブユーザー数は3.28億人で前年同期比4%増、デイリーアクティブユーザー数(実数は開示されていません)は同14%増、調整後EBITDAは2.1億ドルで前年同期比14%増でした。
  • 18年12月期の予想EPSは0.43ドル、アナリストの目標株価平均は18.31ドルです。
アルトリア グループ(MO) 売上(億ドル) 51.2 -1% -1% 4%
10/26、10/26、65.79ドル、+3.1% EPS(ドル) 0.90 10% 3% 5%

【EPSは市場予想を上回った】

  • EPS増加率は1-3月期に発生したリコールの影響がなくなることで下半期に加速する見通しとしていましたが、その通り増益率が拡大しました。17年通年の特別項目を除く調整後EPSガイダンスは、前年比7.5-9.5%増に相当する3.26〜3.32ドルが維持されています。
  • 紙巻たばこの出荷数量は前年同期比6.2%減で、業界全体が同3.5%減少したことに加え、在庫変動とシェアダウンの影響があったとしています。値上げ効果により消費税を除く売上は3%減にとどめ、部門営業利益は10%増を確保しました。独自展開するeベイパーは「MarkTen」が13.5%で2位の市場シェアを確保、兄弟会社のフィリップモリスインターナショナルの「加熱式たばこ」は、3月にFDA(米食品医薬品局)に申請を行い、8月から科学的な検証が始まっています。無煙たばこ部門は前年同期比16%の増益でした。
  • 18年12月の予想EPSは3.56ドル、予想配当は2.29ドルです。
エクソン モービル(XOM) 売上(億ドル) 662 13% 3% 9%
10/27、10/27、83.71ドル、+0.3% EPS(ドル) 0.93 48% 8% 90%

【市場予想を上回る決算】

  • 7-9月期のEPSは原油価格が6月を底に回復してきたことを受けて4-6月期の0.78ドルから順当に改善、前年同期比でも48%増で市場予想も8%上回りました。ハリケーン「ハービー」の影響によって、EPSは0.04ドル押し下げられています。石油換算の生産量は前年同期比2%の増加でした。
  • 7-9月期の部門別利益は、原油生産部門の利益が販売価格の上昇により前年同期比2.5倍、精製部門は精製マージンの拡大などにより同25%増、一方化学部門はマージンの縮小などにより同7%減でした。
  • 決算は市場予想を上回りましたが、同社の株価は配当利回りを中心に動いているとみられ、株価の反応は限定的でした。18年12月期の予想EPSは3.96ドル、予想配当は3.15ドルです。
シェブロン(CVX) 売上(億ドル) 362 20% 4% 18%
10/27、10/27、113.54ドル、-4.1% EPS(ドル) 1.03 52% 3% 57%

【原油生産部門の利益増加が小幅で、実質的にEPSは市場予想を下回った】

  • 株価がネガティブな反応となっているのは、資産売却益を除くとEPSは0.85ドルで、実質的には市場予想を15%下回ったためとみられます。原油価格の回復の恩恵で、4-6月期の0.77ドルからは改善しています。石油換算の生産量は、オーストラリアのゴーゴンLNGプロジェクトの貢献で前年同期比8%増と比較的高い伸びが続いています。
  • 部門別の利益は、原油生産部門は生産増加と原油価格上昇にも関わらず前年同期比7%増にとどまり、生産を中止したバングラデシュのプロジェクトで減価償却のキャッチアップが必要となったことなどが影響しています。精製部門は精製マージン拡大によって前年同期比70%増と好調でした。
  • 18年12月期のEPSは4.96ドル、予想配当は4.46ドルです。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
30(月)・ユーロ圏業況判断指数(10月)
・ユーロ圏消費者信頼感(10月)
・米個人所得・個人支出(9月)
・米PCEコアデフレータ(9月)
HSBCホールディングス、モンデリーズインターナショナル
31(火)・日本鉱工業生産(9月)
・日銀金融政策
・中国製造業・非製造業PMI(10月)

・ユーロ圏失業率(9月)
・ユーロ圏実質GDP(7-9月期)
・米消費者信頼感(10月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(8月)
・シカゴ購買部協会景気指数(10月)
テスラ、ファイザー、BP、スリーディシステムズ
アンダーアーマー、
マスターカード、フィサーブ
エレクトロニックアーツ
1(水)・中国財新製造業PMI(10月)
・FOMC政策金利
・米ADP雇用統計(10月)
・米ISM製造業景況指数(10月)
・米自動車販売台数(10月)
フェイスブック、クアルコム、クラフトハインツ、サザン
アラガン
2(木) アップル、スターバックス、アリババグループ、ダウデュポン
AIG、アクティビジョンブリザード
マーチンマリエッタマテリアルズ
3(金)・米雇用統計(10月)
・米ISM非製造業景況指数(10月)

・米製造業受注指数(9月)
・米貿易統計(9月)
アップルがiPhoneX(テン)を発売
バークシャーハサウェイ(E)
5(日)・トランプ大統領来日
6(月)・ユーロ圏生産者物価指数(9月)フェラーリ、プライスライングループ、FMC
トリップアドバイザー
7(火)・ユーロ圏小売売上高(9月)
・米JOLT求人(9月)
タペストリー(旧コーチ)、エマソンエレクトリック
マリオットインターナショナル
8(水)・中国貿易統計(10月)スクエア、アルベマール
9(木)・中国消費者・生産者物価指数(10月)
・米卸売売上高(9月)
エヌビディア、ウォルトディズニー、メーシーズ
ノードストローム
10(金)・中国資金調達総額(10月)
・ミシガン大学消費者マインド(11月)
・米月次財政収支(10月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)は決算予定が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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