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2017-12-13 06:37:07

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米国株上昇一服でも上昇が期待できる銘柄とは?〜

2017/10/10
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、企業の景況感指数が予想を上回る改善となったことに加え、下院で18年会計年度の予算決議案が通過したことから税制改革への期待が高まり、再度史上最高値を更新しました。今週は先週まで4週連続で高値を更新したことから高値警戒感が生じやすいと見られ、7-9月期決算発表を控えていることもあり、上昇一服となりやすいでしょう。

市場全体が上昇一服となる中でも上昇が期待できる銘柄として、先々週好材料の出た半導体セクターからインテル(INTC)アプライド マテリアルズ(AMAT)マイクロン テクノロジー(MU)を 、また、米国サービスで値上げを発表したネットフリックス(NFLX)および株価が居所を変えつつあると見られるゼネラルモーターズ(GM)を、今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
情報技術 1.7% 3.5% 8.7%
一般消費財・サービス 1.3% 2.8% 2.4%
素材 0.8% 5.8% 6.3%
金融 0.6% 9.3% 5.0%
公共事業 0.6% -2.8% 4.0%
S&P500 0.6% 3.4% 4.8%
資本財・サービス 0.2% 5.3% 3.8%
ヘルスケア -0.2% 0.1% 4.0%
エネルギー -0.3% 7.1% 7.0%
生活必需品 -0.4% -2.2% -1.1%
電気通信サービス -1.2% 7.0% 6.9%
騰落率上位(1週) 騰落率
ゼネラル・モーターズ(GM) 7.5%
バイオジェン 4.1%
プライスライン・グループ 3.7%
アマゾン・ドット・コム 3.3%
ペイパル・ホールディングス 3.2%
騰落率下位(1週) 騰落率
CVSヘルス -8.0%
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス -7.5%
コストコホールセール -6.8%
ゼネラル・エレクトリック(GE) -4.6%
セルジーン -4.6%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。騰落率は10/9(月)時点です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、9月のISM製造業景況指数が60.8で04年5月以来、ISM非製造業景況指数が59.8で05年8月以来の水準に上昇し(図表3)、10/5(木)には下院で18会計年度(17年10月〜18年9月)予算決議案が通過して税制改革案の実現性の高まりが意識されたことから(上院での採決は10月中旬の予定)、S&P500指数は10/5(木)まで8連騰を記録、週間で1.2%の上昇でした。

先週発表のその他経済指標では、9月の自動車販売台数がハリケーンでダメージを受けた車の買い替えで年率換算1,857万台(予想は1,715万台)に大幅増となる一方、9月の雇用統計で非農業部門雇用者数はハリケーンの影響を受けて前月比3.3万人減(予想は8万人増)となりました。

個別企業では、米国でトラックストップのチェーンを運営する「Pilot Flying J」(未上場)への投資を公表したバークシャー ハサウェイ B(BRKB)、繁忙期の混雑緩和を目指して宅配のテストを行っているとしてフェデックスやUPSの株価に影響を及ぼしたアマゾンドットコム(AMZN)、良好な6-8月期決算(売上16%増、EPS18%増、既存店売上6.1%増)を発表したものの、決算説明会でCFOが「アマゾン・プライムの影響で会員の更新率が低下している」と発言したことが嫌気されたコストコ(COST)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、過去4週連続で最高値を更新していることから高値警戒感も出やすいと見られ、また、今週後半から本格化する7-9月期決算発表を確認したいとの思惑で、上昇一服となってもみ合い相場に移行する可能性が高いでしょう。

このところの株価上昇は、トランプ政権の税制改革案によって18年の予想EPSが上方修正される可能性を織り込む動きと考えられますが、10/6(金)終値2,549.33ポイントは下掲各時点からの上昇率は、以下のようになります。

・8/22(火)共和党内部で税制改革案の合意が進みつつあると報道・・・8/21の2,428.37を起点に5.0%
・8/24(木)コーン国家経済会議委員長「大統領の予定は来週から税制改革を中心に進む」・・・ 8/23の2,444.04を起点に4.3%
・8/30(水)トランプ大統領がミズーリ州で税制改革について演説・・・8/29の 2,446.30 を起点に4.2%
・8/31(木)ムニューシン財務長官「税制改革のより詳細なプランを数週間以内に発表する」・・・8/30の2,457.59を起点に3.7%
・9/27(水)トランプ政権の税制改革案が発表・・・9/26の2,496.84を起点に2.1%

9/27(水)に税制改正案が発表されてからの上昇は2%強にとどまっていますが、株式市場で税制改革案の発表が意識され始めてからは4〜5%上昇していると考えておいたほうがよいでしょう。仮に18年のEPSが10%程度上方修正される可能性があるとしても、法案の通過にはリスクが残っているため、現時点での織り込みは5%程度にとどめておこうということは十分に考えられるでしょう。

今週の経済指標では、10/11(水)にFOMC議事要旨(9月19-20日分)、10/13(金)に9月の中国貿易統計(輸出・輸入とも前年比伸び率は前月から拡大の予想)、9月の米小売売上高(前月比1.6%増の予想)、9月の米消費者物価指数(前月比0.6%増の予想)、10月のミシガン大学消費者マインド(95に前月からやや低下の予想)などの発表が予定されています。

米国企業の7-9月期決算発表は、10/12(木)のJPモルガンチェース、シティグループから本格化します。FACTSET社の集計では、S&P500指数採用企業のEPSは10/6(金)時点で前年同期比2.8%増の予想です。着地が事前予想を3%ポイント程度上回るとしても約同6%増と、4-6月期の同10.3%からは鈍化の見込みです。16年7-9月期の業績改善が著しく前年比較が厳しくなることに加え、ハリケーン被害による保険会社の保険金支払いなど一時要因も影響しています。

今週の5銘柄

今回は米市場全体が上昇一服となる中でも上昇が続く可能性のある銘柄として、最近好材料が出て物色傾向が続く半導体セクターから、インテル(INTC)アプライドマテリアルズ(AMAT)マイクロンテクノロジー(MU)を、また、先週米国サービスの値上げ発表が好感されたネットフリックス(NFLX)、株価が居所を変えつつあると見られるゼネラルモーターズ(GM)を加えて、ご紹介いたします。

先週号でもご案内した通り、9/27(水)のマイクロンテクノロジーの決算発表とアプライドマテリアルズのインベスターデーで半導体市場に楽観的な見方が示されて以降、同セクターへの市場の物色が継続しています。

先週フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.7%上昇して、S&P500指数の1.2%上昇を大きく上回り、また、10/9(月)もS&P500指数が小幅安となる中、0.7%上昇となっています。今後も継続する可能性に注目できるでしょう。

図表3:改善が著しい米国の企業景況感

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/6)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートインテル(INTC)39.63ドル12.7 ・半導体の最大手です。注目点は、足もとの業績改善に対して、株価評価が遅れていると見られる点です。同社は市場の成長が落ちているパソコン向けのCPU(中央演算処理装置)を主力としているために、昨年から半導体関連企業の株価が大きく水準を変える中でも横ばい圏での推移にとどまってきました。

・しかし、4-6月期は、9%増収、22%増益で、市場予想も上回る好決算でした。決算の中身を見ても、クライアントコンピューティング部門が12%増収、データセンター部門が9%増収と主力2部門が好調で、通期ガイダンスは売上が2%、調整後EPSが5%引き上げられています。安定した業績回復が期待できると見られます。

・数年前から部門を分けてIoTに取り組み、自動運転の分野ではモービルアイを買収、AI分野も2年後を目標に開発に取り組み、成長力を高めるための手は打っているため、12倍台のPERには割安感があると言えそうです。また、14年後半以降30ドル台の後半を上値としてもみ合いが続いてきましたが、これを抜けるようであれば、テクニカル的にも注目できるでしょう。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT)52.40ドル14.2 ・半導体製造装置で世界シェア20%超を誇る最大手です。9/27(水)に開催したアナリスト向け説明会で、半導体製造装置の市場規模は18年と19年の合計が900億ドルに対して20年は450億ドルと高水準が維持されるとの見通しを発表、さらに、市場シェア拡大、利益率の上昇などによって、20年10月期の目標EPSを5.08ドルとしました。18年10月期のコンセンサス予想3.68ドルを大きく上回り、半導体製造装置市場の下降局面の到来を懸念している市場にはポジティブサプライズとなって株価が急騰しています。

・このような強気の予想をする背景としてCEOは、「AIやビッグデータなどの新技術が、計算処理能力やデータ記憶の分野で高パフォーマンスの半導体への需要を押し上げている。業界で最も幅広く、かつ、最も革新的な技術を擁する当社は、顧客企業の製品ロードマップを加速することができる。」としています。

・5-7月期決算は、半導体製造装置が42%増、ディスプレイ製造装置が33%増、グローバルサービスが20%増といずれも好調で、全体の売上が33%増、EPSが72%増でした。8-10月期はガイダンス中央値で売上は19%増、EPSは36%増が見込まれています。会社見通し通り、あと2年EPSが伸び続けるとするとPERには割安感が出てくると考えられるでしょう。
買付チャートマイクロン テクノロジー(MU) 39.67ドル5.3 ・半導体メモリーの世界的大手で、16年度の売上構成比は、DRAM(電源を切ると記憶内容が消えるメモリー)が58%、NANDフラッシュ(電源を切っても記憶内容が消えないメモリー)が37%、その他5%です。

・9/27(水)の決算発表で明らかにした市場見通しは、「17年はDRAM、NANDとも若干の供給不足が継続し、ビット成長はDRAMが約20%、NANDが30%台後半の見込み。」「18年のDRAMのビット成長はクラウドが牽引して約20%伸び、需給はバランスして健全な市場となる、NANDのビット成長は約50%に近づいて、現在満たされていない需要が満たされる。」として、堅調な市場環境を見込んでいます。

・6-8月期決算は売上が61.4億ドルで91%増、調整後EPSは2.02ドルで0.01ドルの赤字から大幅改善し、市場予想も上回りました。9-11月期ガイダンスも、売上が市場予想の60.6億ドルに対して61-65億ドル、調整後EPSは1.85ドルの予想に対して2.09-2.23ドルと大幅に上回りました。半導体メモリーの市況は需給による価格変動が激しいため、業績の拡大に対して株価は控え目にしか織り込まない傾向がありますが、18年8月期予想EPSに対して5.3倍のPERには、評価の余地がありそうです。
買付チャートネットフリックス(NFLX) 198.02ドル83.1 ・10/5(木)に米国でのサービス価格を10%引き上げると発表しました。「ベーシック」(1スクリーンのみ)の価格は7.99ドルで据え置かれる一方、「スタンダード」(2スクリーン、HDが利用可)を9.99ドルから10.99ドルへ、「プレミアム」(4スクリーン、HDとウルトラHDが利用可)を11.99ドルから13.99ドルへ11月から引き上げます。株価は価格引き上げの噂が出た10/4(水)から10/6(金)にかけて10%の上昇となっています。

・同社は昨年も優遇価格の終了による実質値上げを行っていますが、加入者の増加は心配されたほど鈍化しなかったことから、今回は値上げに対して即座にポジティブに反応したと見られます。米ヤフーファイナンスの記事では、18年の米国内売上は15%増から25%増に、全体の売上は22%増から28%増に高まるとのアナリストの試算が紹介されています。

・10/9(月)時点でアナリストの目標株価平均は195.12ドルで現値を下回りますが、値上げ発表後に公表された目標株価は210〜230ドルが多くなっています。
買付チャートゼネラル モーターズ(GM) 44.93ドル7.7 ・同社の株価はハリケーン「ハービー」によって、テキサス州で50万台近くが浸水した可能性があるとの報道を受けて9月初めに動意づきました。過剰在庫の解消につながる可能性があり、また、ピックアップトラックなど大型で単価の高い自動車を保有する地域であることから、GM、フォードなど米国の自動車メーカーに恩恵が大きいと考えられました。

・その後、10/3(火)に発表された9月の米自動車販売台数は年率換算で市場予想を大きく上回る1,857万台となりました。実際に買い替え需要が出ていることが確認され、GMの販売台数も12%増と好調でした。さらに、10/2(月)には、23年までに20の電気自動車を発売を計画しているとして、さらに株価は刺激を受けています。

・18年12月期業績は売上が1%減、EPSは5%減の見込みと冴えませんが、予想PERは7.7倍に過ぎないことから引き続き上昇する可能性がありそうです。アナリストの目標株価平均は41.32ドルと現値を下回りますが、自動車セクター全体のバリュエーションの基準が見直される可能性に注目できるでしょう。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アプライドマテリアルズはは18年10月期、マイクロンテクノロジーは18年8月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
9(月)・財新中国PMIサービス業(9月)
・ドイツ鉱工業生産(8月)
10(火)・日本衆議院選挙公示
・中国資金調達総額(9月)
・NFIB中小企業楽観指数(9月)
11(水)・日本機械受注(8月)
・中国共産党中央委員会第7回全体会議(7中全会)
・米JOLT求人(8月)
・FOMC議事要旨(9月19〜20日分)
ブラックロック、デルタ航空
12(木)・ユーロ圏鉱工業生産(8月)
・ECBドラギ総裁講演
・米生産者物価指数(9月)
・米月次財政収支(9月)
・G20財務相・中央銀行総裁会議(13日まで)
JPモルガンチェース、シティグループ
13(金)・中国貿易統計(9月)
・米消費者物価指数(9月)
・米小売売上高(9月)
・ミシガン大学消費者マインド(10月)
・世界銀行・IMF年次総会(15日まで)
バンクオブアメリカ、ウェルズファーゴ
16(月)・中国消費者・生産者物価指数(9月)
・日本鉱工業生産(8月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(10月)
ネットフリックス
17(火)・EU27ヵ国新車登録台数(9月)
・ユーロ圏消費者物価指数(9月)
・ドイツZEW調査(10月)
・米国鉱工業生産(9月)
IBM、ジョンソン&ジョンソン、ゴールドマンサックス
モルガンスタンレー、ユナイテッドヘルスグループ
CSX、ラムリサーチ
18(水)・米住宅着工・許可件数(9月)
・地区連銀経済報告(ベージュブック)
アメリカンエキスプレス、アボットラボラトリーズ
イーベイ、アンフェノール、ユナイテッドレンタルズ
19(木)・日本貿易統計(9月)
・中国実質GDP(7-9月期)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(9月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(10月)
フィリップモリスインターナショナル
ペイパルホールディングス
ベライゾンコミュニケーションズ
アドバンストマイクロデバイセズ

ニューコア、インテューイティブサージカル
20(金)・米中古住宅販売件数(9月)プロクター&ギャンブル、ゼネラルエレクトリック
ハネウェルインターナショナル、シュルンベルジュ

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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