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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜アップルはテクノロジー株を支える決算となるのか?〜

2017/07/31
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、良好な4-6月期決算やFOMC(米連邦公開市場委員会)のハト派的なスタンスを受けて、再度最高値を更新しました。今週は、アップルの決算、ユーロ圏の4-6月期実質GDP、7月の米雇用統計などが注目されます。

今週の決算発表予定企業から注目の決算として、アップル(AAPL)アラガン(AGN)を、また、先週発表された決算から、キャタピラー(CAT)ボーイング(BA)コムキャスト(CMCSA)を選んでご紹介いたします。

主要企業の決算概要:7/27(木)、7/28(金)に4-6月期決算を発表したプロクター & ギャンブル(PG)ヴァーレ ADR(VALE)メルク(MRK)エクソン モービル(XOM)シェブロン(CVX)をご報告しています。先週発表のその他企業については、7/26(水)、7/27(木)、7/28(金)掲載の「アメリカNOW フラッシュ」をご覧ください。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)と物色動向

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
電気通信サービス 7.0% 4.6% 0.5%
エネルギー 1.9% 2.2% -2.1%
金融 0.5% 1.0% 5.8%
生活必需品 0.4% 0.5% 0.5%
一般消費財・サービス 0.3% 1.8% 1.4%
S&P500 0.0% 2.0% 3.7%
素材 -0.4% 2.2% 3.5%
公共事業 -0.5% 2.0% 2.6%
資本財・サービス -0.6% 0.2% 2.6%
情報技術 -0.6% 4.8% 6.2%
ヘルスケア -1.3% 0.8% 6.0%
騰落率上位(1週) 騰落率
ボーイング 13.7%
ベライゾン・コミュニケーションズ 8.4%
キャタピラー 7.0%
AT&T 6.8%
コノコフィリップス 6.1%
騰落率下位(1週) 騰落率
アルトリア・グループ -8.8%
スターバックス -6.9%
アッヴィ -5.6%
3M -5.4%
ユナイテッド・テクノロジーズ -3.7%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、良好な4-6月期決算やFOMC(米連邦公開市場委員会)のハト派的スタンスを受けて、S&P500指数は7/25(火)、7/26(水)、7/27(木)と最高値を更新しました。一方、同指数の予想PERは19倍近傍に達していることから高値警戒感もあり、7/27(木)には高値から一時1%近く下落する場面もありました。S&P500指数は週間でほぼ横ばいでした。

4-6月期決算は7/28(金)時点でS&P500指数採用企業の288社が発表を終え、進捗率は58%に達しています。EPSは前年同期比で10.6%増、事前の市場予想に対して5.2%上回り、引き続き好調です。

7/26(水)のFOMCでは、前回インフレ率は2%の目標を「いく分」下回っているとした文言を、今回の声明では単に目標を下回っているとして、市場では利上げスタンスが後退したと捉えられ、米10年国債利回りは低下しました。一方、バランスシート縮小については、「正常化プログラムを比較的早期に実行に移すと想定する」として、市場ではFRBが次回9月の会合で縮小開始を発表するとの見方が強まりました。

経済指標では、7/28(金)発表の米4-6月期実質GDPは、個人消費や設備投資の貢献で前期比年率2.6%増(市場予想は同2.7%増)と、1-3月期の同1.2%増から回復、1-3月期の落ち込みが一時的であったことが確認されました。また、6月の米中古住宅販売件数は前月比1.8%減(予想は同0.9%減)と低調、6月の米新築住宅販売件数は、前月比0.8%増で予想と一致しました。

個別企業では、4-6月期決算発表で1-3月期の落ち込みから業績回復が確認された通信サービスのAT&T(T)ベライゾン コミュニケーションズ(VZ)の株価が上昇する一方、7/28(金)にFDA(米食品医薬品局)がタバコのニコチン量を引き下げる規制の計画を示したことから、米国事業比率が高いアルトリアグループ(MO)ブリティッシュ アメリカン タバコ ADR(BTI)の株価が下落しました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、テクノロジー株全体に影響する可能性があるアップルの決算(今週の注目銘柄として取り上げています)、ユーロ圏の4-6月期実質GDP、7月の米雇用統計などが注目されそうです。また、米4-6月期実質GDPの回復を確認したことで、米10年国債利回りが上昇する可能性についても注目できるでしょう。

8/1(火)のユーロ圏実質GDPは前年同期比2.1%増と、1-3月期の同1.9%増から加速が見込まれています。通貨ユーロは1.175ドル/ユーロ近辺まで上昇して、その上昇が目立っています。今回のユーロ圏実質GDPはドル相場に加え、米国の長期金利に影響する可能性からも注目されそうです。

7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比18.3万人増、失業率は4.3%の予想で、これに沿う数字が出てくれば、米国景気は堅調との評価になりそうです。

今週のその他経済イベントでは、8/1(火)に7月の米自動車販売台数(年率換算1,678万台に前月から増加の予想)、7月のISM製造業景況指数(56.2に前月から低下の予想)、8/3(木)に7月のISM非製造業景況指数(56.8に前月から低下の予想)の発表が予定されています。

今週の5銘柄

今週決算が発表される主要企業(S&P100指数採用企業)の決算予想を図表2にリストアップしています。

この中から注目の決算として、アップル(AAPL)アラガン(AGN)を、また、先週発表された決算から、好決算を発表して通期業績見通しが大幅に引き上げられたキャタピラー(CAT)、年初来の株価上昇率が55%とダウ構成銘柄で断トツとなっているボーイング(BA)、市場予想を上回る好調な決算を発表したコムキャスト(CMCSA)を選んでご紹介いたします。

図表2:主要企業(S&P100指数採用企業)決算予想

決算
発表
予定

コード

銘柄

予想
売上高
(億ドル)

予想
EPS
(ドル)

予想
売上高
増加率

予想
EPS
増加率

売上高
増加率
(前回)

EPS
増加率
(前回)

08/01

AAPL

アップル

449

1.57

6.1%

10.7%

4.6%

10.5%

08/01

ALL

オールステート

94

0.91

2.5%

46.0%

19.4%

95.2%

08/01

EMR

エマソン・エレクトリック

40

0.68

-21.9%

-14.6%

-27.5%

-12.1%

08/01

PFE

ファイザー

131

0.66

-0.6%

2.7%

-1.7%

3.0%

08/01

SPG

サイモン・プロパティー・グループ

14

2.46

3.8%

-6.6%

0.7%

4.2%

08/02

AIG

アメリカン・インターナショナル・グループ

121

1.20

-17.9%

22.0%

7.2%

109.2%

08/02

EXC

エクセロン

75

0.52

-0.9%

-19.5%

15.1%

-4.4%

08/02

MDLZ

モンデリーズ・インターナショナル

60

0.46

-4.5%

4.8%

-0.6%

10.4%

08/02

MET

メットライフ

171

1.28

12.4%

54.3%

1.6%

18.5%

08/02

OXY

オキシデンタル・ペトロリアム

30

0.09

20.4%

黒字転換

40.3%

黒字転換

08/02

SO

サザン

52

0.71

15.7%

-8.0%

45.6%

13.8%

08/02

TWX

タイム・ワーナー

73

1.19

5.3%

-7.9%

5.8%

11.4%

08/03

AGN

アラガン

39

3.93

7.1%

17.4%

-5.9%

10.2%

08/03

DUK

デューク・エナジー

58

1.01

5.0%

-5.2%

1.9%

-8.0%

08/03

KHC

クラフト・ハインツ

68

0.96

-0.5%

12.5%

-3.1%

15.1%

08/04

BRK/B

バークシャー・ハサウェイ

576

2,801

5.8%

-0.1%

25.0%

-4.9%

注:決算発表予定日は米国時間による日付です。予想は7/27(木)時点の市場コンセンサスによります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(7/28)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアップル(AAPL)149.50ドル14.0 ・8/1(火)に4-6月期決算の発表を予定しています。コンセンサス予想では、売上は前年同期比6%増、EPSは11%増と、1-3月期から業績モメンタムは加速すると見込まれています。ただ、次期iPhoneの発売を控えているため、売上は不安定となりやすいと考えられます。一方、仮に市場予想を下回っても買い控えが要因として、市場はさほどネガティブには捉えない可能性があるでしょう。

・市場が注目しているのは、次期iPhoneの発売時期に関する情報と見られます。有機ELディスプレイと指紋認証システムの統合に時間がかかっていると業界では噂され、発売時期の遅れが懸念されています。通例通り9月中の発売ならポジティブ、発売が遅れて年末商戦に食い込むようだと、テクノロジー株全体にもネガティブな影響が出る可能性がありそうです。
買付チャートアラガン(AGN)253.01ドル15.7 ・ドライアイ治療用の目薬「RESTASIS」や「ボトックス」、美容整形など美容医療関係の医薬品を主力製品とする医薬品会社です。積極的な買収戦略で知られ、また、本社がアイルランドにあり、一時ファイザーが買収を検討したことで名前が出た会社です。

・図表2に示したように4-6月期決算は、売上が7%増、EPSが17%増と好調な決算が見込まれています。1-3月期の減収は、事業売却の影響を含み、これを除くと6%の増収でした。美容関係の医薬品は成長性が高いと見られ、17年12月期は8%増収、18年12月期も7%増収が見込まれています。15倍台の予想PERには割安感があると言えそうです。
買付チャートキャタピラー(CAT)114.10ドル22.8 ・4-6月期決算は、建設機械、鉱業機械とも回復して売上は10%増、EPSは37%増で、それぞれ市場予想を4%、17%上回る好決算でした。これを受けて通期ガイダンスは売上の中央値が9%、EPSは33%引き上げられています。主力の建設機械は、北米が横ばいながら、中国を中心にアジア・太平洋地域の売上が回復しています。

・予想EPSのコンセンサスは、17年12月期が5.0ドル、18年12月期が6.3ドルで、7/28(金)終値の114.10ドルは18年12月期基準で18.1倍です。アナリストの目標株価平均は116.11ドルで目先は評価が進んだ状態と言えそうです。今後は、トランプ政権の政策実現による北米の建設機械市場の回復が押上げ材料として期待されます。
買付チャートボーイング(BA)241.27ドル24.8 ・7/26(水)の決算発表を受けて株価は7/28(金)までに13%上昇、年初来では55%上昇と、ダウ平均構成銘柄では断トツ(2番目のアップルは29%上昇)で、株価の上昇が目立っています。

・4-6月期決算は売上が8%減少しましたが、生産効率の向上でEPSは黒字転換して、市場予想比11%上回りました。これを受けて通期のEPSガイダンスは9.20-9.40ドルから9.80-10.00ドルに6%引き上げられています。18年12月期予想EPS10.6ドルに対して22.8倍まで買われています。

・ただ、業績の動きだけでは株価の上昇を説明することは難しく、足もとで進むユーロ高によって、ライバルのエアバスに対する中期的な競争力の回復を織り込んでいることが考えられます。ユーロ高から恩恵を受ける銘柄として注目できるでしょう。
買付チャートコムキャスト A(CMCSA) 39.52ドル20.0 ・米国のケーブルテレビ最大手です。4-6月期決算は、売上が10%増、EPSが26%増で、それぞれ市場予想を2%、8%上回る好決算でした。

・主力のケーブル事業の売上は、ビデオが料金改定やサービスの追加で4%増収、高速インターネットが加入者増や料金改定で9%の増収などが牽引して、部門売上が6%増、調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)は5%増と堅調でした。NBCユニバーサル事業は、ケーブル局、地上波放送、映画、テーマパークがいずれも好調で、部門売上は17%増、調整後EBITDAは23%増と大きく伸びています。

・同社の注目点は、市場の飽和によって1%台に低下していたビデオ収入の成長が、セットトップボックス「X1」の人気によって4%台に高まっている点です。「X1」はケーブルTVとインターネットTVなどの番組を統合して表示でき、また、5つのチューナーを備えて同時に4番組を録画できるなどの機能が受けています。同社サービスにおける「X1」の普及率は50%に達していますが、まだ成長を牽引すると見込まれています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは18年9月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
31(月)・日本鉱工業生産(6月)
・中国製造業・非製造業PMI(7月)
・ユーロ圏失業率(6月)
・シカゴ購買部協会景気指数(7月)
・米中古住宅販売仮契約(6月)
HSBC、ローパーテクノロジーズ
1(火)・中国財新製造業PMI(7月)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期)
・ユーロ圏マークイット製造業PMI(7月)
・米個人所得・個人支出(6月)
・米PCEデフレータ(6月)
・米ISM製造業景況指数(7月)
・米自動車販売台数(7月)
アップル、ファイザー、スプリント、BP
アンダーアーマー、エマソンエレクトリック、イルミナ
FMC、アーチャーダニエルズミッドランド
2(水)・ユーロ圏生産者物価指数(6月)
・ADP雇用統計(7月)
テスラ、AIG、スリーディ―システムズ、フェラーリ
ケマーズ、ニュースキンエンタープラズ
サザン、メットライフ、オートネーション
3(木)・ユーロ圏マークイットサービス業PMI(7月)
・ユーロ圏小売売上高(6月)
・米ISM非製造業景況指数(7月)
・米製造業受注(6月)
ゴープロ、シェイクシャック、クラフトハインツ
アクティビジョンブリザード、シマンテック、アラガン
ヤムブランズ、パーカーハネフィン、ベクトンディッキンソン
4(金)・米雇用統計(7月)
・米貿易統計(6月)
バークシャーハサウェイ(E)
7(月)・中国外貨準備高(7月)マリオットインターナショナル
8(火)・中国貿易統計(7月)
・米消費者信用残高(6月)
・米中小企業楽観指数(7月)
・JOLT求人(6月)
コーチ、ラルフローレン、プライスライングループ
9(水)・中国消費者・生産者物価指数(7月)
・米卸売売上高(6月)
ウォルトディズニー、21世紀フォックス
10(木)・日本機械受注(6月)
・中国資金調達総額(7月、15日までに発表)
アリババグループ(E)ペトロブラス
メーシーズ(E)、コールズ、ノードストローム
ニューズコーポレーション
11(金)・米月次財政収支(7月)
・米消費者物価指数(7月)
エヌビディア

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)はBloombergの予想であることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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