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2017-11-23 01:27:50

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜いち早く底入れしそうなテクノロジー銘柄とは?〜

2017/07/10
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、S&P500指数が週間でプラスとなったものの、米経済指標は依然まだら模様で、調整基調からは脱しきれていないように見えます。今週末の6月小売売上高や大手銀行から始まる4-6月期決算で上昇基調に転じられるか注目です。

今回は主力テクノロジー株の調整の動向をチェックして、いち早く反転に向かいそうな銘柄として、アマゾン ドットコム(AMZN)アリババグループ(BABA)アプライド マテリアルズ(AMAT)エヌビディア(NVDA)マイクロン テクノロジー(MU)を選んでご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)と物色動向

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
資本財・サービス 1.4% 1.2% 4.5%
金融 1.4% 3.3% 6.6%
素材 1.1% -0.7% 2.9%
情報技術 0.5% -1.3% 5.1%
S&P500 0.2% -0.3% 2.9%
一般消費財・サービス -0.1% -1.2% 1.8%
ヘルスケア -0.2% 2.5% 6.8%
生活必需品 -0.6% -3.3% -0.3%
エネルギー -0.9% -3.0% -9.4%
公共事業 -1.1% -3.5% 0.0%
電気通信サービス -1.9% -5.8% -8.9%
騰落率上位(1週) 騰落率
ナイキ 9.0%
レイセオン 3.4%
ロッキード・マーチン 3.1%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 3.0%
モルガン・スタンレー 2.9%
騰落率下位(1週) 騰落率
サイモン・プロパティー・グループ -3.7%
ゼネラル・エレクトリック -3.2%
クラフト・ハインツ -3.2%
コストコホールセール -2.9%
コノコフィリップス -2.5%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。1週は5営業日の騰落率です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、7/6(木)にADP雇用統計が市場予想を下回った一方で、欧州中央銀行の金融政策会合議事要旨を材料に長期金利が上昇したことから、株式のバリューが喰われてS&P500指数は0.9%の下落となりました。しかし、7/7(金)の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比22.2万人増と17.8万人増の市場予想を上回ったことから反発に転じています。S&P500指数は週間で0.1%の上昇でした。ナスダック指数は、0.7%の上昇です。

先週発表の経済指標では、6月の米企業の景況感(ISM製造業・非製造業PMI)は良好となった一方で、6月の自動車販売台数や5月の製造業受注が低調で、引き続き米国の景気指標はまだら模様です。ただ、5月〜6月にネガティブサプライズが多かった状況に比べるとややポジティブな指標の比率が高まりつつあるようです。

個別企業では、アマゾンの「エコー」やアルファベットの「グーグルホーム」などが先行するスマートスピーカー市場への参入を表明したアリババグループ(BABA)やサムスン電子、英国の電子決算処理企業ワールドペイの買収を発表した米国の同業バンティブ (VNTV)、ボルボが19年以降に発売する車はすべて電気自動車かハイブリッド車にするとして、競争激化が意識されて株価が下落したテスラ(TSLA)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、6/19(月)に高値を更新して以降の軟調な展開から上昇基調に転じることができるか注目されます。注目材料として、7/10(月)からの議会上院でのオバマケア代替案の審議再開、7/12(水)、7/13(木)のイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言、7/14(金)の6月の米小売売上高、大手銀行の4-6月期決算発表などが挙げられます。

イエレンFRB議長の議会証言では、先週発表の議事要旨では得られなかったバランスシート縮小タイミングの手掛かりが得られるか注目です。また、6月米小売売上高は前月比0.1%増が見込まれています。週間の小売統計「レッドブック」が改善トレンドにあるため、良い数字が出る可能性に注目できるでしょう。また、決算発表予定のJPモルガンチェース、シティグループ、ウェルズファーゴのEPSは、それぞれ前年同期比10%増、10%減、0%増が見込まれています。

テクノロジー株の調整の状況を「情報技術」セクター指数で検討して見ますと、6/9(金)の急落後の6/12(月)〜6/19(月)に押し目買いが入って出来高の増加が確認できます。短期的なリバウンド狙いで買った向きからは、戻った局面で「やれやれの売り」が出てきやすく、本格的な反転上昇とはなりにくいと考えられます。このような需給が整理されるためには、さらに3〜4%程度の下落が必要となる可能性が高そうです(図表2)。

今週のその他経済イベントでは、7/13(木)に中国の6月貿易統計(輸出は前年比9%増、輸入は同14%増といずれも前月並みの予想)、7/14(金)に米国の6月ミシガン大学消費者マインド(前月比微減の95の予想)が予定されています。企業イベントでは、アマゾンがプライム会員向けに実施する年1回のセール「アマゾン プライム デー」が7/11(火)(日本では7/10(月)午後6時〜)に開催されます。

今週の5銘柄

上記のように「情報技術」セクター全体としては、依然として下値が警戒されるところですが、今回は主力銘柄の株価動向からいち早く底入れしそうなものを探っています。その中から、赤字でハイライトした銘柄を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

・アップル(AAPL)・・・ピークの155ドル前後から145ドル前後に下落しました。下落した水準でのもみ合いが続いて、まだ、底入れの形ができていないようです。

・フェイスブック(FB)・・・150ドル前後でのもみ合いが続いています。そもそも1-3月期の決算後にあまり上がっていなかったので、さほど下がってもいません。

・アマゾンドットコム(AMZN)・・・6/9(金)の急落後、押し目買いから一度ザラバ高値を更新しています。株価には上昇に向けての動意が見られます。

・ネットフリックス(NFLX)・・・ピークの165ドル前後から150ドル前後に下落しました。PERの絶対水準が高いため、市場センチメントに強く影響を受ける傾向があると見られます。

・アルファベット(GOOGL)・・・ピークの1,000ドル前後から950ドル割れに下落しました。欧州委員会から罰金を科されるなど悪材料も出ましたが、バリュエーションには割安感があります。

・アリババ(BABA)・・・6/8(木)のインベスター・デーで市場予想を上回る売上見通しを発表したことから株価が大幅に上昇、その上昇過熱感を冷ましつつあるように見えます。移動平均線へのタッチから再度上昇に向かう可能性がありそうです。

・マイクロソフト(MSFT)・・・ピークの72ドル台から68ドルまで下落、70ドル手前まで反発しています。セクター指数並の動きと言えそうです。

・アプライドマテリアルズ(AMAT)・・・ピークの47ドル台から41ドルまで10%以上の調整を経て反発しており、底入れの形となりつつあるように見えます。

・エヌビディア(NVDA)・・・ピークの160ドル台超から140ドルタッチまで10%以上の調整を経て反発しており、底入れの形となりつつあるように見えます。

・マイクロンテクノロジー(MU)・・・ピークの33ドル近くから30ドル割れまで10%以上調整しました。6/29(木)に発表の3-5月期決算は良好でしたので、反発の機会を窺っている可能性がありそうです。

図表2:テクノロジー株の調整はどこまで?

※注:S&P500指数の「情報技術」セクターの株価指数です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(7/7)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)978.76ドル80.6 ・1-3月期決算を受けて17年12月期の業績見通しは下方修正されましたが、ネット通販の分野拡大が順調であることから、アナリストの目標株価は決算後に上方修正されました。また、同社が「エコー」で開拓した人工知能を利用した「スマートスピーカー」が、消費者向けサービスでスマホの次の覇権争いの場として重要との見方が高まる中で同社の評価が高まっていると見られます。

・株価は6/9(金)の急落後、押し目買いでザラバ高値を更新しています。その後、テクノロジー株の調整に引きずられて下落しましたが、直近の安値を上回る水準に位置しており、いち早く反発に向かう可能性が高そうです。
買付チャートアリババグループ(BABA)142.43ドル30.8 ・「インベスター・デー」で会社が18年3月期の売上は前年比45-49%増を想定しているとし、同37%増の市場予想を大幅に上回ったため、6/8(木)に株価が13%上昇しました。その後テクノロジー株の調整の影響を受けて一旦は押したものの、6/8(木)終値142.34ドル近辺でのもみ合いが続いています。

・株価の上昇過熱感を冷ましているように見え、上昇が続く25日移動平均線がタッチするタイミングで再度上昇となる可能性が高そうです。4−6月期決算の発表は8/10(木)の見込みでまだ時間があるため、テクニカルな面が支配的になると考えられます。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT)43.54ドル12.5 ・IoT(モノのインターネット)、人工知能、自動車の自動運転、VR(仮想現実)など新しい技術の波が押し寄せる中、いずれの技術も半導体が可能としているため、半導体製造装置への需要が爆発的に拡大して、しかも、これが長く続く可能性が高まっていると見られます。先日サムスン電子が半導体の投資を拡大するとの日経新聞記事の中では、「半導体製造装置は奪い合いになっている」とされています。

・同社は半導体製造装置の世界最大企業であり、また、技術開発の方向性が当たっていることで、業界の伸びを上回る業績拡大が続いています。「スーパーサイクル」となる可能性のある半導体市場の主力銘柄と期待されます。ピークから10%以上の株価調整を経て、再度株式市場をリードしていくと期待できるでしょう。
買付チャートエヌビディア(NVDA)146.76ドル32.8 ・(1)同社が主力とするGPU(グラフィックプロセッシングユニット)が人工知能のトレーニング用にデータセンターで需要が急拡大している、(2)自動運転コンピュータでは現在システムを供給するテスラ以外にも、トヨタを含む大手企業との提携が進む、(3)CPU(セントラルプロセッシングユニット)を供給する任天堂「スイッチ」の販売が好調、などの材料によりテクノロジー株上昇の象徴的な存在として注目を集めてきました。

・現在の売上では一番大きいゲーム用PC向けの需要がどこまで続くかが市場の懸念としてありましたが、足もとでは仮想通貨のマイニング用の需要拡大で在庫が払底しているようです。このため、8/10(木)頃に発表の5-7月期決算も良好と見込まれます。ピークの株価から10%以上の調整を経て反発となっており、底入れした可能性が高いと見られます。
買付チャートマイクロン テクノロジー(MU)30.20ドル5.0 ・半導体メモリーに特化した大手企業です。6/29(木)に発表した3-5月期決算では、DRAMの価格上昇、NANDフラッシュの数量増加を受けて、3-5月期実績、6-8月期ガイダンスとも市場予想を上回りました。同社CEOは「機械学習やビッグデータの分析などグローバルなトレンドがマイクロンにとって重要な事業機会になっている。」としています。

・半導体メモリー業界は需給動向によって価格が激しくぶれることで悪名高く、このため18年8月期予想基準のPERは5倍にしか買われていません。ただ、アナリストの86%が「BUY」レーティングを付与し、目標株価平均は43.10ドルと(7/7時点)、現値には割安感が強いと言えそうです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アマゾン ドットコムは17年12月期、 アリババグループは18年3月期、 アプライド マテリアルズは17年10月期、エヌビディアは18年1月期、マイクロン テクノロジーは18年8月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
10(月)・日本機械受注(5月)
・中国消費者・生産者物価指数(6月)
・中国資金調達総額(6月)
・米労働市場情勢指数(6月)
11(火)・米JOLT求人(5月)
・米NFIB中小企業楽観指数(6月)
・米消費者信用残高(5月)
・米卸売売上高(5月)
ペプシコ
12(水)・ユーロ圏鉱工業生産(5月)
・イエレンFRB議長議会証言(下院)
 
13(木)・中国貿易統計(6月)
・米生産者物価指数(6月)
・イエレンFRB議長議会証言(上院)
デルタ航空
14(金)・ユーロ圏貿易統計(5月)
・ユーロ圏新車登録台数(6月)
・米消費者物価指数(6月)
・米小売売上高(6月)
・米鉱工業生産(6月)
・米ミシガン大学消費者マインド(6月)
シティグループ、ウェルズファーゴJPモルガンチェース
17(月)・中国実質GDP(4-6月期)
・中国鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資(6月)

・ニューヨーク連銀製造業景況指数(7月)
ネットフリックス、ブラックロック、チャールズシュワブ
18(火)・中国不動産価格(6月)
・ユーロ圏消費者物価指数(6月)
・ドイツZEW調査(7月)
・米NAHB住宅市場指数(7月)
ジョンソン&ジョンソン、バンクオブアメリカ、IBM
ゴールドマンサックス、ロッキードマーチン、ICICI銀行(E)
ユナイテッドヘルスグループ、CSX、シンタス
19(水)・米住宅着工・許可件数(6月)アメリカンエキスプレスクアルコム、モルガンスタンレー
ユナイテッドレンタルズ、USバンコープ、WWグレインジャー
レイノルズアメリカン、ドーバー
20(木)・欧州中央銀行主要政策金利
・ユーロ圏消費者信頼感(7月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(7月)
ビザ、フィリップモリスインターナショナル、マイクロソフト
ペイパルホールディングス(E)、ユニリーバ
アボットラボラトリーズ、アドバンストマイクロデバイセズ
ニューコア、イーベイ、インテューイティブサージカル
21(金)ゼネラルエレクトリック、ハネウェルインターナショナル
シュルンベルジュ、コルゲートパルモリーブ

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)はBloombergの予想であることを示します。 ※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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