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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜株主還元強化の銀行と好決算銘柄に注目〜

2017/07/03
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、オバマケア代替案の採決延期やテクノロジーセクターの調整が重石となって反落となりました。今週の経済指標は前月比横ばい圏で予想されているものが多いため相場の地合いを変えるには至らず、軟調になりやすいと見られます。S&P500指数で2,400〜2,410ポイント辺りが下値支持となるか注目されます。

今回は、FRBによるストレステストをパスして増配と自社株買いの計画を発表した大手銀行から、バンクオブアメリカ(BAC)JPモルガンチェース(JPM)を、また、先週決算を発表した企業から、マイクロン テクノロジー(MU)ダーデン レストランツ(DRI)ナイキ (NKE)を選んでご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)と物色動向

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
金融 3.3% 5.5% 4.1%
エネルギー 0.6% 0.3% -6.9%
一般消費財・サービス 0.1% -2.6% 2.4%
資本財・サービス 0.0% 0.0% 4.4%
素材 -0.2% 0.1% 3.0%
S&P500 -0.6% -0.6% 2.7%
生活必需品 -1.1% -3.6% 1.1%
電気通信サービス -1.1% -3.5% -8.5%
ヘルスケア -1.5% 2.7% 6.6%
公共事業 -2.4% -3.7% 1.4%
情報技術 -2.9% -4.0% 3.9%
騰落率上位(1週) 騰落率
ナイキ 11.6%
バンク・オブ・アメリカ 6.3%
ウェルズ・ファーゴ 5.6%
シティグループ 5.5%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 5.2%
騰落率下位(1週) 騰落率
アルファベット -5.7%
サザン -3.9%
モンデリーズ・インターナショナル -3.8%
クラフト・ハインツ -3.6%
アマゾン・ドット・コム -3.6%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、経済指標は好悪まちまちとなる中、オバマケア代替案の採決延期に加えてテクノロジーセクターの調整が市場センチメントの重石となり、反落となりました。欧州中央銀行のドラギ総裁が緩和的な金融政策の変更に繋がるタカ派的な発言をしたことから、ユーロが急伸、米10年国債利回りが上昇したことも、相場の不安定要因となった可能性もありそうです。S&P500指数は週間で0.6%の下落でした。ナスダック指数は、テクノロジー株の調整が続き週間で2.0%の下落でした。

先週発表の経済指標では、5月耐久財受注(前月比1.1%減で同0.6%減の予想を下回る)、5月中古住宅販売仮契約(前月比0.8%減で同1.0%増の市場予想を下回る)が低調の一方、1-3月期実質GDP確報値(前期比年率1.4%増で2次速報の同1.2%増を上回る)、消費者信頼感指数(118.9で予想の116を上回る)、シカゴ購買部協会景気指数(65.7で予想の58を上回る)は良好でした。尚、先週号で注目とした週間小売統計「ジョンソンレッドブックインデックス」(大規模小売店の売上統計)は、前年比2.2%増で特段消費の盛り上がりを示唆するものとはなりませんでした。

個別企業では、アルファベット傘下「Waymo(ウェイモ)」の自動運転プログラムに対してフリートの支援とメンテナンスサービスを提供する契約にサインしたと発表したエイビス バジェット グループ(CAR)、スマートスピーカーの普及で注目が高まるラジオ業界で音楽ストリーミングサービスパンドラ メディア(P)の株式の19%を取得した衛星ラジオ放送局のシリウス XM ホールディングス(SIRI)、欧州委員会から自社の価格比較サイトに有利になるよう検索結果を操作したとして24億2,000万ユーロ(約3,000億円)の罰金が科されたアルファベット(GOOG)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、7/3(月)が短縮取引、7/4(火)が独立記念日の休場で、市場が本格的に動き出すのは7/5(水)のFOMC議事要旨発表からと見られます。FRB(米連邦準備制度理事会)のバランスシート縮小がいつから始まるのかの手掛かりが得られるか注目されます。また、7/7(金)には6月の雇用統計の発表があります。

情報技術セクターが6/9(金)の急落後の安値を下回ったことから、市場参加者のセンチメントを冷やしていると見られ、相場全体も軟調地合いとなり易いでしょう(図表2)。テクニカルには、一目均衡表の雲の上限、50日移動平均線、5/18(木)〜6/2(金)の上昇に対する半値押しなどのポイントが集まる2,400〜2,410ポイント辺りが下値支持ラインと期待されます(図表1)。

今週の経済イベントでは、7/3(月)に米国の6月ISM製造業景況指数(前月比ほぼ横ばいの55の予想)、6月自動車販売台数(前月比ほぼ横ばいの年率1,655万台の予想)、7/6(木)に米国の6月ISM非製造業景況指数(前月から低下の56.5の予想)、7/7(金)に米国の6月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比17.9万人増の予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

今回は、FRBによるストレステストをパスして増配と自社株買いの計画を発表した大手銀行から(図表3)、バンクオブアメリカ(BAC)JPモルガンチェース(JPM)を、また、先週決算を発表した企業から、半導体メモリー大手のマイクロン テクノロジー(MU)、フルサービスのレストランチェーンを運営するダーデン レストランツ(DRI)、スポーツウエア大手のナイキ B(NKE)を選んでご紹介いたします。

図表2:「情報技術」セクターは6/9(金)の急落後の安値を下回った

注:S&P500業種指数(10業種分類)の推移です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:大手銀行の株主還元計画

銀行 1株当たり配当
(17年7-9月期から)
自社株買い
(17年7月〜18年6月)
配当利回り
(%)
自社株買い額÷時価総額
(%)
バンクオブアメリカ 0.075ドル→0.12ドル 120億ドル 2.0 5.0
シティグループ 0.16ドル→0.32ドル 156億ドル 1.9 8.5
JPモルガンチェース 0.50ドル→0.56ドル 194億ドル 2.5 6.0
ウェルズファーゴ 0.38ドル→0.39ドル 115億ドル 2.8 4.2
モルガンスタンレー 0.20ドル→0.25ドル 50億ドル 2.2 6.1

※各社リリース、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(6/30)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC)24.26ドル13.5 ・FRB(米連邦準備制度理事会)による銀行のストレステストは、6/22(木)に経済的ショックに耐える能力、6/28(水)に包括的資本分析(CCAR)に関する結果が公表され、審査を受けた34銀行がすべて合格しています。ストレステストの結果を受けて、大手6銀行ではゴールドマンサックスを除く5行が配当の引き上げと自社株買いの計画を発表しました。

・今回のストレステストは、トランプ大統領が唱える規制緩和の一つとして捉えられ、また、タイミングを同じくして米国の10年国債利回りが上昇したことも金融株の押し上げ要因になった考えられます。一方、7/14(金)から始まる4-6月期決算では、市場関係収益が低調とみられますが、これはかなり市場の予想に織り込まれていると考えられます。

・配当拡大を発表した大手5行の中では、変化率が大きいシティグループ、バンクオブアメリカ、配当水準の高さからJPモルガンチェースが注目されます。いずれについても、1-3月期の業績動向は好調が確認されています。
買付チャートJPモルガン チェース(JPM)91.40ドル13.8
買付チャートマイクロン テクノロジー(MU)29.86ドル5.0 ・DRAMを主力にNANDフラッシュも手掛ける半導体メモリー大手です。6/29(木)に発表した3-5月期決算では、実績、6-8月期ガイダンスとも市場予想を上回りました。6/30(金)の株価は利食いで5.1%下落したものの、半導体セクターは市場予想を上回る推移となっていることが確認でき、引き続き注目できるでしょう。

・決算リリースでCEOは、「当社の業績には、着実なコスト削減計画の執行とメモリー業界の良好な需給ダイナミックスが反映されている。」「機械学習やビッグデータの分析などグローバルなトレンドがマイクロンにとって重要な事業機会になっている。」としています。

・3-5月期の売上は、DRAM価格が14%上昇したほか、NANDフラッシュの数量が17%増となって、前四半期比でも20%増でした。企業向けサーバーでのDRAM搭載数の増加やストレージ向けの需要増が売上増の要因です。6−8月期売上ガイダンスは、売上が57-61億ドル(市場予想は56億ドル)、調整後EPSは1.73-1.87ドル(市場予想は1.57ドル)です。
買付チャートダーデン レストランツ(DRI)90.44ドル20.2 ・イタリアンレストランの「オリーブ ガーデン」(日本のファミレスに相当)、「ロングホーン・ステーキハウス」などを運営する、フルサービスのレストランチェーンです。米国の消費者マインドの改善から恩恵を受ける企業群の一つとして注目されています。

・6/27(火)発表の3-5月期決算は、「オリーブ・ガーデン」の既存店売上が市場予想の2.8%増を大きく上回る4.4%増となって好調でした。売上は8%増、買収関連費用などを除く調整後EPSも8%増です。業績好調を受けて四半期配当を1株当たり0.63ドルへ12.5%引き上げています。

・18年5月期は、既存店売上が1-2%増、35-40店の新規出店と17年4月に買収した「チェダーズ・スクラッチ・キッチン」の貢献で、売上は11.5-13.0%増を見込んでいます。
買付チャートナイキ B(NKE)59.00ドル24.1 ・6/29(木)発表の3-5月期決算は、売上が5%増(為替の影響を除いたベースでは7%増)、税前利益が9%増、調整後EPSが22%増と堅調でした。調整後EPSは市場予想を20%上回りましたが、米国外の売上構成が拡大した影響で税率が大幅に低下したことが要因です。6/30(金)の株価は、決算発表を受けて11%上昇しています。

・3-5月期のナイキブランド北米売上は0%増にとどまり、12-2月期の3%増から減速しています。一方、中華圏の11%増、新興市場の21%増などが売上増を牽引しました。新規受注は2%減、為替の影響を除いたベースでは0%で市場予想の1.3%増を下回りました。18年5月期は、一桁台半ば〜後半の売上成長を見込んでいます。。

・3-5月期のEPSが市場予想を上回ったのは税率が要因であり、また、新規受注が低調だったことを考えると、株価の反応には違和感があります。同社に対するウォール街の強弱観が鋭く対立していることが、影響しているかもしれません。また、これまで行ってこなかったアマゾンサイトでの試験的な販売プロジェクトを認めたことが株価を押し上げた可能性もあるでしょう。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。バンク オブ アメリカ、JPモルガン チェースは17年12月期、 マイクロン テクノロジーは18年8月期、ダーデン レストランツ、ナイキは18年5月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
3(月)・米株式市場短縮取引
・日本日銀短観(6月)
・中国財新製造業PMI(6月)
・ユーロ圏失業率(5月)
・米ISM製造業景況指数(6月)
・米自動車販売台数(6月)
4(火)・米株式市場休場(独立記念日)
・ユーロ圏生産者物価指数(5月)
5(水)・ユーロ圏小売売上高(5月)
・米製造業受注(5月)
・FOMC議事要旨(6月13-14日分)
ヤム・ブランズ(E)
6(木)・米ADP雇用統計(6月)
・ISM非製造業景況指数(6月)
7(金)・中国外貨準備高(6月)
・G20(ハンブルクサミット、8日まで)
・米雇用統計(6月)
10(月)・日本機械受注(5月)
・中国消費者・生産者物価指数(6月)
・中国資金調達総額(6月)
・米労働市場情勢指数(6月)
11(火)・米JOLT求人(5月)
・米NFIB中小企業楽観指数(6月)
・米消費者信用残高(5月)
・米卸売売上高(5月)
ペプシコ
12(水)・ユーロ圏鉱工業生産(5月)
・イエレンFRB議長議会証言(下院)
 
13(木)・中国貿易統計(6月)
・米生産者物価指数(6月)
・イエレンFRB議長議会証言(上院)
デルタ航空
14(金)・ユーロ圏貿易統計(5月)
・ユーロ圏新車登録台数(6月)
・米消費者物価指数(6月)
・米小売売上高(6月)
・米鉱工業生産(6月)
・米ミシガン大学消費者マインド(6月)
JPモルガンチェース、シティグループ、ウェルズファーゴ

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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