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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜オラクル、アドビ、カーニバルなど好決算続々〜

2017/06/26
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、週初に米経済に対する楽観的な見通しが広がって最高値を更新するも、週末にかけて利食いに押されました。今週もマクロのメジャーなイベントは見当たらず、もみ合いとなりやすそうです。四半期末を迎えるため、週末にかけて利食いが出やすい点には注意が必要でしょう。

今回は、先週決算を発表して良好な業績動向が確認された、カーニバル(CCL)アドビ システムズ(ADBE)オラクル(ORCL)フェデックス(FDX)、また、先週物色意欲が高まったバイオテクノロジーセクターからセルジーン(CELG)を選んでご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)と物色動向

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
ヘルスケア 3.6% 6.4% 8.5%
情報技術 2.3% 0.1% 8.0%
S&P500 0.2% 0.9% 4.0%
素材 -0.3% 2.0% 4.2%
一般消費財・サービス -0.6% -1.2% 3.6%
生活必需品 -0.9% -1.3% 1.9%
資本財・サービス -1.1% 1.3% 5.1%
金融 -1.7% 1.4% 1.4%
公共事業 -1.8% 0.2% 2.5%
電気通信サービス -2.7% -0.2% -7.9%
エネルギー -2.9% -2.6% -5.6%
騰落率上位(1週) 騰落率
オラクル 13.0%
バイオジェン 11.4%
ギリアド・サイエンシズ 10.0%
セルジーン 9.8%
アムジェン 6.2%
騰落率下位(1週) 騰落率
ハリバートン -6.3%
コストコホールセール -6.0%
ゼネラル・エレクトリック -4.9%
ロウズ -4.7%
コムキャスト -4.3%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、ニューヨーク連銀のダドリー総裁の利上げに関するタカ派的発言で米経済に対する楽観的な見方が広がって、6/19(月)にS&P500指数とNYダウが高値を更新しました。しかし、その後は利食いに加え原油価格の下落も抑制要因となりました。S&P500指数は週間で0.2%の上昇でした。一方、ナスダック指数は、調整していたテクノロジー株の反発に加えてバイオテクノロジー株の上昇を受けて週間で1.8%上昇でした。

先週発表の経済指標は、6/21(水)の米国5月中古住宅販売件数は前月比1.1%増、6/23(金)の米国5月新築住宅販売件数は前月比2.9%増と堅調でした。5月の住宅着工・許可件数の急落は、「需要サイドよりも供給サイドの要因が大きい」との解釈の妥当性が増したと言えるでしょう。

個別企業では、データセンターのサーバー市場への再参入を目指すサーバー向け新型CPU「EPYC」を発表したアドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)、パリ航空ショーで737型機ファミリーを中心の571機、748億ドルの受注を発表してエアバスの400億ドルを引き離したボーイング(BA)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、引き続き市場全体を動かすようなイベントは見当たらず、もみ合いとなりやすいでしょう。足もとの指標に鈍化の兆しが見える米国経済の健全性について引き続き吟味することになりそうです。また、急落となっている原油価格が下げ止まりとなるかも注目です。尚、四半期末を迎えるため、週末にかけてヘッジファンドなどから利食いが出やすい点には注意が必要でしょう。

米国経済について明るい指標として、6/20(火)発表の週間小売統計「ジョンソンレッドブックインデックス」(大規模小売店の売上統計)が、6/17(土)に終わる週に前年比2.8%増と年初来で最高の水準に上昇しています。週間統計のためブレ易いと考えられますが、今週火曜日に発表されるデータも良好となるか注目されます。

今週の経済イベントでは、6/26(月)に米国の5月耐久財受注(前月比0.6%減の予想)、6/27(火)に消費者信頼感指数(116.0に前月の117.9から低下予想)、6/30(金)に中国の6月製造業・非製造業PMI(製造業PMIは51.0に前月の51.2から低下予想)、米国の6月シカゴ購買部協会景気指数(58.0に前月の59.4から低下予想)などが予定されています。

企業関連では、3-5月期決算の発表が続きます。レストランチェーンのダーデンレストランツは米国のレジャー消費のバロメーターとして、種苗大手のモンサントは業績回復が続くのか、いまウォール街で最も見方が分かれているとされるナイキは業績復調の兆しが見られるか、半導体メモリー大手のマイクロンテクノロジーの6-8月期の売上見通しは再度市場見通しを上回るのか、注目されます。

6/22(木)に発表されたFRB(米連邦準備制度理事会)による銀行のストレステスト(第1段階)では、経済的ショックに耐える能力について34行すべてが合格となっています。6/28(水)に発表される第2段階の包括的資本分析(CCAR)では、銀行の株主還元能力を推し量ることになります。トランプ大統領が規制緩和を唱えていることから、FRBが認める還元可能資金が拡大するのではとの期待が高まっています。

今週の5銘柄

今回は、先週決算を発表して良好な業績動向が確認された、クルーズ船運営大手のカーニバル(CCL)、WEBコンテンツ制作ソフトウエア大手のアドビ システムズ(ADBE)、企業向けソフトウエア大手のオラクル(ORCL)、国際物流大手のフェデックス(FDX)、また、先週物色意欲が高まったバイオテクノロジー株からセルジーン(CELG)を選んでご紹介いたします。

バイオテクノロジー株に物色が向かった要因としては、以下が考えられます(図表2)。15年の夏に大統領候補であったクリントン氏が「医薬品価格は高すぎる」として以来、市場平均に対してアンダーパフォームが続いてきたため、意外に継続する可能性がありそうです。

(1)トランプ大統領のスタンス・・・「規制緩和によって医薬品の価格を下げる」とし、強制的に引き下げを迫るようなものではない可能性が高まり市場に安心感が広がりました。

(2)セクターの業績予想の動向・・・年初から4月初まで、セクターの予想EPSは下方修正が続きましたが、1-3月期決算の発表後は落ち着いています。

(3)株式市場の物色の変化・・・テクノロジー株が調整する中で、「バリュー」を求める動きがヘルスケアセクターに向かった可能性がありそうです。あるいは、足もとの米国の景気指標鈍化を受けてディフェンシブ性を求めて買われた可能性も考えられます。

図表2:バイオテクノロジー株が牽引してヘルスケア指数が上昇

※注:「相対株価」はS&P500指数に対する相対的な強さを示すものです。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(6/23)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートカーニバル(CCL)66.45ドル17.9 ・クルーズ船運営の世界最大手で、客船100隻以上を所有してグローバルに事業展開しています。

・米国の消費者センチメントが大きく改善したことから、レジャー消費の増加が期待されます。米国ではベビーブーマーの退職で利用が多い年齢層が増加しているほか、若者層も「モノ消費からコト消費」への流れに乗って利用が増えているとされ、事業環境から追い風を受けていると見られます。

・6/22(木)発表の3-5月期決算は、イールド(旅客1人に対する距離当たりの収入)が5.1%増とガイダンスの2.5〜3.5%増を上回って好調でした。17年11月期のガイダンスではイールドを約3%から約3.5%に引き上げ、調整後EPSを3.60-3.70ドルへ下限を引き上げています。CEOはリリースで「利用者の満足感を引き上げることによる口コミや革新的なマーケティングによるチケット価格の押し上げ」が好調の背景としています。
買付チャートアドビ システムズ(ADBE)145.41ドル35.8 ・画像処理・文書編集システムの世界的企業です。「PDF」や「FLASH」、画像加工の「Photoshop」、作画の「Illustrator」、DTP処理の「InDesign」など世界標準ソフトを多数擁します。

・業績の好調についてCEOは、「デジタルへの移行(digital transformation)がクリエーター、企業、政府、教育機関の火急の課題であり続ける中で、アドビは定番企業(go-to company)になっている。」「すべてのソリューション提供において人工知能の『アドビ・センセイ』を組み込んでいることが顧客体験の向上に貢献している。」としています。

・6/20(火)発表の3-5月期決算は、売上が27%増、EPSが44%増、市場予想に対してそれぞれ2%、8%上回って好調でした。6-8月期の売上ガイダンスは前年同期比24%増の18.15億ドルと好調持続の見込みです。
買付チャートオラクル(ORCL)50.95ドル17.3 ・世界第2位のソフトウエア企業です。データベース管理システムのOracle Databaseは商用分野で世界トップです。

・企業向けソフトウエアの市場がクラウドへ移行する中でライセンス売上中心の同社には向かい風となって、14年5月期から17年5月期まで業績は停滞が続いていました。しかし、クラウド売上の伸びが従来型ソフトウエアライセンス売上の減少をカバーできるようになったことで、今後は安定した増収増益が期待されます。

・6/21(水)発表の3-5月期決算は、売上が3%増、EPSが10%増と、減収減益を見込んでいた市場予想をそれぞれ5%、14%上回りました。分野別売上は、クラウドが13.6億ドルで58%増、ソフトウエアライセンスと更新が75.2億ドルで1%減、ハードウエアが11.1億ドルで13%減、サービスが8.9億ドルで3%増となっています。6-8月期の売上ガイダンスは4-6%増に加速、18年5月期については、クラウドの高成長が続き、マージン拡大で営業利益の増加率は拡大、EPSの増加率は10%台に加速するとしています。
買付チャートフェデックス(FDX)215.35ドル15.8 ・世界最大の航空貨物輸送会社です。16年7月に欧州の物流大手TNTを買収しています。

・世界的な景気回復を受けて業績は増勢が強まっています。6/20(火)に発表した3-5月期決算は、TNTの買収効果もあって売上が21%増、EPSは28%増で、市場予想をそれぞれ1%、10%上回って好調でした。主力のエキスプレス部門は、景気回復で海外便の数量が5%となったほか価格も上昇して7%増収、14%営業増益、グラウンド部門はeコマースの拡大を受けて主に数量が拡大して9%増収、7%営業増益でした。

・18年5月期のガイダンスは、TNTの統合費用を除く調整後EPSは17年5月期の12.30ドルに対して13.20-14.00ドルを見込んでいます。
買付チャートセルジーン(CELG)134.31ドル18.4 ・バイオ医薬品の大手の一角です。主に癌及び免疫・炎症関連疾患治療法の開発を手掛け、主力製品は免疫調整薬「REVLIMID」、骨髄異形成症候群治療薬「VIDAZA」、多発性骨髄腫治療薬「THALOMID」、進行性すい臓がん治療薬「ABRAXANE」などです。

・同社は血液癌の分野でリーディングポジションを築いており、成長のドライバーとなることが期待されます。また、パートナー企業群と協力して研究開発のエコシステムを構築していることが、有望なパイプラインの確保に有利に働いていると考えられます。

・医薬品セクターは、世界的に薬価が抑えられる傾向にあることから、物色は抑制された状態が続いてきました。しかし、同社は2割前後の利益成長が見込まれており、割安感が強くなっていると見られます。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。カーニバル、アドビシステムズは17年11月期、オラクル、フェデックスは18年5月期、セルジーンは17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
26(月)・ドイツIFO企業景況感指数(6月)
・米耐久財受注(5月)
 
27(火)・中国工業部門利益(5月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(4月)
・消費者信頼感指数(6月)
ダーデンレストランツ
28(水)・米中古住宅販売仮契約(5月)
・FRB(米連邦準備制度理事会)が銀行のストレステストの結果(包括的資本分析)を発表
モンサント、ゼネラルミルズ、ペイチェックス
29(木)・ユーロ圏景況感(6月)
・米実質GDP(1-3月期、確報値)
ナイキ、マイクロンテクノロジー、コンステレーションブランズ
ウォルグリーンブーツアライアンス
30(金)・日本鉱工業生産指数(5月)
・中国製造業・非製造業PMI(6月)
・米個人所得・個人支出(5月)
・米コアPCE(5月)
・シカゴ購買部協会景気指数(6月)
・ミシガン大学消費者マインド(6月)
3(月)・日本日銀短観(6月)
・中国財新製造業PMI(6月)
・ユーロ圏失業率(5月)
・米ISM製造業景況指数(6月)
・米自動車販売台数(6月)
4(火)・ユーロ圏生産者物価指数(5月)
5(水)・ユーロ圏小売売上高(5月)
・米製造業受注(5月)
・FOMC議事要旨(6月13-14日分)
ヤム・ブランズ
6(木)・米ADP雇用統計(6月)
・ISM非製造業景況指数(6月)
7(金)・米雇用統計(6月)

注:企業決算の青字のハイライトは、当社保有顧客数の51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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