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アメリカNOW! フラッシュ 〜ソフトバンクがエヌビディアの大株主に!!〜

2017/05/25
投資調査部 榮 聡

ソフトバンクグループが、同社が主導する10兆円規模のファンド向けに、米半導体メーカーエヌビディア(NVDA)の株式を4.9%程度、40億ドル相当を取得したことが関係者から明らかにされました。

エヌビディアの大株主では、CEOのジェンスン・フアン氏が3.8%に相当する22.5百万株を保有していますが(17年3月末時点)、今回の投資はこれを上回って、第4位の大株主になると見られます。

ソフトバンクグループを率いる孫氏は、古くはコンピュータの展示会運営事業「COMDEX」の買収、インターネットの検索技術を開発した米ヤフーへの出資から、現在主力の移動体通信事業への進出、昨年の半導体の設計コアを提供するARMホールディングスの買収、とその時々の「重要情報技術のインフラ企業」に着目するという事業戦略で知られています。

今回エヌビディアへの投資を決めたのは、同社が今後の情報技術の世界で重要になる「人工知能のインフラ企業」と判断したためと見られます。しかも、それが「唯一無二の存在」であろうことも投資を決めたポイントだと見られます。この点についてご説明しましょう。

エヌビディアはGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)を主力とする半導体メーカーです。

GPUはその名が示す通り、画像・映像の表示に使用されてきた半導体チップです。それが偶然に人工知能で必要とされる計算を効率的に処理できることがわかり、現在では人工知能のトレーニングに盛んに使われるようになって、データセンターでの需要が急拡大しています。

コンピュータによる計算というと、普通はパソコンやサーバーに入っているCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)を思い浮かべるかもしれません。しかし、CPUは「YES or NO」という分岐がある命令実行を高速に処理できるように設計されていますが、大量の数値計算を一度に行うのは苦手です。

GPUは構造上、この大量の数値計算を一度に行うのを得意とし、これが人工知能のトレーニングに必要とされる計算の種類だったというわけです。

次に、なぜ「唯一無二の存在」なのかについてご説明しましょう。

エヌビディアはGPUを画像・映像表示以外の数値計算に使うためのソフトウェア群「CUDA」(Compute Unified Device Architecture:クーダ)の整備を2006年から行ってきました。世界中の大学で「CUDA」の講座は数百設けられるまでに普及しており、「CUDA」にふれたことのあるエンジニアは少なくとも数万人に達していると考えられます。

人工知能の応用を模索するエンジニアは「CUDA」をベースに開発し、この結果「CUDA」に最適化されているエヌビディアのGPUが使用されるという循環になっています。

GPU市場でエヌビディアと競合するアドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)は同じような性能のGPUを作ることができますし、インテルはGPUを一部に組み込んだCPUを製造しているため、そのノウハウをもっているはずです。しかし、両社ともこれを数値計算に使用するためのソフトウェア群を整備していませんし、この使い方に習熟したエンジニアも世の中にいないのです。

両社が人工知能の計算でエヌビディアと同じようなポジションを築くためには、少なくとも数年の期間が必要だと考えられます。このため、ここ数年はエヌビディアが「人工知能のトレーニングにおいて唯一無二のインフラ企業」であり続けると期待されるわけです。

ソフトバンクグループの孫氏が投資を決めたのも、この点にあると考えられます。

今週の5銘柄

5/22(月)掲載の「アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜政治不安で投資環境が不安定な中、好決算銘柄に注目〜」から、注目銘柄をご紹介します。

アリババ グループADR(BABA)
・世界で最もeコマースが普及していると見られる中国に君臨するeコマース大手です。世界的なIT株への物色で株価は上昇しましたが、引き続き割安と考えられます。

ウォルマート ストアーズ(WMT)
・米小売企業にはアマゾンの攻勢で劣勢な企業が多い中、ホームデポとともにその圧力を例外的にかわしていると目されます。デジタルとリアルの資産を融合することでアマゾンに対抗しようとしています。

アプライド マテリアルズ(AMAT)
・5-7月期の業績ガイダンスが、またしても市場予想を大幅に上回りました。CEOは「市場は強く、さらに強くなりつつあり、当社の全部門にわたってモメンタムが凄まじい(tremendous)」としています。
・半導体市場が通常の循環を超えて成長する「スーパーサイクル」に入っている可能性が窺がえます。

アルタ ビューティ(ULTA)
・同社はドラッグストアで販売されているような美容関係の商品、百貨店にあるような高級化粧品、美容院のサービスをワンストップショップできる店舗をロードサイドに展開している企業です。米国の小売セクターの代表的成長企業として注目を集めています。
・5/25(木)の引け後に2-4月期決算の発表予定です。

Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)
・S&P500指数のインバースの300%のパフォーマンスに連動する投資成果を目指すETFです。保有する株式ポートフォリオの売りヘッジに利用できます。

図表1 エヌビディアの株価推移(週足、2年)

※当社のWEBサイトを通じてSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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