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2017-05-25 17:45:41

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜「目標株価」が大きく引き上げられた銘柄に着目〜

2017/05/15
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、フランス大統領選挙の通過に伴う安堵感から来る相場の反発は見られず、逆に週後半にかけて米国の政治的不透明感が株価を抑える要因になったと見られます。今週は、引き続きコミーFBI(米連邦捜査局)長官解任による影響の波及を見守る展開となりそうです。

今回はアナリストが目標株価を引き上げた銘柄に着目して、アマゾン ドットコム(AMZN)キャタピラー(CAT)フェイスブック A(FB)マイクロソフト(MSFT)アルファベット C(GOOG)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、フランス大統領選の無事通過を受けてS&P500指数は5/9(火)にザラ場ベースで最高値を更新したものの、上に抜け切れませんでした。週後半には、トランプ大統領によるコミーFBI(米連邦捜査局)長官解任が政治停滞の懸念を高め、また、メーシーズなど百貨店株の急落を受けて軟調地合いに転じました。S&P500指数は週間で0.3%の下落です。一方、ナスダック指数はアップル株の高値更新が牽引して続伸、週間で0.3%の上昇でした。

先週発表の経済指標では、5/8(月)の4月中国貿易統計で輸出が前年比8.0%増、輸入が11.9%増と前月から伸びが大きく低下、5/12(金)の4月米小売売上高は前月比0.4%増で市場予想の同0.6%増を下回って冴えませんでした。一方、ミシガン大学消費者マインドは3ヵ月連続で改善して97.7となり、市場予想の97を上回りました。

個別企業では、若者層に人気のファッションブランド、ケイトスペードを24億ドルで買収すると発表したコーチ(COH)、5/8(月)に新型の3Dプリンターを発表して株価が5日続伸して28%の上昇となったスリーディー システムズ(DDD)、配送が無料となる購入額を35ドル(今年2月にも49ドルから引き下げています)から25ドルに引き下げたアマゾンドットコム(AMZN)、5/9(火)発表の2-4月期実績、売上ガイダンスとも市場予想を上回って最高値更新に進んだエヌビディア(NVDA)、5/10(水)に発表した上場後初の四半期決算が市場予想を下回って株価が急落したスナップ(SNAP)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、コミーFBI長官解任の影響の広がりを見守ることになりそうです。

トランプ大統領は、解任の理由としてヒラリー・クリントン氏の私用メール問題への対応がまずかったとしていますが、政界・金融市場では、大統領選挙に対するロシアの介入について捜査するFBIへの牽制が理由ではないかと疑われています。

この問題の対応に政権の精力が向けられると、経済政策の実現が遅れることが懸念されています。また、ロシアとの不適切な関係が明らかになる可能性にも懸念は及んでいるようです。

一方、5/23(火)には、トランプ政権が3/15(水)に概要を発表した18会計年度(17年10月〜18年9月)予算案の詳細が発表される予定で、相場の下支え要因として期待できそうです。

今週の経済イベントでは、5/15(月)の4月中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(鉱工業生産は前年比7.0%増に前月から低下予想)、5/16(火)の4月米住宅着工・許可件数(着工件数は2.9%増の予想)、5/18(木)の日本1-3月期実質GDP(前期比年率1.8%増予想)などが予定されています。

企業決算では、半導体相場の鍵を握ると目されるアプライドマテリアルズ、中国のeコマース大手のアリババのほか、ホームデポ、ウォルマートストアーズなど米小売企業の2-4月期の決算発表が続きます。

今週の5銘柄

今回は、主要企業の1-3月期決算発表が一段落したことを受けて、アナリストによる目標株価の修正に着目して銘柄を選んでいます。

米国の主要企業からなるS&P100指数の採用銘柄について、(1)今期業績予想が増収・増益である、(2)現在の株価とアナリストの目標株価平均の乖離率が5%以上である銘柄について、過去4週で目標株価の修正率が大きい順に図表2にリストアップしています。

目標株価修正率の上位、アマゾン ドットコム(AMZN)キャタピラー(CAT)フェイスブック A(FB)マイクロソフト(MSFT)アルファベット C(GOOG)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表2:アナリスト目標株価の引き上げが大きい銘柄(S&P100指数採用企業)

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(5/12)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)961.35ドル76.5 ・1-3月期決算のEPSは市場予想を大きく上回ったものの、税金などの一時的要因の影響で、4-6月期のガイダンスも市場予想を下回ったため、目標株価が大幅に上方修正されたという結果は意外です。実際、通期のEPSは過去3ヵ月で4.7%と比較的大きく下方修正されています。

・にもかかわらず目標株価が上方修正された要因として考えられるのは、(1)同社の音声応答システム「アレクサ」の採用が広がっており、家庭向けIoTのスタンダードになる可能性がある、(2)配送が無料となる購入額の下限額を25ドルへ引き下げ、シェア拡大に向けて積極的に動いていることが評価された可能性が考えられるでしょう。
買付チャートキャタピラー(CAT)100.71ドル25.1 ・1-3月期決算は、2年以上ぶりに増収に転じ、EPSも91%増に大きく改善、通期ガイダンスは売上が360-390億ドルから380-410億ドルへ、EPSは2.90ドルから3.75ドルに引き上げられました。これを受けて、コンセンサスEPSも過去3ヵ月で30.9%の上方修正となり、主要企業では突出して大きくなっています。

・ただ、足もとで資源価格が軟調となっていることや、中国の経済指標がやや鈍化していることを受けて株価の反応は抑制されたものとなっています。中国経済への安心感が戻る局面では、改めて買い直されると期待されるでしょう。
買付チャートフェイスブック A(FB)150.33ドル26.8 ・1-3月期決算は、フェイスブックでの動画視聴が伸びてインスタグラムの収益化が進んでいることから、売上が49%増、EPSが69%増と非常に好調でした。それぞれ市場予想を3%、17%上回ったことから、通年EPSは過去3ヵ月で3.0%上方修正されています。

・これを受けて目標株価が引き上げられたと見られます。決算説明会では、CFO(最高財務責任者)が、「増収率は今後17年中に有意に鈍化する見通しだ」としてその理由も説明されましたが、足もとの業績修正の効果が上回ったと考えられます。
買付チャートマイクロソフト(MSFT)68.38ドル20.7 ・1-3月期は買収したリンクトインが加わったことで売上は7%増となり、ここ数四半期低調が続いていた売上の見栄えは改善しました。また、クラウド事業の伸びやソフトウェア「オフィス」の好調で、業績の基調も緩やかながら、改善が継続していると見られます。

・このような動きを受けて目標株価が上方修正されたと見られます。また、同社は6月決算のため、PERの算出基準が17年6月期から18年6月期に進んだことも押し上げ要因と見られます。
買付チャートアルファベット C(GOOG)932.22ドル22.5 ・1-3月期決算は、モバイル検索と「YouTube」が牽引して売上・EPSとも市場予想を上回る好調な決算でした。一方、EPSは過去3ヵ月で0.4%の下方修正となっています。「YouTube」で一部の大手広告主が出稿を停止した影響がありそうですが、ピチャイCEOは決算説明会で、同問題が広がることはないだろうとしています。
・5/17(水)〜5/19(金)に開発者会議「Google I/O 2017」が開催予定で、アマゾンの「アレクサ」に水をあけられている音声アシスタント「Google Home」に関するアップデート、「アンドロイド」の新バージョンが発表される可能性が注目されています。

※注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトは18年6月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
15(月)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(4月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)
・NAHB住宅市場指数(5月)
16(火)・ユーロ圏実質GDP(1-3月期、2次速報)
・ZEW調査(5月)
・ユーロ圏27ヵ国新車登録台数(4月)
・米住宅着工・許可件数(4月)
・米鉱工業生産(4月)
ホームデポ、TJXカンパニーズ
17(水)・ユーロ圏消費者物価指数(4月)シスコシステムズ、ターゲット、Lブランズ
グーグル開発者会議「Google I/O 2017」(19日まで)
18(木)・日本実質GDP(1-3月期、速報値)
・中国住宅価格(4月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(5月)
アリババ、ウォルマートストアーズ
アプライドマテリアルズ、セールスフォースドットコム
ロスストアーズ、ギャップ
19(金)・イラン大統領選挙
・ユーロ圏消費者信頼感(5月)
・トランプ大統領が初の外遊 中東・欧州へ
ディア
22(月)・日本貿易統計(4月)
・シカゴ連銀全米活動指数(4月)
アジレントテクノロジー
23(火)・IFO企業景況感指数(4月)
・新築住宅販売件数(4月)
・トランプ政権予算教書の詳細
インテュイット、オートゾーン
24(水)・マークイット製造業・サービス業PMI(5月)
・米中古住宅販売件数(4月)
・FOMC議事要旨(5/2-5/3開催分)
ティファニー、ロウズ、HP、PVHコープ
25(木)・OPEC(石油輸出国機構)総会(ウィーン)シードリル、アルタビューティ、ダラーツリー(E)、ベストバイ
26(金)・G7首脳会談(27日まで、イタリア)
・米実質GDP(1-3月期、改定値)
・米耐久財受注(4月)

・ミシガン大学消費者マインド(5月、確報値)
コストコホールセール

※注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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