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2019-10-23 11:08:14

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜GW中の決算発表銘柄で注目はコレ!?〜

2017/05/08
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、企業決算の好調と米雇用統計の改善を受けて上昇しました。今週は、フランス大統領選挙の通過で週初は上昇が期待されます。その後は、主要企業の決算発表がほぼ終了し、経済指標も軽めとなるため、トランプ政権の経済政策の進捗に注目が集まりそうです。来年の予想EPSを視野に入れると、法人税減税が決まる前でもS&P500指数には数%の上昇の余地がありそうです。

今回は、先週決算を発表して「主要企業の決算概要」を作成した15社より、業績動向から株価の上値が期待できると考えられるアップル(AAPL)フェラーリ(RACE)コーチ(COH)スリーディー システムズ(DDD)HSBC ホールディングス ADR(HSBC)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週に1-3月期決算を発表したアドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)アップル(AAPL)ファイザー(PFE)コーチ(COH)メルク(MRK)ギリアド サイエンス(GILD)アルトリア グループ(MO)BP(BP)フェイスブック(FB)テスラ モーターズ(TSLA)スプリント(S)フェラーリ(RACE)スリーディシステムズ(DDD)HSBC ホールディングス(HSBC)バークシャー ハサウェイ(BRKB)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、5/4(木)までは小動きとなりましたが、5/5(金)には4月の米雇用統計が良好で、ここまで株価を抑える要因になっていた原油価格が反発、また、時価総額最大のアップルが1.7%上昇して最高値を更新したことから、S&P500指数は0.4%上昇して終値ベースで3/1(水)に付けた高値を更新しています。S&P500指数は週間で0.6%の上昇でした。

先週発表の経済指標では、5/5(金)の4月雇用統計で非農業部門雇用者数が21.1万人増と3月の7.9万人増から大きく改善し、失業率も07年5月以来の4.4%に低下して米経済の好調が確認されました。5/1(月)の4月ISM製造業景況指数は54.8と2ヵ月連続で低下となり、昨年夏から続いた改善の動きが一服した形です。5/2(火)の4月自動車販売台数は年率1,688万台と2ヵ月連続で低調でした。一方、5/3(水)の4月ISM非製造業景況指数は57.5と高水準が維持されました。

個別企業について、決算速報で取り上げた企業以外では、17年の売上ガイダンスが260-280百万ドル(市場予想は247百万ドル)に引き上げられて5/5(金)に株価が24%上昇した有機ELディスプレイ材料で世界最大手のユニバーサルディスプレイ(OLED)、バークシャーハサウェイが保有株の3分の1を売却したことが明らかとなり、バフェット氏が「同社に対する見方を引き下げた」とコメントして株価が下落したIBM(IBM)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、フランスの大統領が中道のマクロン氏で決まったため週初はリリーフラリーが期待できるでしょう。主要企業の決算発表はほぼ終了して、経済指標の発表も軽めであることから、その後はトランプ政権の経済政策の進捗に目が向きやすいと見られます。

S&P500指数の上値の目途として、トランプ政権による法人税減税が決まる前でも数%の上昇の可能性がありそうです。17年12月期の予想EPS129.66ポイントを基準とすると、予想PERは18.5倍と高水準です。一方、年の半ばに達しようとしていることから、今後は18年12月期の予想EPS145.18ポイントも市場の視野に入ってくると考えられます。17年12月期と18年12月期のEPSの平均、137.42ポイントを基準とすると、17.5倍まで低下しますので、若干の上値余地が考えられそうです。

米国主要企業の1-3月期決算は好調です。S&P500指数採用企業で5/5(金)までに発表を行った411社について、売上は前年同期比8.6%増、EPSは15.3%増、市場予想に対して売上は0.8%、EPSは5.6%、それぞれ上回っています。16年2Q(4-6月期)まで停滞していましたが、16年3Q(7-9月期)より前年同期比でプラスに転じて、伸び率が拡大してきました(図表2)。

今週の経済イベントでは、5/8(月)に4月の中国貿易統計(輸出・輸入とも前年比の伸び率は大幅増となった3月から低下予想)、5/12(金)に4月の米小売売上高(前月比0.6%増の予想)、5月のミシガン大学消費者マインド(前月比横ばいの予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

今回は、先週決算を発表して「主要企業の決算概要」を作成した15社より、業績動向から株価の上値が期待できると考えられるアップル(AAPL)フェラーリ(RACE)コーチ(COH)スリーディー システムズ(DDD)HSBC ホールディングス ADR(HSBC)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表2:米主要企業の1-3月期決算は良好

  • 注:S&P500指数採用企業の四半期EPSの前年同期比です。17年1Q(1-3月期)は5/5(金)までに発表された411社の集計によります。17年2Q(4-6月期)以降は、Bloomberg集計によるコンセンサス予想です。
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(5/5)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアップル(AAPL)148.96ドル16.7・9月と噂されるiPhone8への期待の高まり、サービス企業として評価されることによるPERの上昇の可能性が注目されます。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートフェラーリ(RACE)82.48ドル29.4・世界的な景気回復、株高を背景に超高級車の販売環境が良好であることが注目されます。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートコーチ(COH)42.66ドル 17.9・北米でのブランド価値再構築の取り組みが成果をあげつつあること、ブランド品のメッカである欧州での好調が注目されます。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートスリーディー システムズ(DDD)17.01ドル34.0・3Dプリンターの用途が模型の制作から生産現場での使用に移行しつつある点が注目されます。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートHSBC ホールディングス ADR(HSBC)42.68ドル14.2・主力のアジア事業が好調で、事業に安定感が出てきている点が注目されます。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
  • 注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは17年9月期、コーチは18年6月期、それ以外は17年12月期です。
  • ※会社資料、BloombergのデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要(1-3月期)

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
8(月)・中国貿易統計(4月)
・米労働市場情勢指数(4月)
9(火)・米JOLT求人(3月)
・米卸売売上高(3月)
エヌビディア、ウォルトディズニー
バルカンマテリアルズ、マリオットインターナショナル
トリップアドバイザー
10(水)・中国生産者・消費者物価指数(4月)
・中国資金調達総額(4月、15日までに発表)
スナップ
11(木)・米月次財政収支(4月)
・米生産者物価指数(4月)
モービルアイ(E)
12(金)・ユーロ圏鉱工業生産(3月)
・米消費者物価指数(4月)
・米小売売上高(4月)
・米ミシガン大学消費者マインド(5月)
15(月)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(4月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)
・NAHB住宅市場指数(5月)
16(火)・ユーロ圏実質GDP(1-3月期、2次速報)
・ZEW調査(5月)
・ユーロ圏27ヵ国新車登録台数(4月)
・米住宅着工・許可件数(4月)
・米鉱工業生産(4月)
17(水)・ユーロ圏消費者物価指数(4月)シスコシステムズ
18(木)・日本実質GDP(1-3月期、速報値)
・中国住宅価格(4月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(5月)
アリババ、ウォルマートストアーズ
アプライドマテリアルズ
19(金)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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