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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米1-3月期決算で注目の銘柄はコレ!?〜

2017/04/10
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、経済指標が全般に弱めで市場の景気センチメントを抑制したほか、シリアへの空爆がサプライズとなったものの、米中首脳会談は無難に通過したことで、様々な悪材料のわりに市場は底堅く推移したと言えそうです。今週は地政学リスクの高まりが意識され、来週からの決算発表本格化を控えて、様子見になりやすいと考えられます。

今回は来週から本格化する1-3月期決算発表で業績モメンタムの加速が見込まれている主要企業から、投資銀行大手のゴールドマン サックス(GS)、総合銀行大手のバンク オブ アメリカ(BAC)、ソフトウェア世界最大手のマイクロソフト(MSFT)、メディア大手のウォルト ディズニー(DIS)、軍需大手のレイセオン(RTN)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、経済指標が全般に弱めで市場の景気センチメントを抑制したほか、シリアへの空爆がサプライズとなり地政学リスクが高まったものの、米中首脳会談は無難に通過して、様々な悪材料のわりに市場は底堅く推移したと言えそうです。S&P500指数は週間で0.3%の下落でした。

先週出た様々な材料について、確認しておきましょう。

・4/3(月)の3月米自動車販売台数が低調・・・3月の米自動車販売は年率換算1,662万台と市場予想の同1,730万台を大きく下回りました。ただ、米国で自動車は必需品に近く、また、リースが終わった車の中古市場への供給が増えるなど独自の変動要因があり、消費の強弱を測るための指標性はさほど高くないと見られます(図表2)。

・4/5(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨・・・FRB(米連邦準備制度理事会)のバランスシート縮小が市場想定よりも早く、年内に始まる可能性が示唆されて株式の売りを誘ったと見られるほか、メンバー数名が株式のバリュエーションが高水準にあるとした点は、先行きの上値を抑える要因になるかもしれません。

・4/6(木)米国が化学兵器を使用したとされるシリア政府軍の施設を爆撃・・・シリア政府を支えるロシアとの関係悪化が懸念され、世界の不安定化要因となる一方、選挙中に「孤立主義」を主張していたトランプ大統領が世界の治安に責任を持つ姿勢を示したことをポジティブと捉えることもできるでしょう。

・4/6(木)〜4/7(金)の米中首脳会談・・・具体的な成果は出なかったものの友好がアピールされ、米中貿易戦争に対する市場の懸念は一旦後退したと見られます。

・4/7(金)発表の3月雇用統計の非農業部門雇用者数は市場予想の前月比18万人増を大きく下回る9.8万人増・・・天候要因による建設セクターの雇用減が主因とされ、市場では重視されなかったと見られます。

・原油価格が2週続伸・・・OPECを中心とした減産合意に対する信頼感の高まりに加え、米原油在庫の増加が落ち着いてきたことから、2週連続で大幅な上昇となっています。米国株式市場を下支えする要因となりました。

個別企業では、1-3月期の納車台数がガイダンスの23,500台〜24,000台を上回る25,000台超となって株価が上昇、時価総額でフォード(F)を上回ったことが話題となったテスラ(TSLA)、ゴールドマンサックスがマイニングセクターの設備投資調整は終了して30%の株価上昇が期待できるとして「コンビクションバイ」に追加したキャタピラー(CAT)、シリアへの攻撃で59発の巡航ミサイル「トマホーク」(値段は1発0.8〜1.4百万ドルと推定)が使用された軍需企業のレイセオン(RTN)、パシフィック・クレストのアナリストが顧客のヒアリングから、利益が予想を下回ることが示唆されると指摘、格付けをアンダーウェイトに引き下げて株価が下落したエヌビディア(NVDA)、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、先週の盛りだくさんの材料に関して市場が消化しきれていない可能性があるほか、週末には米国の空母が朝鮮近海に向かっているため地政学リスクが意識され、また、来週から本格化する1-3月期決算を控えて、様子見となりやすいでしょう。

一方、テクニカル面では、S&P500指数は3/1(水)の高値をピークに1ヵ月以上調整地合いで推移してきましたが、一目均衡表の雲の上限に達していることから下値抵抗が期待できるでしょう(図表1)。地政学リスクについて特にネガティブ材料が出なければ、反発となる可能性もありそうです。

1-3月期決算発表は、4/13(木)のJPモルガンチェース(JPM)ウェルズファーゴ(WFC)シティグループ(C)から始まります。ファクトセット社による4/7(金)時点の集計によると、S&P500指数採用企業の1-3月期EPSは前年同期比8.9%増が見込まれています。

16年10-12月期の同5.0%増から加速する見込みで、決算発表後の着地は発表前の予想に対して平均で2.9%ポイント上回る傾向があるため、増益率が2桁に乗る可能性も高くなっています。増益を牽引するのは、エネルギー(前年同期比黒字転換予想)、金融(同14.3%増)、素材(同13.4%増)、情報技術(同13.1%増)などです。

今週のその他の経済イベントでは、4/13(木)中国貿易統計(輸入の前年比伸び率は低下、輸出は同改善予想)、ミシガン大学消費者マインド(97.0へ前月から改善予想)、4/14(金)米小売売上高(前月比0.0%増予想)などの発表が予定されています。

その他企業決算では、世界最大の半導体ファウンドリーTSMC(台湾セミコンダクター)が4/13(木)に1-3月期の決算を発表します。同社の設備投資に関するコメントが、アプライドマテリアルズ(AMAT)ラムリサーチ(LRCX)など半導体製造装置の株価を押し上げるか注目されます。

今週の5銘柄

今回は来週から1-3月期決算発表が本格化するため、決算発表で注目されそうな企業をスクリーニングしています。スクリーニングの条件は以下の通りで、16年10-12月期決算から17年1-3月期決算に向けて、売上高の増加率、EPSの増加率とも加速が見込まれている銘柄をリストアップしています(図表3)。

【スクリーニング条件】
・S&P100指数採用の主要企業。
・1-3月期の業績予想が増収・増益。
・1-3月期の予想売上高増加率が16年10-12月期の売上高増加率を1%ポイント以上上回る。
・1-3月期の予想EPS増加率が16年10-12月期のEPS増加率を5%ポイント以上上回る。

図表3に抽出された銘柄から、株価評価や株価の動向を踏まえて、投資銀行大手のゴールドマン サックス(GS)、総合銀行大手のバンク オブ アメリカ(BAC)、ソフトウェア世界最大手のマイクロソフト(MSFT)、メディア大手のウォルト ディズニー(DIS)、軍需大手のレイセオン(RTN)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

尚、リスト上位のエネルギー各社については、原油価格の回復で業績モメンタムの改善が大きいものの、利益が株価をPERで買える水準に達していないことから今回は選んでいません。

図表2:米自動車販売台数は消費の強弱を測るための指標性はさほど高くない

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:1-3月期決算で業績モメンタム加速が見込まれている企業

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(4/7)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートゴールドマン サックス(GS)227.88ドル11.9 ・1-3月期決算は収益が33.1%増、EPSが91.3%増と、16年10-12月期からモメンタムが加速する見通しです。

・トランプラリーで機関投資家のポートフォリオ入れ替えが活発化した16年10-12月期から顧客取引は低下した可能性があるものの、市況回復を受けたIPOやM&Aの活発化が業績に貢献していると期待されます。

・予想PERは11.9倍と低水準です。自己ポジションに関する規制緩和やM&Aの活発化による恩恵が特に大きい銀行と考えられます。1-3月期決算は4/18(火)に発表予定です。
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC)23.16ドル13.2 ・1-3月期決算は、収益が前年同期比10.9%増、EPSが74.6%増と、16年10-12月期からモメンタムが加速する見通しです。

・トランプ大統領当選以降の米長期金利上昇の効果は16年10-12月期の金利収入には限定的でしたが、1-3月期には大きなインパクトが表面化する見通しです。

・トランプ政権の経済政策具体化、金融規制緩和などが今後の期待材料です。1-3月期決算は4/18(火)に発表予定です。
買付チャートマイクロソフト(MSFT)65.68ドル20.1 ・16年10-12月期の売上は前年同期比0.6%増と低調でしたが、事業売却などの影響を除いたNon-GAAPベースでは2%増、さらに為替の影響を除いたベースでは4%増でした。1-3月期については、実力ベースの増収率・増益率が表面化してくると見られます。

・クラウドビジネスの好調や「オフィス」の売上増に加え、PC販売の落ち込み緩和によって、業績は改善基調が見込まれます。また、トランプ大統領が提唱するレパトリ減税による株主還元増の可能性にも注目できます。

・1-3月期決算は4/28(金)の引け後に発表予定です。
買付チャートウォルト ディズニー(DIS)112.58ドル18.9 ・16年10-12月期の決算は、スタジオ・エンターテイメント部門、コンシューマー・プロダクツ&インタラクティブ・メディア部門が前年同期の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の反動で減収となって伸びが抑えられていました。このため、今回1-3月期の決算が実力ベースの伸びに近い数字と見られます。

・15年の夏にスポーツチャンネル「ESPN」のケーブルTVの加入者数減少が明らかとなってから同社株価は市場平均を下回る推移となっていました。しかし、「ESPN」のネットテレビへの展開の期待から16年11月以降の株価は回復基調にあります。

・1-3月期決算は5/9(火)の引け後に発表予定です。
買付チャートレイセオン(RTN)152.96ドル20.7 ・トマホーク、パトリオットを開発したミサイルの世界トップメーカーです。16年売上は、ミサイルシステム28%、統合防衛システム21%、宇宙・航空システム24%、諜報・情報およびサービス(サイバーセキュリティなど)24%からなります。海外売上が31%を占めます。

・16年10-12月期の業績は低調でしたが、16年末の受注残は6%増で、17年12月期のガイダンスは売上が2.9-5.0%増へ改善が見込まれています。シリアへの爆撃に同社が製造する巡航ミサイル「トマホーク」が使用されたことから、注目が高まっています。

・1-3月期決算は4/27(木)に発表予定です。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトは18年6月期、ウォルトディズニーは17年9月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
10(月)・日本貿易収支(2月)
・中国資金調達総額(3月、15日までに発表)
・イエレンFRB議長講演(ミシガン大学)
11(火)・ユーロ圏鉱工業生産(2月)
・ZEW景況調査(4月)
・米JOLT求人(2月)
・NFIB中小企業楽観指数(3月)
12(水)・日本機械受注(2月)
・中国消費者物価指数・生産者物価指数(3月)
・OPEC(石油輸出国機構)月報
・米月次財政収支(3月)
13(木)・中国貿易統計(3月)
・国際エネルギー機関(IEA)石油市場月報
・ミシガン大学消費者マインド(4月)
JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、シティグループ
14(金)・米市場休場(グッドフライデー)
・日本鉱工業生産(2月)
・米小売売上高(3月)
・米消費者物価指数(3月)

・米企業在庫(2月)
17(月)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(3月)
・中国実質GDP(1-3月期)
・ニューヨーク連銀製造業景況指数(4月)
・NAHB住宅市場指数(4月)
18(火)・中国住宅価格(3月)
・米住宅着工・許可件数(3月)
・米鉱工業生産(3月)
IBM、バンクオブアメリカ、ジョンソンアンドジョンソン
ネットフリックス、ゴールドマンサックス、
ユナイテッドヘルスグループ、ラムリサーチ
インチュイティブサージカル、WWグレインジャー
チャールズシュワブ
19(水)・EU27ヵ国新車登録台数(3月)
・ユーロ圏消費者物価指数(3月)
・ベージュブック
アメリカンエキスプレス、クアルコム、ブラックロック
ユナイテッドレンタルズ、モルガンスタンレー
USバンコープ、アボットラボラトリーズ
キンダーモルガン、CSX、イーベイ
20(木)・日本貿易収支(3月)ビザ、フィリップモリスインターナショナル
ベライゾンコミュニケーションズ、
アドバンストマイクロデバイセズ

DRホートン、ニューコア、ドーバー、ダナハー
スカイワークスソリューションズ、ヘインズブランズ
21(金)ゼネラルエレクトリック、シュルンベルジュ
ハネウェルインターナショナル

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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