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2019-06-19 14:37:47

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜16年ぶりの高水準に達した消費者信頼感で買える銘柄とは?〜

2017/04/03
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、トランプ政権の政策実現能力への懸念が早期に沈静化する一方、個人消費関連の経済指標が好調であったことから反発に転じました。今週は米中首脳会談で米中貿易戦争への懸念が後退する可能性に注目できるでしょう。

今回は消費関連指標が好調なことから、消費関連の銘柄をご紹介いたします。クルーズ船最大手のカーニバル(CCL)、住宅建設のレナー(LEN)、ビューティケア製品販売店チェーンのアルタ ビューティ(ULTA)、ホームセンター最大手のホーム デポ(HD)、ネット旅行予約最大手のプライスライン グループ(PCLN)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、トランプ政権の政策実現能力に対する懸念が早期に沈静化したことに加え、3/28(火)の3月消費者信頼感指数が125.6と市場予想の114を大幅に上回り(図表2)、3/30(木)の10-12月期実質GDPが個人消費の貢献で前期比年率2.1%増に2次速報の同1.9%増から上方修正されたことから、反発に転じました。S&P500指数は週間で0.8%の上昇でした。

このところS&P500指数に対するアウトパフォームが目立っているナスダック指数は3/30(木)に終値ベースで高値を更新しています。アップル(AAPL)フェイスブック(FB)アマゾンドットコム(AMZN)ネットフリックス(NFLX)などのテクノロジー株がそろって先週高値を更新しており、指数の上昇を牽引しています。FANG銘柄のうちアルファベット(GOOG)は高値更新とならず、YouTubeで人を不快にする動画にも広告が掲載されることを嫌った一部広告主の引き上げ問題が影響しているようです。

個別企業では、中国のネット企業テンセント(00700)による株式の5%取得が注目されたテスラ(TSLA)、新型スマートフォン「ギャラクシーS8」を発表して、画面に余白のない「インフィニティ・ディスプレイ」やAIアシスタントの「Bixby」が注目されたサムスン電子、嚢胞性線維症(CF、Cystic Fibrosis)の治験薬が後期試験で良好な結果を示して株価が急騰したバーテックスファーマシューティカル(VRTX)、商品力が不十分で足もとの売上が低調と言及して株価が急落したヨガウェアのルルレモンアスレティカ(LULU)などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、これまで上昇が続いたISM製造業景況指数が3月は57.2へ低下予想となっているほか、3月ISM非製造業景況指数は57.0へ、3月雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比17.5万人増へ、いずれも前月から低下が見込まれているため、市場の景気センチメントは高まりにくそうです。

一方、4/6(木)〜4/7(金)に予定されている習近平中国国家主席のトランプ大統領との会談が相場を動かす可能性のあるイベントとして注目できるでしょう。これまでトランプ大統領が企業幹部と面談したケースでは、事前に攻撃的な発言をしていた場合でも実際に会うと融和的なミーティングが演出されており、それが彼の行動パターンと言えるのではないでしょうか。市場でリスク要因として意識されている、米中貿易戦争に対する懸念が後退する可能性が考えられるでしょう。

今週のその他の経済イベントでは、4/4(火)の2月貿易収支(445億ドルへ赤字縮小予想)、4/5(水)にFOMC議事要旨の公表(3月14日、15日開催分)などが予定されています。

企業決算では、12-2月期決算の発表が複数予定されており、ワイン、ビール、蒸留酒のマーケティング企業コンステレーションブランズ(STZ)に注目できるでしょう。同社は商品の輸入が多いため国境調整税の影響が懸念されて株価の上昇基調に変調をきたしていますが、足もとの業績は好調持続と期待されます。

今週の5銘柄

今回は(1)消費者信頼感指数が16年ぶりの高水準に上昇したこと(図表2)、(2)セクター指数の騰落率でも、「一般消費財・サービス」セクターは年初来、過去1ヵ月とも「情報技術」セクターとともに物色される傾向が出ていることから(図表3)、消費関連の銘柄をご紹介いたします。

S&P500指数の「一般消費財・サービス」セクター採用銘柄について、以下の条件でスクリーニングしています。

【スクリーニング条件】
・今期業績見通しが増収増益予想である。
・過去4週、3ヵ月とも今期予想EPSが上方修正された。
・過去4週、3ヵ月とも目標株価(アナリスト予想の平均)が上方修正された。
・目標株価(アナリスト予想の平均)が現値の5%以上上にある。

図表4に抽出された銘柄から、最近の4半期決算および株価動向を踏まえて、以下の銘柄を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

クルーズ船最大手のカーニバル(CCL)、住宅建設のレナー(LEN)、美容関係品販売店チェーンのアルタ ビューティ(ULTA)、ホームセンター最大手のホーム デポ(HD)、ネット旅行予約の最大手プライスライン グループ(PCLN)です。

図表2:消費者信頼感指数は16年ぶりの水準に上昇

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:S&P500セクター指数の騰落率(年初来と過去1ヵ月)

※S&P500セクター指数の騰落率(年初来と過去1ヵ月)

図表4:消費関連銘柄のスクリーニング

銘柄(コード) 株価
(3/30)
(ドル)
予想PER
(倍)
目標株価
(ドル)
目標株価
乖離率
予想EPS
(今期)
(ドル)
予想EPS
(来期)
(ドル)
ナイキ(NKE) 56.04 23.3 62.7 12% 2.41 2.59
ロス ストアーズ(ROST) 66.61 21.1 73.8 11% 3.16 3.46
レナー(LEN) 51.30 12.0 55.5 8% 4.26 4.64
カーニバル(CCL) 59.29 16.1 63.7 7% 3.68 4.23
ロイヤル カリビアン クルーズ(RCL) 99.65 14.1 107.0 7% 7.05 8.04
アルタ ビューティ(ULTA) 285.51 35.3 304.0 6% 8.08 9.76
ホーム デポ(HD) 146.95 20.5 156.4 6% 7.19 8.14
デルファイ オートモーティブ(DLPH) 81.00 12.4 86.2 6% 6.53 7.16
プライスライン グループ(PCLN) 1789.20 24.1 1894.5 6% 74.25 86.54

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(3/31)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートカーニバル(CCL)58.91ドル16.0 ・世界最大のクルーズ船の会社で、客船100隻以上を所有して中国を含む世界で就航しています。

・3/28(火)の12-2月期決算発表では、足もとの業績堅調を受けて17年11月期のガイダンスはイールド(旅客1人に対する距離当たりの収入)が前年同期比約2.5%増から約3%増へ引き上げられる一方、クルーズの運営コスト(燃油費の調整を除く)は同約1%増が維持されました。EPSは3.30-3.60ドルから3.50-3.70ドルへ引き上げられています。

・クルーズ船業界では、クルーズをバケーションとする中間所得層の広がりや中国事業の拡大などが成長要因として期待されています。消費者信頼感の上昇を受けてレジャー需要の好調持続が期待されます。
買付チャートレナー(LEN)51.19ドル12.0 ・大手住宅建設企業の一角で、一部マンション建設も手がけていることが特徴です。

・3/21(火)発表の12-2月期決算は、売上が販売戸数の増加により17%増でしたが、一時的費用などで税前利益は6%減にとどまりました。しかし、受注額が16%増、受注残額が24%増など先行きの指標は堅調で、17年11月期は14%の増収、16%のEPS増加が見込まれています。

・住宅建設株については、住宅ローン金利の上昇が警戒される一方、景気の改善による住宅取得意欲の向上も期待されます。堅調な業績拡大が続く中、PERの12倍には割安感があると言えそうです。
買付チャートアルタ ビューティ(ULTA)285.23ドル35.3 ・ビューティケア製品のロードサイド販売店をチェーン展開しています。 マス向けの美容商品、高級な美容商品、美容サロンのサービスをワンストップショップできる便利さが受けて拡大しています。

・3/9(木)発表の11-1月期の決算は、売上が25%増(ガイダンスは20-22%増)、既存店売上が17%増(同12-14%増)と好調でした。既存店売上は来客数が11%増、客単価が6%増と来客数が牽引しているため、持続することが期待されます。

・米国小売セクターの代表的な成長企業として注目されています。加えて、スナップチャットのようなSNSで自撮りする人が増えているため、美容関係商品の事業環境は良好と考えられます。
買付チャートホーム デポ(HD)146.83ドル20.4 ・米国最大のホームセンターチェーンです。11−1月期の売上は6%増、EPSは23%増と、市場予想をそれぞれ2%、8%上回り好調な決算が確認されました。

・既存店売上は5.8%増(8-10月期は5.5%増)、米国が6.3%増(同5.9%増)と好調でした。18年1月期のガイダンスは、売上、既存店売上の伸びはいずれも4.6%増で、EPSは10.5%増の7.13ドルが見込まれています。

・米国の小売セクターは「国境調整」の導入が警戒されており、実際導入が決まれば株価は下落することが予想されますが、そのような場合に業績堅調で押し目を買える銘柄として注目できるでしょう。一方、米国でのインフラ投資拡大は、工事現場のプロもホームセンターを利用することから、恩恵が期待されます。
買付チャートプライスライン グループ(PCLN)1779.97ドル24.0 ・オンライン旅行予約の大手で、宿泊予約では世界最大です。欧州の宿泊予約サイトのブッキングドットコム、旅行比較サイトのKAYAK、レストラン予約のオープンテーブルを買収して事業分野を拡げてきました。

・16年10-12月期決算は、売上が18%増、EPSが35%増で、いずれも市場予想を上回って好調でした。同期の旅行受注高も宿泊予約が牽引して前年同期比26%増と会社ガイダンスの17-22%増を上回りました。1-3月期のガイダンスも旅行受注高は前年同期比19-24%増と好調持続が見込まれています。

・米国の消費マインド向上によるレジャー需要拡大の恩恵が期待されます。また、売上の7割を占める欧州も失業率低下の累積的な効果から消費は好調です。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。カーニバル、レナーは17年11月期、アルタビューティ、ホームデポは18年1月期、プライスライングループは17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
3(月)・日本日銀短観(3月)
・ユーロ圏生産者物価指数(2月)
・ユーロ圏失業率(2月)
・米ISM製造業景況指数(3月)
・米自動車販売台数(3月)
4(火)・ユーロ圏小売売上高(2月)
・米製造業受注(2月)
・米貿易収支(2月)
5(水)・ADP雇用統計(3月)
・ISM非製造業景況指数(3月)
・FOMC議事要旨(3月14日〜15日開催分)
ウォルグリーン ブーツ アライアンス
モンサント、ベッド バス アンド ビヨンド
6(木)・中国習主席訪米、トランプ大統領と会談(7日まで)コンステレーション ブランズ、カーマックス
7(金)・米雇用統計(3月)
10(月)・日本経常収支(2月)
・中国資金調達総額(3月、15日までに発表)
11(火)・ユーロ圏鉱工業生産(2月)
・ZEW景気期待指数(4月)
・米JOLT求人(2月)
・NFIB中小企業楽観指数(3月)
12(水)・日本機械受注(2月)
・中国消費者物価指数・生産者物価指数(3月)
・米月次財政収支(3月)
13(木)・中国貿易統計(3月)
・ミシガン大学消費者マインド(4月)
JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、シティグループ
14(金)・米国市場休場(グッドフライデー)
・米小売売上高(3月)
・米消費者物価指数(3月)

・米企業在庫(2月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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