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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜世界的な景気回復、株高が高級品・レジャー需要を刺激へ〜

2017/03/06
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、2/28(火)のトランプ大統領の議会演説がポジティブに受け止められ、翌3/1(水)のS&P500指数は1.4%上昇して史上最高値を大幅更新しました。今週は3/14(火)-15(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げとなるか、さらに、これに対して最後のプッシュとなるかが注目される3/10(金)の雇用統計を控えて様子見となりやすいタイミングと考えられます。

S&P500指数の予想PERは18.4倍まで上昇して、市場全体としては買い上げにくい水準に達していると考えられるため、今回は個別材料で注目できる銘柄を取り上げています。超高級車のフェラーリ(RACE)、カジノセクターのラスベガスサンズ(LVS)メルコ クラウン エンターテインメント ADR(MPEL)、加熱式たばこ「アイコス」で注目のフィリップモリスインターナショナル(PM)、ビューティケア製品販売店のアルタビューティ(ULTA)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業(当社保有顧客数上位50社)の決算概要:先週四半期決算を発表した3D システムズ(DDD)とコストコ ホールセール(COST)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、2/28(火)のトランプ大統領の議会演説がポジティブに受け止められ、翌3/1(水)のS&P500指数は1.4%上昇して史上最高値を大幅更新しました。S&P500指数は週間で0.7%の上昇でした。

トランプ大統領の議会演説では、1兆ドルのインフラ投資、税制改正を進めていることなどを確認しましたが、市場が期待していた詳細については、ほとんど新たな話はありませんでした。しかし、演説の姿勢が落ち着いた大統領らしいものであり、国際的な対立を先鋭化するような内容は抑えられたことから、市場でポジティブに受け止められました。

個別銘柄では、写真共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップ(SNAP)が新規上場しました。久々の大型ネット企業のIPOとなったことから応募倍率は10倍を超えたとされ、上場初日の3/2(木)にIPO価格17ドルから44%上昇、3/3(金)も11%上昇して時価総額は300億ドルを超えてきました。同銘柄について詳しくは、3/1(水)掲載の外国株式特集レポート「消滅系メッセンジャーアプリ「スナップチャット」が新規上場へ!」をご覧ください。

先週発表の経済指標では、ISM製造業・非製造業景況指数が市場予想を上回る改善を示して、米経済の改善が継続していることが確認されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、来週3/14(火)-15(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げとなるか、さらに、これに対して最後のプッシュとなるかが注目される3/10(金)の雇用統計を控えて様子見となりやすいタイミングと考えられます。

米国経済の改善、世界経済の回復に加え、トランプ大統領の政策への期待から株価は上昇が続いていますが、年初来の17年予想EPSはほぼ横ばいで推移しています。このためS&P500指数の予想PERは18.4倍まで上昇しており、これ以上なかなか買い上げにくい水準に到達していると考えられます。EPSの上方修正に繋がる経済政策の具体化が待たれます。

市場で織り込まれているFRB(米連邦準備制度理事会)による3月の利上げ確率は94%まで上昇しています(図表2)。イエレン議長が2/14(火)の議会証言で利上げに強いメッセージを発したにもかかわらず、市場の利上げ期待が高まらなかったことから、複数のFRBメンバーが利上げに向けて市場を誘導してきました。3/3(金)のイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演でも、利上げが検討のテーブルにのっていることが確認されました。

今週の経済指標では、3/8(水)に2月の中国貿易統計(輸出・輸入とも前年比の伸びは前月から加速の予想)、3/9(木)にECB(欧州中央銀行)主要政策金利(現状維持の予想)、3/10(金)に2月の米雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比19万人増、失業率は4.7%の予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

S&P500指数の予想PERは18.4倍まで上昇して、市場全体としては買い上げにくい水準に達していると考えられるため、今回は個別材料で注目できる銘柄を取り上げています。

世界的な株高を受けて超高級車の販売環境が良好で、3/9(木)からのジュネーブ・モーターショーで新たなフラッグシップ車のお披露目を控えるフェラーリ(RACE)、3/1(水)発表のマカオの2月度カジノ売上が改善傾向を示し、世界的な株高からも恩恵が期待されるカジノセクターからラスベガスサンズ(LVS)メルコ クラウン エンターテインメント ADR(MPEL)、加熱式たばこ「アイコス」による成長の可能性が注目されるフィリップモリスインターナショナル(PM)、米国小売セクターの代表的成長企業で、3/9(木)に四半期決算の発表を控えるアルタビューティ(ULTA)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表2:3/14(火)-15(水)FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ確率が大幅上昇

※注:翌日物金利スワップから計算された利上げ確率です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(3/3)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートフェラーリ(RACE) 66.27ドル25.5 ・フィアットクライスラーから15年10月に分離、NY市場に新規上場したイタリアの超高級車メーカーです。

・注目点は、(1)世界的な景気回復、株高を受けて超高級車の販売環境が良好と考えられること、(2)フィアットクライスラーがマセラティの販売拡大戦略を進めていることから、エンジンを供給するフェラーリへの恩恵が大きいこと(16年のエンジン売上構成比は11%まで拡大)、(3)3/9(木)からのジュネーブ・モーターショーで、新たなフラッグシップモデル「812スーパーファースト」が初披露されること、です。

・17年のガイダンスは、出荷台数が約8,400台(16年は8,014台)、売上が33億ユーロ以上(同31億ユーロ)、調整後EBITDAが9.5億ユーロ以上(同8.8億ユーロ)と順調な拡大が見込まれています。
買付チャートラスベガス サンズ(LVS) 53.84ドル20.9 ・カジノ世界最大手のラスベガスサンズとマカオで営業するメルコクラウンエンターテインメントをご紹介します。

・注目点は、(1)世界最大のマカオのカジノ市場が来年に向けて回復する可能性、(2)世界的な景気回復、株高がレジャー需要を刺激すると見られること、(3)日本の「IR推進法」の成立が事業機会の拡大となること、です。(2)については、中国の綱紀粛正で14年以降マカオのカジノ売上は大きく落ち込みましたが、昨年半ば以降徐々に回復しつつあります。3/1(水)に発表された2月度売上は前年比18%増となっています。さらに、17年中に「港珠澳大橋(ホンコン・ジュハイ・マカオ・ブリッジ)」が開通予定で、来年にかけてマカオのカジノ売上は回復に向かうと期待できます。

・ラスベガスサンズは、マカオ、ラスベガス、シンガポールで営業する世界最大手です。安倍首相がシンガポールで視察したマリーナベイサンズは同社施設で、日本への参入も期待されます。また、メルコクラウンエンターテインメントはマカオのみの営業ですが、先日取締役が大阪府知事と面談して、日本への参入意欲を表明しています。
買付チャートメルコ クラウン エンターテインメント ADR(MPEL) 16.95ドル30.3
買付チャートフィリップ モリス インターナショナル(PM) 110.21ドル22.9 ・08年にアルトリア グループの海外事業が分離してできた会社で、主力ブランドの「マールボロ」を擁する世界最大のたばこ会社です。

・注目点は、加熱式たばこ「アイコス」による成長の可能性が出てきた点です。(1)機器の売上が上乗せになる、(2)研究開発投資が必要なため大手メーカーに有利で、中小メーカーからシェアを奪う可能性、(3)アルトリアが担当している米国市場での展開も視野に入れている、の3点が成長を押し上げると期待されます。

・タバコ企業は販売本数の減少を値上げでカバーしてきたため成長が期待されることはなく、主に配当利回りに注目して取引される銘柄でした。しかし、成長の可能性が出てきたことから、株価評価基準の変化が期待されます。
買付チャートアルタ ビューティ(ULTA)278.15ドル34.7 ・ビューティケア製品のロードサイド販売店をチェーン展開しています。 マス向けの美容商品、高級な美容商品、美容サロンのサービスをワンストップショップできる便利さが受けて拡大しています。1万平米の広い店舗で2万品目を超える豊富な品揃えができることも強みとなっています。

・米国小売セクターの代表的な成長企業として注目されています。加えて、スナップチャットのようなSNSで自撮りする人が増えているため、美容関係商品の事業環境は良好と考えられます。

・11-1月期の決算発表が3/9(木)引け後に予定されています。同期の会社ガイダンスは、売上が前年同期比20-22%増、既存店売上が12-14%増です。

※注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アルタビューティは18年1月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

先週発表された主要企業の決算概要

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
6(月)・米製造業受注(1月)CERAウィーク(エネルギー関連の国際会議、10日まで)
7(火)・ユーロ圏実質GDP(10-12月期、確報値)
・米貿易収支(1月)
・中国外貨準備高(2月)
8(水)・日本実質GDP(10-12月期、確報値)
・中国貿易統計(2月)
・米ADP雇用統計(2月)

・米卸売売上高(1月)
9(木)・中国生産者・消費者物価指数(2月)
・ECB(欧州中央銀行)主要政策金利
・米家計純資産変化(10-12月期)
ジュネーブ・モーターショー(19日まで)
アルタビューティ
10(金)・中国新規融資(2月、15日までに発表)
・米雇用統計(2月)
映画「キングコング:髑髏島の巨神」が米国で公開
13(月)・日本機械受注(1月)
・米労働市場情勢指数(2月)
 
14(火)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(2月)
・ユーロ圏鉱工業生産(1月)
・ドイツZEW景況調査(3月)
・米生産者物価指数(2月)
15(水)・オランダ総選挙
・米小売売上高(2月)

・米消費者物価指数(2月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)
・NAHB住宅市場指数(3月)
・FOMC政策金利
・米債務上限適用停止の期限
オラクル(E)
16(木)・ユーロ圏新車登録台数(2月)
・ユーロ圏消費者物価指数(2月)
・米住宅着工・許可件数(2月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(3月)
・JOLT求人(1月)
アドビシステムズ、ダラーゼネラル
17(金)・米鉱工業生産(2月)
・ミシガン大学消費者マインド(3月)
ティファニー

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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