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2019-06-27 03:53:05

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜ユニバーサルディスプレイ決算は有機EL相場の号砲か!?〜

2017/02/27
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、トランプ銘柄に利食いが入る一方配当利回り銘柄が買われ、上昇が続きました。NYダウは11連騰です。今週は2/28(火)のトランプ大統領の議会演説が注目されます。一旦利食いとなる可能性もありますが、米国経済指標の改善、世界経済の回復を考慮すれば、継続的な下落相場に繋がる可能性は小さく、基本的に強気スタンスを継続してよいと考えられます。

今回は先週決算発表を行った企業から業績面で注目できる銘柄として、有機EL材料のユニバーサル ディスプレイ(OLED)、ホームセンターのホーム デポ(HD)、大手スーパーのウォル マート ストアーズ(WMT)、鉄鉱石のヴァーレ(VALE)、電気自動車のテスラ(TSLA)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週10-12月期決算を発表したバークシャーハサウェイ(BRKB)をご報告しています。

ウォル マート ストアーズ(WMT)、HSBC ホールディングス(HSBC)、テスラ モーターズ(TSLA)、モービルアイ(MBLY)、 ヴァーレ ADR(VALE)については、2/24(金)掲載の決算速報をご参照ください。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、上昇が続いてS&P500指数は週間で0.7%上昇、NYダウは2/9(木)から11連騰です。金融や資本財セクターなどトランプラリーで買われた銘柄群には利食いが出ているものの、米長期金利の低下を受けて配当利回りが高いセクターに見直し買いが入り、全体として株価水準が維持されました。

2/22(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨では、「経済指標が現在の想定に沿った、あるいは一段と力強い内容になれば、かなり早期の追加利上げが適切になるだろうとの認識を多くの参加者が示した」としました。しかし、利上げペースを加速させるとの見方を裏付ける追加の手掛かりはなく、米長期金利は低下しました(図表3)。

また、2/23(木)には米財務長官ムニューシン(Mnuchin)氏がCNBCとのインタビューで、「税制改正は8月の議会休会までに通過させたい」と発言したことから、トランプ大統領が今後数週間以内にとした「驚くべき発表」に対する期待が後退したと見られます。

先週発表の経済指標では、中古住宅販売件数が年率569万戸(前月比3.3%増)と市場予想の同555万戸を上回り、07年2月以来の高水準に達しました。住宅ローン金利がこれ以上上昇する前に購入しようとする動きが出ていると言われています。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、2/28(火)のトランプ大統領による米議会上院下院合同本会議での演説が注目されます。米国東部時間午後9時(日本時間3/1(水)午前11時)からテレビ中継されます。

就任から40日間で実行した施策を振り返り、経済、通商、外交など幅広い分野での政策の大枠が語られると見込まれます。財務長官ムニューシン氏の発言で税制案の具体化の度合いについては期待が後退しましたが、税制案についても何かしらの発表があると見込まれます。

S&P500指数は大統領選挙が実施された16年11/8終値の2,139.56ポイントから2/24(金)終値の2,367.34ポイントまで10.6%上昇していますので、一旦利食いとなる可能性もなくはないでしょう。ただ、米国経済指標の改善、世界経済の回復を考慮すれば、利食いによる下落が継続的な下落相場に繋がる可能性は小さく、基本的に強気スタンスを継続してよいと考えられます。

今週は写真共有サイト「スナップチャット」の親会社「スナップ(SNAP)」の新規上場が予定されています。32億ドルの調達を目指す大型のIPOで、3/1(水)に値決め(仮条件は1株当たり14-16ドル)、3/2(木)から取引開始です。また、小売大手の決算発表が続き、2/28(火)にターゲット、3/2(木)にコストコホールセールなどが予定されています。

今週の経済指標では、2/28(火)に10-12月期実質GDPの改定値(前期比年率2.1%増へ同1.9%増から上方改定の予想)、3/1(水)に中国の製造業・非製造業PMI(製造業PMIは51.1へ前月比やや低下予想)、米ISM製造業景況指数(56で前月比変わらずの予想)、3/3(金)に米ISM非製造業景況指数(56.4に前月からやや低下予想)などの発表が予定されています。また、3/3(金)にはFRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長、フィッシャー副議長の講演が予定されています。

今週の5銘柄

今回は先週決算発表を行った企業から業績面で注目できる銘柄を選んでいます。

有機EL材料の世界トップで予想を上回る業績加速がサプライズとなったユニバーサル ディスプレイ(OLED)、ホームセンター最大手で米国の建設需要拡大から恩恵が期待されるホーム デポ(HD)、堅調な既存店売上が確認されeコマースへの注力を進めるウォルマート(WMT)、中国経済の安定から鉄鉱石需要が堅調と見込まれるヴァーレ(VALE)、普及タイプの「モデル3」の生産開始が注目されるテスラ(TSLA)を選んで今週の5銘柄といたします。

このうち、ユニバーサルディスプレイについては、決算発表を受けて2/24(金)に株価が20%上昇、市場の注目を集めています。世界的に有機ELディスプレイ市場が立ち上がりつつあることが表面化してきたと見られます。有機EL関連銘柄について詳しくは、16年9月7日掲載の「拡大が期待される有機EL!ど真ん中銘柄はコレ!?」もご覧ください。

図表2:米10年国債利回りは昨年末の利上げ以降低下傾向

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(2/24)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートユニバーサル ディスプレイ(OLED)81.00ドル59.6 ・94年創業で有機ELディスプレイおよび照明に特化した研究開発型の企業で、有機EL関連で業界最大の4,200件超の特許を保有しています。売上の50%が有機EL材料(りん光材料)の販売、50%がライセンス・フィーおよびロイヤルティ等からなります。

・10-12月期の売上は74.6百万ドルで前年比20%増、EPSは0.55ドルで同41%増と、それぞれ市場予想を9%、31%上回る好決算となりました。1-9月期の売上は3%減でしたので、10-12月期に大幅に加速したことになります。有機EL材料ではエミッター材料が新世代品に切り替わったことで1-9月期の18%減から5%増に改善、ライセンス・フィーおよびロイヤルティ等も同じく25%増から31%増に加速しています。17年の売上ガイダンスは前年比16%〜26%増の230〜250百万ドルと、16年実績の4%増から加速の見通しです。

・CEOはリリースで、「今後を見渡すと、我々のビジネスには極めてポジティブなモメンタムが見られ、目前に広がる巨大な事業機会を捉えるために我々は良いポジションにあると信じている。」としています。アップルのスマホが有機ELディスプレイを採用する、また、日本の家電各社が有機ELテレビの発売を計画するなどの動きが業績に表面化してきたと考えられます。有機EL相場の号砲と捉えられるのではないでしょうか。17年12月期のEPSは1.36ドル、18年12月期のEPSは2.19ドルが予想されています。
買付チャートホーム デポ(HD)145.95ドル20.3 ・米国最大のホームセンターチェーンです。11−1月期の売上は6%増、EPSは23%増と、市場予想をそれぞれ2%、8%上回り好調な決算が確認されました。

・既存店売上は5.8%増(8-10月期は5.5%増)、米国が6.3%増(同5.9%増)と好調でした。18年1月期のガイダンスは、売上、既存店売上の伸びはいずれも4.6%増で、EPSは10.5%増の7.13ドルが見込まれています。

・米国の小売セクターは「国境調整」の導入が警戒されており、実際導入が決まれば株価は下落することが予想されますが、そのような場合に業績堅調で押し目を買える銘柄として注目できるでしょう。一方、米国でのインフラ投資拡大は、工事現場のプロもホームセンターを利用することから、恩恵が期待されます。
買付チャートウォルマート ストアーズ(WMT)72.39ドル16.7 ・11-1月期の国内ウォルマート事業の既存店売上高は1.8%増と市場予想を上回りました。Eコマースへの注力によるアマゾンへの対抗が注目されます。

・詳しくは、2/24(金)掲載の決算速報をご参照ください。
買付チャートヴァーレ ADR(VALE)10.52ドル10.4 ・中国の鉄鉱石需要は、信用供給の拡大と固定資産投資の拡大から堅調との見通しが示されています。

・詳しくは、2/24(金)掲載の決算速報をご参照ください。
買付チャートテスラ(TSLA)257.00ドル-・決算発表後に株価は下落していますが、決算自体は市場予想を上回っていました。普及タイプ「モデル3」の量産開始は9月と順調に準備が進んでいる点が注目できます。

・詳しくは、2/24(金)掲載の決算速報をご参照ください。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。ホームデポ、ウォルマートは18年1月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
バークシャー ハサウェイ(BRKB) 売上(億ドル) 583 12% 5% 0%
2/25、2/27、-ドル、−% EPS(ドル) 1.78 -6% -2% 7%

【1株当たり純資産は15年末比10.7%増加】

  • 10-12月期の営業利益(同社のEPSは営業利益をベースに計算されています)は、「その他」項目の減益により前年同期比6%減の43.8億ドルでした。「保険」と「その他事業」(製造業など)が増益、「鉄道・公益・エネルギー」は減益でした。投資関係収支が8億ドルから19億ドルに増加して、純利益は62.9億ドルで前年同期比15%増でした。
  • B株の1株当たり純資産は114.7ドルで15年末比10.7%増と順調な増加となっています。同社の主要投資先の1社で不正口座開設問題で株価が下落していたウェルズファーゴ株式は、トランプラリーに乗って16年9月末の44.28ドルから12月末には55.11ドルまで回復しています。
  • B株ベース(A株の1,500分の1)の予想EPSは17年12月期が7.93ドル、18年12月期が8.70ドルと予想されています。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
27(月)・ユーロ圏業況判断指数(2月)
・ユーロ圏消費者信頼感(2月)
・米耐久財受注(1月)
・米中古住宅販売仮契約(1月)
プライスライングループ
28(火)・日本鉱工業生産指数(1月)
・ユーロ圏消費者物価指数(2月)
・米実質GDP(10−12月期、改定値)
・コンファレンスボード消費者信頼感(2月)

・S&Pコアロジック住宅価格指数(12月)
・シカゴ購買部協会指数(2月)
・トランプ大統領議会演説(米国時間午後9時〜)
セールスフォースドットコム、ターゲット
ロスストアーズ、オートゾーン
1(水)・中国製造業・非製造業PMI(2月)
・ISM製造業景況指数(2月)

・米個人所得・個人支出(2月)
・米PCEコアデフレータ(1月)
・米自動車販売台数(2月)
ロウズ、ダラーツリー、ベストバイ、マイラン
2(木)・ユーロ圏失業率(1月)コストコホールセール
3(金)・ユーロ圏小売売上高(1月)
・ISM非製造業景況指数(2月)
・イエレンFRB議長講演(シカゴ)

・フィッシャーFRB副議長講演(ニューヨーク)
6(月)・米製造業受注(1月)
7(火)・ユーロ圏実質GDP(10-12月期、確報値)
・米貿易収支(1月)
・中国外貨準備高(2月)
8(水)・日本実質GDP(10-12月期、確報値)
・中国貿易収支(2月)
・米ADP雇用統計(2月)

・米卸売売上高(1月)
9(木)・中国生産者・消費者物価指数(2月)
・ECB(欧州中央銀行)主要政策金利
・OECD(経済協力開発機構)経済見通し
・米家計純資産変化(10-12月期)
アルタビューティ
10(金)・中国新規融資(2月)
・米雇用統計(2月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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