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2019-06-18 07:49:27

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜トランプ減税で注目の銘柄はコレ!?〜

2017/02/13
投資調査部 榮 聡

先週の米国市場は、2/9(木)にトランプ大統領が税制について「驚くべき(phenomenal)」発表を数週間以内にするとしたことから大型減税への期待が高まり、主要3指数が揃って高値を更新しました。減税案の具体化待ちで売り込みにくい状態となっているため、今週も堅調推移が期待できるでしょう。

今回は法人税減税への注目の高まりを考慮して、その恩恵を受けやすい米国事業の比率が高い企業で、かつ、「インフラ投資」または「製造業の米国回帰」の投資テーマに乗る銘柄として、ユナイテッド レンタルズ(URI)マーチン マリエッタ マテリアルズ(MLM)WW グレインジャー(GWW)ローパー テクノロジーズ(ROP)シンタス(CTAS)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週10-12月期決算を発表したコカ コーラ(KO)とツイッター(TWTR)をご報告しています。ウォルト ディズニー(DIS)、ギリアド サイエンス(GILD)、BP(BP)、グラクソ スミスクライン ADR(GSK)、 エヌビディア(NVDA) は、2/10(金)掲載の決算速報をご覧ください。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、前半は手掛かり難でもみ合いに終始しましたが、2/9(木)にトランプ大統領が2、3週間のうちに税制に関する「驚くべき(phenomenal)」発表をするとして大型減税への期待が強まって上昇に転じました。2/10(金)には中国の貿易統計が輸出・輸入ともに伸びが加速、トランプ大統領が習近平国家主席との電話会談で「一つの中国」を認めたと伝わり米中関係への懸念が後退、さらに安倍首相との記者会見も穏当な内容となったことから、主要3指数が揃って連日の高値更新に進みました。S&P500指数は週間で0.8%の上昇です。

中国の1月貿易統計では、輸出が前年比7.9%増、輸入が同16.7%増と、それぞれ12月の6.1%減、3.1%増から大幅に加速しました。春節の影響でこの時期の指標はぶれやすいことには注意が必要ですが、中国経済に対する安心感が広がったと見られます。その他の経済指標では、2/10(金)の2月ミシガン大学消費者マインドが95.7と1月の98.5、市場予想の97.9から比較的大きな落ち込みとなりましたが、高水準は維持されています。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、トランプ政権の景気刺激策の具体化待ちで売り込みにくい状態になったと考えられ、堅調に推移すると見込まれます。

1/30(月)号では、12月半ばから1/20までの1ヵ月強にわたるもみ合いを上抜けたことを受けて、「今回の上昇ラウンドで少なくとも3〜4%の上昇が期待できるのではないか」としました。

これは、(1)もみ合いレンジを上抜けたのだから意味のある上昇幅が期待できるはずだというテクニカルな理由、一方、(2)予想PERが18倍を超えて安定するのは難しいのではないか(もみ合い上限は17.4倍でした)、という2点からそのように判断しました。しかし、今回法人税減税案が近く具体化する可能性が出てきたため、この限りではありません。

法人税減税の企業利益へのインパクトを考えてみましょう。現在の米国の法人税率は35%です。トランプ大統領は選挙中に15%への引き下げに言及していますが、市場ではここまでドラスチックな引き下げは現実的でないと考えられています。

そこで、仮に25%へ引き下げられたケースを考えると、税前利益に対する純利益の比率は65%から75%に上昇するため、純利益は約15%増加すると計算できます。ただ、S&P500指数採用企業の実効税率は28%程度とされ、実際のEPSの増加率は計算上の15%を下回ると考えられます。

S&P500指数の予想EPSは現在130ポイントです。減税によってEPSが仮に10%上方修正される場合には、143ポイントとなります。予想PERが現在の17.8倍から変わらないとすると、S&P500指数は143ポイント×17.8倍で2,545ポイントと計算できます。現値の2,316.10ポイントから10%の上昇です。

法人税減税が具体化した場合には、もみ合い水準からの株価上昇率は3〜4%では収まらないと考えられるでしょう。

今週の経済指標では、2/15(水)に1月の米小売売上高(前月比0.1%増の予想)、2/16(木)に1月の米住宅着工・許可件数(着工件数は前月比0.3%増、許可件数は同0.2%増の予想)が予定されています。

また、2/14(火)と2/15(水)にイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長による半期議会証言が予定されています。次の利上げ時期に言及されるか、また、FRBで金融規制担当のタルーロ理事が任期を5年残して辞任していることから、トランプ政権との関わりへの言及も注目されます。

今週の5銘柄

今回は法人税減税への注目の高まりを考慮して、その恩恵を受けやすい米国事業の比率が高い企業で、かつ、「インフラ投資」あるいは「製造業の米国回帰」の投資テーマを合わせもつ銘柄を選定しました。

建機レンタル大手のユナイテッド レンタルズ(URI)、砂利などの建設骨材を供給するマーチン マリエッタ マテリアルズ(MLM)、工具など間接資材を企業等にネット通販する WW グレインジャー(GWW)、幅広い分野の工業機器でニッチ市場を狙って展開しているローパー テクノロジーズ(ROP)、企業ユニフォームのデザイン・製造・販売を主力事業とするシンタス(CTAS)を選んで今週の5銘柄といたします。

2/14(火)に決算発表を控えるマーチンマリエッタマテリアルズを除いて10-12月期決算の発表が終わっていますが、いずれも堅調な内容が確認されています。投資テーマだけでなく足もとの業績動向にも買い安心感のある銘柄群と見られます。

尚、銘柄選定について詳しくは、1/18掲載の外国株式特集レポート「トランプ相場は第2幕へ!乗るにはコレ!?」をご参照ください。

図表2:10-12月期決算発表予定企業(S&P100指数構成銘柄)

注:業績予想は2/10(金)時点です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(2/10)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートユナイテッド レンタルズ(URI) 127.12ドル13.9 ・米国の建機レンタル最大手で、米国全土に営業網を巡らせており、米国売上比率が90%に達することから、米国のインフラ投資拡大の本命銘柄として注目されています。

・10-12月期決算は、売上が前年同期比横ばい、EPSは同22%増で、市場予想をそれぞれ2%ポイント、16%ポイント上回りました。17年のガイダンス中央値は、売上が前年比0.7%増、調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)が同0.6%増と基本横ばいの見通しです。16年の稼働率は67.9%で、政策によるインフラ投資の加速があれば、改善の余地が大きいと言えるでしょう。
買付チャートマーチン マリエッタ マテリアルズ(MLM) 230.32ドル34.3 ・米国南東部ノースカロライナ州に本社を置く、骨材(砂利、砕石)など建設資材を供給する企業です。南東部、南部、中西部を中心に26州およびカナダなどに事業展開しています。

・業績はインフラ市場の回復を受けて14年12月期から大幅な伸びを記録しています。16年12月期も売上が9%増、EBITDA(利払い、税金、償却前利益)は34%増と好調の見通しです。市場別の需要見通しについて同社は、インフラが1桁台半ばから後半、非住宅建設が1桁台後半、住宅が10%台の伸びを見込んでいます。 2/14(火)に10-12月期決算を発表する予定です。
買付チャートWW グレインジャー(GWW) 255.06ドル21.5 ・商業、工業、工事請負業者向けに、メンテナンス、修理、作業用の資材用品(間接資材)をネット通販している企業です。インフラ投資拡大、製造業の米国回帰、規制緩和による製造業の浮揚などトランプ大統領が進める政策の恩恵を幅広く捉えることができる企業として注目できます。

・10-12月期決算は、売上が横ばい、EPSは2%減ながら、市場予想をそれぞれ1%、4%上回りました。足もとの業績は米国の産業景気の低調で冴えませんが、政策の恩恵によって今後の業績伸長が期待されます。
買付チャートローパー テクノロジーズ(ROP) 204.56ドル24.5 ・工業機器の幅広い分野でのニッチ市場を狙ってリーダーのポジションを取る戦略により、03年から15年に営業利益の年平均成長率で21%を達成している成長企業です。顧客産業は、ヘルスケア、運輸、食品、エネルギー、水道などです。S&P500指数に採用されています。

・2/9(木)に発表した10-12月期決算は、売上が7%増(うちオーガニック成長率が2%ポイント)、EPSが2%増、市場予想を1%ずつ上回って堅調でした。受注は17%増でした。17年は買収効果もあって売上が20-22%増(うちオーガニック成長が3-5%増)、調整後EPSは8.82-9.22ドルで中央値は前年比37%増相当です。利益の伸びが高いのは、16年がソフトウェアへの投資等で利益が抑制されていたことも一因です。
買付チャートシンタス(CTAS) 116.72ドル25.3 ・68年に家族による洗濯業で創業、90万社を顧客企業に持つユニフォーム業界の最大手になった企業です。ユニフォームのデザイン、製造・販売、クリーニングを主力に、玄関マット、洗面所の消耗品、セキュリティなど企業回りの様々なサービスを手掛けることで成長しています。

・16年9-11月期決算は、売上が前年同期比6.4%増で、うち5.7%ポイントをオーガニック成長(買収や為替の影響を除く成長)が占めます。営業利益は1.3%増にとどまりましたが、ITシステム投資による販売管理費の一時的増加が要因です。粗利率は43.3%から44.1%へ13四半期連続で拡大、CEOは我々の事業機会の大きさを示しているとコメントしています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。シンタスは17年5月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

先週発表された主要企業の決算概要

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
13(月)・日本実質GDP(10-12月期)
・OPEC(石油輸出国機構)月報発表(2月)
14(火)・中国消費者物価指数(1月)
・中国生産者物価指数(1月)
・ユーロ圏実質GDP(10-12月期、改定値)
・ユーロ圏鉱工業生産指数(12月)
・ドイツZEW景況感指数(2月)
・米生産者物価指数(1月)
・イエレン議長、半期議会証言(上院)
AIG、タタモータース、マーチンマリエッタマテリアルズ
デボンエナジー
15(水)・ユーロ圏貿易収支(12月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)
・米消費者物価指数(1月)
・米小売売上高(1月)
・米鉱工業生産(1月)
・イエレン議長、半期議会証言(下院)
ペプシコ、クラフトハインツ、シスコシステムズ
バリックゴールド、
アプライドマテリアルズ
アナログデバイセズ、マリオットインターナショナル
16(木)・NAHB住宅市場指数(2月)
・米住宅着工・許可件数(1月)
・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)
17(金)VF、フルアー、ムーディーズ、ディア
20(月)・日本貿易収支(1月)
・ユーロ圏消費者信頼感(2月)
21(火)ウォルマートストアーズ、HSBC、ホームデポ
ニューモントマイニング
22(水)・ドイツIFO企業景況感(2月)
・ユーロ圏消費者物価指数(1月)
・米中古住宅販売件数(1月)
・FOMC議事要旨(1/31-2/1開催分)
テスラモーターズ、モービルアイ、Lブランズ
23(木)・シカゴ連銀全米活動指数(1月)ヴァーレ、チェサピークエナジー、コールズ
ノードストローム、ヒューレットパッカード
24(金)・新築住宅販売件数(1月)
・ミシガン大学消費者マインド(2月、確報値)
ギャップ

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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