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2019-10-14 15:24:12

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜「銀行株は極めて安い」:ジム・クレイマー〜

2017/01/16
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、トランプ氏の記者会見が肩透かしとなってもみ合いを続けました。今週は1/20(金)の大統領就任式が注目されます。大統領就任式がトランプ・ラリーのピークとのシナリオもありますが、ここまでの株価の推移、足もとの経済指標の改善を考えると一段高に進む可能性のほうが高そうです。

今回は1/13(金)に決算発表した大手銀行のバンクオブアメリカ(BAC)JPモルガンチェース(JPM)ウェルズファーゴ(WFC)を中心に、家電見本市CESで音声アシスタント「Alexa」の存在感が目立ったアマゾン ドットコム(AMZN)、先週号に続きインフラ投資で注目のユナイテッドレンタルズ(URI)を選んで今週の5銘柄といたします。
 
主要企業の決算概要:10-12月期決算を発表したバンク オブ アメリカ(BAC)、JPモルガンチェース(JPM)、ウェルズ ファーゴ(WFC)をご報告しています。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、トランプ次期大統領の記者会見では経済政策の具体化への言及がなく肩透かしの形となり、もみ合いを続けました。S&P500指数は週間で横ばいでした。

1/11(水)のトランプ次期大統領の記者会見では、日中の貿易で米国は多額の損失を被っているとし、米国の利益最優先が強調されました。また、薬価高騰を理由に製薬業界に適切な入札方式を導入する意向を発表したほか、防衛予算のコスト削減に言及されました。一方、株式市場が期待していた経済政策の具体化への言及はほとんどありませんでした。

先週発表の経済指標は、1/13(金)の12月米小売売上高が前月比0.6%増と市場予想の0.7%増を下回ったものの、大きく改善しました。前年比では10月4.2%増、11月3.9%増、12月4.1%増と高水準で、年末にかけて消費者心理が浮揚し、消費が活発化したことが確認されました。また、同日発表の12月中国貿易統計では、輸出は前年比6.1%減で市場予想の同3.5%減を下回る一方、輸入は同3.1%増で市場予想の同2.7%増を上回りました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場では、1/20(金)の大統領就任式が注目されます。

これまで「トランプ・ラリーは大統領就任式がピークでその後は反落」とのシナリオが語られることがありますが、
 (1)高値圏でのもみ合いを維持して上昇過熱感を冷ましつつあるように見えるここまでの株価推移、
 (2)米国の経済指標の改善傾向が足もとまで継続していること、
を考慮すると、米国経済への刺激策が強調されると見られる就任演説を受けて一段高に進む可能性のほうが高いのではないでしょうか。

大統領就任式は米国時間で1/20(金)正午少し前から、日本時間では1/21(土)午前2時少し前から始まります。式典は、「副大統領の宣誓」「大統領就任の宣誓」「新大統領の就任演説」と進み、その後「祝賀昼食会」「議事堂からホワイトハウスまでのパレード」などが行われるのが通例です。

また、10-12月期決算発表が本格化していますが、先陣を切った大手銀行決算は好調です。S&P500指数採用企業全体では、前年同期比6%のEPS増加が予想されています。期待される米国経済の成長率上昇を背景に、今回の決算を受けてアナリストが通年の業績予想をどの程度引き上げるかが注目されます。

今週の経済指標では、1/18(水)に12月の米鉱工業生産(前月比0.7%増へ改善予想)、1/19(木)にECB政策金利(金利は据え置き予想)、1/20(金)に10-12月の中国実質GDP(7-9月と同じく前年比6.7%増の予想)、12月の中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(鉱工業生産・小売売上高は前月の伸びから低下予想、固定資産投資は横ばい予想)などが予定されています。

また、1/17(火)〜1/20(金)のダボス会議に中国の習国家主席が初めて出席することから、その発言が注目されています。

今週の5銘柄

今回は1/13(金)に決算発表した大手銀行のバンクオブアメリカ(BAC)JPモルガンチェース(JPM)ウェルズファーゴ(WFC)を中心に、家電見本市のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で音声アシスタント「Alexa」の存在感が目立ったアマゾン ドットコム(AMZN)、先週号に続いてインフラ投資で注目のユナイテッドレンタルズ(URI)を選んで今週の5銘柄といたします。

大手銀行の決算は好調でしたが、これについてジム・クレイマーは1/13(金)のCNBCマッド・マネー「銀行株はこれまでと全く違う基準で評価する必要があると警告(Cramer warns bank stocks need to be valued entirely different now)」で、銀行株は「Crazy cheap」(バカバカしいほど安い)としています。

米国の銀行株はここ数年、規制強化で収益機会が減少、長期金利低下による利ざや縮小、エネルギー産業向け不良債権の償却が続くなど厳しい事業環境下でBPS(1株当たり純資産)を基準に評価されてきたと見られます。

しかし、例えば、JPモルガンチェースの預金額が11%増、貸出額が14%増と2桁台の成長を記録する中、今後はEPS(1株当たり利益)を基準に評価されるべきではないか。そうだとすれば、JPMの予想PER12倍(17年12月期のコンセンサス予想では13.3倍です)というのは市場平均の17.5倍に対して低すぎるのではないかとしています。

JPMだけでなくバンクオブアメリカの預金と貸出は力強い成長を示して不良債権の償却比率は過去最低水準に低下、重大なスキャンダルに見舞われたウェルズファーゴでさえ預金額は6%増加している、としています。

金融、素材、資本財など景気敏感なセクターのPERは市場平均よりも低く評価されるのが普通ですが、それでも今後数年利益成長が期待される銀行株が13倍前後というのは低すぎるということでしょう。例えば、15倍に評価されるのが妥当だとすれば株価上昇余地は15%ということになります。

尚、アマゾンドットコムのAlexaについては、1/13(金)掲載の「アメリカNOW! フラッシュ 〜世界最大の家電見本市CESの勝ち組とは?〜」もご覧ください。

図表2:金融セクターの予想PERは市場平均を下回る

注:エネルギーセクターが突出して高いのは、原油価格の下落を受けて利益が低水準になっている企業が多く、株価が配当利回りやBPS(1株当たり純資産)で支えられているケースが多いためと考えられます。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(1/13)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC) 23.01ドル13.5 ・EPSは16年12月期実績1.58ドルから、17年12月期予想1.70ドル、18年12月期予想2.03ドルへ順調な増加が見込まれています。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートJPモルガン チェース(JPM) 86.70ドル13.3 ・EPSは16年12月期実績6.10ドルから、17年12月期予想6.50ドル、18年12月期予想7.41ドルへ順調な増加が見込まれています。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートウェルズファーゴ(WFC) 55.31ドル13.3 ・EPSは16年12月期実績3.99ドルから、17年12月期予想4.17ドル、18年12月期予想4.56ドルへ順調な増加が見込まれています。

・詳しくは、「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN) 817.14ドル82.8 ・1/5(木)-1/8(日)に開催された米国の家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、同社の音声アシスタント「Alexa」が幅広い分野の700以上の製品に採用され、圧倒的な存在感を示したとの報告に注目です。

・「Alexa」は無償で配布されているため、当面同社の収益にはなりませんが、消費者向けのIoT(モノのインターネット)、ホーム・オートメーションの分野で同社が頭一つ抜け出た可能性に注目できるでしょう。グーグルが「アンドロイド」を無償で配布することでスマホのOSを支配して、ネット検索のシェアを守り、「Google Play」に繋げた例もあります。

・また、1/12(木)には米国の雇用を10万人増やすとして、トランプ氏との関係を懸念していた市場に安心感が広がったようです。10-12月期決算は1/26(木)の発表予定です。
買付チャートユナイテッド レンタルズ(URI) 107.05ドル12.9 ・米国で建設機械のレンタルを行っている企業で、米国のインフラ投資関連のど真ん中銘柄と目されています。米国売上は90%を占め、7-9月期のレンタル資産の稼働率は70.3%で、今後の上昇余地は大きいと考えられます。

・株価はトランプ氏の勝利を受けて70ドル台から110ドル前後まで上昇しましたが、現値水準に25日移動平均線が近づきつつあり、上昇過熱感を解消しつつあります。

・1/20(金)のトランプ氏の記者会見では、インフラ投資拡大に言及すると見込まれ、再度動意づくことが期待できそうです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。いずれも17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

※会社資料、ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
16(月)・日本機械受注(11月)
・ユーロ圏貿易収支(11月)
・米市場休場(キング牧師の日)
17(火)・日本鉱工業生産(11月)
・ドイツZEW調査(1月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
・世界経済フォーラム年次総会
(ダボス会議、20日まで)
ネットフリックス、モルガンスタンレー
ユナイテッドヘルスグループ、CSX
18(水)・ユーロ圏消費者物価指数(12月)
・米消費者物価指数(12月)
・米鉱工業生産(12月)
・NAHB住宅市場指数(1月)
・イエレンFRB議長講演(サンフランシスコ)
IBM、シティグループ、アメリカンエキスプレス
ゴールドマンサックス、ニューモントマイニング
チャールズシュワブ
19(木)・ECB政策金利
・米住宅着工・許可件数(12月)
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(1月)
・イエレンFRB議長講演(スタンフォード)
ユニオンパシフィック
20(金)・中国実質GDP(10-12月)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(12月)
・トランプ大統領就任式
ゼネラルエレクトリック、シュルンベルジェ
23(月)マクドナルド、テキサス インスツルメンツ、ハリバートン
24(火)・ユーロ圏製造業・非製造業PMI(1月)
・ユーロ圏消費者信頼感(1月)
・米中古住宅販売件数(12月)
アリババ、ジョンソン&ジョンソン、スリーエム
ベライゾン コミュニケーションズ、
デュポン
ロッキード マーチン
、イーベイ、DR ホートン
コーニング、インチュイティブ サージカル
25(水)・日本貿易収支(12月)
・ドイツIFO企業景況感指数(1月)
マイクロソフト、スターバックス、P&G、AT&T
BHPビリトン(営業報告)
ボーイング、クアルコム
ペイパル ホールディングス
、アボット ラボラトリーズ
フリーポート マクモラン、ユナイテッド レンタルズ
ユナイテッド テクノロジーズ、WWグレインジャー
ラムリサーチ、ザイリンクス
26(木)・中国工業部門利益(12月)
・米新築住宅販売件数(12月)
アマゾン ドットコム、アルファベット、インテル
アルトリア グループ、ユニリーバ

ブリストルマイヤーズスクイブ、フォード モーター
キャタピラー、セルジーン、バイオジェン、ダウ ケミカル
27(金)・米実質GDP(10-12月期)
・米耐久財受注(12月)
・ミシガン大学消費者マインド(1月、確報値)
シェブロン、ハネウェル インターナショナル、アッヴィ

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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