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2019-06-27 19:06:14

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜ジム・クレイマーが注目のテクノロジー株は?〜

2016/12/12
投資調査部 榮 聡

先週の米国市場は、ナスダック指数の反発に加え、好調な経済指標の発表、欧州中央銀行による金融緩和の延長も好感されて、最高値の更新が続きました。今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表、トランプ次期大統領の記者会見などが注目材料で、引き続き堅調な相場展開が期待できそうです。

「トランプ・トレード」が席巻する中、テクノロジー株には出遅れが目立っていますが、「債券から株式への資金シフト」が起こっている環境では、いずれテクノロジー株にも物色が回ってくると考えられます。そこで今回はジム・クレイマー氏が注目するテクノロジー株、セールスフォースドットコム(CRM)アドビ システムズ(ADBE)フェイスブック(FB)エレクトロニックアーツ(EA)テイクツー インタラクティブ ソフトウエア(TTWO)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、12/7(水)に市場に不安感を与えていたテクノロジー株が反発して大幅に高値を更新、12/8(木)には欧州中央銀行による金融緩和期間の延長(17年3月末→17年12月末まで)を好感するなどして、その後も高値更新を続けました。S&P500指数は週間で3.1%上昇しています。

米国株が上昇を続けている理由として、
【1】ドル高を背景に米国資産に資金が流入していると見られ、米国株の株式需給が良好(図表2)
【2】足もとの米国内需の景気指標が上振れで推移している(図表3)
【3】選挙後神経質な動きとなっていたテクノロジー株にも安心感が戻りつつある(図表4)

12/7(水)のナスダック指数の反発は、トランプ次期大統領と主要テクノロジー企業CEOとのミーティングが来週セッティングされるとの報道がきっかけだったようです。大統領選挙中に反トランプ活動を展開したテクノロジー企業との和解が期待されているようです。一方、トランプ氏がタイム誌とのインタビューで「薬価を引き下げる」と発言したことからヘルスケアセクターは引き続き売られました。

先週発表の経済指標では、12/5(月)のISM非製造業景況指数は市場予想の55.4に対して57.2、12/9(金)のミシガン大学消費者信頼感は市場予想の94.5に対して98.0と、米国の景況感を見る上で重要な景気指数がいずれも大幅な上振れとなっています。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、12/14(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表・声明文、12/15(木)のトランプ次期大統領の記者会見などが注目材料ですが、上記【1】〜【3】のような背景から引き続き上昇基調となる可能性が高いと見込まれます。

FOMCの結果発表については、政策金利の0.25-0.50%から0.50-0.75%への引き上げがほぼ確実視されています。市場の注目は、今後の政策金利に関する声明文のコメントとメンバーによる政策金利予想(通称、ドットチャート)になると見込まれます。

フェデラルファンド先物から計算される17年末までの利上げ回数(今回利上げされた前提)は、12/9(金)時点で0回が9%、1回が29%、2回が33%、3回が20%、4回が7%などとなっています。一方、9/21のFOMCメンバーの17年末政策金利予想中央値は2回の利上げに相当する1.00%〜1.25%でした。今回これが上昇するか注目されます。

一方、リスク要因としては、イタリアの銀行モンテ・パスキの資金調達問題に注意が必要と見られます。12/9(金)のロイター報道によれば、モンテ・パスキが欧州中央銀行(ECB)に要請した救済計画の完了期限の延期をECBは拒否したとされます。

モンテ・パスキは12/7(水)の声明で、50億ユーロの資本増強計画の年内完了を目指していましたが、政治的な不透明感の高まりを受けて救済計画の完了期限を3週間延長し1月20日とするよう要請したことを明らかにしていました。 ECBはイタリア政府が救済するタイミングにきているとの立場とされ、どのような対応が採られるのか注目されます。尚、モンテ・パスキの株価は19.50ユーロで前日比10.6%安で引けています。

今週の経済指標では、12/13(火)に11月の中国鉱工業生産(10月伸び率から横ばい予想)・小売売上高(10月伸び率から改善予想)・固定資産投資(10月伸び率から横ばい予想)、12/14(水)に11月の米小売売上高(前月比0.3%増予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

今回は金融、インフラ投資関連、資本財などが集中物色される「トランプ・トレード」の中で出遅れが目立っているテクノロジー株から、業績好調を背景に米国の株式投資啓蒙家ジム・クレイマー氏が注目する5銘柄をご紹介いたします。

12/9(金)のCNBC「マッド・マネー」で同氏は、テクノロジー株に対する見方を修正して、セールスフォースドットコム(CRM)アドビシステムズ(ADBE)フェイスブック(FB)エレクトロニックアーツ(EA)テイクツー インタラクティブ ソフトウエア(TTWO)の5銘柄を「クレイマーのテック・ショッピング・リスト」として紹介しています。大統領選挙後にS&P500指数が5.6%上昇する中、これら銘柄の株価騰落率は、それぞれ-7.0%、-3.8%、-3.7%、-3.4%、+1.1%にとどまっています。

クレイマー氏がテクノロジー株に対する見方を変えた背景として、
・「債券から株式への資金シフトが起こっているため、ファンドマネージャーがトランプ銘柄の比重を高めるためにテクノロジー株を売却する影響は、当初想定していたよりも重要度が低い可能性がある」
・「テクノロジー企業CEOの多くはクリントン氏を支持していたが、トランプ氏が打ち出した法人税減税や海外資金の還流促進などの政策はテクノロジー企業にも恩恵がある」
・「好決算を発表して12/9(金)に株価が上昇した半導体のアバゴ(AVGO)がテクノロジー株が終わっていない良い例だ」
としています。

尚、「トランプ・トレード」で上昇した銘柄がどのような状況になっているか確認しておきましょう。

長期金利の上昇と金融緩和規制による恩恵から上昇が目立った金融セクターでは、バンクオブアメリカ(BAC)が11/8(火)〜12/9(金)に35.8%上昇、アナリストの目標株価平均の20.8ドルを11%上回り、ゴールドマンサックス(GS)は同様に32.9%上昇、10%上回っています。また、インフラ投資関連で上昇したユナイテッドレンタルズ(URI)は42.3%上昇、目標株価平均を13%上回っています。

目標株価を上回っているから、市場価格が間違っているということではありません。企業アナリストが業績予想数字として算入しにくいところまで株式市場は織り込んでいるためです。ただ、トランプ氏の政策がどのような形で具体化し、それによって収益にどの程度のインパクトを与えるかは、これから3ヵ月、6ヵ月、1年なりをかけて確認していく必要があります。このため、予想EPSが上方修正されてくるのを待って、これらの銘柄もある程度上昇した時点で株価は様子見となりやすいでしょう。

図表2:米国株への資金流入は継続

※注:米国株ETFの資産額上位20の資金フロー合計です。12月は12/9(金)まで。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:米国内需の景気指標が上振れ傾向

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表4:ナスダック指数も反発

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(12/9)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートセールスフォースドットコム(CRM)71.17ドル55.2 企業向けに販売支援(顧客関係管理)、顧客サービス支援、マーケティング支援などのソフトウエアをクラウドで提供する企業で、顧客関係管理ソフトウエアでは世界最大です。

・11/17(木)発表の8-10月期決算は、売上が25%増で市場予想を1%上回り、EPSは14%増で市場予想も14%上回る堅調な決算でした。ガイダンスは、11-1月期の売上は25-26%増、EPSは0.24−0.25ドル、18年度の売上は21%増にあたる101-101.5億ドルと、順調な拡大が見込まれています。

・クレイマー氏は、良好な決算であったが「トランプ・トレード」真っ只中であったため誰も目に留めなかったとして、買いのチャンスが訪れているのではないか、としています。
買付チャートアドビシステムズ(ADBE)104.31ドル27.2 ・画像処理・文書編集システムの世界的企業です。PDFやFLASH、画像加工のPhotoshop、作画のIllustrator、DTP処理のInDesignなど世界標準ソフトを多数擁します。

・同社の事業は、クリエイティブクラウド、ドキュメントクラウド、マーケティングクラウドに分けられますが、成長を牽引しているのはクリエイティブクラウドで、インターネットの普及を背景とするデジタルメディアの拡大から恩恵を受けています。

・9-11月期決算は、12/15(木)に発表予定です。コンセンサス予想では、売上は前年同期比31%増、EPSは2.6倍への増加が予想されています。
買付チャートフェイスブック(FB)119.68ドル22.7 ・世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」を運営しています。SNS・メッセンジャーサービスの上位10サービスのうち4サービスを保有して、この分野で盤石のポジションを築いています。

・同社SNSの広告媒体としての価値が高まりつつあると見られ、広告単価の上昇を背景にユーザー当たり収入が上昇基調にあり、売上の加速とともに利益率も上昇傾向です。

・7-9月期決算発表でCFOが10-12月期の売上は鈍化するとの見通しをコメントして株価の上昇が止まりましたが、クレイマー氏は市場の過剰反応である可能性が高いとしています。売上成長が3割を超える会社で、PER22.7倍は割安感が強いと言えるでしょう。
買付チャートエレクトロニックアーツ(EA)78.75ドル21.2 ・ゲームソフトの世界大手です。ビデオゲーム機向けが主力で、PlayStation4、Xbox One向けソフトウエアで欧米では最大シェアを保有しています。

・一時低迷していたビデオゲーム機向けがシクリカルな回復にある中、モバイル向けが順調に拡大して、業績は16年3月期から回復基調にあります。17年3月期は、「FIFA17」「Battlefield 1」などの新作タイトルが順調で、コンセンサス予想で売上は12%増、EPSは63%増が見込まれています。

・ソニーのPS4の世界販売好調(16年5月から12月初めまでに1,000万台を販売)が伝えられており、これも株価の押し上げ要因となりそうです。
買付チャートテイクツー インタラクティブ ソフトウエア(TTWO)49.78ドル27.8 ・93年に設立されたビデオゲーム機、PC向けのゲームソフトウエアを制作する企業で、「Rockstar Games」「2K」のブランドで事業展開しています。主要タイトルには、「グランド・セフト・オート」「NBA」「バイオショック」「マフィア」などがあります。

・17年3月期は、「NBA 2K17」や「グランド・セフト・オートV」などの販売が好調で、会社ガイダンスで売上は前年比24〜31%増、純利益は前期の8百万ドルの赤字から、1.80-2.13億ドルの黒字に転換する見通しです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。セールスフォースドットコムは18年1月期、アドビシステムズは17年11月期、フェイスブックは17年12月期、エレクトロニックアーツとテイクツー インタラクティブ ソフトウエアは17年3月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
12(月)・日本機械受注(10月)
・米月次財政収支(11月)
13(火)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(11月)
・ドイツZEW調査(12月)
・米FOMC(連邦公開市場委員会、〜14日)
14(水)・日本日銀短観(12月)
・ユーロ圏鉱工業生産(10月)
・米小売売上高(11月)
・米鉱工業生産(11月)
・米生産者物価指数(11月)
・FOMC政策金利
ゼネラル エレクトリックの17年経営方針説明会
15(木)・プーチン大統領来日(〜16日)
・トランプ次期大統領記者会見
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(12月)
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(12月)
・米消費者物価指数(11月)
オラクル、アドビ システムズ
16(金)・NAHB住宅市場指数(12月)
・米住宅着工・許可件数(11月)
・ユーロ圏消費者物価指数(11月、確報値)
カーニバル(E)
19(月)・日本貿易収支(11月)
・中国住宅価格(11月)
・ドイツIFO企業景況感(12月)
レナ―
20(火)・日銀政策金利ナイキ、フェデックス、ゼネラルミルズ、カーマックス
ダーデンレストランツ
21(水)・米中古住宅販売件数(11月)マイクロン テクノロジー
22(木)・米実質GDP(7-9月期、確報値)
・米耐久財受注(11月)
・米個人所得・個人支出(11月)
・米PCEコアデフレータ(11月)
23(金)・日本市場休場(天皇誕生日)
・新築住宅販売件数(11月)
・ミシガン大学消費者マインド(12月)

※注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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