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2019-06-27 13:36:49

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜「米景気浮揚」で注目の「ホテル・リゾート・クルーズ船」セクター〜

2016/11/28
投資調査部 榮 聡

先週の米国市場は、トランプ次期大統領の政策への期待と足もとの経済指標改善を受けて力強く高値を更新しています。大統領選挙前の11/8(火)から11/25(金)にかけてS&P500指数は3.4%上昇、ドルの対円上昇分を加えた、円建のS&P500指数の上昇は11.4%に達しています(同期間TOPIXの上昇率は7.4%)。ドル「1強」を受けて米国資産に資金が流入し、米国株の需給は良好と見られます。引き続き上値が期待できそうです。

今回は米国景気の浮揚から恩恵を受けると期待される消費セクターで、最も景気敏感なサブセクター「ホテル・リゾート・クルーズ船」から、クルーズ船運営のカーニバル(CCL) ロイヤル カリビアン クルーズ(RCL) 、ホテル運営のマリオット インターナショナル(MAR)ヒルトン ワールドワイド ホールディングス(HLT)ウィンダム ワールドワイド(WYN) を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

主要企業の決算概要:先週発表の米国上場株の当社顧客保有数上位50で、シードリル(SDRL)をご報告しています。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、トランプ次期大統領の政策に対する期待に加え、足もとの米国景気指標の好調を受けて続伸、主要3指数が力強く最高値を更新しています。S&P500指数は週間で1.4%の上昇でした。大統領選挙前の11/8(火)以来のS&P500指数は3.4%上昇、ドルの対円上昇分を加えた、円建のS&P500指数の上昇は11.4%に達しています(同期間TOPIXの上昇率は7.4%)。

先週発表の経済指標では、11/22(火)の10月中古住宅販売件数は年率560万戸(前月比2.0%増)で市場予想の同544万戸(前月比0.3%減)を上回り、10月耐久財受注は前月比4.8%増と市場予想の1.7%増を大幅に上回って、米国景気の好調が示されました。アトランタ連銀の「GDP Now」は10-12月期GDPを前期比年率3.6%増と予想、成長率の加速が見込まれています。

今週の米国株式市場

今週の米国市場は、引き続き堅調となりそうです。「1強」のドルを求めて米国株に資金が流入して、株式需給が良いと見られます。新規マネーの流入によりトランプ・ラリーで出遅れていた銘柄群にも買いが入り、循環物色による上昇が期待されます。

米国株式のETF(上場投資信託)について、資産額上位20本の資金フローを集計すると、11月の流入は23日現在273億ドル(約3兆円)に達して年初来最高のペースとなっています(図表2)。

CNBCが11/25(金)に公表した米国の主要証券会社のストラテジスト15名のS&P500指数の年末水準に関するアンケートによれば、平均値が2,209ポイント、中央値が2,250ポイント、最低値は2,100ポイント(3名)、最高値は2,300ポイント(3名)です。現在の株価水準は概ね妥当と判断されているようです。今後マクロ経済、企業業績に改善の動きが確認されれば、さらに上値追いが期待できると解釈できます。

今週の経済指標では、11/29(火)に7-9月期の米GDP改定値(前期比年率2.9%増から3.0%増へ上方改定予想)、12/1(木)に11月のISM製造業景況指数(10月の51.9から52.1へ改善予想)、12/2(金)に11月雇用統計の非農業部門雇用者数(前月比18万人増と堅調予想)などが予定されています。いずれも前月からの改善が予想されており、上昇相場を支えると期待されます。また、11/30(水)にはOPEC(石油輸出国機構)総会が開催され、減産で合意することが期待されています。

今週の5銘柄

トランプ次期大統領が決まって以降、その政策による米国経済の浮揚が株式市場でのテーマとなっています。足もとでは年末商戦の盛り上がりによって小売セクターへの恩恵が期待されていますが、さらに景気敏感な消費関連のサブセクターとして、「ホテル・リゾート・クルーズ船」が注目できるでしょう。

同セクターは、嗜好的な消費であることから消費者心理の変化に敏感に反応し、また、事業が装置産業的であるため売上の変化に対する利益の変化の度合いが大きく、消費関連セクターでは最も景気敏感な傾向があると考えられます。

同セクターの主力企業から、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)ロイヤル カリビアン クルーズ(RCL) 、ホテル運営のマリオット インターナショナル(MAR)ヒルトン ワールドワイド ホールディングス(HLT)ウィンダム ワールドワイド(WYN)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表2:米国株への資金流入が加速

※注:米国上場の米国株ETFの資産額上位20のネット資金フロー合計(11/23時点)です。
※BloombergデータよりSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(11/25)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートカーニバル(CCL) 52.55ドル13.9 ・世界最大のクルーズ会社です。客船100隻以上を所有して全世界で就航しており、中国などアジアの開拓を強化しています。北米ブランドの売上が63%を占めます(15年)。

・9/26の6-8月期決算発表では、16年11月期の前期比25%増益に向け順調に進捗しているとしています。9-11月期はイールド(旅客1人に対する距離当たりの収入)が前年同期比約3%増、クルーズの運営コスト(燃油費の調整を除く)が同約1%増で、EPSは同10%〜18%増が見込まれています。

・ロイヤル カリビアン クルーズとともにクルーズ船業界では、クルーズをバケーションとする中間所得層の広がりや中国事業の拡大などが成長要因として期待されています。
買付チャートロイヤル カリビアン クルーズ(RCL) 83.02ドル12.1 ・カーニバル (CCL)に次ぐ世界第2位のクルーズ船会社です。世界最大のクルーズ客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」を含む49隻のクルーズ船を保有、さらに13隻を建造中です(関連会社分を含む)。

・10/28(金)発表の7-9月期決算で、(1)7-9月期は北米での需要堅調やイールド(旅客1人に対する距離当たりの収入)の改善でEPSが市場予想を3%上回り、(2)「Empress of the Seas」の就航ずれ込みでも通期のEPSガイダンスが維持され、収益改善が10-12月期も続いているとみられる、(3)17年の予約状況は、価格・数量とも前年の同時期を上回っている、としたことから株価が動意付いています。
買付チャートマリオット インターナショナル(MAR)78.52ドル19.6 ・ホテルの運営、フランチャイズ、ライセンスを主力事業とする会社で、15年末に4,424施設、約76万室を運営しています。主要ブランドに、「マリオット」「コートヤード・マリオット」「ルネサンス」「ザ・リッツ・カールトン」などがあります。

・今年9月に「ウェスティン」「シェラトン」などの高級ホテルを含む約35万室を運営するスターウッド・ホテルズ&リゾーツ(HOT)の買収を完了し、今後売上・コスト両面でのシナジー効果が期待されています。

・11/7(月)に発表された10-12月期の業績見通しは、買収企業の業績を前年同期に加えたベースで、稼働客室当たり売上は1-2%増、営業利益は9-14%増、EPSは0.80-0.85ドルが見込まれています。
買付チャートヒルトン ワールドワイド ホールディングス(HLT) 25.31ドル25.8 ・世界中でホテルやリゾート、タイムシェアなどを運営する企業です。高価格帯のWaldorf AstoriaやConrad、中価格帯のHilton Hotels、Double Treeなど幅広く展開、4,610のホテル、76万の客室を運営しています。米国売上は79%です(15年)。

・ホテル不動産をREIT(不動産投資信託)として分離、またタイムシェア事業も分離することが年末をめどに計画されています。性格の異なる事業を分離することにより株主価値を最大化することが目的で、マリオット インターナショナルが13年末に同様の戦略を実行しています。

・16年12月期は、稼働客室当たり売上が1.5-2.0%増、調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)が29.36-29.9億ドル(前年は28.8億ドル)、調整後EPSは0.86-0.89ドル(前年は0.72ドル)が見込まれています。
買付チャートウィンダム ワールドワイド(WYN) 74.20ドル11.9 ・北米中心に中上級ホテルチェーン、リゾート会員権の販売、コンドミニアム・別荘のレンタルなどを行う企業です。ホテル事業では、Ramada、Days Inn、Howard Johnson、Travelodgeなど多数のブランドで事業展開、米国ホテル客室の13%が同社傘下にあると言われます。米国売上は77%です(15年)。

・売上・EBITDA(利払い・税金・償却前利益)とも約半分をリゾート会員権の販売事業が占めるため、ホテルセクターの主要企業の中では特に景気への感応度が高い企業と考えられます。

・7-9月期決算は、売上が1%増、調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)が3%増でした。部門別にはホテル、レンタルが増益、リゾート会員権が減益でした。16年12月期のガイダンスは、売上が約56.5億ドル(前年は55.4億ドル)、EPSは5.68-5.71ドル(前年は5.11ドル)が見込まれています。

※注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。カーニバルは17年11月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
シードリル(SDRL) 売上(億ドル) 74.3 -25% 3% -24%
11/22、11/22、2.50ドル、+1.6% EPS(ドル) 0.28 33% 1% -33%

【事業環境は厳しいものの、先行き開発活動には増加の期待も】

  • 7-9月期決算の事業環境は引き続き厳しく、売上は前年同期比25%減、4-6月期比でも6つの掘削装置が追加待機となって14%減でした。EBITDA(利払い、税金、償却前利益)は前年同期比19%減、4-6月期比21%減となっています。純利益は前年同期に5.6億ドルの減損損失計上があったため、黒字転換しています。54の海洋掘削装置のうち、稼働は34です(16年9月末)。
  • 業界の見通しについてリリースでは、原油価格は40-50ドルのレンジに回復してきたものの、開発投資が増加に転じるには十分でなく、エネルギー業界の開発支出は15年の24%減、16年の27%減に続いて、17年も減少すると見込んでいます。このため、海洋掘削業界の事業環境は引き続き厳しいと見ています。ただし、原油生産バリューチェーンの全般に渡ってコストの見直しが進んでいることから、開発活動については増加する可能性があるとしています。
  • 同社は石油・ガス産業向けに海上掘削サービスを提供する世界的なリーディング企業です。ロンドン本社のほか、オスロ、ドバイ、ヒューストン、リオデジャネイロ、シウダード・デル・カルメン(メキシコ)にオフィスを持ち、グローバルに事業展開しています。16年9月時点で、28の海洋掘削船、24のジャッキアップ・リグ、3のテンダー・リグで構成される54の海洋掘削装置を保有・運営しています。

※Bloombergデータ、会社資料をもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
28(月)・OECD経済見通し
29(火)・ユーロ圏業況判断指数(11月)
・ユーロ圏消費者信頼感(11月)
・米国実質GDP(7-9月期、改定値)
・米企業利益(7-9月期)
・S&Pコアロジック米住宅価格指数(9月)
・米消費者信頼感指数(11月、確報値)
ティファニー
30(水)・日本鉱工業生産(10月)
・ユーロ圏消費者物価指数(11月)
・OPEC総会(ウィーン)
・ADP雇用統計(11月)
・米個人所得・個人支出(10月)
・PCEコアデフレータ(10月)
・シカゴ購買部協会景気指数(11月)
・中古住宅販売仮契約(10月)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
1(木)・中国製造業・非製造業景況指数(11月)
・財新中国製造業景況指数(11月)
・ユーロ圏失業率(10月)
・ISM製造業景況指数(11月)
・米自動車販売台数(11月)
アルタ サロン コスメ & フレグランス、ダラーゼネラル
2(金)・米雇用統計(11月)
4(日)・イタリア憲法改正の是非を問う国民投票
5(月)・ユーロ圏小売売上高(10月)
・米労働市場情勢指数(11月)
・ISM非製造業景況指数(11月)
6(火)・ユーロ圏実質GDP(7-9月期、改定値)
・米貿易収支(10月)
・米製造業受注(10月)
オートゾーン
7(水)・ドイツ鉱工業生産(10月)
8(木)・日本実質GDP(7-9月期、改定値)
・中国貿易収支(11月)
・ECB政策金利
・米JOLT求人(10月)
ブロードコム、コストコ ホールセール
9(金)・中国消費者物価指数(11月)
・米卸売売上高(10月)
・ミシガン大学消費者マインド(12月)

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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