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2019-10-14 08:36:22

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜業績改善継続期待のアルファベット、アップルほか〜

2016/10/31
投資調査部 榮 聡

先週の米国市場はアップル決算へのネガティブな反応やドル高、金利上昇を受けて週末にかけて4日続落と冴えない展開となりました。今週は経済イベントが目白押しの一方、クリントン氏のメール問題再燃が大統領選挙にどのように影響するかが最も市場を左右しそうです。企業決算の堅調、GDP成長率の回復はPERを支える要因と期待されますが、来週11/8(火)に迫る大統領選挙の不透明感の高まりが上値を抑えそうです。

今回は先週7-9月期決算の発表を行った主要企業から、10-12月期に向けて業績改善基調が続くと期待される、アルファベット(GOOG)アップル(AAPL)プロクター&ギャンブル(PG)グラクソ スミスクライン(GSK)スプリント(S)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:10/28(金)発表のエクソン モービル(XOM)、シェブロン(CVX)をご報告しています。先週発表の以下の企業については10/27(木)10/28(金)掲載の「アメリカ NOW! フラッシュ」をご参照ください。

10/27(木)掲載・・・ビザ(V)、アップル(AAPL)、スリーエム(MMM)、メルク(MRK)、プロクター アンド ギャンブル(PG)、スプリント(S)、コカ コーラ(KO)、ボーイング(BA)、テスラ モーターズ(TSLA)、グラクソ スミスクライン(GSK)。

10/28(金)掲載・・・アルファベット(GOOG)、アマゾン ドットコム(AMZN)、ツイッター(TWTR)、ヴァーレ(VALE)、アルトリア グループ(MO)。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、10/24(月)に好調な決算やM&Aのニュースで上昇したものの、その後は住宅関連企業決算の不振やアップル決算へのネガティブな反応、ドル高の進行、長期金利の上昇などを受けて4日続落となりました。

10/28(金)は予想を上回る7-9月期GDPの発表を受けて午前中は前日比プラスで推移していましたが、クリントン氏のメール問題で新たに発見された証拠についてFBIが捜査を開始するとの発表で下落に転じました。S&P500指数は週間で0.7%下落です。また、このところ好調であったナスダック指数はアップルの下落が効いて1.3%下落しています。

米商務省が10/28(金)に公表した7-9月期米GDPの速報値は、前期比年率2.9%増と4-6月期の同1.4%増から加速、市場予想の同2.5%増も上回って2年ぶりの高水準となりました。ヘッドラインの数字は南米への大豆輸出の増加、在庫投資の増加など一時的と考えられる要因で押し上げられているものの、これらを割り引いても年前半の低水準から2%台に回復したことはポジティブと評価できるでしょう(図表2)。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場も神経質な展開となりそうです。企業決算は全体として良好と言え、GDP成長率の回復が確認されたこともあり、S&P500指数の16年12月期基準で17.9倍と高めのPERを支える要因になると期待されます。一方、来週11/8(火)に大統領選挙の投開票を控える中、クリントン氏のメール問題の再燃がどのように影響するか不透明感があり、上値を抑える要因となりそうです。

企業決算では、10/28(金)時点でS&P500指数採用企業のうち291社の発表が終わっており、81%に当たる235社のEPSが市場予想を上回り、これら企業の集計で5.1%市場予想を上回っています。前年同期比では1.4%増で、この数字には大幅減益のエネルギー大手の発表を含まれているため、全社発表後に増益で着地する可能性が高まっています。

大統領選挙は投開票を来週11/8(火)に控え、クリントン氏のメール問題が蒸し返されて再度不透明感が高まっています。最近ニュースで引用されることがある政治イベントの賭けサイト「PredictIt」(ニュージーランド企業が運営)新しいウィンドウで開きます。では、クリントン氏勝利の賭け金は69セント、トランプ氏勝利の賭け金は33セント(賭けた予想が当たると1ドル戻ってくる、10/31(月)日本時間午前9時)と大差がついていますが、やはりメール問題後に前者が低下、後者が上昇しています。また、リアルクリアポリティクスの支持率調査では、10/30(日)時点でクリントン氏が47.6%、トランプ氏が43.3%とここ2週間でクリントン氏のリードが縮小しています。

尚、大統領選挙の米株式市場への影響については、9/21掲載の外国株特集レポート「米大統領選挙で注目できる銘柄はコレ!?」をご参照ください。基本的には、オバマ大統領の政策を継承するクリントン氏優位なら安心感で株価上昇、トランプ氏優位の場合は発言・行動に対する予見性が低いことが懸念され、リスク回避による下落が見込まれます。

今週の重要イベントとして、10/31(月)に7-9月期のユーロ圏実質GDP、11/1(火)に中国の10月製造業・非製造業PMIと米国の10月ISM製造業景況指数、11/2(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表、11/3(木)に10月のISM非製造業景況指数、11/4(金)に10月の雇用統計が予定されています。FOMC声明文では12月FOMCでの利上げが示唆されると想定されますが、市場への織り込みは進んでいるため大きな影響はないと見られます。

今週の5銘柄

今回は先週7-9月期決算の発表を行った主要企業から、10-12月期に向けて業績改善基調が続くと期待される、アルファベット(GOOG)アップル(AAPL)プロクター&ギャンブル(PG)グラクソ スミスクライン(GSK)スプリント(S)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表2:7-9月期米GDPは輸出と民間在庫投資が押し上げ

項目 1-3月期 4-6月期 7-9月期
(前期比増加率、年率換算、%)
実質GDP 0.8 1.4 2.9
個人消費支出 1.6 4.3 2.1
民間設備投資 -3.4 1.0 1.2
民間住宅投資 7.8 -7.7 -6.2
輸出 -0.7 1.8 10.0
輸入 -0.6 0.2 2.3
政府支出 1.6 -1.7 0.5
(実質GDPへの寄与度、%ポイント)
民間在庫投資 -0.4 -1.2 0.6
純輸出 0.0 0.2 0.8

※米商務省データよりSBI証券が作成

図表3:S&P100指数採用企業の決算予想

決算発表予定日 ティッカー 銘柄 今四半期
予想増収率
(%)
前四半期
実績増収率
(%)
今四半期
予想EPS
増加率
(%)
前四半期
実績EPS
増加率
(%)
10/31 NEE ネクステラ・エナジー -2.8 -12.4 2.8 7.1
10/31 SO サザン 10.9 2.7 -0.9 8.5
11/01 EMR エマソン・エレクトリック -6.4 -6.9 -4.0 -4.8
11/01 GILD ギリアド・サイエンシズ -9.6 -5.7 -11.2 -2.2
11/01 OXY オキシデンタル・ペトロリアム -15.4 -27.0 赤転 赤転
11/01 PFE ファイザー 7.9 10.9 2.6 14.3
11/02 AGN アラガン -8.9 -35.7 3.4 -24.0
11/02 ALL オールステート 1.3 3.0 -17.5 -1.6
11/02 AIG アメリカン・インターナショナル・グループ 1.6 -6.2 130.0 -29.5
11/02 FB フェイスブック 53.7 59.2 70.8 94.0
11/02 MET メットライフ -4.0 -12.2 93.7 -46.8
11/02 QCOM クアルコム 7.2 3.4 23.7 17.2
11/02 TWX タイムワーナー 5.9 -5.4 8.5 3.2
11/02 FOXA 21世紀フォックス 7.1 7.1 16.9 -2.6
11/03 KHC クラフト・ハインツ -0.9 -4.7 68.8 38.9
11/03 SBUX スターバックス 15.8 7.3 27.4 16.7
11/04 DUK デューク・エナジー 6.9 -1.9 4.4 12.6
11/07 BRK/B バークシャー・ハサウェイ -3.3 6.0 10.4 18.4
11/07 PCLN プライスライン・グループ 16.6 12.1 16.7 11.9
11/08 CVS CVSヘルス 17.2 17.6 21.5 8.2
11/10 DIS ウォルト・ディズニー 0.4 9.0 -3.2 11.7

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/28)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアルファベット(GOOG)795.37ドル19.5・注目点は、(1)モバイル検索、YouTubeの好調で7-9月期は市場予想を上回る堅調な決算、(2)業績の伸長率に対して17年12月期基準で19.5倍のPERに割安感がある、(3)70億ドルの自社株買いの決定(前年同期の50億ドルを上回る)などで堅調な株価推移が期待されます。

・7-9月期決算に関して詳しくは、10/28(金)掲載の「アメリカNOW!フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートアップル(AAPL)113.72ドル12.5・注目点は、7-9月期決算はほぼ市場予想通りであったものの、10-12月期の売上ガイダンスが市場予想を上回って前年同期比0-3%増と順調な改善見通しとなっている点です。決算発表後に株価は軟調となっていますが、ファンダメンタルズの改善を受けて見直し買いが入ると期待できるのではないでしょうか。

・7-9月期決算に関して詳しくは、10/27(木)掲載の「アメリカNOW!フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートプロクター&ギャンブル(PG)86.84ドル22.3・注目点は、オーガニック成長(為替や事業買収・売却の影響を除いた成長)が緩やかながらも改善基調にあり、また、これが全部門に渡る数量面の改善に支えられている点がポジティブと考えられます。ドル高による売上目減りの緩和、新興国経済の改善などから業績の回復が期待されます。

・7-9月期決算に関して詳しくは、10/27(木)掲載の「アメリカNOW!フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートグラクソ スミスクライン ADR(GSK)40.14ドル15.1・注目点は、同社医療用医薬品部門で最大領域の呼吸器分野で新製品への切り替えが進みつつあり、今後業績の安定度が増すと期待される点です。喘息薬の新製品「レルベア・エリプタ」はこれまで1日数回必要であった吸入が1日1回になる画期的なものです。株価はクリントン氏の政策によるヘルスケアセクターへの懸念やポンド安への懸念で下落していると見られますが、会社の業績は改善が期待されます。

・7-9月期決算に関して詳しくは、10/27(木)掲載の「アメリカNOW!フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートスプリント(S)6.31ドル-・注目点は、新規加入者純増の定着と解約率の低下で売上に安定感が増しており、また、コスト削減が継続していることから収益の改善が引き続き見込めることです。株価上昇によってバリュエーション面で特段の割安感はなくなったものの、業績改善余地の大きさに注目できるでしょう。

・7-9月期決算に関して詳しくは、10/27(木)掲載の「アメリカNOW!フラッシュ」をご覧ください。

※注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは17年9月期、プロクター&ギャンブルは17年6月期、スプリントは17年3月期、その他は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
エクソン モービル(XOM) 収益(億ドル) 587 -13% -5% -22%
10/28、10/28、84.78ドル、-2.5% EPS(ドル) 0.63 -38% 8% -59%
  • 7-9月期決算は前年同期との比較では原油価格は下落のため引き続き減収・減益ですが、4-6月期との比較では売上は2%増、EPSは54%増に回復しています。部門別利益の4-6月期との比較では、原油生産部門、精製部門とも利益が回復しています。また、4-6月期にEPSが予想を上回る要因となった本社&金融部門も回復しています。
  • 同社の株式は市場で「配当利回り株」と見られており、10年国債利回りがボトムをつけた7月の半ばに95ドル台の高値を付けて、その後長期金利の上昇を受けて反落となっています。年初来では原油価格が30ドル台から50ドル近辺に上昇したのに対して、株価は8.8%の上昇にとどまっています。
  • 10-12月期は前年同期比でも増収・増益に転じると見込まれますが、PERをベースに取引されるためには予想EPSが5ドル以上に回復する必要があると見られ、引き続き配当利回りを中心に取引されると考えられます。7-9月期の配当支払額31億ドルに対して営業キャッシュフローは63億ドル(資産売却による10億ドルを含む)と余裕のある水準です。
シェブロン(CVX) 売上(億ドル) 301 -12% 5% -27%
10/28、10/28、103.82ドル、+3.9% EPS(ドル) 0.68 -38% 82% -42%
  • 7-9月期の原油販売価格(米国事業)は前年同期の42ドルから37ドルに低下、前年同期比では減収減益が続きましたが、売上・EPSとも市場予想を上回りました。4-6月期の原油販売価格は36ドルで、同期比では売上は3%増、EPSは28億ドルの減損損失計上を除いた場合の0.35ドルに対して94%増と回復しています。
  • 部門別の利益は、原油生産部門で米国事業のコスト削減効果で前年同期比増益を達成しています。エクソンモービルの米国原油生産部門の赤字幅は前年同期から若干拡大しているため、ここが両社の明暗を分けたところと見られます。一方、精製部門は精製マージンの縮小を主因に前年同期比半減となっています。
  • エクソンモービル同様、同社の株式も「配当利回り株」として取引されていると見られます。7-9月期の営業キャッシュフローは53億ドルと、4-6月期の25億ドルから大幅に回復、20億ドルの配当支払額に対するマージンを拡げています。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
31(月)・日本鉱工業生産(9月)
・ユーロ圏実質GDP(7-9月、速報)
・ユーロ圏消費者物価指数(10月)
・米個人所得・個人支出(9月)
・米PCEコアデフレータ(9月)
・シカゴ購買部協会景気指数(10月)
サザン、ネクステラ エナジー
11月1(火)・日銀政策金利
・中国製造業・非製造業PMI(10月)

・中国財新製造業PMI(10月)
・米ISM製造業景況指数(10月)
・米自動車販売台数(10月)
・米建設支出(9月)
ファイザー、ギリアド サイエンス、コーチ、BP
マーチン マリエッタ マテリアルズ
2(水)・FOMC政策金利
・ADP雇用統計(10月)
フェイスブック、アリババ
アメリカン インターナショナル グループ(AIG)

クアルコム、タイム ワーナー、デルファイ オートモーティブ
アラガン、マイクロチップ テクノロジー(E)、イルミナ
バルカン マテリアルズ、ファーストソーラー、21世紀フォックス
3(木)・東京市場休場(文化の日)
・ユーロ圏失業率(9月)
・米ISM非製造業景況指数(10月)
・米製造業受注(9月)
スターバックス、フェラーリ
スリーディーシステムズ
ニュースキンエンタープライズ
クラフト ハインツ
、シマンテック、マイラン
チェサピーク エナジー、スカイワークス ソリューションズ
4(金)・米雇用統計(10月)
・米貿易収支(9月)
ゴープロ、タタモーターズ(E)
7(月)・中国外貨準備高(10月)
・ドイツ製造業受注(9月)
・ユーロ圏小売売上高(9月)
バークシャーハサウェイ(E)、HSBC、
ICICI銀行、プライスライン ドットコム
マリオット インターナショナル
8(火)・中国貿易収支(10月)
・米大統領選挙投開票
・米労働市場情勢指数(10月)
DR ホートン、CVS、トリップアドバイザーズ
9(水)・日本貿易収支(9月)
・中国消費者物価指数(10月)
・中国生産者物価指数(10月)
・ユーロ圏経済見通し
シェイクシャック、マイラン
10(木)・日本機械受注(9月)
・中国資金調達総額(10月)(15日まで)
・米卸売売上高(9月)
ウォルト ディズニー、メイシーズ、コールズ
ノードストローム、マイケル コース
11(金)・米国債券市場休場(ベテランズデー)エヌビディア

※注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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