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2019-12-14 22:45:19

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜決算発表接近!EPSの上方修正上位銘柄に注目〜

2016/10/11
投資調査部 榮 聡

米国市場は利上げ時期を巡って神経質な動きが続いています。先週はISM非製造業景況指数が大幅に回復したものの、雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を下回り、年内の利上げ期待は高まりましたが決定的とまでは至っていません。前月比で改善が見込まれている10/14(金)の小売売上高が決定打となることが期待されます。利上げ期待の高まりで株式市場は一時的に調整する可能性はありますが、ここがはっきりしたほうが個別銘柄の物色はしやすくなるのではないでしょうか。

今回は決算発表時期を控えて業績動向への注目が高まると見込まれることから、過去4週間でEPSの上方修正率が大きい銘柄群として、インテル(INTC)、キンダー モーガン(KMI)、 バンク オブ アメリカ(BAC)、 クアルコム(QCOM)、アマゾン ドットコム(AMZN)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月、10/10まで)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、10/3(月)のISM製造業景況指数、10/5(水)のISM非製造業景況指数とも前月比で改善して利上げ期待が高まりました。10/7(金)の9月雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を下回る前月比15.6万人増にとどまり、同日株式市場は高寄りしたものの、その後利食いに押され小幅安で引けています。S&P500指数は週間で0.7%下落しました。

9月のISM非製造業景況指数は57.1と前月比で大幅改善となりました(図表2)。8月は51.4と7月の55.5から大きく低下して景気への懸念が高まりましたが、事業活動、新規受注ともほぼ7月の水準を回復しています。Brexitや米国での銃乱射事件などが一時的に影響した可能性が考えられるでしょう。一方、製造業景況指数については、やや低調な傾向が窺えます。

雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比15.6万人増で、8月の同16.7万人増(改定値)から低下、市場予想の同17.2万人増を下回りました。利上げ期待をやや抑える方向に作用するものの、12月の利上げを妨げるものではないとの判断となりそうです。平均時給は前年比2.6%増で8月の同2.4%増を上回り、利上げを後押しする要因となりそうです。

先々週市場の注目を集めたドイツ銀行は、出来高が11〜25百万株と高水準が続いているものの、株価は9/30(金)の13.09ドルから10/7(金)の13.64ドルへ上昇して小康状態です。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、年内利上げの決定打になる可能性のある指標として10/14(金)の小売売上高が注目されるでしょう。9月小売売上高は前月比0.5%増が予想されており、8月の0.3%減から改善が見込まれています。これに向けて株式市場はやや軟調になりやすいと見込まれます。

10/9(日)の第2回大統領候補テレビ討論会では、クリントン氏は国務長官時代の私用メール問題を、トランプ氏は10/7(金)に明らかとなった女性蔑視発言を、それぞれ攻撃されたことが注目を集めました。10/10(月)の株価上昇は、クリントン氏の優位が確保されそうとの安心感の広がりによるものと見られます。

今週から本格化する7-9月期決算発表では、S&P500指数ベースのEPSは前年同期比2.0%減が見込まれています(FACTSET社集計)。同社の公表資料では、四半期末時点の予想値から実績は2.9%ポイント上回る傾向があることから、これを適用すると前年同期比0.9%増に着地する可能性が高いとしています。1-3月期の同5.6%減、4-6月期の同3.5%減から改善となる見通しです。

決算発表の先陣を切る金融大手では、シティ グループ、JPモルガン チェース、バンク オブ アメリカなど不正口座開設が問題となっているウェルズ ファーゴを除いて4-6月期から改善が予想されているものが多くなっています(図表3)。決算発表に対する反応として、ポジティブなトーンで始まる可能性が高いと見込まれます。ただし、先週末に産業コングロマリットのハネウェル インターナショナル(HON)、塗料のPPGインダストリーズ(PPG)が業績の下方修正を発表しており、産業景気には弱い部分が残っていることが窺えます。

今週発表の注目イベントとして、10/13(木)の9月中国貿易統計(輸出・輸入とも大きく改善した8月からやや悪化予想)、10/14(金)の10月ミシガン大学消費者マインド(92.1へ前月の91.2から改善予想)が予定されています。

今週の5銘柄

今回は決算発表時期を控えて業績動向への注目が高まると見込まれることから、過去4週間でEPSの上方修正率が大きい銘柄群をご紹介いたします。

S&P100指数採用の100銘柄を母集団にして、過去3ヵ月のEPS修正率がプラスの銘柄群について、過去4週間のEPS修正率が高い順に10銘柄を図表4に抽出しています。

この中から、今期のEPS増加率、予想PERなどを勘案して、インテル(INTC)、キンダー モーガン(KMI)、 バンク オブ アメリカ(BAC)、 クアルコム(QCOM)、アマゾン ドットコム(AMZN)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表2:8月の落ち込みから回復したISM製造業・非製造業景況指数

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:主要企業の決算見通し(S&P100指数構成銘柄、10/21までの発表予定分)

決算発表予定日 ティッカー 銘柄 今四半期
予想増収率
(%)
前四半期
実績増収率
(%)
今四半期
予想EPS
増加率(%)
前四半期
実績EPS
増加率(%)
10/14 C シティグループ -6.5 -8.4 -11.6 -14.5
10/14 JPM JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 2.5 2.0 7.7 -4.6
10/14 WFC ウェルズ・ファーゴ 0.3 4.1 -4.3 -1.7
10/17 BAC バンク・オブ・アメリカ 1.0 -6.6 -1.3 -15.5
10/17 IBM IBM -1.5 -2.8 -3.2 -23.2
10/18 BLK ブラックロック -1.2 -3.5 -0.6 -3.6
10/18 GS ゴールドマン・サックス・グループ 8.0 -12.5 44.5 -17.2
10/18 INTC インテル 7.4 2.6 16.9 1.2
10/18 JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.6 3.9 10.5 1.8
10/18 PM フィリップ・モリス・インターナショナル 0.7 -3.1 -0.9 -5.0
10/18 UNH ユナイテッドヘルス・グループ 11.0 28.2 25.9 19.5
10/19 ABT アボットラボラトリーズ 2.8 3.2 8.1 5.8
10/19 AXP アメリカン・エキスプレス -6.1 -0.6 -22.8 58.8
10/19 GD ゼネラル・ダイナミックス -1.0 -2.8 4.4 7.7
10/19 HAL ハリバートン -30.3 -35.2 赤転 赤転
10/19 KMI キンダー・モルガン/デラウェア -6.6 -9.2 0.5 -13.4
10/19 MS モルガン・スタンレー 11.3 -6.8 84.2 -5.1
10/19 USB USバンコープ 3.9 4.5 4.4 2.2
10/20 BK バンク・オブ・ニューヨーク・メロン 1.5 -2.9 9.1 -1.3
10/20 DHR ダナハー -17.6 12.8 -21.4 15.7
10/20 MSFT マイクロソフト 0.2 2.1 1.9 11.3
10/20 PYPL ペイパル・ホールディングス 17.3 15.4 12.2 9.1
10/20 SLB シュルンベルジェ -16.0 -20.5 -71.4 -73.9
10/20 UNP ユニオン・パシフィック -7.3 -12.1 -6.8 -10.0
10/20 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ -6.0 -5.3 -4.8 -9.6
10/20 WBA ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス 2.1 2.4 12.7 15.7
10/21 GE ゼネラル・エレクトリック 7.1 2.3 8.0 82.1
10/21 HON ハネウェルインターナショナル 3.2 2.2 3.1 9.9
10/21 MCD マクドナルド -5.0 -3.6 6.1 15.1

注:決算予想はBloomberg集計による10/6時点のコンセンサス予想によります。ただし、業績見通しの下方修正が発表されたハネウェル インターナショナルは10/10時点の予想です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表4:過去4週間のEPS修正率が大きい銘柄(S&P100指数採用銘柄)

ティッカー 銘柄 予想EPS
修正率(%)
過去4週間
予想EPS
修正率(%)
過去3ヵ月
今期予想
EPS増益率
(%)
株価(10/6)
(ドル)
予想PER
(倍)
決算発表
予定日
INTC インテル 4.0 7.3 11.4 38.07 14.6 10/18
KMI キンダー・モルガン/デラウェア 3.6 3.0 -9.2 22.09 32.3 10/19
GS ゴールドマン・サックス・グループ 3.4 8.0 -20.9 167.15 11.5 10/18
BAC バンク・オブ・アメリカ 2.1 3.9 -5.1 16.22 12.4 10/17
MS モルガン・スタンレー 1.3 10.0 -6.9 32.39 12.9 10/19
TXN テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド 0.8 3.4 10.6 70.96 21.5 10/26
PM フィリップ・モリス・インターナショナル 0.6 0.8 2.0 95.64 21.2 10/18
QCOM クアルコム 0.6 4.7 -8.1 67.54 15.8 11/02
JPM JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 0.5 0.2 -12.3 67.87 12.0 10/14
AMZN アマゾン・ドット・コム 0.5 3.7 163.3 841.66 77.3 10/27

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/7)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートインテル(INTC)38.10ドル13.5・世界最大の半導体メーカーです。業績予想が上方修正傾向にあるのは、落ち込みが続いているPC市場が法人による買い替え需要で改善傾向にあるためと考えられます。

・同社を含むフィラデルフィア半導体指数は市場全体が横ばい圏の中、9月後半から高値の更新が続いています。AI(人工知能)、VR(拡張現実)、IoT(インターネットオブシングズ)など新技術を支える半導体市場の中期的成長の高まりを織り込みつつあると考えられ、注目できるでしょう。
買付チャートキンダー モーガン(KMI) 21.68ドル28.1・北米最大のエネルギーインフラ企業で、天然ガスや石油製品の輸送・貯蔵など中流事業を展開しています。

・米国のシェール企業の破産も一巡して、原油価格が回復基調にあることから、同社の事業も最悪期を脱すると期待できるでしょう。16年12月期は8%減収、9%減益見通しながら、17年12月期は3%増収、13%増益に回復する見通しです。
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC) 16.13ドル10.4 ・米大手銀行の一角です。4-6月期決算では事業部門利益が前年同期比16%増と、米大手銀行の中では最もモメンタムが良好でした。金利の上昇に期待するのでなく、ビジネスの数量拡大に注力している点が評価できるでしょう。

・株価は米10年債利回りが7月初めに底入れして以降、回復基調にあります。年内利上げの予想が強まる局面では恩恵を受ける銘柄として物色が期待されます。
買付チャートクアルコム(QCOM) 68.19ドル14.4・スマホ向け半導体で世界最大の半導体メーカーです。中国での独禁法違反の影響でここ2年事業が停滞していましたが、中国スマホメーカーとのライセンス契約が正常化して成長軌道に戻りつつあります。

・業績の上方修正は、同社が主力顧客とする中国スマホメーカーの販売好調が寄与しているものと見られます。また、マイコン大手NXPセミコンダクターズの買収交渉が進んでいるとの報道に、IoTへの布石と期待が高まっています。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN) 839.43ドル51.4・世界最大のネット通販企業です。「プライム会員」へのサービス強化などの効果でネット通販の売上が加速、クラウドサービスのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の貢献で利益の伸びも加速しています。

・米国小売統計の「無店舗小売」は、7月が前年比14.1%増、8月が同10.9%増と、小売全体の伸びが鈍化する中でも堅調な増加を示しています。年末商戦の時期に向け、同社への市場の注目が高まりやすい時期です。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。クアルコムは17年9月期、それ以外は17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
11(火)・日本経常収支(8月)
・ドイツZEW景気期待指数(10月)
アルコア
12(水)・日本機械受注(8月)
・ユーロ圏鉱工業生産(8月)
・FOMC議事要旨(9月20〜21日分)
・米JOLT求人(8月)
CSX
13(木)・中国貿易収支(9月)ユニリーバ、リニア テクノロジー(E)
14(金)・中国消費者物価指数(9月)
・中国生産者物価指数(9月)
・ユーロ圏新車登録台数(9月)
・米小売売上高(9月)
・米生産者物価指数(9月)
・ミシガン大学消費者マインド(10月、速報)
・イエレンFRB議長講演(ボストン連銀コンファレンス)
ウェルズファーゴ、シティグループJPモルガン チェース
17(月)・ユーロ圏消費者物価指数(9月)
・米鉱工業生産(9月)
・ニューヨーク連銀製造業景況指数(10月)
バンク オブ アメリカ、IBMネットフリックス
ハスブロ
18(火)・米消費者物価指数(9月)
・NAHB住宅市場指数(10月)
インテル、ジョンソン アンド ジョンソン、フィリップ モリス
ゴールドマン サックス、ブラックロック、ユナイテッドヘルス
インチュイティブ サージカル、イルミナ(E)、ヤフー(E)
19(水)・中国小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資(9月)
・中国実質GDP(7-9月期)
・米住宅着工・許可件数(9月)

・地区連銀経済報告(ベージュブック)
・大統領候補第3回テレビ討論会
アメリカンエキスプレス、BHPビリトン(営業概要)
モルガン スタンレー、アボット ラボラトリーズ
マテル、ラム リサーチ、ハリバートン
ゼネラル ダイナミックス(E)、ザイリンクス、
ユナイテッド レンタルズ(E)、イーベイ
キンダー モーガン(E)
20(木)・ECB政策金利
・中古住宅販売件数(9月)
・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)
マイクロソフト、ベライゾン コミュニケーションズ
ペイパル、ユニオンパシフィック、シュルンベルジェ
ニューコア、トラベラーズ
21(金)・中国住宅価格(9月)
・ユーロ圏消費者信頼感(10月)
ゼネラル エレクトリック、マクドナルド
ハネウェル インターナショナル
シンクロニー ファイナンシャル

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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