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2019-09-16 05:11:01

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜株価調整で買いチャンス到来の米国株〜

2016/09/12
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、景気指標が悪化したところにFRB高官の発言で利上げ予想が高まったことで9/9(金)にS&P500指数は2.5%の大幅安となりました。もみ合いを下にブレイクしたことに加え米経済の健全性を確認する時間が必要なことから、当面軟調となりやすいでしょう。しかし、今後米経済の堅調が確認される可能性が高いと見られるため、株価調整は買いのチャンスと考えてよいのではないでしょうか。

9/9(金)に市場が大幅安となる中でも、金融・テクノロジーの優位、配当利回りの高いセクターの劣位という相対的な物色傾向は維持されています。そこで今回は年後半の物色の主役として期待できる、ITサービスの御三家、フェイスブック(FB)、アルファベット(旧グーグル)(GOOG)、アマゾン ドットコム(AMZN)と半導体関連より、アプライド マテリアルズ(AMAT)、エヌビディア(NVDA)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、9/6(火)発表の8月ISM非製造業景況指数が大幅悪化して景気への懸念が浮上していたところ、9/9(金)にハト派で知られるボストン連銀のローゼングレン総裁が「利上げを待ちすぎるリスク」に言及して9月利上げ予想が高まりました。これを受けてS&P500指数は2.5%下落、Brexit(英国のEU離脱)で下落した6/23・24以来の大幅安となりました。S&P500指数は週間で2.4%下落しています。

8月のISM非製造業景況指数は51.4と、市場予想の54.9、 7月実績の55.5を大幅に下回り、年初来の最低水準を記録しました(図表2)。事業活動が59.3から51.8へ、新規受注が60.3から51.4へ低下と内容にも救いのないものでした。ただし、(1)8月は新学期の開始が重なり季節調整が難しい(ゆがみやすい)こと、(2)企業の購買担当者に対するアンケートでハードデータ(実際の経済活動の結果)ではないことから、1ヵ月の結果をもって景気判断を決めるものでもありません。

その他の重要イベントとして、9/7(水)にアップルが新型スマートフォンの「iPhone7」を発表しましたが、市場では全体として小幅な変化にとどまったとの評価で、株価は9/8(木)、9/9(金)の両日で4.8%の下落となっています。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、(1)7週間にわたるもみ合いを下にブレイクしたこと、(2)ISM景況指数で高まった景気への懸念を払拭するためにハードデータで確認する時間が必要なこと、(3)9/20-21FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げに関する市場の見方が割れていること(図表3、9/9時点で9月利上げの確率は30%)、などから当面軟調となりやすいでしょう。

ただし、これまで小売売上高が堅調、鉱工業生産は低水準ながら改善傾向、雇用は堅調などハードデータは経済の改善傾向を示しているため、今後米国経済の健全性が確認される可能性が高いと見られ、株価の下落は大きなものにはならないと考えられます。一目均衡表の雲の下限、2,100ポイント近辺を下値の目途と考えておけばよいのではないでしょうか。

一方、グローバルに見渡すと、以下のような重要経済指標に改善の兆しが見られます。

・グローバル航空貨物輸送量が改善(9/6発表)
7月 前年比 +5.0%、 6月 同+4.5%、 5月 同+1.5%

・中国の8月貿易統計が改善(9/8発表)
輸出  前年比 -2.8% (市場予想 同-4.0%、 7月 同-4.4%)
輸入  前年比 +1.5% (市場予想 同-5.4%、 7月 同-12.5%)

・ユーロ圏の7月小売売上高が好調(9/5発表)
前年比 +2.9% (市場予想 同+1.8%、 6月 同+1.6%)

荷動きが想定よりも良いと船便から航空便に切り替えることから、航空貨物の動向は景気の先行指標になると言われます。IATA(国際航空運送協会)が発表したグローバルの航空貨物輸送量は足元で伸び率が高まっており、成長率改善の可能性がうかがえます。中国の輸入の改善は景気対策の効果が表れている可能性があります。欧州では経済成長の牽引役が失業率の低下を背景とした消費の回復であるため、小売売上高の好調は重要です。

以上より、米国市場は当面軟調となるも大幅な下落となる可能性は低く、株価調整は年末に向けての買いのチャンスと考えてよいのではないでしょうか。

今週の重要イベントとして、9/12(月)にブレイナードFRB理事の講演、9/13(火)に中国の8月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資、9/15(木)に8月の米小売売上高、鉱工業生産、9/16(金)に9月のミシガン大学消費者マインドが予定されています。

ブレイナード理事はFOMC開催に伴う発言自粛期間前の最後の発言者で、FOMCメンバー中ハト派と見られていることでも注目が集まっています。8月のハードデータを確認するという意味で、米小売売上高が注目されますが、ヘッドラインは前月比-0.1%(7月は同0.0%)とやや悪化ながら、自動車・ガソリンを除いたベースでは同+0.3%(7月は-0.1%)と改善が見込まれています。

今週の5銘柄

雇用統計を受けた9/9(金)のS&P500指数のセクター動向(10業種)を確認すると、利上げがマイナスに効く公益が-3.8%、通信サービスが-3.4%で下落率上位、金融が-1.9%、ヘルスケア-2.0%、テクノロジーが-2.3%と、市場が大幅安となる中でも金融・テクノロジーの優位、配当利回りの高いセクターの劣位という相対的な物色傾向は維持されています。

そこで今回は年後半の物色の主役として期待できる、ITサービスの御三家、フェイスブック(FB)、アルファベット(旧グーグル)(GOOG)、アマゾン ドットコム(AMZN)と半導体関連より、アプライド マテリアルズ(AMAT)、エヌビディア(NVDA)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

その他、4-6月期決算を踏まえて有望としてご紹介してきた銘柄群について、以下をご参照ください。

8/24掲載の特集レポート「売上増への転換点!?物色の柱として期待の半導体セクター!!」
8/3掲載の特集レポート「年後半の主役を期待!フェイスブック、グーグル、アマゾン!?」
7/27掲載の特集レポート「底入れが見えてきた米4-6月期決算!注目銘柄はコレ!?」

図表2:ISM製造業・非製造業景況指数は8月に大幅低下

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:9/21の米政策金利に関する市場予想の推移

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(9/9)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートフェイスブック A(FB) 127.10ドル32.3・世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「フェイスブック」を運営しています。

・4-6月期決算はモバイル広告の増加で大幅な増収・増益に加え、市場予想も大幅に上回り絶好調が続きました。同社SNSの広告媒体としての価値が高まりつつあると見られ、16年4-6月期にはユーザー当たり収入が前年同期比38%増で、1-3月期の33%増から加速しています。

・グローバルなSNSで圧倒的な地位を確保、これをテコにネット広告市場でのシェア拡大が続いています。成長性の高さに比べてまだ割安感があるのではないでしょうか。アナリストの目標株価平均は155.25ドルです。
買付チャートアルファベット(GOOG) 759.66ドル22.2・インターネット検索でグローバルシェアが6割を超えるほか、YouTube、グーグルマップ、アンドロイド、Gmailなど利用者が世界で10億人を超えるサービスを複数擁することが魅力の会社です。

・「ポケモン GO」を開発した米ナイアンティック社は同社から分離した会社で、出資関係にあります。「グーグルプレイ」経由の課金収入の3割は同社に入るほか、消費者が拡張現実の使用に慣れることで、地域密着広告市場の拡大に繋がる可能性も考えられるでしょう。

・欧州で3つの事業(買い物検索、アンドロイド、ネット広告)について独禁法違反の警告を受けて将来的に罰金が科されるリスクはありますが一過性でしょう。PERには引き続き割安感が強いと考えられます。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN) 760.14ドル70.1・世界最大のネット通販の会社です。

・4-6月期決算はネット通販の好調で売上が加速、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の貢献で利益の伸びも加速、売上・EPSとも市場予想を大きく上回りました。 ネット通販は北米・海外とも売上が加速して、「プライム会員」へのサービス強化の成果が出ていると見られます。 AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の売上は58%増、営業利益率は前年同期の17%から25%に上昇して、全社の営業利益の改善(2.0%から4.2%へ)に貢献しています。

・業績モメンタムの加速が続いており、年末商戦に向け注目が集まりやすい時期です。PERでは語り辛い銘柄ですが、株価760.14ドルの予想PERは17年12月期ベースで47倍にあたる水準です。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT) 28.86ドル12.9 ・世界シェア20%をもつ世界最大の半導体製造装置メーカーで、フラットパネルディスプレイ向けの製造装置も手掛けます。

・5-7月期決算は、売上が前年同期比13%増、純利益は同53%増で、2-4月期のそれぞれ0%増、12%減から大きく改善して市場予想も上回りました。受注は前年同期比26%増、2-4月期比6%増と好調です。8-10月期のガイダンスは、売上が前年同期比37%-42%増相当、調整後EPSは前年同期比2.2−2.4倍相当の0.61-0.69ドルと5-7月期から大幅な加速が見込まれています。

・9/11日経新聞報道の「中国で半導体投資5兆円」で恩恵を受けるど真ん中銘柄と言えます。17年10月期予想EPS2.24ドルに対して12.9倍に過ぎず依然として上昇余地がありそうです。
買付チャートエヌビディア(NVDA)59.52ドル25.5・画像処理に使われるグラフィック・プロセッサー(GPU)を得意とする半導体メーカーです。

・5-7月期はゲーム、プロ向け画像処理PC、データセンター、自動車の主力4分野とも好調で、8-10月期の売上ガイダンスはさらなる加速が見込まれています。

・VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、AI(人工知能)など、画像処理を得意とする同社が活躍できる市場の拡大が期待されます。また、17年3月にリリース予定の任天堂「NX」に同社のTegraプロセッサー採用が噂されるなど、株価材料も豊富です。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アプライド マテリアルズは17年10月期、エヌビディアは17年1月期、それ以外は16年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
12(月)・日本機械受注(7月)
・ブレイナードFRB理事講演
13(火)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(8月)
・ドイツZEW景気期待指数(9月)
14(水)・ユーロ圏鉱工業生産(7月)
15(木)・ユーロ圏貿易収支(7月)
・ユーロ圏消費者物価指数(8月)
・米小売売上高(8月)
・米鉱工業生産・設備稼働率(8月)
・米生産者物価指数(8月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
オラクル
16(金)・米消費者物価指数(8月)
・ミシガン大学消費者マインド(9月)
19(月)・東京市場休場(敬老の日)
・NAHB住宅市場指数(9月)
20(火)・日銀金融政策決定会合(〜21日)
・FOMC(米連邦公開市場委員会、〜21日)
・米住宅着工・許可件数(8月)
アドビ システムズ、レナ―
21(水)・日本貿易収支(8月)
・日銀金融政策
・FOMC政策金利
ゼネラル ミルズ、ベッド バス&ビヨンド
22(木)・東京市場休場(秋分の日)
・ユーロ圏消費者信頼感(9月)
・米中古住宅販売件数(8月)
オートゾーン
23(金)

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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