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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜利上げ期待が高まるなか「順張り」が有効!?〜

2016/08/29
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、FRB(米連邦準備制度理事会)による年内利上げ期待の高まりを背景に軟調となりました。今週も9/2(金)の雇用統計に向けて利上げ期待が強まりやすいと考えられます。ディフェンシブセクターの売り、経済の改善による景気敏感セクターの買いが見込まれ、引き続き両者のバランスで全体の水準が決まると考えられるでしょう。

今回は雇用統計の発表に向けて物色傾向はこれまでと変わらないと想定されるため、株価が堅調に推移している銘柄群をスクリーニングで抽出し、バンク オブ アメリカ(BAC)、 シスコ システムズ(CSCO)、アクセンチュア A(ACN)、アマゾン ドットコム(AMZN)、マスターカード A(MA)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、イエレン議長のジャクソンホールでの講演に向けてFRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ期待が高まり、株価は軟調に推移しました。8/26(金)午前10時(米国時間)の同講演直後にS&P500指数は前日比0.7%高まで上昇しましたが、その後は利食いで前日比マイナスに反落して引けました。S&P500指数は週間で0.7%下落しています。

イエレンFRB議長は米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムで講演し、米経済は最大雇用と物価安定の2大目標達成に近づいているとの見方を示して、追加利上げをすることに対する説得力は増したと述べました。利上げペースはゆっくりとしたものになるとする一方、利上げの時期は示しませんでした。

イエレン議長の発言等を受けて8/26(金)の金融市場ではドルと長期金利が上昇、株価はやや下落しました。S&P500指数のセクター指数は、金利の上昇がマイナスに効く公益事業が-2.1%、通信サービスが-1.1%、景気敏感のテクノロジー、金融が+0.1%と明暗が分かれました。尚、ヘルスケアが+0.4%と上昇率トップになったのは、マイランの問題をきっかけに売り込まれた反動と考えられます。

先週発表のその他経済指標では、8/26(金)の4-6月期実質GDPの改定値は前期比年率1.1%増(速報値の同1.2%増から下方修正)で市場予想と一致しました。また、企業決算でダラーツリー、ダラーゼネラルの既存店売上が市場予想を大きく下回りました。家賃、医療費、税金などの費用増により低所得者層の消費環境は厳しいことが判明しています。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、9/2(金)の雇用統計に向けてFRBによる利上げ予想の高まりが意識されると見られます。8月の非農業部門雇用者数は前月比18万人増が予想されており、これが確認されると一段と利上げ予想が高まると見込まれます。

このため、引き続き配当利回りの高さが注目されて買われてきた公益事業・通信サービスや事業の安定が高評価に繋がっていた食品などディフェンシブセクターが売られやすく、一方、経済の改善を背景に金融、テクノロジー、資本財など景気敏感セクターは買われやすく、両者のプラスとマイナスで相場全体の水準が決まると考えられるでしょう。

金利上昇が見込まれる局面での株価の基本的な考え方を解説いたします。株価形成の構造を簡略化して示すと図表2のような形になります。分子が「企業利益」、分母が「1+(金利+リスクプレミアム)」で、「企業利益」を「1+(金利+リスクプレミアム)」で割り引いて株価が決まることを示しています。

現在は経済の改善を背景に利上げが行われるという状況ですので、企業利益が増え、同時に金利も上昇すると考えられます。金利の上昇は分母が大きくなるので株価を下げる方向に作用する、企業利益の上昇は分子が大きくなるので株価を上げる方向に作用する、と考えます。

株価を上げる作用と下げる作用が同時に働いてどちらの力が大きいかはっきりとはわからないため、株価は「神経質な展開」になりやすいと言われるわけです。また、必ずしも同時に市場に織り込まれるわけではなく、市場の注目が金利の上昇に偏る場合は株価は下げやすく、一方、企業利益の増加に偏る場合は株価は上昇しやすいと言えます。

今週の重要イベントとして上記のほか、9/1(木)に8月の中国製造業・非製造業PMI、8月の米ISM製造業景況指数などが予定されています。

今週の5銘柄

今回はFRBによる利上げを意識して市場全般が軟調となる中、株価が堅調に推移している銘柄群をスクリーニングで抽出しました。9/2(金)の雇用統計に向けて市場の利上げ期待が高まりやすいと見られ、物色傾向は過去2週間と変わらず、買われた銘柄がさらに買われる展開が想定されるためです。

【スクリーニング条件】(当社WEBサイトの「米国株スクリーナー」を使用)
(1)S&P500指数採用の大型株(63銘柄が該当)
(2)8/26(金)の前日比株価騰落率がプラス(S&P500指数は-0.2%)
(3)過去5営業日の株価騰落率がプラス(S&P500指数は-0.7%)
(4)25日移動平均乖離率が0%〜10%

抽出された12銘柄のほとんどがテクノロジーセクターと金融セクターです(アマゾン ドットコムのみ、「一般消費財・サービス」)。ここから過去5営業日の株価騰落率が高い順にバンク オブ アメリカ(BAC)、 シスコ システムズ(CSCO)、アクセンチュア A(ACN)、アマゾン ドットコム(AMZN)、マスターカード A(MA) を選んで、今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表2:金利が上昇する局面での株価の考え方(概念図)

※各種資料よりSBI証券が作成

図表3:物色の流れに乗っている銘柄群のスクリーニング

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(8/26)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC) 15.79ドル12.4・米国の大手銀行の一角です。ウェルズファーゴ、JPモルガンとともにリテール銀行の事業構成比が高く、金利上昇の恩恵がストレートに反映されやすい収益構造と考えられます。

・4-6月期決算のヘッドラインは比較的大きな減収・減益となりましたが、市場変動による金利収入の調整や資産売却の影響が大きく、事業部門の利益は前年同期比16%増でした。大手銀行の中では収益の基調が最も強いと考えられます。

・年初来の当社株価は6%下落、S&P500指数は6%上昇で、依然として出遅れとなっています。
買付チャートシスコ システムズ(CSCO) 31.35ドル12.9・通信機器メーカーの世界大手です。主力のインターネット接続用のスイッチ、ルーターなどハードウエア事業が需要低迷や他社との競争で成長が難しくなる中、セキュリティ―関連やインターネット・オブ・シングス(IoT)、クラウドなどソフトウエアへ事業の軸足を移しつつあります。

・スイッチとルーターの売上は16年7月期に45%を占め、事業構造の変革は簡単ではありません。しかし、従業員の7%に当たる5,500人のレイオフ計画を発表して本格的なリストラに踏み出し、その動向が注目されます。

・8/17発表の5-7月期決算は売却事業の影響を除いたベースで2%増収、純利益は7%増でした。スイッチは2%増収、ルーターは6%減収でした。
買付チャートアクセンチュア A(ACN) 115.20ドル19.8 ・世界有数のコンサルティング会社で、コンサルティング事業とITを中心としたアウトソーシング(BPO)事業を展開しています。

・6/23発表の3-5月期決算後に株価が大幅に下落しましたが、目標株価への到達を理由とするアナリストの格下げが要因と見られ、業績自体は好調でした。

・3-5月期の売上はクラウドなどIT分野のコンサルティングに対する需要が強く前年同期比9%増、EPSは同10%増でした。6-8月期決算は、9/29に発表される予定です。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN) 769.00ドル71.0・主力事業の業態は小売ですが、クラウドサービスの営業利益構成比が16年4-6月期には56%に高まっていて、テクノロジー企業としての側面が強まりつつあると言えます。

・4-6月期決算は会員サービスの強化によりネット通販の売上が加速、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の貢献で利益率も向上して、売上・EPSとも市場予想を大きく上回りました。

・業績モメンタムの加速が続いているため、さらなる株価の上昇に期待できるでしょう。予想PERは17年12月期予想EPSベースでは47倍まで下がります。
買付チャートマスターカード A(MA)96.47ドル26.7・ビザとともに世界のクレジット・デビットカードによる電子決算市場を2分する企業です。

・4-6月期決算は、売上・営業利益とも前年同期比13%増で、市場予想をそれぞれ4%、6%上回って好調でした。カード決済の総取扱高は同11%増、取扱件数は同14%増と、現金決済から電子決算への移行による構造的な市場成長は健在です。

・株価はここ2年80ドルから100ドルでのもみ合いが続いていますが、ドル高の影響が緩和しつつあり新興国経済も改善の兆しを見せていることから、ビザとともに注目できるでしょう。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。シスコシステムズは17年7月期、アクセンチュアは17年8月期、それ以外は16年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
29(月)・米個人所得・個人支出(7月)
・PCEコアデフレータ(7月)
30(火)・ユーロ圏景況感(8月)
・米消費者信頼感(8月)
・S&PコアロジックCS住宅価格指数(6月)
 
31(水)・日本鉱工業生産(7月)
・サウジアラビア皇太子が来日(〜9/3)
・ユーロ圏失業率(7月)
・ユーロ圏消費者物価指数(8月)
・ADP雇用統計(8月)
・米中古住宅販売仮契約(7月)
・シカゴ購買部協会景気指数(8月)
セールスフォース ドットコム
1(木)・中国製造業・非製造業PMI(8月)
・財新中国製造業PMI(8月)
・米建設支出(7月)
・米ISM製造業景況指数(8月)
・米自動車販売台数(8月)
ブロードコム
2(金)・米雇用統計(8月)
・米貿易収支(7月)
・製造業受注(7月)
4(日)・G20首脳会議(〜9/5、中国杭州)
5(月)・米国市場休場(レイバーデー)
・ユーロ圏小売売上高(7月)
6(火)・ユーロ圏実質GDP(4-6月期、改定値)
・ISM非製造業景況指数(8月)
7(水)・ドイツ鉱工業生産(7月)
・米JOLT求人(7月)
ヒューレットパッカードエンタープライズ
8(木)・日本実質GDP(4-6月期、2次速報)
・中国貿易収支(8月)
・ECB主要政策金利
9(金)・中国消費者物価指数(8月)
・米卸売売上高(7月)
クローガー

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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