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2019-10-14 08:16:38

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜強い雇用統計を受けて注目される銘柄は!?〜

2016/08/08

先週の米国株式市場は、8/5(金)発表の強い雇用統計を受けて過去3週にわたったもみ合いから上に放れました。今週は上値を試す展開と考えられます。米国のGDPが年後半にかけて加速が見込まれているため、予想PERは高水準を維持しやすい環境の一方、予想EPSがどの程度上方修正されてくるかがポイントになると見込まれます。

今回は強い雇用統計で物色意欲が高まっているセクターから、金融でバンク オブ アメリカ(BAC)、テクノロジーでアップル(AAPL)、一般消費財・サービスでアマゾン ドットコム(AMZN)を選んでいます。また、先週の主要企業決算からガイダンスが大幅に引き上げられたスクエア(SQ)を、今回の決算で目立った「低迷が続いていた銘柄の復活!?」(後述を参照ください)からエッツィ(ETSY)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:バークシャー ハサウェイ(BRKB)をご報告しています。プロクター & ギャンブル(PG)、AIG(AIG)、ファイザー(PFE)、テスラ モーターズ(TSLA)、スリーディー システムズ(DDD)、スクエア(SQ)については、8/4掲載の「アメリカ NOW! フラッシュ」をご参照ください。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、8/5(金)発表の強い雇用統計を受けて、過去3週にわたったもみ合いから上に放れました。S&P500指数は週間で0.4%上昇、再度最高値を更新しています。

7月の非農業部門雇用者数は前月比25.5万人増で、市場予想の18万人増を大きく上回りました。増加を牽引しているのはサービス業で、中でも小売、運輸・卸売、プロフェッショナル・ビジネスサービス、ヘルスケア、レジャー・ホスピタリティなどの増加が目立ち、米国の内需景気の加速が反映されていると見られます。

強い雇用統計を受けて9月の利上げ確率は12%から18%へ、12月までの利上げ確率は34%から47%に上昇しました。ドルは対ユーロで1.109ドルに0.4%上昇、米10年国債利回りは1.589%に0.09%ポイント上昇する一方、金価格(現物)は1336.0ドルへ1.8%下落しました。株式市場では、金融など景気敏感が強く、配当利回りの高い銘柄やディフェンシブが弱くなっています。

先週発表のその他経済指標では、8/1(月)の7月ISM製造業景況指数が52.6(予想は53)、8/3(水)の7月ISM非製造業景況指数は55.5(予想は56)、ともに市場予想を若干下回りました。4-6月期決算発表は8/5(金)時点でS&P500指数採用銘柄のうち433銘柄が発表を終え、EPSは前年同期比4.3%減、市場予想との比較では4.1%上回っています。(ブルームバーグ集計)。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、ここ3週間のもみ合いを上放れたことから、上値を試す展開と考えられます。

株価は「予想EPS ×予想PER」です。予想EPSと予想PERに分解して考えてみましょう。

S&P500指数の予想PERは現在18.5倍と高水準ですが、米GDP成長率の加速が予想されているため、水準を維持する可能性が高いと見られます。利上げ期待が高まり長期金利が上昇する場合には、一般的にPERにはマイナスに作用します。しかし、ユーロ圏や日本のマイナス金利採用で米国の金利は上がりにくい状況にあり、PERは維持される可能性が高いでしょう。

一方、S&P500指数の16年12月期の予想EPSはここ数ヵ月に渡り117〜118ポイントで横ばい圏での動きとなっています。4-6月期の決算実績、ドル高の影響の緩和、米国内需景気の改善見通しなどを受けて、今後数週間でどれくらい上昇修正されるかがポイントになると見られます。

今週の重要イベントとして、8/8(月)に7月の中国貿易収支、8/12(金)に中国の7月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資の発表が予定されています。企業決算ではメイシーズなどの百貨店、ラグジュアリーのコーチ、マイケル コースなどが予定されており、米国の消費動向を見る上で注目されるでしょう。

今週の5銘柄

強い雇用統計を受けて8/5(金)の株式市場のセクター別騰落率では、以下のように明暗が分かれました。

 強いセクター:金融 +1.9%、テクノロジー +1.2%、一般消費財・サービス +1.1%、インダストリー +1.0%
 弱いセクター:公益事業 -1.4%、通信サービス -0.2%、生活必需品 +0.2%、ヘルスケア +0.3%

そこで今回は強いセクターの時価総額上位の銘柄から、金融でバンク オブ アメリカ(BAC)、テクノロジーでアップル(AAPL)、一般消費財・サービスでアマゾン ドットコム(AMZN)を選んでいます。

また、先週発表された主要企業の決算からガイダンスが大幅に引き上げられたスクエア(SQ)を、今回の決算で目立った「低迷が続いていた銘柄の復活!?」(後述を参照ください)からエッツィ(ETSY)を選んで今週の5銘柄といたします。

低迷が続いた銘柄の復活!?

今回の決算発表では、過去に成長を期待されながら市場予想を下回る決算が続いて、株価が低迷してきたテクノロジー関連の銘柄が決算後に株価が大きく上昇するケースが目立っています。

株式投資啓蒙家のジム・クレイマー氏も8/3のCNBCマッドマネーで「"アンダーパフォーマーのリベンジ"が新しく公式な決算のテーマに」で、エッツィ(ETSY)、ゴープロ(GPRO)、フィットビット(FIT)、グルーポン(GRPN)などが、決算発表を受けて株価が上昇していることに注目しています。

これら銘柄にスリーディーシステムズ(DDD)を加えて、図表3に決算日以降の株価の上昇率、投資指標、四半期決算の状況をまとめています。本格的な「リベンジ」(反撃)となるか注目していきたいと思います。

図表2:米GDP成長率は1Q(1-3月期)を底に上昇へ

注:「GDP Now」の予想は8/5時点です。
※米商務省データよりSBI証券が作成

図表3:低迷が続いていた銘柄の復活なるか?

※BloombergデータよりSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(8/5)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートバンク オブ アメリカ(BAC)15.05ドル11.8・米国で利上げ期待が高まり長期金利が上昇する場合には、利ざやの拡大による恩恵が期待されます。8/5(金)の株価は3.9%上昇し、大手銀行6社の中で最も値上がり率が大きくなっています。

・4-6月期決算のヘッドラインは比較的大きな減収・減益となりましたが、市場変動による金利収入の調整や資産売却の影響が大きく、事業部門の利益は前年同期比16%増でした。大手銀行の中では収益の基調が最も強いと考えられます。
買付チャートアップル(AAPL)107.48ドル12.0・「iPhone6」のハードルが高く減収ですが、4-6月期売上は市場予想を上回り、7-9月期の売上ガイダンスは455-475億ドル、前年同期比12-7%減相当で、売上の実額・伸び率とも4-6月期が底になる見通しです。

・1-3月期の決算に対する失望が大きかったため、4-6月期に底入れの形となることはポジティブに捉えられるでしょう。PERは低水準であり、新型iPhoneへの期待が高まる局面では株価の上昇余地は大きいと考えられるでしょう。
買付チャートアマゾン ドット コム(AMZN)765.98ドル71.0・強い雇用統計は米国の内需景気の加速を示唆しています。個人消費の加速が期待され、同社は恩恵を受けると期待できるでしょう。

・4-6月期決算は会員サービスの強化によりネット通販の売上が加速、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の貢献で利益率も向上して、売上・EPSとも市場予想を大きく上回りました。

・PERでは語り辛い銘柄ですが、17年12月期の予想EPS16.20ドルでは予想PERは47.3倍まで下がります。
買付チャートスクエア(SQ)11.15ドル-・スマートフォンに差し込んでカード決済を可能にするカードリーダーとソフトウェアを提供して、利用する事業者から決済額に応じた手数料を稼得している企業です。

・4-6月期のグロス取扱高は125億ドルで前年比42%増(1-3月期は45%増)、売上高は171百万ドルで同54%増(1-3月期は64%増)、調整後EBITDA(利払い前、償却前、税前利益)は13百万ドルで売上比7%(1-3月期は売上比-6%)でした。売上高の伸びは減速傾向ですが、大型顧客(同社の分類で年間取引額が12.5万ドル以上)との取引増加が今後の売上の伸びや収益性への期待を高めているようです。大型顧客との取引額は前年同期比61%増となり、取引額の42%を占めるに至っています。

・4-6月期の業績動向を受けて通期ガイダンスは、売上高が615-635百万ドルから655-670百万ドルへ中央値で6%、調整後EBITDAが8-14百万ドルから18-24百万ドルへ大幅に引き上げられています。ガイダンスの引き上げを受けて株価は大幅に上昇しています。
買付チャートエッツィ(ETSY) 13.77ドル1377.0・手作り品のマーケットをオンライン、オフラインで運営する企業で、グローバルにアクティブな売り手170万人、アクティブな買い手2,610万人を擁します。15年4月のIPO時には30ドルの高値を付けましたが、15年10月にアマゾンが「ハンドメイド」として同市場に参入することを発表して、センチメントが悪化して株価は大幅な下落となりました。

・しかし、アマゾンの15年12月期の売上1,070億ドルに対してエッツィの売上は2.7億ドルで0.3%に過ぎず、アマゾンの規模の会社が本気で取り組む市場としては小さすぎる可能性があるでしょう。アマゾンに10年先行して取り組んでいる経験と丁寧な対応により、専門サイトとして十分に生き残る可能性があると見られます。

・4-6月期決算は、総取扱高が前年同期比23%増、売上は同39%増と順調な成長を遂げています。売上拡大とマージンが高い収入の増加によって調整後EBITDA(利払い前、償却前、税前利益)は同3.5倍、同マージンは6.6%から16.5%へ大幅改善となっています。純損失は7.3百万ドルですが、為替の損失が6.3百万ドルあり、これを除くとほぼ損益トントンに近づいています。通期のガイダンスは、総取扱高は13-17%増の半ばから15-17%増へ、売上高は20-25%増の高いほうから25-28%増へ、EBITDAマージンは10-11%から13-14%へ引き上げられています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは17年9月期、それ以外は16年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
バークシャー ハサウェイ(BRKB) 売上(億ドル) 545 6% -4% 8%
8/5、8/5(時間外) 144.95ドル、-0.5% EPS(ドル) 2,803 18% -4% -12%
  • 4-6月期は保険引き受け業務の利益回復と1月に完了したプレシジョン・キャストパーツ(PCC)の買収効果により営業利益が前年同期比18%増の46.1億ドルに増え、投資収益も3.9億ドルに改善して、純利益は50.0億ドルで同25%増でした。PCCの利益貢献は約3.2億ドルで、これを除いた営業利益の増加率は約10%と試算できます。
  • 事業別の営業利益は、保険の引き受け3.4億ドル(前年同期は0.4億ドルの赤字)、保険の投資収益9.8億ドル(前年同期比0%増)、鉄道・公益・エネルギー12.5億ドル(同14%減)、その他事業18.9億ドル(同13%増)でした。産業景気の低迷を受けて鉄道事業が15%減収、19%税前利益減と足を引っ張っています。
  • クラスA株の1株当たり純資産は16万ドルで、昨年末比2.9%増加しています。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
8(月)・日本経常収支(6月)
・中国貿易収支(7月)
・ドイツ鉱工業生産(6月)
アラガン
9(火)・中国消費者物価指数(7月)
・米卸売売上高(6月)
ウォルトディズニー、コーチ、マイラン
10(水)・日本機械受注(6月)
・中国資金調達総額(7月、15日まで)
・米JOLT求人(6月)
マイケル コース
11(木)・東京市場休場(山の日)エヌビディア、アリババ
メイシーズ、コールズ、ノードストローム
12(金)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(7月)
・ドイツ実質GDP(4-6月期、改定値)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期、改定値)
・ユーロ圏鉱工業生産(6月)
・米小売売上高(7月)
・ミシガン大学消費者マインド(8月)
15(月)・日本実質GDP(4−6月期)
・ニューヨーク連銀製造業景況指数(8月)
・NAHB住宅市場指数(8月)
16(火)・ZEW景況指数(8月)
・米消費者物価指数(7月)
・米住宅着工・許可件数(7月)
・米鉱工業生産指数(7月)
ホームデポ、TJX
17(水)・FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録セールスフォース ドットコム(E)、シスコ システムズ
ターゲット、ロウズ
18(木)・日本貿易収支(7月)
・中国住宅価格(7月)
・ユーロ圏消費者物価指数(7月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(8月)
・米先行指数(7月)
ウォルマート、アプライド マテリアルズ
ロス ストアーズ
19(金)ディア

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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