SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-19 13:54:35

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  4-6月期GDPの下振れは相場の寿命を延ばす!?

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜4-6月期GDPの下振れは相場の寿命を延ばす!?〜

2016/08/01

先週の米国株式市場は、予想を下回る経済指標の発表等があったものの、ネット大手の決算が好調で全体としては保ち合いでした。今週の米国株式市場は、これまでのもみ合いから上放れとなる可能性に注目できそうです。7/29(金)発表の4-6月期GDPは市場予想を大幅に下回りましたが、これが却って相場の寿命を延ばした可能性がありそうです。

今回は先週決算発表を行った主要企業から業績好調で株価動向に期待できると考えられる、フェイスブック(FB)、アルファベット(GOOG)、アマゾン ドット コム(AMZN)、スプリント(S)、テキサス インスツルメンツ(TXN)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:バイドゥ(BIDU)、エクソン モービル(XOM)、シェブロン(CVX) をご報告しています。以下の企業については7/27(水)-7/29(金)の「アメリカ NOW! フラッシュ」をご参照ください。

7/27(水)掲載・・・ギリアド サイエンス(GILD)、 スプリント(S)、アップル(AAPL)、マクドナルド(MCD)、ベライゾン コミュニケーションズ(VZ)、ツイッター(TWTR)。
7/28(木)掲載・・・スリーエム(MMM)、フェイスブック(FB)、コカ コーラ(KO)、ボーイング(BA)、バリック ゴールド(ABX)。
7/29(金)掲載・・・アルトリア グループ(MO)、グラクソ スミスクライン ADR(GSK)、アルファベット(GOOG)、アマゾン ドット コム(AMZN)、ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMY)。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、7/27(水)の6月耐久財受注が予想の前月比1.1%減に対して同4.0%減、7/29(金)の4-6月期実質GDPが予想の前期比年率2.6%増に対して同1.2%増と大幅ショートとなりましたが、フェイスブック、アマゾン ドットコム、アルファベットなど主力ネット企業の決算が好調で市場全体は水準が維持されました。S&P500指数は週間で0.1%の下落でした。

現地7/27(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表では政策金利を据え置く一方、「米経済見通しに対する目先のリスクは後退した」との認識が示されました。年内の引き締め再開への道を残したと捉えられましたが、株式市場には大きな影響はありませんでした。

4-6月期決算発表は7/29(金)時点でS&P500指数採用銘柄のうち316銘柄が発表を終え、EPSは前年同期比3.8%減、市場予想との比較では4.7%上回っています。エネルギー大手の大幅減益が加わって減益率は拡大しましたが、依然1-3月期の前年同期比8.8%減から改善とのシナリオに沿うものです(ブルームバーグ集計)。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、過去2週間のもみ合いから上放れとなる可能性に注目できるでしょう。

市場予想を大きく下回った4-6月期GDPが7/29(金)の株式相場に打撃とならなかったのは、以下の点から「ヘッドラインの数字ほど中身は悪くなく、また、7-9月期、10-12月期に向けて成長率が高まる見通し」となったことが要因と考えられます(図表2)。

(1)GDPのコンポーネントで最も重要で、これまで成長率鈍化の要因となっていた、個人消費の伸び率回復が確認された。
(2)今回成長率の足を引っ張った在庫投資は短期で循環するため、7-9月期以降はプラス寄与に転じる可能性が高い。

本レポートの前回号では、「1-3月期から加速が見込まれている4-6月期GDPの発表で一旦材料は出尽くし」となる可能性を警戒していましたが、低い数字が出たことで却って相場の寿命を延ばした可能性があるでしょう。

また、今回商務省はGDP統計の年次改定を行っていますが、季節調整の方法に変更が加えられた結果、15年1-3月期の成長率は前期比年率0.6%から同2.0%増へ大幅改定されました。当局にも季節調整にゆがみがあるとの認識があったようです。前回号で言及した「低水準の1Qから2Qに改善して、その後徐々に低下する」パターンは弱まる可能性があるでしょう。

今週の重要イベントとして、8/1(月)の7月ISM製造業景況指数、8/3(水)の7月ISM非製造業景況指数、8/5(金)の7月雇用統計が予定されています。非農業部門雇用者数は前月比17.5万人増の予想で、28.7万人増と例外的な増加となった6月分から通常レベルへの低下が見込まれています。

今週の5銘柄

今回は先週決算発表を行った主要企業から業績好調で株価動向に期待できると考えられる、以下を選んで今週の5銘柄といたします。

広告メディアとしての評価が高まることで利益率の上昇が著しいフェイスブック(FB)、モバイルや動画への投資が実を結びつつあるアルファベット(GOOG)、ネット通販が加速、クラウドサービスで利益率も改善するアマゾン ドット コム(AMZN)、加入者動向にポジティブな変化が出てきたスプリント(S)、IoT関連の本命銘柄として注目できるテキサス インスツルメンツ(TXN)です。

ポケモン現象は米決算発表でも話題に

世界的な社会現象となった「ポケモンGO」は米国企業の決算発表でも注目されています。ご参考に主な企業のコメントをご紹介いたしましょう。

・アルファベットのピチャイCEO:決算説明会で6つの注力事項の一つにプラットフォーム(「クローム」、「アンドロイド」、ARの「デイドリーム」)の構築をあげ、それがいかにパワフルであるかの例として「ポケモンGO」に言及しています。また、「ポケモンGO」との関係についての言及はないものの、今週からグーグルマップを使った新しい「地域検索広告」(local search ads)を展開するとしています。

・アップルのクックCEO:拡張現実(AR)がもたらすインパクトに関する質問に対して「革新的なアプリとエコシステムを開発して、そのボタンを押して世界に供給できることができれば、どれほどのことが起こりうるかの証左と言えよう。」「われわれもARには投資している。これは消費者にとって良いことで大きな事業機会が生まれるだろう。」

・フェイスブックのザッカーバーグCEO:「私も皆さんと同じようにポケモンGOを楽しんでいます。ARの消費者向けプラットフォームでは、まず専用の機器よりもスマホが主流になりそうです。」「ポケモンGOはモバイル革命をさらに進める力になるでしょう。われわれが考えているのはビデオの重要性です。ARはメッセージを届けるための重要なツールになるでしょう。」

・出会い系サイトを運営するマッチグループのブラットCEO:同社事業への影響は出ていないかとの質問に対して「いまのところ数字で明確な影響は出ていないが、今後も注視していく必要があるだろう。」

・おもちゃメーカーのハスブロのゴールドナーCEO:同社もモバイルゲームへの進出を計画していることについて、「われわれもモバイルゲームに取り組んできたので、同分野がクローズアップされたことは良いことだ。ネガティブな影響は出ていないし、予想もしていない。」

図表2:米4-6月期実質GDPは個人消費が加速、在庫投資の減少が足を引っ張った

注:実質GDP成長率と需要項目別寄与度です。
※米商務省データよりSBI証券が作成

図表3:今週決算発表予定のS&P100指数採用銘柄

注:四半期決算の予想値は7/21時点のBloombergコンセンサスです。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(7/29)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートフェイスブック(FB)123.94ドル31.7・4-6月期決算は、売上が前年同期比59%増、EPSは同2.9倍で市場予想を大幅に上回りました。

・加入者の堅調な増加に加えて、加入者当たりの売上が前年同期比38%伸びて、同社SNSの広告メディアとしての評価が高まっていると考えられます。

・詳しくは、7/28掲載の「アメリカNOW! フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートアルファベット(GOOG)768.79ドル22.6・4-6月期の業績モメンタムが1-3月期から加速、市場予想も大幅に上回りました。

・ここ数年行ってきたモバイルや動画(YouTube)などへの投資が実を結んでいるようです。「ポケモンGO」関連の本命としても注目されます。

・詳しくは、7/29掲載の「アメリカNOW! フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートアマゾン ドット コム(AMZN)758.81ドル70.3・4-6月期決算は会員サービスの強化によりネット通販の売上が加速、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の貢献で利益率も向上して、売上・EPSとも市場予想を大きく上回りました。

・予想PERは17年12月期ベースでは、46.8倍まで下がります。

・詳しくは、7/29掲載の「アメリカNOW! フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートスプリント(S)6.14ドル-・後払い顧客の純増が4-6月期としては過去9年で最高、解約率が1.39%で過去最低水準まで低下、通信大手3社に対していずれも純増と加入者動向に改善が見られます。

・7/29時点のEV/EBITDA倍率は、ベライゾン、AT&Tの7.2倍、Tモバイルの6.3倍に対して同社は5.6倍と依然低水準にとどまっています。

・詳しくは、7/27掲載の「アメリカNOW! フラッシュ」をご覧ください。
買付チャートテキサス インスツルメンツ(TXN) 69.75ドル21.7・米国の半導体大手です。アナログ半導体で世界シェア1位のほか、マイコン、コネクティビティ半導体も手がけます。

・自動車向けが引き続き好調で、業績の足を引っ張っていた産業向けおよび通信インフラ向けがプラス成長に戻りつつあり、業績モメンタムが改善基調にあります。4−6月期はアナログ半導体(売上構成比は64%)が前年同期比フラット、組み込みプロセッシング(同21%)は9%増まで改善しています。

・センサーが捉えた信号を処理するアナログ半導体やマイコンの売上構成比が高く、幅広い電子機器メーカーと取引関係があることから、「モノのインターネット(IoT)」との関連性が高く中期的な成長が期待されます。グローバルでIoT関連の本命銘柄はARMホールディングスでしたがソフトバンクに買収されたため、同社への注目はさらに高まると見込まれます。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。スプリントは17年3月期、それ以外は16年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
バイドゥ(BIDU) 売上(億人民元) 183 10% 1% 24%
7/28、7/29、159.60ドル、-3.6% EPS(人民元) 8.08 -28% 3% -12%
  • がんで死亡した大学生がネット広告を頼りに高額な医薬品を購入していたことで同社に対する非難が高まり、5/12に中国当局から医薬品の広告に対する取扱改善命令を受け、6/13のウォーニングで売上見通しが当初の201-206億元から181-182億元に引き下げられていました。事業売却の影響を除く売上は、1-3月期の前年同期比31%増から同16%増まで鈍化しています。
  • 16年4-6月期の売上見通しは180.4-185.8億ドルで前年同期比1.9%減から1.1%増にあたります。事業売却の影響を除くベースでは、同5.4-8.6%増まで鈍化する見込みです。同社のサイトで事業を行う事業者(当社の顧客企業)は59.4万で前年同期比1%増(1-3月期は12%増)、事業者当たり売上は4%増(1-3月期は7%増)と伸び率は1−3月期から鈍化しました。
  • 広告取扱の是正に絡む売上減速は今四半期まで続く見通しとなっていて、株価は停滞した動きが続きそうです。16年12月のEPSは32.63元、17年12月期EPSは46.18元が予想されています。
エクソン モービル(XOM) 売上(億ドル) 577 -22% 5% -28%
7/29、7/29、88.95ドル、-1.4% EPS(ドル) 0.41 -59% -36% -63%
  • 1-3月期から4-6月期にかけての原油価格の回復に対して、純利益は1-3月期の18.1億ドルから4-6月期の17.0億ドルに低下して、回復を見込んでいた市場予想を大きく下回りました。
  • 1-3月期から4-6月期にかけての利益の動きを部門別に見ると、原油生産部門では原油価格の上昇を受けて大きく改善する一方、精製部門と化学部門は利益額が減少、事業部門全体では1.5億ドルの改善となっています。しかし、本社および金融部門の損失が2.6億ドル悪化したことで全社の利益が1-3月期から改善しなかった理由となっています。
  • 配当支払額31億ドルは営業キャッシュフローの45億ドルの範囲に収まっているため、配当支払いには問題ないと見られます。株価は配当利回り(Bloombergの予想は2.99ドル)で支えられているため、利益の下振れが株価にストレートに影響することはないと見られます。
シェブロン(CVX) 売上(億ドル) 293 -27% 2% -32%
7/29、7/29、102.48ドル、+0.7% EPS(ドル) -0.78 赤字転換 - 赤字転換
  • 4-6月期は原油生産部門で「低い原油価格の世界」へ対応すべく28億ドルの減損損失など特別費用を計上したため、純利益は14.7億ドルの赤字となりました。同減損と為替の影響を除いた純利益は0.7億ドルの黒字、EPSは0.35ドルでした。市場予想のEPSは0.32ドル(為替の影響を除いたベースではありませんが)ですので、収益の基調について市場予想からの大きな乖離はなかったと見られます。
  • 減損を除いた部門別の利益は、原油生産部門、精製部門とも1-3月期から4-6月期にかけて改善しています。原油の販売価格は36ドルで、前年同期の50ドルからは大幅な下落ですが、1-3月期の26ドルからは回復となっています。
  • 配当支払額の20億ドルは営業キャッシュフロー25億ドルの範囲に収まっています。17年も配当を営業キャシュフローでカバーできるよう、投資削減、営業費用の削減、資産売却(17年までに50-100億ドルを計画)が進められています。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
1(月)・中国製造業PMI・非製造業PMI(7月)
・財新中国PMI製造業(7月)
・米ISM製造業景況指数(7月)
・米建設支出(6月)
2(火)・米個人所得・個人支出(6月)
・米PCEコア(6月)
・米自動車販売台数(7月)
プロクター&ギャンブル、ファイザー、AIG
3(水)・ユーロ圏小売売上高(6月)
・米ISM非製造業景況指数(7月)
・米ADP雇用統計(7月)
テスラ モーターズ、スリーディシステムズ、スクエア
タイム ワーナー、21世紀フォックス
4(木)・英政策金利
・米製造業受注(6月)
バイアコム
5(金)・米雇用統計(7月)
・米貿易収支(6月)
プライスライン グループ
8(月)・日本経常収支(6月)
・中国貿易収支(7月)
・ドイツ鉱工業生産(6月)
バークシャーハサウェイ(E)
9(火)・中国消費者物価指数(7月)
・米卸売売上高(6月)
ウォルトディズニー、コーチ
10(水)・日本機械受注(6月)
・中国資金調達総額(7月、15日まで)
・米JOLT求人(6月)
11(木)・東京市場休場(山の日)アリババ
12(金)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(7月)
・ドイツ実質GDP(4-6月期)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期)
・ユーロ圏鉱工業生産(6月)
・米小売売上高(7月)
・ミシガン大学消費者マインド(8月)
エヌビディア

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.