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2019-10-20 02:59:20

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜ポケモン銘柄の本命はアルファベット!?〜

2016/07/19

先週の米国株式市場は、連日の最高値更新となりました。JPモルガン、バンク オブ アメリカなど主要銀行の決算は市場予想を上回って堅調で、今週も上昇が見込めそうです。4-6月期GDPの速報値が発表される7/29(金)までは、上値を試しにいく可能性が高いでしょう。上値の目途として、16年12月期予想EPS117ポイントと17年12月期予想EPS133ポイントの平均125ポイントに予想PER18倍を適用した2,250ポイント辺りが想定されます。

今回は「ポケモン GO」関連銘柄の本命として、アルファベット(旧グーグル)(GOOG)を中心にご紹介いたします。同社は「ポケモン GO」によってゲームを開発したナイアンティックとともに地域密着型広告プラットフォームをグローバルで手に入れた可能性があると考えられます。その他に、ナイキ(NKE)、スターバックス(SBUX)、ダラーツリー(DLTR)、コカ-コーラ(KO)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:JPモルガン チェース(JPM) 、ウェルズ ファーゴ(WFC)、 シティグループ(C)、 バンク オブ アメリカ(BAC)、 IBM(IBM) をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、米国経済に対する信頼感の高まり、JPモルガンの好決算で高まった企業業績の最悪期脱出への期待、利上げ期待の後退などを背景に連日の最高値更新となりました。S&P500指数は週間で1.5%の上昇でした。15年の高値2,134.72ポイントを5日とも終値で上回り、史上最高値の更新を確実なものとしました。

先週発表の経済指標では、6月の小売売上高は前月比0.6%増と市場予想の0.1%増を大幅に上回り、消費の堅調が確認されました。一方、7月のミシガン大学消費者マインド(速報値)は予想の93.0を下回る89.5に低下しました。イギリスのEU離脱による先行きの不透明感の高まりが影響したと見られます。株価はすぐに戻しましたが経済的影響への懸念は若干残っているようです。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、引き続き上昇が見込めそうです。4-6月期GDPの速報値が発表される7/29(金)までは、上値を試しにいく可能性が高いでしょう。上値の目途として、16年12月期予想EPS117ポイントと17年12月期予想EPS133ポイントの平均125ポイントに予想PER18倍を適用した2,250ポイント辺りが想定されます。

S&P500指数の予想PERは昨年来初めて18倍を突破しています(図表2)。(1)4-6月期の米GDP成長率は1年ぶりに加速する見通し、(2)企業業績は最悪期を脱する可能性が高い、(3)長期金利の大幅低下が株価バリュエーションの押し上げ要因となっている、などがPERの上昇を許容していると考えられます。

6月の小売売上高が好調であったことから4-6月期GDP成長率に関して波乱となる可能性は低下したと見られます。アトランタ連銀の「GDP Now」は7/15(金)時点で前期比年率2.4%増を予想しています。JPモルガン、バンク オブ アメリカなど主要銀行の決算は市場予想を上回って堅調です。少なくとも相場の上昇を邪魔するようなものではないと見られます。

今週の重要イベントとして、6月の住宅着工・許可件数、中古住宅販売件数など住宅関連の指標、7/21(木)にECBの政策金利発表が予定されています。また、7/18(月)-7/21(木)の共和党全国大会でトランプ氏が党内の支持をどれくらいまとめることができるのか注目されます。

今週の5銘柄

今回は、いま世界的な社会現象になろうとしている「ポケモン GO」関連の銘柄をご紹介いたします。

本命はアルファベット(旧グーグル)(GOOG)と考えられます。理由は以下の通りです。

(1)「ポケモンGO」の開発を主導したナイアンティック社はアルファベットから分離した会社(出資関係は残っている)
(2)ゲームのアイテム課金収入の一部(3割と推定されている)が入る(「グーグルプレイ」でダウンロードした取り分として)
(3)地域密着型広告に転用できるプラットフォームを「グローバルに」、「アンドロイド・iOSに関わらず」、入手した可能性

このうち最も重要なのは(3)ですが、もう少し説明しましょう。

グーグルはネット広告の会社で広告出稿のプラットフォームを保有していますが、これをナイアンティックの「拡張現実(AR)位置ゲーム」のプラットフォームと繋ぐことで地域密着型広告の出稿システムが出来上がります。

既に「ポケモン GO」では小売店などでポケモンが出現するようお金を払って集客するという収益化の仕組みが稼働しているようです。さらに一歩進めて、ピカチュウの情報を、「ポイント5倍セール実施中」「ハッピーアワー実施中」「ここから300メートル先でモデルルーム公開中」などに置き換えることで、レストランや小売店などが周辺にいる人々にプロモーション情報を届けるシステムに転用することができます。グーグル(つまり、アルファベット)はこれをグローバルに数週間で手に入れるという驚くべきことを実現しようとしていると考えられます。

拡張現実を店舗のプロモーションに使うアイデアは何年も前からあり技術的には難しいものではありませんが、普及のネックになっていたのが「スマホをかざして周辺を見る」「GPSを起動したままでいる」という習慣がなかったことと考えられます。しかし、「ポケモン GO」の普及でここに突破口ができると考えられます。

市場規模ですが、15年の日本の広告費6.2兆円のうち、関係が深いのは屋外広告、折込広告、フリーペーパー・フリーマガジンなどのプロモーションメディア広告費2兆1,417億円です(電通の資料より)。ここから5%が上記の「地域密着型広告プラットフォーム」に流れると仮定すると約1,000億円、世界の広告費に占める日本の割合は約1割ですので、世界では約1兆円と試算できます。

アルファベットのうちグーグル事業の15年広告売上は531億ドル(約5.6兆円、トラフィック獲得費用を除く)、営業利益は234億ドル(約2.5兆円)です。上記の約1兆円の広告費用のうち何割をグーグルが取るか現時点で予想するのは難しいものの、少なからぬインパクトを与えると考えられるでしょう。

(1)のナイアンティックについてもご説明しましょう。

ナイアンティックのCEOはアルファベットでグーグルアース、ストリートビュー、グーグルマップのプロジェクトに参画して、位置情報の第一人者と言える人物です。同社は既に拡張現実ゲームの「Ingress」(これは現在日本でもプレイできます)を13年から展開しており、「ポケモン GO」も同ゲームで開発されたプラットフォームが転用されたと言われています。

「ポケモン GO」が最初に米国でリリースされたのもゲーム開発を主導したのがナイアンティックであったためでしょう。ゲームの普及時に見込まれるトラブルに対処するためには事情に詳しい米国である必要があったと見られます。

また、ナイアンティックがなぜアルファベットから分離したかについては以下の事情が考えられ、分離後も引き続き協力関係にあると推定されます。
(1)事業パートナー(任天堂など)が意味のある出資をするには、独立した会社となる必要があった
(2)アルファベットのアンドロイドと競合するアップルのiOS上でも稼働させるには、独立した会社であるほうがスムーズ
(3)膨大な個人情報が入るため、これをグーグルが広告に利用する際には、第三者による検証(監査)を組み込む必要がある、ためと考えられます。

「ポケモン GO」の騒動以来、アルファベットの株価は動いていませんが、欧州での独占禁止法の警告に絡んで罰金支払いの可能性が気にされているのかもしれません。しかし、一過性の罰金よりも将来にわたる企業価値の増大の可能性の方が重要ではないでしょうか。株価が動き出すのは時間の問題と考えられます。

その他、「ポケモン GO」による社会現象で恩恵を受ける企業群として、ゲームを進めるために外を歩き回る必要があることから、スニーカー需要の増大でナイキ(NKE)、また、休憩のためにレストランやコンビニなどの利用が増えるためスターバックス(SBUX)、マクドナルド(MCD)、ダラーツリー(DLTR)、コカ-コーラ(KO)などが考えられるでしょう。

尚、米市場では電池の消耗が激しいということで、バッテリーケースを製造するZAGG社(ZAGG)が物色されていますが、いまのところ当社では取扱いがありません。

図表2:予想PERは昨年来初めて18倍を突破

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:今週決算発表予定のS&P100指数採用銘柄

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(7/18)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアルファベット(GOOG) 733.78ドル22.3・インターネット検索でグローバルシェアが6割を超えるほか、YouTube、グーグルマップ、アンドロイド、Gmailなど利用者が世界で10億人を超えるサービスを複数擁することが魅力の会社です。

・「ポケモン GO」を主導している米Niantic社はグーグルアース、ストリートビュー、グーグルマップ事業に関わったハンケ氏が立ち上げた会社で、アルファベットも出資しています。同ゲームで消費者が拡張現実に慣れた場合(つまり、スマホを通じて外界を眺めることに抵抗がなくなる場合)、当社の地域密着広告市場の拡大に繋がる可能性も考えられるでしょう。

・欧州で3つの事業(買い物検索、アンドロイド、ネット広告)について独禁法違反の警告を受けており、将来的に罰金が科されるリスクがあります。ただ、この要因もあってPERは低位にとどまっていると見られ、実際に罰金支払いとなっても下値リスクはある程度限定されると見られます。

・4−6月期決算発表は7/28の予定です。
買付チャートナイキ(NKE) 57.74ドル24.1・「ポケモン GO」は「拡張現実(AR)位置ゲーム」と言われるもので、ポケモンを捕まえたりアイテムを入手するために、「ポケストップ」「ポケモンジム」など決められた場所に出向く必要があります。また、入手したポケモンの卵を孵化させるためには歩くことが条件となっているため、必然的に外を歩き回ることが増えます。

・そのため、歩くのに適したスニーカーの需要が増え(ナイキ)、また、休憩のために喫茶店を利用したり(スターバックス)、近隣店舗で食べ物や飲み物を買う(ダラーツリー、コカ-コーラ)、といったことが増えると想定され、ここに挙げた銘柄群の売上増大に貢献すると考えられます。

・尚、次の四半期決算発表は、ナイキが9/23、スターバックスが7/21、ダラーツリーが8/25、コカ-コーラが7/27の予定です。
買付チャートスターバックス(SBUX) 56.92ドル26
買付チャートダラーツリー(DLTR) 95.73ドル25.3
買付チャートコカ-コーラ(KO) 45.63ドル23.5

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アルファベットとコカ-コーラは16年12月期、ナイキは17年5月期、スターバックスは17年9月期、ダラーツリーは17年1月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週および7/18(月)に発表された主要企業の決算概要

※会社資料、ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
19(火)・ドイツZEW景況感(7月)
・米住宅着工・許可件数(6月)
マイクロソフト、ジョンソン&ジョンソン、ゴールドマン サックス、ファイリップモリス インターナショナル
ユナイテッドヘルス グループ
20(水)・ユーロ圏経常収支(5月)
・ユーロ圏消費者信頼感(7月)
インテル、クアルコム、モルガン スタンレー
アメリカン エキスプレス、アボット ラボラトリーズ
ハリバートン
21(木)・ECB主要政策金利
・米中古住宅販売件数(6月)
・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)
・米景気先行指数(6月)
アマゾン ドットコム、スターバックス、ビザ、AT&T
ゼネラル モーターズ、バイオジェン、ユニオンパシフィック
トラベラーズ、ニューモント マイニング、DRホートン
22(金)・ドイツマークイット製造業PMI(7月)ゼネラル エレクトリック、ハネウェル インターナショナル
VF
25(月)・日本貿易収支(6月)
・IFO企業景況指数(7月)
バイドゥ、テキサス インスツルメンツ
26(火)・FOMC(米連邦公開市場委員会、〜27日)
・S&P/ケース・シラー住宅価格指数(5月)
・消費者信頼感指数(7月)
・新築住宅販売件数(6月)
アップル、マクドナルド、ベライゾン、ツイッター
ギリアド サイエンス(E)、BP、3M、
ユナイテッド テクノロジーズ
アンダーアーマー、イーライ リリィ
フリーポート マクモラン
27(水)・中国工業部門利益(6月)
・FOMC政策金利
・米耐久財受注(6月)
・米中古住宅販売件数(6月)
フェイスブック、コカ コーラ、ボーイング、アルトリア
バリックゴールド、グラクソスミスクライン

コムキャスト、モンデリーズ インターナショナル
アムジェン
28(木)・ユーロ圏業況判断指数(7月)
・ユーロ圏消費者信頼感(7月)
アルファベット(グーグル)、ブリストル マイヤーズ スクイブ
マスターカード、フォードモーターダウ ケミカル、セルジーン
マリオット インターナショナル、ボストン サイエンティフィック
ベーカー ヒューズ
29(金)・日本鉱工業生産(6月)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期)
・ユーロ圏失業率(6月)
・ユーロ圏消費者物価指数(7月)
・米実質GDP(4-6月期、速報値)
・シカゴ購買部協会景気指数(7月)
・ミシガン大学消費者マインド(7月、確報値)
エクソン モービル、シェブロン、メルク、アブビー

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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