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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜引き続きドルの動向がポイント、株価出遅れ銘柄で注目できるのは?〜

2016/04/11
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、相場の焦点になると見られたユーロ・ドル相場が1.14ドル/ユーロ手前でのもみ合いに終始したことから、株価も弱含みのもみ合いとなりました。S&P500指数は週間で1.2%下落しています。今週の米国株式市場は、4/13(水)の3月小売売上高と週後半の金融大手の決算発表が注目されます。いずれも株価の上値を抑えるイベントになりやすいと考えられます。

株価が昨年末比トントンまで戻って一部には高値警戒感もあるようです。そこで今回はここ3ヵ月の株価動向が出遅れている銘柄から今週の5銘柄として、アマゾン ドットコム(AMZN)、 コストコ ホールセール(COST)、ボーイング(BA) 、セルジーン(CELG)、イーライ リリィ(LLY) を選んでいます。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場>
先週の米国株式市場は、相場の焦点になると見られたユーロ・ドル相場が1.14ドル/ユーロ手前でのもみ合いに終始したことから、株価も弱含みのもみ合いとなりました。S&P500指数は週間で1.2%下落しています。

4/5(火)発表の3月ISM非製造業景況指数は54.5と2月の53.4から改善し、ドルの安値を試す動きを抑えたと見られます。同指数は米国の内需景気との関連が高く、年初の急低下はリセッションの可能性が取りざたされる要因にもなりました。今回は4ヵ月連続悪化後の改善となりました。

一方、4/6(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(3/15-16開催分)では、4月に利上げが必要になるかどうか討議されましたが、世界的な景気減速に伴うリスクが出ていることで慎重なアプローチが必要との見方で意見が一致していたことが明らかとなり、ドル高への動きを抑えてユーロ・ドル相場はもみ合いとなりました。

<今週の米国株式市場>
今週の米国株式市場は、4/13(水)の3月小売売上高と週後半の金融大手の決算発表が注目されます。以下に示す通りいずれも株価を抑えるイベントになりやすいと考えられます。一方、来週から本格化する事業会社の決算では、グローバル企業を中心にドル高の影響の緩和が表面化すると期待され、株価の大幅な下振れは避けられると考えられます。現在、トムソン・ロイターの集計で純利益は前年同期比7%減が見込まれています。

3月小売売上高は、2月の前月比0.10%減から0.20%増へ、自動車・ガソリンを除いたベースでも0.30%増から0.40%増への改善が見込まれています。ドル高に繋がりやすいイベントで、株価を抑えると見られます。

新しいウィンドウで開きます。アトランタ連銀が公表している「GDP Now」の推移を見ると(図表2)、3月半ば以降に消費関連指標の悪化で1-3月期GDP予想が、4/8(金)時点で前期比年率0.1%増とショッキングなレベルまで低下しています。今回小売売上高が改善となった場合に、この予想値がどの程度引き上げられるか、また、それを受けて米国の長期金利とドルがどの程度反応するかが注目されます。

4/13(水)から4/15(金)にかけて、JPモルガン、バンク オブ アメリカ、ウェルズ ファーゴ、シティ グループなど大手銀行の決算が発表されます。金融セクターは、金融市場のボラティリティが高く、長期金利も低迷したことから1-3月期の事業環境は悪かったと考えられ、ポジティブな話は出てきにくいと考えられます。

今週の重要イベントとして、上記のほか、4/13(水)の中国の3月貿易収支(輸出は前年比9.7%増、輸入は同10.0%減予想)、4/15(金)に中国の1-3月期実質GDP(前年比6.7%増予想)と3月の鉱工業生産(前年比6.0%増予想)、小売売上高(前年比10.4%増予想)、固定資産投資(前年比10.4%増予想)の発表が予定されています。また、4/14(木)には20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定されています。

(今週の5銘柄)

米株式市場は、「ドル安が進むのでない限りはバリュエーションの高さや企業業績の停滞を背景にもみ合いに移行する可能性が高い」との状況は先週同様と考えられます。そこで今回は、直近の株価動向が出遅れていて、相対的に業績見通しが良好な銘柄を以下の条件で抽出しました(図表3)。

【スクリーニング条件】
(1)過去3ヵ月の株価騰落率が0%以下(S&P500指数は5.1%上昇)
(2)今期の予想EPSが増加見通し
(3)来期の予想EPSが10%以上の増加見通し
(4)過去4週間のEPS修正率が-1%以上
(5)S&P100指数構成銘柄

抽出された7銘柄から市場の物色動向や株価が動いた材料などを総合的に勘案して、以下の5銘柄を選んでいます。

16年10-12月期のEPSが予想を下回って株価は調整したものの、成長に衰えは見えないアマゾン ドットコム(AMZN)、ガソリンの売上減とドル高で足元の業績は低調なものの、国際展開による中長期の成長が期待されるコストコ ホールセール(COST)、当面の業績は低調であるものの、配当利回りの高さから下値は限定的で中長期の成長が期待されるボーイング(BA)、主力薬の売上好調が見込まれているセルジーン(CELG)、足元の業績は相対的に堅調に推移しているイーライ リリィ(LLY) です。

図表2:アトランタ連銀の「GDP Now」は、1-3月期実質GDPを前期比年率0.1%増(4/8時点)と予想

注:「GDP Now」はアトランタ連銀がWEBサイトで公表している、直近実質GDP成長率の予想値です。主要な経済指標が発表されるごとにアップデートされています。

※アトランタ連銀資料をもとにSBI証券が作成

図表3:株価出遅れ銘柄のスクリーニング

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(4/8)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN) 594.60ドル64.3 ・世界最大のネット小売です。株価は昨年2倍以上に上昇したことに加え、16年1-3月期決算のEPSが市場予想を下回ったことで、年初来12%下落してS&P500指数の0.2%上昇を下回っています。

・15年10-12月期のEPSが市場予想を下回った主因は、「アマゾン プライム」会員に対する無料配送やスピードアップのための配送コスト負担でした。会員を囲い込むための投資と捉えることができ、徐々に見直しが進むと期待されます。

・4月下旬と見られる16年1-3月期決算では、売上は前年同期比23%増、EPSは0.58ドルで前年同期の0.12ドルの赤字から黒字転換する見通しです。通年のEPS増加率は、16年12月期が121%、17年12月期が51%と高成長持続が見込まれています。
買付チャートコストコ ホールセール(COST) 151.65ドル28.2 ・有料会員制の倉庫型店舗販売の大手です。日本で成功している数少ない外資系物販企業で、国際展開による成長が期待されます。

・3/2発表の15年12月-16年2月期決算は売上高が前年同期比3%増、営業利益が同2%減と低調で、市場予想も下回ったことから、株価動向は市場平均を下回る動きとなっています。

・売上の7割を占める米国の既存店売上は、15年12月-16年2月が4%増、1月1%増、2月4%増、3月3%増と堅調に推移しています。業績はガソリンの売上減少とドル高の影響を受けて16年8月期のEPSは3%増と低調見込みですが、来期の17年8月期には13%の増益に戻る見通しです。
買付チャートボーイング(BA) 127.88ドル15.1 ・民間航空機では欧州のエアバスとグローバル市場を2分し、そのほか防衛・宇宙関連製品を生産する企業です。

・1/27に発表した16年通期のガイダンスが市場予想を下回ったことから、過去3ヵ月でEPSは10.1%下方修正され、株価は市場平均を下回る推移となっています。3/30には民間航空機部門で4,000名の人員削減計画を発表、4/6には16年1-3月期の民間航空機の納入機数が前年同期比4.3%減となったことを発表しており、当面の業績は低調となる見込みです。

・ただし、配当利回りが3.3%(今期予想配当は4.22ドル)あることから、下値のリスクは限定されそうです。一方、来期の業績は10%以上の増益が予想され、中長期的にも民間航空機需要拡大の恩恵が期待されます。また、ユーロに対してドルが下落する局面では物色されやすい銘柄と考えられます。
買付チャートセルジーン(CELG) 106.26ドル18.7 ・バイオ医薬品大手の一角で、がんおよび免疫・炎症性疾患などの新薬が得意分野です。製品売上の6割を占める多発性骨髄腫の治療薬「レブラミド」が前年比で15%伸びることが見込まれ(16年の売上ガイダンスは66-67億ドル)、業績は好調です。

・4/28発表予定の16年1-3月期は売上が25%増、EPSは20%増が見込まれています。また、16年12月期のEPSは21%増、17年12月期のEPSは28%増と順調な拡大が見込まれています。

・株価はバイオ・医薬品セクター全般の下落を受けて低調に推移していますが、業績は堅調であるため、見直し買いが期待されます。
買付チャートイーライ リリィ(LLY) 74.39ドル21.0 ・世界10位級の研究開発型製薬会社です。動物用医薬品事業が売上の16%を占めます。主力薬には、糖尿病治療薬「ヒューマログ」、抗悪性腫瘍剤「アムリタ」、ED治療薬「シアリス」などがあります。

・第3相試験が実施中のアルツハイマー治療薬の抗アミロイドβ(Aβ)抗体solanezumabが注目されています。

・4/26発表予定の16年1-3月期決算は、売上が前年同期比4%、EPSは3%減が見込まれています。3/22に乾癬治療薬の「Taltz」がFDA(米食品医薬品局)から承認を受け、欧州と日本での承認を待っています。成長ドライバーの一つとして期待されます。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。コストコ ホールセールは16年8月期、それ以外は16年12月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
11(月)・日本機械受注(2月)
・中国消費者物価指数(3月)
・中国生産者物価指数(3月)
アルコア
12(火)
13(水)・中国貿易収支(3月)
・米小売売上高(3月)

・米生産者物価指数(3月)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・石油輸出国機構(OPEC)月報
JPモルガン
14(木)・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議
・米消費者物価指数(3月)
・国際エネルギー機関(IEA)月報
バンク オブ アメリカ、ウェルズ ファーゴ
デルタ エアー ラインズ
15(金)・中国実質GDP(1-3月)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(3月)

・米鉱工業生産・設備稼働率(3月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)
・ミシガン大学消費者マインド(4月)
・国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季総会
シティ グループ
18(月)・中国住宅価格(3月)
・NAHB住宅市場指数(4月)
IBM、モルガン スタンレー、ネットフリックス、ペプシコWW グレインジャー、ハスブロ
19(火)・住宅着工・許可件数(3月)
・ニューヨーク州予備選挙
インテル、ゴールドマン サックス、ジョンソン&ジョンソン
フィリップ モリス インターナショナル、
ユナイテッドヘルス
20(水)・中古住宅販売件数(3月)コカ コーラ、アメリカン エキスプレス、クアルコム
アボット ラボラトリーズ、キンダー モルガン
ニューモント マイニング、ヤム ブランズ
21(木)・ECB主要政策金利
・フィラデルフィア連銀景況指数(4月)
・ユーロ圏消費者信頼感(4月)
アルファベット、アマゾン ドットコム(E)
ベライゾン コミュニケーションズ、アルトリア(E)
マイクロソフト、スターバックス、ビザ、バイオジェン

PPG インダストリーズ、シャーウィン ウィリアムズ
DR ホートン、ダナハー、アンダー アーマー
ゼネラル モーターズ、ユニオン パシフィック
シュルンベルジャー、サウスウエスト エアラインズ
22(金)マクドナルド、ゼネラル エレクトリック、キャタピラー
ハネウェル インターナショナル、キンバリー クラーク

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。「E」は、Bloombergの予想を示します。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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