SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-09-18 20:56:54

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  米利上げペース・ドルの方向に不透明感、物色は個別要因重視へ

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米利上げペース・ドルの方向に不透明感、物色は個別要因重視へ〜

2016/03/28

先週の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーのタカ派的発言が相次いでドルが反発、また、WTI先物価格が40ドルを割り込み、エネルギー、素材、金融など景気敏感セクターを中心に下落となりました。今週の米国株式市場は、ドルの方向次第で、ドル高となれば株安、ドル安となれば株高となりそうです。利上げの動向やドルの方向を探る上で、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演や景気指標が注目されます。

米株式市場は、利上げに関するFRB(米連邦準備制度理事会)の意図がはっきりせず、先行きの不透明感が高まっていることから、株式の物色は個別企業の業績動向やマクロ動向への依存が小さい企業への注目が高まりそうです。そこで今回は、先週好決算を発表した企業から、イノベーションによる成長期待が大きいナイキ(NKE)、シェア拡大で業績が加速しているコンサルティングのアクセンチュア(ACN)を、また、3/24(木)に昨年来高値を更新した企業から、オートゾーン(AZO)エバーソース エナジー(ES)ウエイスト マネジメント(WM) をご紹介いたします。

主要企業の決算概要:ナイキ(NKE)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場>
先週の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーのタカ派的発言が相次いでドルが反発、また、ドル高に加えて原油在庫が市場予想以上に増加したことで原油のWTI先物価格が40ドルを割り込み、エネルギー、素材、金融など景気敏感セクターを中心に下落となりました。S&P500指数は週間で0.7%下落、先々週まで5週連続上昇後の反落となりました。

先週は図表2の通り、FRB高官によるタカ派的な発言が相次ぎました。3/16(水)FOMCの結果発表でドル安に傾いたため、市場の見方が一方に偏らないようにバランスを取りにいった可能性もあるでしょう。

経済指標では、2月の中古住宅販売件数が低調(前月比7%減)となりましたが、物件不足とうるう年の調整が困難であったことが要因としてあげられています。2月の新築住宅販売件数は堅調(前月比2%増)でした。2月の耐久財受注は、前月の反動もあって低下しました。

<今週の米国株式市場>
今週の米国株式市場は、ドルの方向次第と見られ、ドル高となれば株安、ドル安となれば株高と考えられるでしょう。先週の高官発言で利上げに関するFRB(米連邦準備制度理事会)の意図がわかりにくくなったため、3/29(火)のイエレンFRB議長の講演と経済指標に注目が高まりそうです。経済指標はコンセンサスでは改善が見込まれているものが多いため、ドル高・株安の可能性のほうが高そうです。

3/25(金)に発表された15年10-12月期GDPの確報値は、個人消費の上方修正で前回値の前期比1.0%増から同1.4%増に上方修正されました。一方、同時に発表された商務省調査の10-12月企業利益(中小企業を含む幅広い米国企業が対象)は1兆3,804億ドルと、7-9月期の1兆5,077億ドルから8.4%減少しています。米国企業の利益率の低下が懸念され、週明けの市場の反応が注目されます。

尚、米市場では自社株買いのブラックアウト期間が3/21から始まっています。米国では決算発表前5週間と発表後の48時間は慣習で自社株買いが自粛されます。1-3月期決算は4/18の週から発表が本格化するため、3/21から4月半ばまでは自社株買いが少なくなります。株式売買に占める割合は市場全体では2%以下ですが、それでも株の需給が緩みやすい時期と言えます。

今週の重要イベントとして、上記イエレン議長の講演のほか、3/28(月)のPCEコア物価指数(前月比0.2%増の予想)、3/29(火)の3月消費者信頼感指数(94.0へ改善予想)、4/1日(金)の雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比20.8万人増予想)、ISM製造業景況指数(50.7へ改善予想)、中国の製造業PMI(49.3へ改善予想)などが予定されています。

(今週の5銘柄)

米株式市場は、上記のようにFRB(米連邦準備制度理事会)の意図がはっきりせず、先行きの不透明感が高まっていることから、株式の物色は個別企業の業績動向やマクロ動向への依存が小さい企業への注目が高まると見られるでしょう。

そこで今回は、先週決算発表を行った企業から、イノベーションによる成長期待が大きいナイキ(NKE)、市場シェア拡大で業績が加速しているコンサルティングのアクセンチュア(ACN)をご紹介いたします。

また、3/24(金)に昨年来高値を更新した銘柄について、以下の条件でスクリーニングを行い、抽出された銘柄(図表4)から3銘柄を選んで、今週の5銘柄といたします。

【スクリーニング条件】
(1)3/24(木)に昨年来高値更新
(2)25日移動平均乖離が5%以内
(3)予想PERが25倍以下
(4)当社取り扱いで時価総額100億ドル以上

店舗網の拡大で安定成長が続く自動車用品販売チェーンのオートゾーン(AZO)、ニューイングランド最大の送配電企業で業績が安定的に拡大しているエバーソース エナジー(ES) 、北米最大の廃棄物処理会社で業績が回復軌道に乗りつつあるウエイスト マネジメント(WM) の3銘柄です。

図表2:3/16のFOMC(米連邦公開市場委員会)以降のFRB高官発言

日付

発言者

内容

18日

ボストン連銀ローゼングレン総裁

米インフレ率に上昇の兆しが見られない場合にはFRBは利上げを望まない

18日

セントルイス連銀ブラード総裁 

インフレ、雇用目標はおおむね達成されており、小幅な利上げが賢明

21日

リッチモンド連銀ラッカー総裁
(投票権なし) 

米インフレが今後数年間に加速し、FRBの目標である2%に向かう公算が大きい

21日

アトランタ連銀ロックハート総裁
(投票権なし)  

早ければ4月末に予定されるFOMCで、実施される可能性もある

22日

フィラデルフィア連銀ハーカー総裁
(投票権なし) 

サプライズなければ利上げ検討すべき

22日

シカゴ連銀エバンス総裁
(投票権なし) 

インフレ率が予想以上に加速しない限り緩やかな利上げ軌道にある

23日

セントルイス連銀ブラード総裁 

4月の次回FOMCで利上げを検討するべきだ(CNBCインタビュー)

24日

セントルイス連銀ブラード総裁 

追加利上げは遠くないかもしれない

注:赤字はタカ派的と考えられる発言です。

※各種報道をもとにSBI証券が作成

図表3:ドルはFRB高官の発言を受けて反発(ドル/ユーロ相場、日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表4:昨年来高値更新銘柄のスクリーニング

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(3/24)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートナイキ(NKE) 61.65ドル25.1 ・15年12月-16年2月期決算は売上が市場予想を下回ったため決算後に株価は下落していますが、前四半期から加速していることに注目できるでしょう。技術革新による成長期待が高く、株価の調整は短期に収束すると見込まれます。

・詳しくは「主要企業の決算概要」をご覧ください。
買付チャートアクセンチュア(ACN) 114.30ドル21.7 ・世界有数のコンサルティング会社で、コンサルティング事業とITを中心としたアウトソーシング(BPO)事業を展開しています。

・3/24に発表した第2四半期(15年12月-16年2月)決算は売上で3%、EPSで13%、それぞれ市場予想を上回りました。これを受けて株価は3/25に6%上昇していますが、まだ買い余地がありそうです。

・第2四半期決算は売上が前年同期比6%増で、前四半期の1%増から5%ポイント加速しました。このうち、2%ポイントはドル高による目減りの減少ですが、3%ポイントは現地通貨ベースでの売上加速によります。CEOは、「コンサルティング事業で成長分野に注力したことで幅広い顧客業種で市場シェアが拡大している」としており、今後も同様のトレンドが続くことが期待できそうです。

・第3四半期の売上ガイダンスは市場予想並でしたが、16年度の売上伸び率を6-9%増から8-10%増へ、調整後EPSを5.09-5.24ドルから5.21-5.32ドルへ引き上げています。
買付チャートオートゾーン(AZO) 803.06ドル19.6 ・自動車用品販売チェーンの最大手で、日本のオートバックスにあたる会社です。米国で5,141店のほか、メキシコ442店、ブラジル8店を展開しています(16年2月末)。

・店舗網の拡大による安定成長に定評があり、積極的な自社株買いもあって、株価は過去10年で7.5倍、過去5年で2.9倍に上昇しています。

・3/1発表の15年12月-16年2月期決算は、売上が前年同期比5%増、EPSが14%増、米国の既存店売上が3.6%増と堅調でした。EPSの2桁増は38四半期連続を記録しています。

・自動車修理工場などプロ向けの拡大、物流の強化による売れ筋の品揃え、国際展開などの売上拡大戦略が奏功しています。また、米国での車齢の上昇やガソリン安など、事業環境も追い風となっているようです。
買付チャートエバーソース エナジー(ES) 57.83ドル19.3 ・米国ニューイングランド(北東部の6州を合わせた地域)で最大の送配電会社です。コネチカット、マサチューセッツ、ニューハンプシャー州で電力と天然ガスを合わせて360万人の顧客を保有します。

・15年10-12月期は暖冬の影響を受けて減収・減益となりましたが、四半期配当は前四半期比6.6%増にあたる1株当たり0.445ドルに引き上げています。

・16年12月期のEPSは2.90〜3.05ドル(15年12月期実績は2.81ドル)、19年までのEPS成長を5〜7%の成長を見込んでいます。予想配当利回りは3.1%(年間の配当予想は1.78ドル)です。
買付チャートウエイスト マネジメント(WM) 59.11ドル21.3 ・北米最大の廃棄物処理会社です。廃棄物の収集、埋め立て、移送および廃棄・リサイクルまで廃棄物処理工程を幅広く扱います。企業や一般家庭からの廃棄物に加え、産業廃棄物の処理、政府機関からの委託業務も行います。

・15年12月期は事業売却の影響もあって7%の減収ですが、一過性費用を除いた調整後営業利益は5%増を確保しています。16年12月期の取り扱い数量は横ばいながら、価格は4%増、調整後EPSは2.74〜2.79ドル(15年実績は2.61ドル)を見込んでいます。

・配当利回りは2.8%(16年度の配当予想は1.64ドル)と際立って高くはないものの、配当の成長が注目されているようです。同社は今期まで13年連続で増配となる見込みです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。ナイキは17年5月期、アクセンチュアとオートゾーンは16年8月期、エバーソースエナジーとウエイスト マネジメントは16年12月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要企業の決算概要

  • 第3四半期(15年12月-16年2月)決算は、売上の伸びが8%(為替の影響を除くと14%増)と前四半期の4%増から加速して好調でした。北米売上が前四半期の9%増から13%増に加速したほか、欧州や日本でドル高による目減りが緩和したことが要因です。
  • 一方、売上は82億ドルの市場予想を下回りました。前回決算発表時に受注が前年同期比15%増(為替の影響を除いて20%増)としていたため、受注動向ほどの売上増にはならなかったということになります。粗利率は前年同期比横ばいで税前利益は9%増、米国外の利益構成が高まっていることにより税率が大幅に低下して純利益は20%となっています。
  • 受注は前年同期比12%増(為替の影響を除いて17%増)と好調が持続する見通しです。ニット編みの技術を使ったスニーカーや3/17に実物が発表された自動で靴ひもが締まる技術に見られるような、イノベーションによる売上成長の期待が高く、前四半期の売上が市場予想を下回ったことによる株価の調整は短期に収束すると思われます。

※会社資料、ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
28(月)・個人所得・個人支出(2月)
・PCEコア物価指数(2月)
・中古住宅販売仮契約(2月)
29(火)・イエレンFRB議長講演
・S&Pケース・シラー米住宅価格指数(1月)
・消費者信頼感指数(3月)
レナー
30(水)・日本鉱工業生産(2月)
・ユーロ圏業況判断指数(3月)
・ユーロ圏消費車信頼感(3月)
・ADP雇用統計(3月)
マイクロン テクノロジー
31(木)・シカゴ購買部協会景気指数(3月) 
1(金)・中国製造業・非製造業PMI(3月)
・中国財新製造業PMI(3月)
・米雇用統計(3月)
・ISM製造業景況指数(3月)

・ミシガン大学消費者マインド(3月、確報値)
・米自動車販売台数(3月)
4(月)・製造業受注(2月)
5(火)・ユーロ圏小売売上高(2月)
・貿易収支(2月)
・ISM非製造業景況指数(3月)
・JOLT求人(2月)
ウォルグリーン ブーツ
6(水)・ドイツ鉱工業生産(2月)
・FOMC議事要旨(3月15-16日開催分)
モンサント、コンステレーション ブランズ
ベッドバス&ビヨンド
7(木)・中国外貨準備(3月)
・ECB政策金利
・イエレンFRB議長講演
カーマックス、コナグラフーズ
8(金)・卸売在庫(2月)

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • 業界最低水準!日経225先物、ミニ日経225先物手数料大幅引き下げ!
  • 【ドル/円0.3銭】マイナー6通貨ペア スプレッド縮小!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.