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2019-06-20 00:47:04

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米市場のテーマはドル安!?ドル安メリット銘柄に注目〜

2016/03/22

先週の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が市場予想以上にハト派的と受け止められたことでドル安が進み、また、製造業関連指標の改善が続いたことから一段高となりました。S&P500指数は昨年末比でプラスに浮上しています。今週の米国株式市場は、上値を試す展開でしょうか。テクニカル面では上値抵抗が予想されるところですが、ドル安の進行が意識されている可能性があり、株価を支える要因になっているようです。

上記の通り、ドル安が市場の投資テーマとして注目されそうです。そこで今回は、ドル安がメリットとなる米国外の売上比率が特に高い企業として、プライスライン グループ(PCLN)、マクドナルド(MCD)、モンダリーズ インターナショナル(MDLZ)、フィリップ モリス インターナショナル(PM)、コルゲート パルモリーブ(CL)の5銘柄ご紹介いたします。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場>
先週の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が市場予想以上にハト派的と受け止められたことでドル安が進み、また、製造業関連指標の改善トレンドが続いたことから一段高となりました。S&P500指数は週間で1.4%上昇して5週続伸、昨年末の2043.94ポイントを超えました。

3/16(水)のFOMC結果発表では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジが市場予想通り0.25-0.50%に据え置かれました。注目されたFOMCメンバーの政策金利見通し中央値は図表2の通り、16年末分は利上げ4回に相当する1.375%から利上げ2回相当の0.875%へ、また、17・18年分についても引き下げられました。これを受けて、ドル安と金利低下が進みました。

経済指標では、3月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想の-10.5に対して0.6)、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想の-1.5に対して12.4)、2月製造業生産(1月の前年比1.2%増から1.8%増)など製造業関連の指標の改善が目立ちました。

<今週の米国株式市場>
今週の米国株式市場は、上値を試す展開でしょうか。

本レポートではこれまで、ファンダメンタルズに大きな変化がなければテクニカルな要因が支配的となって、S&P500指数の2,030〜2,040ポイントでは上値抵抗が見込まれ、「反発一巡からもみ合い相場に移行する」と予想していました。

しかし、先週のS&P500指数の動きを見ると(図表1)、200日移動平均線は2日絡んだのみで突破、昨年末の上値切り下げトレンドを伸ばしたトレンドライン(青色の破線)も力強く超えています。想定以上に強い動きで、さらなる上値を試す展開も考えられます。

「ファンダメンタルズの大きな変化」として、市場ではFOMCの結果を受けてドル安への転換が意識されている可能性がありそうです。図表3のユーロ/ドル相場を見ると、過去1年は1.05〜1.15(ドル/ユーロ)でのもみ合いが続いていましたが、頭を抑えられていた25・50週移動平均線の上で推移しており、上値を試す可能性もありそうです。

今週の重要日程として、24(木)の2月耐久財受注が注目されます。1月が前月比4.7%増となった反動で同3.0%減が見込まれています。

(原油価格について)
米国のシェール企業は複数が株式市場での資金調達に成功して、いまのところ劇的な生産減少は見られていません。3月末の決算数字をもとに4月に行われるとする銀行の融資条件の見直しが注目されるでしょう。シェール企業の生産減少が確認できないと本格的な原油価格上昇は難しいため、当面は様子見となることが予想されます。

原油先物市場における投資筋(実需筋でない市場参加者)の売りポジションは、直近ピークの45万枚(2/16時点)から3/8の39万枚、3/15の37万枚と減少が続いていますが、依然高水準で買い戻し圧力は引き続き強いと見られます(過去の推移は本レポート3/7号をご参照ください)。

主要産油国の生産協議は4/17開催の予定です。

(今週の5銘柄)

上記のように、米国株式市場ではドル安が市場の投資テーマとして注目される可能性がありそうです。そこで今回は、S&P100指数の構成銘柄から、ドル安メリットが期待できる企業を以下の条件で5つ選んでご紹介いたします。

(1)米国外の売上比率が65%を超える企業
(2)ドル高の影響を除くと業績が安定している消費関連企業

欧州の売上構成が高いオンライン旅行サイトのプライスライン グループ(PCLN)、欧州の売上構成が高く既存店売上の回復が注目されている マクドナルド(MCD)、世界的なスナック菓子メーカーの モンダリーズ インターナショナル(MDLZ)、米国以外でグローバルにたばこ事業を展開 するフィリップ モリス インターナショナル(PM)、同じくグローバルに展開する家庭用品メーカーの コルゲート パルモリーブ(CL)です。

図表2:政策金利見通しは将来にわたって引き下げられた

注:FOMCメンバーの各年末政策金利見通し(中央値)です。

※FRB(米連邦準備制度理事会)資料をもとにSBI証券が作成

図表3:市場はドル安への転換を意識?(ドル/ユーロ相場、週足、2年)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表4:海外売上比率の高い米国の消費関連企業(S&P100指数構成銘柄より)

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(3/21)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートプライスライン グループ(PCLN) 1350.51ドル19.5 ・オンライン旅行予約の大手で、宿泊予約では世界最大です。欧州の宿泊予約サイトのブッキングドットコム、旅行比較サイトのKayak、レストラン予約のオープンテーブルを買収して事業分野を拡げてきました。

・ドル高の影響を強く受けていますが、業績の基調は堅調です。2/17発表の15年10-12月期は売上が9%増、EPSが16%増でいずれも市場予想を上回りました。16年1-3月期のガイダンスは予約高が前年同期比12-19%増(為替の影響を除いて18-25%増)、売上は同9-16%増で、前四半期の9%増から加速が見込まれています。

・欧州のテロ事件や移民問題の影響が懸念されて株価は昨年末にかけて下げたと見られますが、好調な見通しが発表されて見直しが進んでいます。 欧州の売上が過半を占めるため、ユーロ高・ドル安の恩恵が大きい企業です。
買付チャートマクドナルド(MCD) 123.81ドル23.0 ・昨年前半から既存店売上の改善傾向が見られるようになり、15年10-12月期には世界で前年同期比5.0%増、米国で同5.7%増とプラス転換しています。米国では10月以降「オールデイ・ブレックファスト」を全米で導入し、朝食用メニューのエッグマフィンやハッシュブラウンポテトを終日提供するようにしたことが効いたようです。

・イースターブルックCEOは「オールデイ・ブレックファストを追い風に、われわれは過去数年に失った市場シェアを取り戻す位置につけている」と語っています。マクドナルドの反撃は始まったばかりと言えそうです。

・14年の欧州売上比率は40%で(15年は開示されていません)、ユーロ高・ドル安の恩恵が大きい企業です。
買付チャートモンダリーズ インターナショナル(MDLZ) 40.69ドル23.1 ・ナビスコと合併した旧クラフトフーズが母体で、12年に北米食品部門を分離してスナック菓子メーカーになりました。食品・飲料の会社としては、ネスレ、ペプシコに次ぐ世界3位です。ビスケット、チョコレート、キャンディで世界1位、ガムでは世界2位で、「オレオ」「キャドバリー」「トライデント」「ホールズ」などのブランドを保有しています。

・15年の地域別売上は、欧州36%、北米24%、中南米17%、アジア15%、東欧・中東・アフリカ9%となっています。ドル安へ転換する場合には、恩恵が大きいでしょう。

・16年業績ガイダンス(為替の影響を除くベース)は、売上成長率は少なくとも2%以上、調整後の営業利益率は15-16%(15年実績は13.7%)、10%台のEPS成長を見込んでいます。
買付チャートフィリップ モリス インターナショナル(PM) 98.59ドル22.6 ・08年にアルトリア グループの海外事業が分離してできた会社で、主力ブランドの「マルボロ」を擁する世界最大のたばこ会社です。

・ドル高を受けて業績は減収・減益が続いているものの、 ドル高の影響を除いたベースでは、増収・小幅減益を維持しています。シガレットの数量は減少傾向ですが、価格引き上げで増収を確保しています。

・16年のEPSは、為替の影響を除くと前年比で10-12%増が見込まれています。配当利回りが4.1%(Bloombergの予想配当は4.04ドル)と高いことから、株価は堅調に推移しています。日本で展開している、加熱式のたばこ「iQOS(アイコス)」の動向も注目されます。
買付チャートコルゲート パルモリーブ(CL) 70.43ドル25.4 ・歯磨き粉の「Colgate Total」を主力とするオーラルケア用品、ハンドソープ・石鹸などのパーソナルケア用品、食器用洗剤などのホームケア用品を展開する家庭用品メーカーです。同分野では全米3位です。

・15年の売上構成は、北米20%、中南米27%、欧州など18%、アジア15%、アフリカ・ユーラシア6%、ペット事業14%となっています。新興国市場の通貨が回復する場合に、特に恩恵が大きいでしょう。

・15年10-12月期は、売上が報告ベースで前年同期比8%減、為替の影響を除いたベースでは5%増、営業利益は同6%減(ベネズエラ事業の減損損失を除く)でした。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPS(16年12月期)によります。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
22(火)・ドイツIFO企業景況感指数(3月)ナイキ
23(水)・新築住宅販売件数(2月)
24(木)・耐久財受注(2月)アクセンチュア、カーニバル
25(金)・米市場休場(聖金曜日)
・米実質GDP(10-12月、確定値)
・コアPCE(10-12月、確定値)
28(月)・個人所得・個人支出(2月)
・PCEコア・デフレータ(2月)
・中古住宅販売仮契約(2月)
29(火)・S&Pケース・シラー米住宅価格指数(1月)
・消費者信頼感指数(3月)
レナー
30(水)・日本鉱工業生産(2月)
・ユーロ圏業況判断指数(3月)
・ユーロ圏消費車信頼感(3月)
・ADP雇用統計(3月)
マイクロン テクノロジー
31(木)・ユーロ圏消費者物価指数(3月)
・シカゴ購買部協会景気指数(3月)
 
1(金)・中国製造業・非製造業PMI(3月)
・中国財新製造業PMI(3月)
・米雇用統計(3月)
・ISM製造業景況指数(3月)

・ミシガン大学消費者マインド(3月、確報値)
・米自動車販売台数(3月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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