SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-19 11:42:54

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  米国株の上値の目処は?物色面では個別好業績セクターに注目

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米国株の上値の目処は?物色面では個別好業績セクターに注目〜

2016/03/07

先週の米国株式市場は、テクニカル面でポイントと目された1,950ポイントを明確に上抜けてダブルボトムが完成したこと、原油価格が堅調となったことから、押し目には買いが入り上値追いを続けました。今週の米国株式市場は、経済指標等に足を引っ張りそうなものは見当たらず、引き続き堅調が期待できそうです。一方、バリュエーション面、テクニカル面から2,030〜2,040ポイントでは高値警戒が生じやすいと見られます。米景気が減速しているというファンダメンタルズに変化がなければ、指数ベースでは次第に反発からもみ合い相場への移行が見込まれるでしょう。

今回は市場全体がもみ合いに移行する中でも個別セクターの要因で上昇が期待できると考えられる、ハンドバッグの小売と太陽光発電から銘柄をご紹介いたします。両セクターとも、これまで市場の関心が低下していましたが、ここに来て改善の動きが見られます。四半期業績が3社とも揃って市場予想を上回ったハンドバッグを中心としたラグジュアリーブランドからコーチ(COH)、 マイケル コース ホールディングス(KORS)、ケイト スペード & カンパニー(KATE) 、税額控除制度の延長で20年に向けて市場拡大が見込まれる太陽光発電のファースト ソーラー(FSLR) とサンパワー(SPWR)です。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場>
先週の米国株式市場は、一部経済指標に弱いものもありましたが、テクニカル面でポイントと考えられていた1,950ポイントを明確に上抜けてダブルボトムが完成したこと、原油価格が堅調となったことから押し目には買いが入り、上値追いを続けました。週末の雇用統計も良好で、S&P500指数は週間で2.7%の上昇となりました。2/11終値1,829.08からの上昇率は9.3%に達しています。

経済指標では、3/1(火)の2月ISM製造業景況指数が49.5で2ヵ月連続の改善となり、先々週の1月耐久財受注が予想を大きく上回ったことも併せて、過去1年以上続いた製造業の悪化が止まることへの期待が高まりました。また、3/3(木)には先月急落してリセッション懸念に傾く要因となったISM非製造業景況指数の2月が1月並みの53.4となり、安心感が広がりました。3/4(金)の非農業部門雇用者数は前月比24.2万人で市場予想の19.5万人を上回り、リセッション懸念をさらに否定する結果となりました。一方、時間当たり賃金は前月比0.1%減と弱く、利上げ予想の高まりを抑えたと見られます。

<今週の米国株式市場>
今週の米国株式市場は、経済指標等に足を引っ張りそうなものは見当たらず、引き続き堅調が期待できそうです。行き過ぎたリセッション懸念に対する修正が引き続き相場上昇のドライバーとなるでしょう。中国の経済指標には悪化するものもありそうですが、最近の株式市場の反応を見ていますと、中国離れが進んでいるようです。また、週末の中国全人代では、16年の成長率目標が6.5-7.0%へ7.0%から引き下げられましたが、財政支出や民間資本によるインフラ投資で失速を防ぐ方針が明確となり安心感が広がりそうです。

一方、S&P500指数の予想PERは、2,028(EPS119.28ポイント×17倍)ポイントで17倍を回復することになります。昨年来のPERの動きを見ると、図表2の通り17.5倍から18倍で高値を付けて下落に転じています。17倍を超えてくると高値警戒が生じ易いでしょう。図表1に示した通り、テクニカル面からも2,030〜2,040ポイントで上値抵抗が出てきやすいと見られます。

今週の重要日程として、3/8(火)に2月の中国貿易収支、3/10(木)にユーロ圏政策金利、3/12(土)に2月の中国鉱工業生産・小売売上・固定資産投資が予定されています。

(原油価格について)
どの生産国がどれくらい増産するかわからないという状況から、ロシアとサウジアラビアを含むOPEC諸国が生産量について協議するという状況に変わり、原油価格は底入れしたと考えられます。

原油先物で投資筋の売りポジションを見ると(図表3)、依然として高水準であり(3/1時点)、買い戻しの圧力は引き続き強いと考えられます。WTI先物期近物価格は3/4(金)に一目均衡表の雲の上限(35ドル)を上抜け、引き続き上値を試す展開が期待されるでしょう。

(今週の5銘柄)
米国株式市場が反発からもみ合い相場に移行する場合、ポートフォリオの戦略としては、短期の反発狙いで買った銘柄群(例えば、大手銀行株やエネルギー株)を来週にかけて売り上がり、中長期で保有したい銘柄群(例えば、フェイスブック、アルファベット、マクドナルドなど)を残すのが良いでしょう。

今回は市場全体がもみ合いに移行する中でも個別セクターの要因で上昇が期待できると考えられる、ハンドバッグの小売と太陽光発電から銘柄をご紹介いたします。両セクターとも、これまで市場の関心が低下していましたが、ここに来て改善の動きが見られます。

【1】ハンドバッグの小売

15年4-6月期業績の発表以来、コーチの業績が底入れする可能性に注目してきましたが、ここにきて2/2発表のマイケル コース、3/1発表のケイト スペードも業績動向が市場予想を上回り、セクター全体が業況の改善に向かっている可能性に注目できます。

決算発表後、コーチは1/26に9.8%、マイケル コースは2/2に23.9%、ケイト スペードは3/1に10.9%の株価上昇となっています。3社ともドル高による海外からの旅行者の鈍化に影響を受けてきたと見られますが、その影響が和らぎつつある可能性が考えられるでしょう。

3社ともここ数年株価は下落基調が続いていて、上場来高値からは6割以下の水準となっています。

(ハンドバッグ3社の株価の推移)
 コーチ     上場来高値:12年3月 79.70ドル 3/4終値:38.78ドル
 マイケル コース 上場来高値:14年2月 101.04ドル 3/4終値:57.16ドル
 ケイト スペード 上場来高値:14年8月 42.87ドル 3/4終値:23.28ドル

【2】太陽光発電関連

米国の太陽光発電の関連企業は廉価な中国製太陽光パネルで一時苦境に陥りましたが、12年11月に中国製、13年11月に台湾製の太陽光パネルが不当廉売と認定されたことで、14年頃より業績が安定してきています。

また、15年12月には16年末で終了予定であった太陽光発電投資に関する税額控除の制度が5年間延長(19年までは30%が維持、その後22年にかけて段階的に削減へ)されたことで、16年以降も市場の拡大が続く見通しとなっています。米国の太陽光発電投資は、原油価格が急落する中でも15年に560億ドルへと7.5%増加して堅調です。

業績が落ち込んだ太陽光発電関連の中でも、比較的堅調な2社をご紹介します。両社とも高値から大幅な株価下落となっていますが、業績の安定と市場の拡大見通しを受けて戻り歩調が期待されるでしょう。

(太陽光発電関連2社の株価の推移)
ファーストソーラー 上場来高値:08年5月 317.00ドル 3/4終値:69.52ドル
サンパワー 上場来高値:07年11月 164.49ドル 3/4終値:24.72ドル

図表2:S&P500指数の予想PERは17.5倍〜18.0倍で高値を付けている

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:高水準の投資筋の原油先物売りポジション

注:ニューヨーク商業取引所のWTI先物の投資筋のショートポジションです。投資筋はCFTC(米商品先物取引委員会)の定義する「Managed Money」、「Other Reportables」と「Nonreportable positions」の合計です。ポジションは各週の火曜日時点の残高で、同じ週の金曜日に発表されます。直近のデータは3/1です。

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(3/4)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートコーチ(COH) 38.78ドル20.4 ・米国の高級ファッションブランドで、ハンドバックを中心に、アクセサリー、靴、洋服などに展開しています。

・米国での売上低迷とドル高の影響を受けて、14年6月期、15年6月期と減収・減益となりましたが、15年7-9月期には業績悪化に歯止めがかかる兆しが見られ、16年6月期は業績回復が見込まれています。

・15年10-12月期は主力の「コーチ」ブランドの北米売上は7%減で、7-9月期の11%減からマイナス幅が縮小しています。改装した店舗の売上が好調で(改装店舗の構成比は現在40%)、この比率が上昇していくことで緩やかながら改善基調が期待できそうです。海外売上(為替の影響含む)は4%増で、7-9月期の3%減から顕著に回復しています。
買付チャートマイケル コース ホールディングス(KORS)57.16ドル12.6 ・81年に創業した米国のファッションブランドで、ハンドバックを中心に、洋服、靴、時計、宝石などに展開しています。
売上の8割近くが米州向けですが、欧州および日本への展開を進め、グローバルブランドへの成長が期待されています。

・15年4-6月期から3四半期連続で業績が市場予想を上回り、株式市場の信頼感が戻ってきていると見られます。15年10-12月期は、売上が前年同期比6%増、営業利益は2%減でした。為替の影響を除いた売上は10%増、既存店売上は2%増と堅調です。

・為替換算前で、欧州売上が29%増、日本売上が68%増と高成長が続いており、同社の成長を牽引すると期待されます。12年初めには60倍を超えていたPERも13倍まで低下しています。
買付チャートケイト スペード & カンパニー(KATE)23.28ドル29.8 ・米国のファッションブランドで、カラフルな色使いに特徴があります。「ケイト・スペード」ブランドを主力に、ハンドバッグ、アクセサリー、洋服などに展開しています。男性向けの「ジャック・スペード」も展開しています。

・16年12月期の業績ガイダンスは売上が11-13%増、調整後EBIDA(利払い、税引き、償却前利益)が27-39%増、既存店売上が10%台前半から半ばの増加率と、好調な業績伸長が見込まれています。

・マイケル コース同様、海外展開の余地が大きいと考えられ、成長が期待されます。
買付チャートファースト ソーラー(FSLR)69.52ドル16.6 ・米国の太陽光パネルメーカーです。納入済みソーラーパネルの合計出力は10ギガワットを超えます。

・同社の主力パネルは、テルル化カドミウム(CdTe)を使った薄膜型の化合物半導体系太陽電池で、従来の結晶シリコンよりも生産コストが低いことが強みです。また、高温下では、結晶シリコンよりも変換効率が高いとされます。

・16年12月期のガイダンスは、売上が前年比6-11%増に当たる38-40億ドル、EPSは4.00-4.50ドルが見込まれています。15年12月期のパネル出荷2.9ギガワットに対して受注は3.4ギガワットと業況は拡大基調です。
買付チャートサンパワー(SPWR)24.27ドル19.1 ・米国の太陽光パネルメーカーで、電力会社向けを中心に、事業所向け、家庭向けにも供給しています。フランスのエネルギー企業トタルが株式の57%を保有する親会社です。

・GAAP(一般に認められた会計原則)ベースでは15年は営業赤字となっていますが、太陽光発電資産の保有企業分を調整したNon-GAAPでは、売上は14年26.2億ドル、15年26.1億ドル、16年32-34億ドル、EBITDA(利払い、税引き、償却前利益)は、14年3.7億ドル、15年5.6億ドル、16年4.5-5.5億ドルが見込まれています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。コーチは16年6月期、マイケル コースは17年3月期、それ以外は16年12月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
7(月)
8(火)・中国貿易収支(2月)
・中国海外直接投資(2月)
・ユーロ圏実質GDP(10-12月、改定値)
・米卸売在庫(1月)
9(水)
10(木)・中国資金調達総額(2月、15日まで)
・ユーロ圏政策金利
ダラー ゼネラル
11(金)
12(土)・中国鉱工業生産・小売売上・固定資産投資(2月)
14(月)・ユーロ圏鉱工業生産(1月)
15(火)・日本政策金利
・日本鉱工業生産(1月)
・ユーロ圏雇用(10-12月)
・米小売売上高(2月)
・米生産者物価指数(2月)
・NAHB住宅市場指数(3月)
・米予備選挙
(フロリダ、イリノイ、ミズーリ、ノースカロライナ、オハイオ)
16(水)・FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利
・米住宅着工・許可件数(2月)
・米消費者物価指数(2月)
・米鉱工業生産・設備稼働率(2月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)
フェデックス
17(木)・ユーロ圏消費者物価指数(2月)
・米JOLT求人(1月)
アドビ システムズ
18(金)・中国住宅価格(2月)
・ミシガン大学消費者マインド(3月)
ティファニー

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.