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2019-10-23 19:59:13

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜ジム・クレーマーが「月(つき)まであがる」と言う銘柄とは?〜

2015/11/30

先週の米国株式市場は、26日(木)の感謝祭休日、27日(金)のブラックフライデーの取引時間短縮もあり、週を通じて小動きに終始しました。今週の米国株式市場は、S&P500指数で2,080〜2,090ポイントでの足場固めを終えて、上値トライに進むことが期待されます。パリのテロ、ロシア軍機の撃墜、中国株の急落などの悪材料にもほとんど動じなかったことから、足元の相場は年末にかけて株価は上昇する傾向があるという季節性のほうが重要なドライバーになっていると見られます。

今週の5銘柄として、株価が急騰している小野薬品工業と共同でがん免疫治療薬「オプジーボ」を開発・販売するブリストル マイヤーズ スクイブを中心にご紹介いたします。その他、先週好業績を報告したサイバーセキュリティのパロアルトと半導体のアナログデバイセズ、出来高増加銘柄から、遺伝子解析用機器のイルミナと財務会計・税務処理ソフトウェアのインチュイトを取り上げています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場>
先週の米国株式市場は、26日(木)の感謝祭休日、27日(金)のブラックフライデーの取引時間短縮もあり、週を通じて小動きに終始しました。出来高も低水準でした。

先週のハイライトは、24日(火)の動きでしょう。ロシア軍機が撃墜され、欧州市場が下落、コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数が悪化と、大幅な下落でもおかしくない相場環境でした。寄り付き直後は1%近い下落となりましたが、その後は押し目買いが優勢となり小幅上昇で引けました。需給が良いことが改めて確認されたと言えそうです。

先週発表の7-9月GDPの改定値は前期比年率2.1%増(予想は2.0%)と、速報値の同1.5%増から上方改定となりました。10月耐久財受注は9月の前月比0.1%減から0.5%増(予想は0.3%増)へ改善しました。

一方、24日(火)発表のコンファレンス・ボード(市場調査会社の名前です)の11月消費者信頼感指数は、10月の99.1ポイントから90.9ポイントへ大幅低下しました。労働市場に対する消費者の楽観度が後退したことが要因です。調査データの締切は11/12ですので、パリのテロの影響を含んでいません。ひとつの指標だけでは判断できませんが、ミシガン大学の消費者信頼感や小売売上などで今後の消費動向には注視していく必要がありそうです。

尚、27日(金)に上海総合指数が5.5%下落して、香港、その他アジア市場にも波及した可能性があります。ただ、主要因は中国当局の大手証券に対する取り締まり強化で市場内部のものと言え、他市場への影響は限定的と考えられます。

<今週の米国株式市場>
今週の米国株式市場は、S&P500指数で2,080〜2,090ポイントでの足場固めを終えて、上値トライに進むことが期待されます。

パリのテロ、ロシア軍機の撃墜、中国株の急落などの悪材料にも動じなかったことから、足元の相場は年末にかけて株価は上昇する傾向があるという季節性のほうが重要なドライバーになっていると見られます(図表2)。11/3高値2,116ポイント、5/20高値2,134ポイントなどが意識されそうです。

今週は経済イベントが盛りだくさんです。注意が必要なのは、中国のPMIでしょうか。その他では、相場を大きく崩すものはないと見られます。

1日(火)の11月中国製造業PMIは49.9(10月は49.8)と前月に続いて横ばいが予想されています。予想通りなら、減速スピードの鈍化を確認と捉えられそうです。3日(木)のECB理事会では追加の金融緩和が期待されています。

4日(金)の11月非農業部門雇用者数は前月比20万人増(10月は同27.1万人増)が予想されています。12月利上げの確度がさらに高まることが見込まれます。FOMC(米連邦公開市場委員会)は15-16日です。

同じく4日(金)のOPEC総会では、盟主のサウジアラビアが市場シェアでライバル視する米国のシェールオイル生産がまだ十分には減少していないため、大きな動きはないと見込まれています。

(今週の5銘柄)
株価が急騰している小野薬品工業(4528)に出遅れているブリストル マイヤーズ スクイブ(BMY)をご紹介します(図表3)。

11/26(木)日経新聞の市況面「スクランブル」に小野薬品工業(以下、小野薬)の株価が上昇しているという記事がありました。「ここまで買われる理由を説明するのに苦労した」とのアナリストのコメントが掲載されています。小野薬の株価上昇は、がん免疫治療薬「オプジーボ(Opdivo)」に対する期待が材料です。

オプジーボを共同開発して、日本・韓国・台湾を除く世界での販売権をもつのが、ブリストル マイヤーズ スクイブ(以下、BMY)です。売上規模は小野薬の1,358億円(15年3月期)、BMYの159億ドル(約1兆9,500億円、14年12月期)と、10倍以上の差がありますが、オプジーボ販売権の大きさも10倍近い差と見られます。BMYの株価は小野薬に対して出遅れていると言えるでしょう。

同社についてはジム・クレーマー氏が11/17のCNBC「マッド・マネー」(「このグループはラリーの準備が整っている(This group is ready to rally)」)で、コメントしています。この回はヘルスケアセクターに見直し買いが入る可能性が高いのではとの内容でしたが、その中で彼が注目しているとしたのが同社で、「株価は月(つき)まであがる可能性がある!(Cramer thinks Bristol-Myers Squibb could shoot to the moon!) 」(笑)とコメントしていました。

小野薬がBMYと共同開発したがん治療薬のオプジーボは、がん細胞が免疫機能にブレーキをかけているタンパク質(PD-L1)の作用を阻害して、本来の免疫機能でがん細胞を攻撃できるようにするものです。「がんの免疫療法で初めて顕著な有効性が示された画期的な薬だ」(国立がん研究センター東病院乳腺・腫瘍(しゅよう)内科の向井博文医長、東洋経済オンライン15年2/28記事)と評価されています。

オプジーボは皮膚がんの一種である、悪性黒色腫(メラノーマ)のうち、手術や既存の薬が効かない患者を対象に、14年9月に国内で発売されました。臨床試験では、35人中8人の腫瘍が7割以下に縮小。中には腫瘍がほとんど消え、年単位で生存する患者も現れるなど、これまで治せなかった患者に対しても顕著な治療効果を示しています。

小野薬はBMYと共同で、腎細胞がん、非小細胞肺がん、胃がん、大腸がん、慢性骨髄性白血病など、約20のがん種を対象に、世界で60以上の臨床試験を進めており、オプジーボは今後の適応拡大によって大型薬に成長することが期待されています。

その他の4銘柄は、先週好業績を報告したサイバーセキュリティのパロアルトと半導体のアナログデバイセズ、出来高増加銘柄(※)として出来高増加率の高い2銘柄、遺伝子解析用機器のイルミナと財務会計・税務処理ソフトウェアのインチュイトをご紹介しています。

尚、サイバーセキュリティ市場について詳しくは、6/17掲載の「“激化するサイバー攻撃! 注目のサイバーセキュリティ関連銘柄はコレ!?”」をご参照ください。

※当社「米国株スクリーナー」で、当社取扱い、S&P500採用かつ時価総額が200億ドル以上の銘柄で、「出来高6日/25日倍率」が高い銘柄を指します。

図表2:S&P500指数は年末にかけて上昇する季節性がある(95年〜14年の平均的値動き)

注:95年〜14年の月別騰落率の平均値をもとに、前年12月末値を100として指数化しています。

※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

図表3:小野薬品工業に出遅れるブリストル マイヤーズ スクイブ(日足、1年)


※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(11/27)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートブリストル マイヤーズ スクイブ(BMY)67.85ドル29.6 ・米国のバイオ医薬品大手の一角です。小野薬と共同でがん免疫治療薬開発の先頭に立っていることが注目されています。小野薬と共同開発していた米メダレックスを09年に買収、日本・韓国・台湾以外のがん免疫治療薬オプジーボ(物質名:ニボルマブ)の開発・商業化に関する権利を取得しています。

・7-9月期決算は、売上が前年同期比4%増、EPSは同13%減でしたが、市場予想をそれぞれ6%、12%上回りました。オプジーボは、米国では14年12月に悪性黒色腫の治療薬として承認され、売上は1-3月期0.4億ドル、4-6月期1.2億ドル、7-9月期3.1億ドル(売上構成比7.5%)と急増しています。今後は適応拡大による業績拡大への貢献が期待されています。
買付チャートパロアルト(PANW) 185.91ドル105.0 ・米国で標的型攻撃への対応を行うサイバーセキュリティのサービス大手としてファイアアイと共に代表的な企業です。従業員当たり売上高が35万ドルとファイアアイの17万ドルの2倍あり、相対的に安心感のある企業です。

・11/23発表の8-10月期決算は、売上高が前年同期比55%増、調整後EPSは0.35ドルで同2.3倍と、いずれも市場予想を上回りました。11-1月期のガイダンスも売上高が前年同期比44-46%増、EPSは0.38-.39ドルで、市場予想をやや上回る堅調な推移が予想されています。
買付チャートアナログ デバイセズ(ADI)60.45ドル17.9 ・アナログ半導体の大手です。IoT(モノのインターネット)では、モノに付けられたセンサーが捉えたアナログ信号を処理する必要があるため、アナログ信号を処理する半導体の需要増加が見込まれ、注目できます。

・11/24発表の8-10月期決算は、売上高が前年同期比20%増、調整後EPSが1.03ドルで同49%増と、いずれも市場予想を上回りました。11-1月期のガイダンスは市場予想並で、軟調なガイダンスを警戒していた市場に安心感が広がったようです。
買付チャートイルミナ(ILMN) 185.56ドル49.2 ・遺伝子解析機器(シーケンサ)で7割の市場シェアをもつヘルスケア企業です。

・医薬品の価格吊り上げ批判で売り込まれたヘルスケアセクターの見直しの流れに乗っていると見られるほか、11/18にS&P500指数に新規採用されたことから出来高が増加しています。27日時点の「出来高6日/25日倍率」は2.03倍です。

・10/20発表の7-9月期決算は、売上が前年同期比15%増、EPSが同25%増と好調でした。
買付チャートインチュイト(INTU)100.18ドル28.8 ・小規模事業者向けの財務会計ソフトウェアと個人およびプロ向けに税務処理ソフトウェアを提供する会社です。11/19発表の8-10月期決算が市場予想を上回ったことから、出来高が増加しています。27日時点の「出来高6日/25日倍率」は1.95倍です。

・8-10月期決算は、売上が前年同期比17%増、調整後EPSは前年同期の-0.11ドルから0.09ドルへ黒字転換しています。11-1月期ガイダンスは、売上が880-900百万ドル (前年同期比17-20% 増)、調整後EPSは0.17-0.20ドルで、 市場予想の それぞれ824百万ドル、0.05ドルを大幅に上回りました。

注:予想PERはコンセンサス予想EPSによります。ブリストル マイヤーズ スクイブは16年12月期、パロアルトは16年7月期、アナログ デバイセズは16年10月期、イルミナは16年12月期、インチュイトは16年7月期です。

※会社資料、ブルームバーグのデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
30日(月)・日本鉱工業生産(10月)
・米中古住宅販売仮契約(10月)
・シカゴ購買部協会景気指数(11月)
1日(火)・中国製造業・非製造業PMI(11月)
・中国財新製造業PMI(11月)

・ユーロ圏失業率(10月)
・米自動車販売台数(11月)
・米国ISM製造業景況指数(11月)
2日(水)・ユーロ圏消費者物価指数(11月)
・ADP雇用統計(11月)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・イエレンFRB(米連邦準備理事会)議長講演
アバゴ テクノロジーズ
3日(木)・ECB(欧州中央銀行)理事会
・ユーロ圏小売売上高(10月)
・米製造業受注(10月)
・米ISM非製造業景況指数(11月)
・イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長議会証言
ダラーゼネラル、メドトロニック、アフラック
4日(金)・米雇用統計(11月)
・米貿易収支(10月)
・OPEC(石油輸出国機構)総会
7日(月)・ドイツ鉱工業生産(10月)
8日(火)・中国貿易収支(11月)
・ユーロ圏実質GDP(7-9月、改定値)
オートゾーン
9日(水)・日本機械受注(10月)
・中国消費者物価指数(11月)
コストコ ホールセール
10日(木)・中国新規銀行融資(11月) 15日までに発表アドビ システムズ
11日(金)・米国ミシガン大学消費者信頼感(12月、速報)
・米国小売売上高(11月)
 

※ブルームバーグデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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