SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-10-22 03:23:13

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  〜どうなるFOMC?銘柄は?〜

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜どうなるFOMC?銘柄は?〜

2015/9/14

今週は16-17日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれ、日本時間の18日朝に政策金利が発表されます。今回利上げがあるか否かについてエコノミストの見方は5分5分で、さらに利上げした場合の反応についての市場の見方も分かれているようです。このため、FOMCに向けて市場は様子見姿勢を強めると見られます。足元で株式市場は変動性が縮小して徐々に落ち着きを取り戻しつつあるため、今週は業績好調ながら株価が下落した銘柄をスクリーニングしてご紹介いたします。「アメリカNOW!今週の5銘柄」では今回利上げがあり、これにより金融市場は安定化することをメインシナリオと見ていますが、市場参加者の見方は大きく割れています。安定化と見る向きには金融関係のサービス企業、不安定化と見る向きには米内需企業が良いでしょう。

図1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場> 
レイバーデーの休日明けの8日(火)、ネガティブな中国貿易統計によって景気対策への期待が高まり、上海総合指数も反発したことから、米国市場は大幅な上昇となりました。9日(水)は特段の材料がないなか反落しましたが、その後は上海総合指数が強含みで推移、米国市場もジリ高となりました。S&P500指数は週間で2.1%の上昇となりました。

中国貿易統計では、8月の輸入が前年比-13.8%と7月の同-8.1%から悪化して、中国内需の減速が確認されました。また、13日(日)発表の中国月次統計でも、8月鉱工業生産、1-8月固定資産投資とも市場予想を下回り、追加刺激策への思惑が浮上しています。

<今週の米国株式市場>
今週は16日〜17日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれ、日本時間の18日朝に政策金利が発表されます。9/11のロイター調査によると、利上げを予想するエコノミストは72人中39人と半数をやや上回る程度となっています。米国内要因からは利上げが妥当と見る向きが多いものの、金融市場への影響をどう考慮するかで見方が分かれているようです。

さらに、利上げした場合の市場の反応についても各種報道によると見方が分かれているようです。つまり、利上げ自体の見方が分かれている上、それに対する反応も見方が分かれています。FOMCを材料にベットするのは難しく、市場は様子見姿勢を強めると見られます。「アメリカNOW!」ではメインシナリオとして今回利上げされ、これにより金融市場は安定に向かうと見ています(そう考える理由は、以下で説明しています)。

図表1に示した通り、8/26に反発に転じて以降、米国株式市場は概ねテクニカルなポイントに沿って動いてきたと言えます。これはこの間ファンダメンタルズについて重要な変化がなかったと解釈できますが、FOMCはこれをブレイクする可能性のあるイベントとして注目する必要があるでしょう。

(今週の5銘柄)
株式市場の株価変動性は徐々に縮小して落ち着きを取り戻しつつあるため、今回は業績好調ながら株価が下落した銘柄を以下の条件で抽出しています。

【スクリーニング条件】
1. 今期予想・来期予想とも5%以上増収、10%以上EPS増加
2. 過去1ヵ月、3ヵ月で今期予想EPSが下方修正されていない
3. PER30倍以下
4. S&P500採用銘柄で時価総額100億ドル以上

抽出された銘柄で、過去1ヵ月の株価下落率が大きい10銘柄をリストアップしたのが図表2です。ここから赤字でハイライトした5銘柄をご紹介いたします。マイランとペリゴについては、買収提案に関する個別要因で動いていると見られるため今回は外しています。また、ムーディーズとマグロウヒル ファイナンシャルはどちらも格付機関で重なっているため、今回はマグロウヒル ファイナンシャルをご紹介しています。

FOMCの結果に対する市場参加者の見方が割れており、市場が安定化に向かうと見る向きは金融関係のサービス企業であるノーザン トラスト、マグロウヒル ファイナンシャル、コグニザントテクノロジーソリューションを、一方、不安定化すると見る向きは米国の内需銘柄であるロス ストアーズ、トラクターサプライを投資対象として検討してみてはいかがでしょうか。

(16日-17日のFOMCで利上げがあるのか?市場へのインパクトは?)

図表3はFRB(米連邦準備制度理事会)の政策目標である「雇用の最大化」と「物価の安定」を判断するための代表的指標である失業率とコアPCEデフレータ(個人消費支出から計算した物価上昇率で食品・エネルギーを除く)推移です。失業率はFRBの長期目標に到達して雇用面からは利上げが必要な情勢です。

一方、コアPCEデフレータは長期の目標を下ぶれていますが、原油安を一時的と見る立場からはオーバーシュートで、賃金の上昇が予想されるため今後は回復すると見るのが一般的です。経済数量は一般に数量が先に動いて価格は後からついてくるため、まず数量(ここでは失業率)に注目するべきでしょう。

一方、判断を難しくしているのは、金融市場に与える影響についてです。そもそもFRBが国際金融市場への影響をどの程度考慮するかがはっきりしない上に、以下のように利上げが与える影響に対する見方が大きく割れています。どちらの見方を取るかで、利上げの金融市場へのインプリケーションは逆になってしまいます。

(1)今回利上げすると金融市場の混乱が増幅する可能性がある

・IMF(国際通貨基金)のラガルド専務理事:「米FRBは利上げを急ぐべきではない」(9/5ロイター記事)
・世界銀行チーフエコノミスト、バス氏:「米国が今月利上げに踏み切れば、新興国に混乱をもたらす」(9/8FT記事)
いずれも世界経済が下方修正気味で推移しており、様々な問題を抱えているとの認識が背景となっているようです。

(2)金融市場の混乱は既に起きていて、今回利上げすることは市場の沈静化に寄与する

・ペルー中央銀行ベラルデ総裁:「利上げの時期に関する不透明感が利上げそのものよりもダメージを与えている。大半の新興国はできるだけ早く利上げしてもらいたいと考えている」(9/10FT記事)
・インドネシア中央銀行上級副理事:「(利上げタイミングの)不透明感が混乱を作り出している」(9/10FT記事)

当方の考えは(2)に近く、今回利上げを行ったほうが金融市場の安定につながると考えます。金融市場の参加者が将来の金利水準の経路を予想するとき、現在はa. 利上げがいつ始まるか、b. どのようなペースで利上げされるか、という2つの変数が必要です。今回利上げして変数を1つに減らすことにより、将来の金利水準に関するコンセンサスの形成はしやすくなると考えられるためです。

今回利上げが行われ、これにより金融市場は安定に向かう可能性が高いというのが、「アメリカNOW!今週の5銘柄」が考えるメインシナリオです。

図2:スクリーニングで抽出された銘柄

※ブルームバーグのデータにもとづいてSBI証券が作成

図3:失業率とコアPCEデフレータの動き

注:目標は、FRBの長期目標です。
※ブルームバーグのデータにもとづいてSBI証券が作成

「銘柄選定の根拠(基準や前提)」については、
上記にご説明したとおりです。

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(9/11)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートノーザン トラスト(NTRS)70.03ドル17.6 企業・機関投資家・富裕層に対して資産管理サービスを提供する銀行大手です。15年6月末に、銀行資産1,200億ドル、保護預かり額6.2兆ドル、運用資産額9,460億ドルに達しています。直近の金融市場の混乱を受けて資産運用のインフラと言える同社事業への影響が懸念されて株価が下落したと見られます。金融市場の混乱が落ち着けば、見直し買いが期待されます。4-6月期決算は、収益が前年同期比17%増、純利益が同48%増と好調でした。
買付チャートマグロウヒル ファイナンシャル(MHFI)94.57ドル20.9 大手金融情報会社です。傘下の格付会社スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズは世界26ヵ国に展開し、およそ1,400名のアナリストが125を超える国の企業等をカバーする世界最大手です。スクリーニング表には同業のムーディーズも出てきており、金融市場の混乱が株価の下落要因になったと見られます。市場の落ち着きとともに見直し買いが期待できるでしょう。
買付チャートコグニザントテクノロジーソリューション(CTSH)62.79ドル23.4 金融機関およびヘルスケア業界向けを主力とするITサービス企業です。4-6月期の売上は、4割を占める金融機関向けが前年同期比18%増のほか、約4分の1を占めるヘルスケア向けが同39%増、製造業・小売・物流向けが同12%増と、いずれも好調でした。ヘルスケアの伸びは、買収企業(TriZetto)の寄与を含みます。顧客業種を絞り込んで専門性を高めていることが好調の要因と見られます。
買付チャートロス ストアーズ(ROST)50.06ドル20.4 アパレルのディスカウントチェーンで米国最大手です。先週ご紹介した同業のTJXは欧州へも展開していますが、同社売上は100%米国です。既存店売上の伸びについて、8-10月期は前年同期比1-2%増、11-1月期は同0-1%と5-7月期実績の同4%増から鈍化するとの見通しが発表されて株価が下落しました。年度後半は前年比較が厳しくなることのほか、同社がマクロ環境を慎重に見ていることも影響しているようです。中期的な成長見通しについては、大きな変化はありません。
買付チャートトラクターサプライ(TSCO)87.96ドル28.6 ホームセンターのチェーンです。米国のホームセンター大手では、ホームデポやロウズが知られていますが、同社は自然が豊かな郊外での立地に特徴があり、安定的な成長を遂げている企業です。農耕用品、園芸用品に加え、家畜・ペット関連商品が売上の大きな比率を占めます。4-6月期決算は、売上が前年同期比12%増、営業利益が同14%増、既存店売上が同5.6%増と好調でした。通年の既存店売上伸び率のガイダンスは2.5-4.0%増から3.5-4.5%増へ引き上げられています。

※会社資料、トムソン・ロイターデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
13日(日)・中国鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資(8月)
14日(月)・ユーロ圏鉱工業生産(7月)
15日(火)・米小売売上高(8月)
・米鉱工業生産指数・設備稼働率(8月)
・米ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
16日(水)・米消費者物価指数(8月)
・米NAHB住宅市場指数(9月)
・FOMC(連邦公開市場委員会、〜17日)
オラクル
フェデックス
17日(木)・米住宅着工件数・建設許可件数(8月)
・米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(8月)
・イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長記者会見
アドビ システムズ
18日(金)コナグラ フーズ
20日(日)・ギリシャ総選挙
21日(月)・米中古住宅販売件数(8月)レナー
22日(火)オートゾーン、ダーデン レストラン
ゼネラル ミルズ
23日(水)・中国財新製造業PMI(9月、速報)カーニバル
24日(木)・ドイツIFO景況指数(9月)
・米耐久財受注(8月)
・米新築住宅販売件数(8月)
アクセンチュア
ベッド バス&ビヨンド
25日(金)・米ミシガン大消費者マインド(9月)
・米4-6月GDP(確報)
ナイキ

※ブルームバーグデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • NYダウ取引はくりっく株365!
  • 国内株式の銘柄スクリーニング・個別銘柄画面の分析ページを大幅にリニューアル!
  • 業界最低水準!日経225先物、ミニ日経225先物手数料大幅引き下げ!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.