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2019-06-17 06:19:13

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜相場大荒れの中で好決算を発表した銘柄〜

2015/9/7

中国経済の減速および上海総合指数の行方に対する懸念が続くほか、8月の米雇用統計も非農業部門雇用者数が予想を下回り、利上げ時期の不透明感が強まりました。これらの要因を背景に米国株式市場は上値の重い展開と考えられます。今週は相場大荒れの中で好決算を発表した銘柄をご紹介いたします。過去3週間は市場の注目がマクロ環境に集中していたため、相場が落ち着きを取り戻す局面では改めて物色される可能性があると考えられます。

図1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

<先週の米国株式市場> 
1日(火)発表の中国製造業PMIが国家統計局分、財新(確報値)分とも前月を下回ったことから中国経済への懸念が強まり、株価の下落モメンタムが強まりました。4日(金)の米雇用統計は利上げ時期を判断する明確な材料とはならず、連休を控えていたこともあってS&P500指数は同日1.5%下落しました。

8月の非農業部門雇用者数は前月比17.3万人と22万人の市場予想を下回りました。一方、6月分と7月分は当初発表から合わせて4.4万人の上方修正となり、3ヵ月の平均は22.1万人増と概ね堅調との見方もあります。先物相場から計算された9月利上げの確率は発表前の30%から約20%へ低下、「9月利上げへの決定打欠く」との評価になっています。S&P500指数は週間で3.4%の下落となりました。

<今週の米国株式市場>
中国経済への懸念と利上げ時期の不透明感を背景に米国株式市場は上値の重い展開と考えられます。7日(月)はレイバー・デーで休場です。中国関係では、3日(木)と4日(金)に休場であった中国本土市場の再開、8日(火)の貿易統計が注目されます。FRB(米連邦準備制度理事会)による政策金利引き上げについては、今回は非常に緩やかな利上げ予想となっているため、株価評価に与える影響(金利の上昇は株価評価にマイナスに効きます)はさほど大きくないと考えられます。一方、8年にわたる金融緩和からの転換のため、新興国からの資金流出などの影響が懸念されています。直近の雇用統計が9月利上げの決定打とならなかったことから、利上げ時期を探る不安定な状況が続きそうです。尚、S&P500指数の15年予想EPSは過去3週間でほぼ横ばいを維持、9/4の予想PERは16.2倍となっています。

(今週の5銘柄)
今週は過去3週間に決算発表した企業の中から、図2にあげた良好と思われる銘柄をピックアップしています。株価変動性の高まり、中国経済への懸念、米国の利上げ時期などマクロ環境に市場の注目が集中して、個別企業の決算から目が離れていたと思われます。市場環境が落ち着く場合には、良い決算を発表している銘柄は再度注目される可能性が高いでしょう。

この時期に決算を発表しているのは、もともと1月決算の小売企業が多いのですが、足元で海外景気への警戒が強いこともあり、米国を中心に展開している小売企業をピックアップしています。

(政策金利の引き上げの株価への影響をどう考えておけばよいか?)

政策金利の引き上げは市場金利の上昇につながり、株価評価(PER)にはマイナスに作用するものの、同時に政策金利が引き上げられる背景には経済の改善があるため、企業業績(EPS)にはプラスになる傾向があります。短期的には利上げ前後は株価が不安定になりやすいものの、利上げ後半年から1年を見ると株価は上昇していることが多いというのが一般的な理解です。

ただし、今回の利上げは非常に緩やかなペースが見込まれているため、株価評価へのマイナスはマイルドになると見込まれます。一方、長期間の緩和を経ての利上げとなるため、新興国からの資金の流出などで金融市場の変動が大きくなることが懸念されています。ここ数週間起こっていることが、それに当たるのかもしれません。利上げ時期に関するコンセンサスが形成されることが、資金移動による混乱の沈静化につながると期待されるでしょう。

ご参考に、図3で過去3回の利上げ局面(94年2月、99年6月、04年6月)前後の株価の動きを検証しています。利上げ前は強めで、利上げ直後は弱めの傾向が見られます。ただし、今回は過去3回の利上げ局面と以下の点が異なり、このパターンを踏襲するか読みにくくなっています。

【今回の利上げが過去3回の利上げと異なる点】

1. 利上げのペースが緩やか・・・1年後の政策金利水準は0.50%〜0.75%の予想が最も多く、非常に緩やかな利上げが見込まれています。過去3回の利上げ局面では最初の利上げから1年間で、平均の利上げ回数は7回、利上げ幅は2.33%ポイントでした。

2. 金融緩和の期間・・・8年にわたる金融緩和後の金利引き上げとなります。利上げされる直前の金利が維持された期間は、過去3回の平均で約1年です。今回は9月の利上げとしても6年9ヵ月となります。

3. 量的緩和をどう考えるか・・・14年10月の量的緩和終了が金融引き締めへの最初の動きと解釈することもできます。

図2:ピックアップ企業の四半期決算動向

注:いずれも15年5-7月期決算です。

※会社資料、ブルームバーグのデータにもとづいてSBI証券が作成

図3:FRBによる利上げ前後のS&P500指数の動き

※ブルームバーグのデータにもとづいてSBI証券が作成

「銘柄選定の根拠(基準や前提)」
8/17から9/4に四半期決算を発表したS&P500採用銘柄のうち、売上およびEPSが前年同期比で増加、かつ、市場予想を上回ったものから、株価評価等を総合的に考慮して選択しています。

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(9/4)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートエル ブランズ(LB)90.38ドル22.8 女性向けアパレルのヴィクトリアズ・シークレットとボディケア用品のバス&ボディ・ワークスを主力とする会社です。9/3発表の8月既存店売上が前年同期比6.0%増と市場予想の同2.4%を大幅に上回りました。8月の米小売既存店売上はやや低調でしたが、アパレルは相対的に好調で、中でも同社の好調が際立っています。8/19発表の5-7月期決算は既存店売上が同4%増と堅調で、通年のEPSレンジは約2%引き上げられています。
買付チャートシグネット ジュエラーズ(SIG)136.53ドル21.3 宝石類の小売店チェーンを展開、ダイヤモンドの小売では世界最大手です。グローバル展開しているティファニーの決算は、ドル高の影響を受けて低調でしたが、当社は主に米国で展開しているため好調でした。5-7月期の既存店売上は前年同期比4.2%増で、2-4月期の同3.6%増から加速しています。同社は7/28からS&P500に採用され、市場の注目も高まってくると見られます。
買付チャートTJX(TJX)70.76ドル21.3 アパレルのディスカウントチェーンです。有名ブランド品を20〜60%オフで販売するT.J Maxなど米国を中心に欧州(売上構成比は5-7月期に13%)、カナダ(同9%)で展開し、安定的な成長を遂げています。5-7月期決算は既存店売上が前年同期比6%増、調整後EPSが同8%増と堅調でした。既存店売上の伸びは、2-4月期の同5%増から改善しました。予想以上の結果を受けて、同社は通年の予想EPSを若干上方修正しています。
買付チャートターゲット(TGT)76.42ドル16.9 米国を中心に展開する量販店です。13年12月に起きた大規模なカードデータ漏洩事件の影響が薄まりつつあり、業況が回復しています。15年5-7月期は、前年同期に値下げによる販促を行っていたことや商品ミックスの改善で営業利益率が前年同期の6.8%から7.7%へ改善、大幅な増益となりました。これを受けて同社は通年のEPS見通しを約2%引き上げています。
買付チャートベスト バイ(BBY)36.62ドル13.9 米国を中心にカナダ、メキシコにも展開する家電量販店です。接客の強化など店舗体験の改善により、既存店売上が13年度の前年度比-1.7%、14年度同-0.4%、15年度同+0.5%と従来の低迷から回復しつつあります。8/26発表の5-7月期の既存店売上は前年同期比2.7%増で、改善基調が継続、市場予想も大きく上回りました。4Kテレビとモバイルに加え、白物家電も好調で住宅市場回復の恩恵を受けているようです。

※会社資料、ブルームバーグのデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
7日(月)・米市場休場(レイバー・デー)
8日(火)・中国貿易収支(8月)
・ユーロ圏4-6月期GDP(改定値)
9日(水)・世界経済フォーラム夏季ダボス会議
(11日まで、中国・大連)
・アップルの新製品発表会(サンフランシスコ)
10日(木)・中国新規銀行融資(8月)
・米卸売在庫(7月)
11日(金)・米生産者物価指数(8月)
・米ミシガン大消費者信頼感指数(9月)
・米財政収支(8月)
クローガー、ダーデン レストラン
13日(日)・中国鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資(8月)
14日(月)・ユーロ圏鉱工業生産(8月)
15日(火)・米小売売上高(8月)
・米鉱工業生産指数・設備稼働率(8月)
・米ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
16日(水)・米消費者物価指数(8月)
・FOMC(連邦公開市場委員会、〜17日)
フェデックス
17日(木)・米住宅着工件数・建設許可件数(8月)
・米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(8月)
・イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長記者会見
レナー
18日(金)コナグラ フーズ

※ブルームバーグデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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