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2024-03-28 20:33:53

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > コロナ相場の中、出遅れている国は?

コロナ相場の中、出遅れている国は?

2021/8/27

コロナショック以降、約1年半経過した今、「出遅れている銘柄は?業種は?」という議論は株式市場においてつきものですが、今回はグローバルの視点に立って「出遅れている国は?」と題して、足元におけるパフォーマンスを国別に検証してみたいと思います。

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■検証方法
分析対象:下記の世界各国の代表的な株価指数
     アジア/オセアニア
          日本:日経平均
          韓国:KOSPI(韓国総合株価指数)
          台湾:加権指数
          中国:上海総合指数
          香港:香港ハンセン株価指数
          インド:NIFTY指数
          オーストラリア:S&P/ASX200
          ニュージーランド:NZX50
     東南アジア
          タイ:SET指数
          ベトナム:VN指数
          フィリピン:フィリピン総合指数
          インドネシア:ジャカルタ総合指数
          シンガポール:ST指数
          マレーシア:クアラルンプール総合指数
     中東
          UAE:ドバイ金融市場総合指数
          サウジアラビア:タダウル全株指数
          トルコ:イスタンブール100種指数
     ヨーロッパ
          イギリス:FTSE100指数
          ドイツ:DAX指数
          フランス:CAC40
          イタリア:MIB指数
          スイス:SMI指数
          ロシア;RTS指数
     アフリカ
          南アフリカ:FTSE/JSE Africa Top40指数
     北米
          アメリカ:ダウ工業株30種平均
          カナダ:S&Pトロント総合指数
     中南米
          ブラジル:ボベスパ指数
          アルゼンチン:メルバル指数
          メキシコ:ボルサ指数

分析期間:コロナショックが生じた20年1月から足元の21年8月まで

分析方法:20年1月〜アメリカの株式市場でコロナショック後最安値を付けた20年3月23日までを期間①、20年1月〜足元の8月13日までを期間②と設定し、20年1月6日の株価を100として分析

■検証方法
図1〜図3をご覧ください。図1は期間①、図2は期間②における高値、安値、現値を表したものです。また図3は、それらに加えて、20年3月の安値から足元までの反発率を併せて表示したものです。
図1、図2で上ヒゲは高値、下ヒゲは安値、白マークは現値を表しています。

まず初めに、アルゼンチンのパフォーマンスが目立つかと思います。コロナショック直後では、ブラジルと合わせて南米の国々が大きく売られました。
しかし、中でもアルゼンチンは足元では主要な国々の中で最も上昇した国となっています。

次に産油国を見てみましょう。
サウジアラビア、UAE、ロシアなどが該当の国々になりますが、原油市場の反発を理由に、底堅いパフォーマンスとなっております。中でもサウジアラビアがパフォーマンスで一歩リードしております。

次に外資規制を導入している中国、インドはどうでしょうか?
中国は、コロナショック直後では、影響を最も受けなかった国でしたが、その分、反発も小さい状況となっています。
反面、インドは当初は大きく売り込まれましたが、その後の反発は大きく、コロナショック前の水準比で約40%上昇しております。

足元の株価水準だけで言うならば、フィリピン、香港、マレーシア、イギリス、タイ、インドネシア、シンガポールがコロナショック前の水準を依然超えられずに株価は低迷しています。

■狙うべき国は?
では、今後狙っていくべき国はどこになるのでしょうか?
それを分かりやすく考えるために、(1)足元の株価の割安度、(2)安値からの反発率、の2つの尺度でそれぞれランキングをつけ、その順位をそのまま点数として、両尺度における合計点でランキングをつけてみた結果が、下の表1になります。
割安度においては、点数が高いほど割安であり、反発率においては、点数が高いほど反発率が低いことを意味しています。つまりは、出遅れていることを示唆しています。

【表1】

順位 割安度 反発率 (%) 合計点
1 フィリピン 29 27 56
1 香港 28 28 56
1 マレーシア 27 29 56
4 イギリス 26 24 50
5 タイ 25 23 48
5 シンガポール 23 25 48
7 インドネシア 24 22 46
8 中国 16 26 42
9 UAE 21 19 40
9 ニュージーランド 19 21 40
11 ブラジル 22 14 36
12 イタリア 18 16 34
12 オーストラリア 17 17 34
14 スイス 13 20 33
15 ロシア 20 12 32
15 メキシコ 14 18 32
17 フランス 15 13 28
18 日本 11 15 26
19 カナダ 12 11 23
20 南アフリカ 10 9 19
21 ドイツ 9 8 17
21 トルコ 7 10 17
23 米国 8 7 15
24 サウジアラビア 5 6 11
25 インド 6 2 8
25 ベトナム 4 4 8
25 台湾 3 5 8
28 韓国 2 3 5
29 アルゼンチン 1 1 2

出所:リフィニティブよりeワラント証券作成

本資料は情報の提供を目的としており、本資料による何らかの行動を勧誘するものではなく、将来の投資成果を保証するものでもありません。 本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、eワラント証券はその正確性、完全性に関する責任を負いません。ご利用に際しては、ご自身の判断にてお願いします。ここに示した内容は、本資料作成日現在のものです。

いかがでしょうか?

フィリピン、香港、マレーシア、イギリスあたりが、出遅れ国の上位となっております。
反面、アルゼンチン、韓国、台湾、ベトナム、インドあたりが先走って上昇している感が否めず、今後も上昇が続くかどうかは見極めが必要かと思われます。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 吉野 真太郎

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