SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-26 08:55:56

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > 動かない米ドル相場に敢えて投資するなら?

動かない米ドル相場に敢えて投資するなら?

2020/2/14

米ドル対円相場の値動きが年々乏しくなってきている印象を受けます。実際にその値幅(高値と安値の差)を見てみると、2016年が約21.6円、2017年が約11.3円、2018年が約10.1円と徐々に小さくなってきており、昨年2019年は約8円弱と10円を切る値動きに留まっています。2020年も、米‐イラン関係の悪化や新型コロナウイルスの流行などの波乱要因があったにもかかわらず、現時点(2月12日15時時点)の値幅は約2.5円とかなり小さな値動きに留まっています。

申込後は即時にお取引可能!

eワラントお申し込み

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

米ドル対円相場の値動きは膠着

図1は直近1年の米ドル対円相場の推移です。過去1年間の推移を見てみると、4月頃に米ドルは112円台の高値をつけましたが、米中貿易摩擦の激化懸念から下落し、8月には104円台の安値を付けています。とはいえ、その間の値幅は8円程度で、例年に比べると小幅に留まっています。10月に入ると値幅はさらに小さくなり、おおよそ108円から110円のレンジの範囲内での値動きを繰り返しています。今もその傾向は続いているように見えます。

さらに図2では、同期間における米ドル対円相場のヒストリカルボラティリティを示しています。ヒストリカルボラティリティとは、過去の相場の変動率から計算した変動の大きさを示す指標で、図2では標準偏差と呼ばれる統計値を用いて表しています。なお、図中の標準偏差は過去10営業日、過去60営業日、過去90営業日の標準偏差をそれぞれ簡便的な方法で年率換算しています。

数値の見方ですが、例えば、米ドル対円相場の標準偏差が10%なら、年間変動率はだいたいプラス10%からマイナス10%に収まるくらいの値動きだった、という解釈になります(もし、将来も標準偏差10%と予想しているという人がいた場合、その年の年間変動率は現在の水準から上下10%の範囲に収まる確率がおよそ7割、という前提を置いているということになります)。

図を見てみると、米ドル対円相場のヒストリカルボラティリティはおおむね3%〜6%とかなり低い値を推移していることがわかります。ちなみに同期間の日経平均のヒストリカルボラティリティは10%〜20%くらいでしたので、米ドル対円相場のボラティリティがいかに小さかったのかがお分かりいただけるでしょう。

さらに、より長期間の推移(図3、2016年から)を見てみると、米ドル対円相場のボラティリティは低下傾向にあることがわかります。どうして低下しているのかには色々な要因があるとは思いますが、日米中銀の量的緩和の影響で市場に資金が多量に供給されていること、投機的な資金が暗号資産などのよりボラティリティの高い資産に移ったことなども要因として挙げられるでしょう。

値動きの乏しい為替相場でも収益を目指す

前述のとおり、米ドル対円相場の値動きは乏しくなってきています。為替相場に投資をする手段としてはFXが代表的ですが、このように値動きの乏しい相場ではデイトレード(日計り)でもなければなかなか収益をあげるのは難しいと考えられます。とはいえ、四六時中相場に張り付いていることが難しい、という投資家の方も多いのではないでしょうか。

そこで、米ドル対円相場が今後も小幅な値動きに留まるという相場観を持つのであれば、敢えて相場が動かないことで収益を目指してみるのはいかがでしょうか。eワラントの一種であるニアピン型eワラントをうまく活用することで、動かない相場でも収益を得られる可能性があります。

ニアピン型eワラントは日経平均株価又は米ドル対円相場の満期日の水準を予想して、その予想に近いピン価格の銘柄を購入することで収益を狙うeワラントです。ピン価格とは各ニアピン型eワラントに予め決められている条件価格のことで、例えばニアピン米ドル第1255回(満期日:2020年3月11日)という銘柄はピン価格が109円となっています。


ニアピン型eワラントを満期日まで保有すると、ピン価格から一定のレンジ内にあれば受取金が発生し、満期日の相場がピン価格とぴったり一致すれば1ワラント当たり満額の100円を受け取ることができます。最小取引単位の1,000ワラントなら10万円となります。ぴったり一致しない場合は、ピン価格から外れた分だけ受取金が減る仕組みです。なお、レンジを外れると受取金は0円となります。一定のレンジとは、日経平均株価を対象とする銘柄はピン価格から上下250円、米ドル対円相場を対象とする銘柄はピン価格から上下2円です。

要するに先ほどのニアピン米ドル第1255回という銘柄を1,000ワラント保有していた時、3月11日午前9時時点の米ドル対円相場が109円ぴったりであれば10万円が、一致とまではいわなくとも107円から111円の範囲内に収まっていればピン価格からの乖離幅に応じた受取金が生じる仕組みになっています。前述の通り、2019年10月以降ここまでは108円から110円のレンジ相場が継続しているので、このままの相場環境が続けば受渡金発生の可能性は高いと考えられます。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 多田 幸大

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.