SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-11-08 08:12:01

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > 10連休は本当にリスクなのか?過去の検証と投資戦術

10連休は本当にリスクなのか?過去の検証と投資戦術

2019/4/19

今年のゴールデンウィークは10連休ですが、「日本の連休中に大きな相場変動が発生するかもしれない」というコメントなどが見受けられます。確かに年初の為替相場で起こった急変などを見ていると、日本の連休中に相場の急変があってもおかしくはありません。しかしながら、相場が連休中に大きく動いても、連休後に相場が元の水準に戻ってくる「往って来い」となった場合、現物の証券投資であれば影響は軽微です。そこで本稿では1965年以降の日経平均株価を用いて、11日後の変動率がどのようになっていたのかを調べてみました。

申込後は即時にお取引可能!

eワラントお申し込み

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

1965年からの検証

毎営業日、11日後の日経平均株価の変動率を計算しました。計算に用いるのは終値とし、11日後が休場日であった場合は、それより前の直近の営業日の終値を用いました。計算イメージは次の通りです。

例えば今年の1月4日から11日後の1月15日の終値ベースの変動率は+4.50%、次の営業日の1月7日から1月18日の終値ベースの変動率は+3.40%でした。1月8日から11日後の1月19日は休場日でしたので、1月18日までのデータで計算して+2.55%としています。

計算期間の重複があるので、必ずしも一つ一つの変動率が独立したものとは言えませんが、傾向を見るにはこの程度の分析で足りると思われます。変動率の大きさ別に発生頻度をまとめたのが次の図です。

図を見ると発生頻度1,000回を超えるのは-2%から+4%の間であって、全体の68.3%でした。過去に発生した事象が将来も発生するという仮定を置けば、約7割の確率で11日後の日経平均の変動率は-2%から+4%の間に収まる、ということになります。11日後の動きがこの程度であれば大方の予想で「往って来い」になると考えられそうです。

では、大きな下落となる確率はどうかというと、例えば-5%を超える下落となったのは4.36%、-10%を超える下落となったのは0.45%でした。-5%を超える下落の発生確率はおよそ5%ですから、20回に1回起きるかという確率です。この発生確率をリスクと見るかは各投資家のリスク許容度次第と言えます。

連休中に取引できることは果たして安心なのか?

連休明け後に結果的に「往って来い」になるとしても、10連休中は海外の取引所で大きな相場変動が発生する可能性はあります。一番気を付けなければならないのは、保証金(委託保証金)や証拠金を担保として差し入れる取引です。

信用取引や225先物取引は連休明け後に相場水準が損失の出る方向に大きく変わっていた場合に追証が発生する可能性があります。また、FX取引などでも取引ができることがかえってリスクになるかもしれません。流動性の乏しい連休中の日本時間に一時的な相場変動で強制ロスカットが発生する可能性が高まると思われるからです。

一方で現物株や投資信託、eワラントは有価証券ですから「追証」は発生しませんし、連休中に大きな相場変動があっても強制ロスカットもありません。

eワラントで連休直前に投資戦略を考えるのであれば、次の3パターンが考えられそうです。

@強気派

連休前にポジションを落とす投資家が多いのであれば、連休後に買い戻す投資家も多いかもしれない。これを前提にすると日経平均株価や米ドルを対象とするコール型eワラントで相場上昇を狙う。

A弱気派

「セルインメイ」というアノマリーもあるし、ゴールデンウィークの10連休は危険。相場急落に備えて日経平均株価や米ドルを対象とするプット型eワラントを買って相場下落時の保険とする。

B中立派

上記@とAの両方があり得ると思うが、どちらに動くかは予想できないので、日経平均株価や米ドルを対象とするコール型eワラントとプット型eワラントを両方買って、どちらかに大きく動けば利益が狙えるポジションを取る。

いずれの3パターンにおいても連休後には、連休前に買ったeワラントをいったん売却しましょう。選ぶ銘柄ですが、初心者の方でしたらコール型は権利行使価格が対象となっている相場よりも低い銘柄、プット型は権利行使価格が対象となっている相場よりも高い銘柄を選びましょう。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

\景品総額1億円!?/NISA応援キャンペーン
お客さまサポート

よくあるお問合せ
・口座開設の流れ
・NISA関連のお問合せ
・パスワード関連のお問合せ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【ゼロ革命1周年】もーっと0円キャンペーン ~今なら米国ETFの手数料が全額返ってくる!~

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、
一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.