SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-18 09:37:17

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > 景気後退?米国経済の現状確認と取引戦略(2019年2月時点)

景気後退?米国経済の現状確認と取引戦略(2019年2月時点)

2019/2/15

米国株式市場が昨年末に大きく下落したことなどから、「米国の景気は悪くなってきたのかも」と考えている投資家が増えてきているのかもしれません。米国の景気の先行きを不安視する声を受けてか、米国の中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)は、昨年まで政策金利の誘導目標の引き上げ、いわゆる利上げを続けてきましたが、最近では利上げを止めるかもしれない、という観測が出てきています。利上げは景気の過熱を抑える解熱剤のようなものですが、解熱剤を投与しすぎると米国景気をかえって悪化させてしまうからです。

利上げが止められることは株式市場にとってはプラスの材料ですが、利上げを止める理由が景気後退だとすると株式市場にとって喜べるものではないでしょう。そこで本稿では2019年2月12日時点の米国経済の現状を4つの図でチェックするとともに、今後の取引戦略について紹介しています。

申込後は即時にお取引可能!

eワラントお申し込み

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

失業率は上昇傾向に転じるか?

米国の失業率とは、職探しをしている失業者の比率のことです。失業率が低ければ失業者が少ないことになりますので、景気が良いということになり、失業率が高ければ失業者が多いことになりますので、景気が悪いと解釈できます。なお、失業率は働くつもりがある失業者を対象にしており、働くつもりがない失業者は含まれません。

図1は米国の失業率、失業率の5ヵ月の移動平均、NYダウ平均株価の月次データです。移動平均を掲載しているのは、上下にブレのあるデータをならして長期的な傾向として上がっているのか下がっているのかを見るためです。失業率と株価の関係を見ると、失業率が低下傾向にあるときには株価が上昇傾向にありました。失業率の低下傾向が止まって移動平均が横ばいになるとその後に米国株が下落していました。失業率の動向は米国株下落の前兆として役に立ちそうです。

2018年11月の失業率は3.7%、翌12月は3.9%、2019年1月は4.0%と徐々に上昇してきています。1月の失業率の上昇は米国の政府機関閉鎖によるものという見方もありますが、一時的な理由でなく失業率の低下傾向が止まったとすれば注意が必要かもしれません。次回3月8日に発表される2月の失業率の数値には注目です。

在庫循環は景気拡大期の終盤に?

在庫循環とは企業の在庫に注目して景気の動向を探るものです。好景気と不況が繰り返し起きることを景気循環といいますが、在庫循環は景気循環の中でも短期的なものとされます。景気が良いときは、企業が製品をたくさん作ってもどんどん買ってもらえるので、出荷が増えて在庫は減ります。景気が悪くなってくると製品が売れなくなり、出荷が減って在庫が増えてきます。不景気になると、企業が積みあがった在庫を減らそうと生産を減らして事業のリストラなどコスト削減に努めることになります。そのうちに景気が回復してきて再び出荷が増え、在庫が減っていくという循環です。

図2は米国企業の在庫と出荷の関係を示したものです。縦軸に在庫の前年同月比を、横軸に出荷の前年同月比を表示しており、反時計回りで在庫循環を見ます。斜め45度の線が入っていますが、この線より下側が好景気、上側が不景気となります。データが取得できるのは2018年11月分までで、図中の黄色の線が2018年分です。2018年11月時点ではまだ右上、つまり、景気拡大期にあることが分かりますが、11月に左側に大きく動いたことが分かります。縦軸の在庫は減少していますが、それ以上に横軸の出荷が大きく減少していたことが分かります。この要因として考えられるのは米国による対中関税によって中国景気が減速していることやスマートフォン出荷の減速でしょう。2018年12月以降のデータはまだ見られませんが、斜め45度の線を超えて景気拡大期の終盤に入っている可能性があります。

長短スプレッドは低下傾向

長短スプレッドは長期金利と短期金利の差のことです。長期金利とは長期国債の利回り、短期金利とは短期国債の利回りのことです。一般的に長期金利は短期金利を上回ります。定期預金やローンで長期のほうが短期より金利が高くなるのと同じ理屈です。しかし過去には、短期金利が長期金利を上回る状況が発生したことがあります。金利のことをイールドといいますが、この長短金利の逆転を「逆イールド」といいます。

米国では過去に「逆イールド」が発生し、その後に株価がピークを付けていました。図3は米国の長短スプレッドとNYダウ平均株価の関係を見たものです。長期金利は米国10年国債利回り、短期金利は米国2年国債利回りを用いています。

「逆イールド」が発生する理由にはいくつかありますが、理由の一つとして長期金利の低下があります。長期金利は指標となる長期国債が人気となり市場で買いたい投資家が増えると利回りが低下します。長期国債は安全資産とされるので、株式などのリスクの高い資産が危ないと見なされれば投資家は長期国債にお金を置いておこうとし、長期国債が買われて長期金利が低下するわけです。長短スプレッドは低下傾向にあり、「逆イールド」の発生は時間の問題といえます。

米国家計債務は過去最大に

ニューヨーク連銀が2月12日に公表した2018年第4四半期の米国の家計における負債残高は13.54兆米ドルとなり、データを取得できる2003年以降で過去最大を更新しました。内訳を見ると自動車ローン、クレジットカード、学生ローンが2003年以降で最大となりました。

2007年から2008年に表面化したサブプライムローン問題とその後の金融危機の要因の1つとされるモーゲージローンは、家計の負債残高の内訳として一番大きなものとなっています。2018年第4四半期のモーゲージローンの残高は9.12兆米ドルとなり、過去最大の2008年第3四半期の9.29兆米ドルに迫っています。

米国で利上げの停止を求める声が強まっている背景として、積みあがった家計の債務問題も挙げられるでしょう。利上げはローン金利の上昇につながりますので、家計の債務支払い負担を増加させるものになり、個人消費を減退させ、ひいては景気後退入りを早める可能性があります。家計債務が過去最高という債務が膨らんだ状況において利上げを行うことによる景気減速及び株安へのインパクトは小さくないものと思われます。

投資戦略

指標を見る限り、米国景気は後退期に入ったかもしれません。米国株式市場は戻り基調にありますが、今後の本格的な景気後退と米国株安に備える保険として活用したいのがプット型eワラントです。プット型eワラントは対象となっている相場が下落すればするほど値上がりを期待することができます。NYダウ平均株価を対象とするプット型eワラントがあります。

例えば毎月1回、プット型eワラントを掛け捨ての保険のように一定額を買付けて1カ月保有してみるという投資戦略が考えられます。予期せぬタイミングで米国株式市場の急落があった場合にプット型eワラントの値上がりで保有資産の下落の一部を相殺できるかもしれません。
NYダウ平均株価を対象とするプット型eワラント一覧

なお、SBI証券では1月21日より、eワラントの新商品「コメeワラント」の取扱を開始しました。 そこで、コメeワラントの取扱開始にあたって、SBI証券では2大特典付きのコメeワラント開始記念キャンぺーンを開催しています。
この機会にeワラントのお取引をご検討ください!

【特典1】eワラント新規口座申込でもれなく200円プレゼント
【特典2】期間中に10万円以上のお取引で抽選で100名様に3,000円プレゼント
キャンペーン詳細はこちら

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.