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2018-11-17 18:07:57

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方向性ではなくボラティリティの拡大を狙う!米国中間選挙の両建て戦略

2018/11/2

いよいよ11月6日には米国で中間選挙が行われます。報道各社の世論調査を見ると上院は与党共和党、下院は野党民主党が過半数を取るというのが大方の見方のようです。両院とも共和党が過半数を取れば株高、民主党が取れば株安という予想も見聞きしますが、相場の方向性を予想することは困難と言えます。相場がどちらに動くか分からないけれども、どちらかに大きく動く可能性がある、という場合にはeワラントを活用することで相場の上下を予想せずに利益を期待することができます。

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米国議会の状況

米国議会上院で共和党は51議席、民主党は49議席を有していますが、非改選数は共和党42議席、民主党23議席の計65議席であり、残り35議席が改選されます。政党支持率では民主党が共和党を上回っていますが、共和党は9議席を確保すれば過半数に達するため、上院では共和党が有利と言えるでしょう。

一方で米国議会下院では共和党は235議席、民主党は193議席、空席7議席となっており、全435議席が改選されます。民主党が過半数を取るには現在の議席数を確保した上で23議席を上乗せする必要がありますが、空席7議席を含めても16議席を共和党から奪うことが前提となります。世論調査では民主党が優位にあるとされていますが、議席を奪うのは一筋縄ではいかないと思われます。

投資シナリオ

選挙結果(過半数獲得)及び筆者が予想する発生確率、並びに相場の反応は次の通りです。
@上院:共和党、下院:民主党 ⇒ 50%、株、米ドルは小動き、又は下落?
A上院:民主党、下院:共和党 ⇒ 5%、株、米ドルは小動き、又は下落?
B上院:共和党、下院:共和党 ⇒ 30%、株高、米ドル高?
C上院:民主党、下院:民主党 ⇒ 15%、株安、米ドル安?

※発生確率は厳密に計算したものではなく、将来の投資成果を保証するものではありません。相場の反応も選挙直前に相場が動く可能性もあり、この通りになるとは限りません。

今回の中間選挙など、結果によって相場が大きく動くかもしれない、という政治・経済イベントがある場合、相場の方向性を予想してレバレッジをかければ大きな利益の獲得を期待できますが、予想とは反対に相場が大きく動いた場合には損失が大きくなるリスクがあります。さらに証拠金取引の場合は追証発生のリスクもあります。

そこで最大損失が投資元本までに限定されているeワラントを活用することを考えます。具体的にはコール型eワラントとプット型eワラントを両方とも買う両建て戦略です。コール型又はプット型のどちらかが大きく上昇することで、もう片方の下落を相殺します。eワラントは短期間で何割、何倍にも上昇することがある一方で、最大損失は投資元本までに限定されているため、コール型とプット型の両建てにより、トータルで若干の利益を狙う戦略が可能です。

最近の事例

10月25日の日経平均株価は前日比822円45銭安と大きく下落しました。もし前日の10月24日に、相場の方向性は分からないけれどもどちらかに大きく動くという予想をしていて、両建て戦略を実行していたらどうなっていたかを紹介します。

10月24日の日経平均終値は22,091円18銭でした。両建て戦略においては権利行使価格が相場水準に近いコール型とプット型を選択し、満期日が同一で、さらに、満期日までの期間がなるべく短い銘柄を選びます。相場水準に近い権利行使価格の銘柄が存在しない場合は、コール型の権利行使価格は相場水準よりも高め、プット型の権利行使価格は低めの銘柄で組み合わせます。買付数量又は買付金額がほぼ同じくらいになるようにします。次の例は実際に取引が可能であった価格に基づくものです。

10月24日・・・例としてそれぞれ5万円を上限に購入した場合、
日経平均コール1179回(権利行使価格22,000円、満期日11月14日)
買付金額49,500円(=1.10円*で45,000ワラント購入)
日経平均プット923回(権利行使価格22,000円、満期日11月14日)
買付金額49,920円(=1.28円*で39,000ワラント購入)
合計買付金額99,420円
*10月24日のそれぞれのeワラント売気配値(販売価格)終値

10月25日・・・15時時点で両方売却したとすると、
日経平均コール1179回(権利行使価格22,000円、満期日11月14日)
売却金額22,050円(=0.49円**で45,000ワラント購入)
日経平均プット923回(権利行使価格22,000円、満期日11月14日)
買付金額79,170円(=2.03円**で39,000ワラント購入)
合計売却金額101,220円(+1.8%)
**10月25日15時時点のそれぞれのeワラント買気配値(買取価格)

このように両建て戦略の場合、大きな相場変動のイベントを通過したら両方とも売却するのが基本戦略となります。リスクとしては予想に反して相場がどちらにも大きく動かなかった場合であり、この場合は損失となります。米国の中間選挙の結果で相場がどちらかに大きく動くと予想しているのであれば、eワラントの両建て戦略を試してみるのも一案でしょう。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

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商号等 / eワラント証券株式会社
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