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ND倍率上昇から見える日本株の相対的な強さと注目セクター

2018/9/21

米国株と比較して日本株の強さが目立っています。12日の終値と18日の終値を比較すると日経平均株価は+3.61%、TOPIXは+4.05%、NYダウ平均株価は+0.95%となりました。日経平均株価(N)とNYダウ平均株価(D)の価格比を取ったND倍率は最近上昇傾向にあり、その背景には日本株の相対的な割安感があったのかもしれません。本稿ではND倍率の傾向と直近の日本株の物色動向、そして今後の投資戦略について紹介しています。

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ND倍率の推移

図1は日経平均株価、NYダウ平均株価、ND倍率の推移です。日経平均株価とNYダウ平均株価は2016年末を100として指数化しています(2018年9月は18日までのデータです)。

ND倍率は米国株の独歩高を背景に長期的には下落トレンドにありましたが、移動平均と併せて見ると短期的には上下変動を繰り返してきたことも分かります。直近のND倍率(図1の点線で囲んだところ)は移動平均を上抜けしており、短期的なND倍率の上昇を示しています。ND倍率は日経平均株価とNYダウ平均株価のパフォーマンス比ですので、ND倍率の上昇は日経平均株価のパフォーマンスがNYダウ平均株価のパフォーマンスを上回ってきたことに他なりません。

今回のND倍率上昇の背景

ND倍率上昇の要因としてはいくつか考えられます。その1つにNYダウ平均株価の主要構成銘柄であるアップル(AAPL)の株価が伸び悩んでいることが挙げられます。また、9月14日は日経225先物と日経225オプションのいわゆるSQ日(特別清算数値(SQ値)が決まる日)であり、SQに関連した取引で日経平均株価に上昇圧力がかかった可能性もあり得るでしょう。

しかしSQに関しては、冒頭紹介したように、12日の終値から18日の終値を比較したときに、パフォーマンスが一番良かったのはTOPIXでした。つまり、SQで注目されやすい日経平均株価よりも構成銘柄数の多いTOPIXの方が買われています。日経平均株価に比べてTOPIXは日本の時価総額上位銘柄の寄与度が高くなりますので、日本の大型株が買われたということを示しています。

TOPIX構成上位10銘柄の12日から18日の騰落率

トヨタ自

4.49%

三菱UFJ

3.96%

ソフトバンクG

2.05%

ソニー

4.72%

NTT

5.30%

三井住友

3.50%

ホンダ

5.36%

キーエンス

5.18%

KDDI

3.47%

みずほ

2.14%

日本の大型株が買われた理由は定かではありませんが、米国株に比較して割安と見られて資金が向かったのかもしれません。自動車株の上昇が目立ちますが、トランプ政権との通商交渉において影響が限定的となる可能性があることや、米国とカナダのNAFTAの合意が近く行われることから悪材料出尽くしと見なされたかもしれません。図2は日経平均株価、TOPIX、NYダウ平均のPERの推移を見たものですが、NYダウに比べて日経平均株価とTOPIXに割安感があることが分かりますが、TOPIXは日経平均株価よりも更に割安な水準となっていました。

ND倍率を投資戦略に活用するなら

ND倍率が上昇に転じたことに着目した投資戦略として考えられるのは、日経平均株価またはTOPIXの買い建てとNYダウ平均株価の売り建てを組み合わせることになります。指数そのものは取引できませんので、ETFや先物、CFD、eワラント(コール型の買いとプット型の買い)で代替することを考えます。

また、日本株の中でも大型株が選好される状況が続くとするならば、セクターとしては自動車株、商社株、金融株あたりには注目したいところです。買いの主体が機関投資家である場合には好業績の銘柄を選別していると考えられますので、大型株の中でも業績好調株を選んで投資することが考えられます。eワラントのコール型を活用すれば、数万円もあれば個別株にレバレッジの掛かった代替投資が可能ですので、自動車株、商社株、金融株のコール型eワラントの買いを考えてみてはいかがでしょうか。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

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