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最終確認!フランス大統領選のシナリオと投資戦略

2017/04/17

4月23日にはフランス大統領選挙の第1回目の投票が行われます。第1回投票でどの候補も有効投票総数の過半数の票を獲得できない場合には5月7日に第2回目の投票が行われます。第1回投票の有力候補は反EUを掲げる極右政党「国民戦線」のルペン党首、無所属のマクロン氏、急進左派のメランション氏、中道・右派のフィヨン元首相です。ルペン氏が大勝した場合は、ユーロの急落などリスクオフとなることが予想されます。

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主要候補者の支持率推移

図1は第1回投票にあたっての主要候補者の直近の支持率推移です。支持率トップはルペン氏とマクロン氏が24%で拮抗しています。フィヨン氏も有力候補でしたが金銭スキャンダルが報じられてからは支持率が低迷しています。支持率が急上昇しているのは急進左派のメランション氏です。左派はアモン氏で一本化したいところでしたが、メランション氏はアモン氏支持に回らず左派の支持票を分ける形になりそうです。第1回投票はルペン氏とマクロン氏が上位2名となり第2回投票に進んでいくと考えられます。

図1:主要候補者の支持率推移

出所:Ipsosよりeワラント証券投資情報室作成

図2はルペン氏とマクロン氏が第2回投票、いわゆる決選投票に進んだ場合にどちらが勝利するかについての世論調査です。世論調査の結果ではマクロン氏が大差をつけて勝利すると見られています。

図2:決選投票時の支持率(調査日:4/7-4/8)

出所:Ipsosよりeワラント証券投資情報室作成

メインシナリオは無風通過。しかし・・・

世論調査の結果はどの調査会社を見ても大きく違いはないので、おそらく世論調査どおりの結果となる見込みです。市場もマクロン氏の勝利を織り込んでおり、ルペン氏の躍進によるユーロ安のリスクは後退しつつあります。しかしながら、昨年の米国の大統領選挙のように優勢と見られていたクリントン氏が敗れるという波乱がありました。もし第1回投票でルペン氏がマクロン氏に大差をつけて勝利するようなことがあれば第2回投票でマクロン氏の圧勝という見立てが揺らぐでしょう。以上を踏まえた4月23日後のメインシナリオとサブシナリオは次の通りです。

メインシナリオ: 第1回投票でルペン氏とマクロン氏の得票数がほぼ互角となり、第2回投票におけるマクロン氏の勝利が予想される。

リスクシナリオ: 第1回投票でルペン氏がマクロン氏に倍近い得票数で圧勝。第2回投票においてマクロン氏の勝利が危ぶまれる。

市場はメインシナリオを既に織り込んでいると考えられますので、相場に大きなインパクトはないでしょう。一方で、リスクシナリオ発生の可能性はゼロではありません。もしリスクシナリオが発生した場合はユーロ安などの形でリスクオフとなることが想定されます。

可能性が低いリスクシナリオにはeワラントで保険をかけておく

メインシナリオを想定しているものの、もしかしたらリスクシナリオが発生するかもしれないという場合にはプット型eワラントを21日の金曜日までに購入しておくことを検討します。週明けの24日の為替相場が大きく円高ユーロ安に動けば値上がりを期待することができますので、掛け捨ての保険のイメージのようにeワラントを活用できるでしょう。

なお、メインシナリオで円安ユーロ高となることを予想する場合はコール型eワラントを21日の金曜日までに購入しておくということも一手です。どちらかに大きく動くという想定であればコール型とプット型を両方とも保有するという両建て作戦も有効でしょう。

図3:ユーロ対円相場(2016年12月1日〜2017年4月12日、日足)

  • ※2017年4月12日は日本時間午後3時までのデータ。

出所:ロイターよりeワラント証券投資情報室作成

ユーロを対象とするeワラントの例

プット型選択のポイント
プット型eワラントを選択するにあたっては、相場が満期日までに権利行使価格を下回ってくるかどうか、という観点で選択します。プット型に関して相場が既に権利行使価格を下回っている銘柄については、相場が権利行使価格を下回る分がもっと大きくなるかがポイントです。一般的に相場が権利行使価格を下回る分が大きくなればプット型eワラントの価格は上昇が見込めますし(ただし、時間経過による価格の下落を考慮する必要はあります。)、小さくなれば下落します。

コール型選択のポイント
コール型eワラントを選択するにあたっては、相場が満期日までに権利行使価格を超えてくるかどうか、という観点で選択します。相場が既に権利行使価格を超えている銘柄については、相場が権利行使価格を超えている分がもっと大きくなるかがポイントです。一般的に相場が権利行使価格を超える分が大きくなればコール型eワラントの価格は上昇が見込めますし(ただし、時間経過による価格の下落を考慮する必要はあります。)、小さくなれば下落します。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

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商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
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