SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-18 10:13:38

マーケット > レポート > eワラントを極める! >  ジブリの呪いは実在するか?

ジブリの呪いは実在するか?

2015/7/13

「金曜ロードショー」(日本テレビ)でスタジオジブリが制作した映画が放映されると株やFXが荒れるとまことしやかに言われるのがいわゆる“ジブリの呪い”です。ある映画が民放テレビ局で放映されることと金融市場に直接の関係があるとは想像しがたいため、テレビ局や映画制作関係者にとってはコメントする気にもならないウワサかもしれません。とはいえ、一部の市場参加者が気にするのであれば、過去の値動きは実際どうだったのか気になるところです。

申込後は即時にお取引可能!

eワラント取引 お申し込みはこちら

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

“ジブリの呪い”はあったのか?

図1は2005年1月から2015年6月までに金曜ロードショー(日本テレビ系列)でジブリ作品が放映された時の、翌営業日のTOPIXの騰落率と当日夜から翌日にかけての米ドル円レートの変化率(世界標準時ベースでの為替レートの前日比)をプロットしたものです。
これを見ると2008年10月の『ハウルの動く城』、2010年2月の『崖の上のポニョ』、同『風の谷のナウシカ』」、2010年7月の『ハウルの動く城』では、放映翌日(翌週)のTOPIXはマイナス2.7%〜マイナス1.7%と大きく下げています。逆に、2006年7月の『となりのトトロ』、2010年7月の同じく『となりのトトロ』、2013年1月の『ハウルの動く城』、2013年8月の『天空の城ラピュタ』はプラス1.9%〜3.3%と極めて大きく上昇しています。
これは巷でウワサされるとおりで、放映後に決まった方向に相場が動くのではなく、「相場が荒れる」あるいは大きく動くといわれる状況といえなくもありません。
ただし、2008年はリーマンショックの年ですし、2010年にはギリシャ危機が起きているので、これだけでは材料不足ではあります。

図1: “ジブリの呪い”は存在したのか?(2005.1-2015.6の金曜ロードショー後の影響)

図1

※ロイターデータ、日本テレビHP掲載情報からeワラント証券が作成

どちらに動くか分からないけど、変化が大きいというなら絶対値を見る必要があります。また、“ジブリの呪い”ではタイトル毎に影響の有無を語る場合もあるようです。そこで、放映後のTOPIXとドル円相場の変化率の絶対値をとり、その平均値を求めたのが図2です。これを見る限りは『ハウルの動く城』、『天空の城ラピュタ』、『コクリコ坂から』、『崖の上のポニョ』の放映後の相場の値動きが大きいようです。とはいえ、2005年からの11年間の全放映回数は63回だけで、放映回数が最も多かった『となりのトトロ』、『風の谷のナウシカ』、『紅の豚』、『千と千尋の神隠し』でさえそれぞれ5回に過ぎません。それに続く4回の放映回数となっているのが、『ハウルの動く城』、『もののけ姫』、『火垂るの墓』、『耳をすませば』、『天空の城ラピュタ』、『猫の恩返し』、『魔女の宅急便』でした。
これしか放映回数がないのでは、それぞれの映画タイトル毎ではサンプル数が少なすぎて統計的に有意といえるのかどうか分析することができません。そこで、ジブリ作品放映自体を一つのイベントとして分析を進めることとしました。

図2:タイトル別の値動きの大きさ(2005.1-2015.6)

図2

※ロイターデータ、日本テレビHP掲載情報からeワラント証券が作成

7月、雇用統計、金曜日???

図3は、金曜ロードショーでのジブリ作品放映の月別の分布を見たものです。夏に新作映画が封切られることが多かったためか、35%が7月に集中しています。経験的に夏には相場を大きく動かすイベントが起こることが多いので、これが影響を与えている可能性もあります。

他ファクターとしては、原則として毎月第一金曜日の日本時間夜に発表される米国の雇用統計、金曜日であることの影響(放映は夜なので単純に株式の場合は月曜日、為替の場合は金曜(欧州時間とほぼ同じ世界標準時))も調べてみました。

図3:放映月の分布(2005.1-2015.6)

図3

図表4は「ジブリ放映日」、「7月の金曜日」、「金曜日」、「雇用統計」の各ファクターと、TOPIX,ドル円との関係を分析した結果です(分析期間:2005年1月〜2015年6月)。

図表4:各ファクターの分析結果

ファクター TOPIX変化率 TOPIX値動き ドル円変化率 ドル円値動き
ジブリ放映日
7月の金曜日
金曜日 ◎+0.17%** ◎+0.13%**
雇用統計 ◎+0.23%* ◎+0.20%** ◎+0.15%**

** 信頼度99% * 信頼度95%

今回の分析では、“ジブリの呪い”とTOPIX、米ドル円レートにはなんら統計的に有意な関係は見出せませんでした。一方、「金曜日」というだけで翌営業日と当日夜のFXの値動きが大きくなる傾向が認められました。また、米国雇用統計の発表日(原則として第一金曜日)である場合は、翌営業日のTOPIXの変化率と当日夜のドル円レートの変化率は方向に拘わらず大きくなっています。興味深いことにドル円レートに関しては、雇用統計の発表時に、0.2%程度円安ドル高になる傾向があることも分かりました。

これを投資に活かすのであれば、“ジブリの呪い”に拘わらず、毎週の金曜日夕方と米国雇用統計発表日には、TOPIXのコールとプットの両建て、米ドルニアピンの両端待ち、米ドルコールとプットの両建てなどが有効と言えそうです。また、米国雇用統計発表日には円安ドル高になりやすい傾向が今後も継続すると考えるのであれば、FXでの米ドルロング、米ドルコールの買いも一案と考えられます。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 チーフ・オペレーティング・オフィサー 土居雅紹(どい まさつぐ)

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.