CROSS TALK
若手社員
学生時代に描いていた社会人生活との違いは?
年次が1年ずつ違う若手社員に、自身の就職活動、入社後の印象やギャップ、社内の雰囲気、若手の裁量と働き方、SBI証券の未来まで赤裸々に語ってもらいました。
Member
対談メンバー
デジタル・リテール
企画
志村さん
2021年入社
グローバル・マーケッツ
法人企画
木場さん
2022年入社
インベストメント・バンキング
カバレッジ
加藤さん
2023年入社
Chapter 01
若手のうちから仕事を任されて、意外と裏で若手同士がつながっている
志村
まずは、正直2人の仕事そんなによく知らないから、その辺聞ければなと思うんだけど、普段どんな仕事してるの?
木場
株式の流動化って言うんですけど、上場企業の方々にマーケットで株式の取引量が増えていくための提案などを行います。発行体の財務やIRの部署とやり取りするので、投資銀行の人と結構連携取ります。外交も一緒に行くことが多いです。
加藤
そうですね、僕はまさに投資銀行業務として法人の窓口となる動きをしています。どのように時価総額を上げていくか、どのように資金調達を進めていくかといったことを、ディスカッションします。
志村
へー、じゃあ完全に2人は、リテールの個人のお客さんというより、SBI証券の顔として企業に会いに行ったり、仕事の相談をもらったりで、結構関わりがあるんだね。
でも上場企業に訪問するといっても、まだ入社して2、3年でしょ?
加藤
こんなに早く任されるとは、正直思っていなかったです。担当持ち始めたのが1年目の11月くらいからだったので。研修期間中から担当先を持ちたいと言ってたので、そこは良い意味でしんどかったですね笑。
志村
実現するとは思わずに言っていたら、本当に来ちゃったパターンだね笑。
俺はね、その法人の方とはもう全然話さないし、ネット経由でリテールのお客さんとやり取りしてるから、そんなに顔も見ないんだ。だから、実際にSBIを使ってくれてる人と直接お話したことはないんだけど、でも、なんか妄想しながらやってる。多分、お客さんこういうとこ困ってんだろうなとか、これがあったら嬉しいんだろうなみたいなとか。
あとは、それこそ引き受けた法人案件の商品を、どうやってお客さんに魅力伝えて買ってもらうかってところもちろん大事で、領域が分かれてるように見えて、意外と裏でつながっているよね。
木場
本当にそうですね。
Chapter 02
「証券会社」と「ベンチャー」の文化が根付いている。就活内容や働き方は、人それぞれ。
志村
さっき「こんなに早く担当持てるとは思ってなかった」って話があったけど、入社前とのギャップ、やっぱりあった?
木場
僕もありましたね。
志村
俺もめちゃめちゃあった。IT企業に近いし、大きい企業だから、皆パソコンを静かにカタカタ叩いてるのかなと思ったらそんなことなくて。
大規模なプロジェクトを少人数で推し進めてたり、急な案件が来たら、すぐに集まってガーッと忙しくなったりして、やっぱり根っこは「証券会社」なんだなと感じた。
スタバのカップを片手に、マックブック持ってオシャレな感じとは全然違ってて、でもそれが自分に合ってた。少人数だから先輩だろうが上司だろうが相談しやすい雰囲気があって、意外と早く打ち解けられた。
木場
僕は、数字に凄い真剣だなっていう驚きがありました。やっぱりお客さんからお金を預かってビジネスをしているから、間違いが見つかると、個人のトレードでも企業の資金調達でも、確認作業がものすごく発生する。
志村
学生時代だったら「間違えたのね、じゃあ直そう」で済んでたけどね。ビジネスだから、確かにそこの責任感は違うよな。イメージはしていても、実際に目の当たりにしてみると、自分のミスで何千万、何億円に影響する可能性があるというのは、身が引き締まるよね。
木場さんは、最初からいまの業務を希望していたの?
木場
はい、元々セカンダリー(流通市場)に興味があったので。部署説明会でお話を聞いて、めちゃくちゃ面白いと思って決めました。
志村
じゃあ就活のときから、証券会社で探してたんだ?
木場
はい、まさにそうです。
志村
そうだったんだ。俺は、大学4年生の時にコロナが流行って、外出自粛が呼びかけられたり強制的にリモートになったりしたんだよね。大学院に進学予定だったけど、先行きも分からなかったし、やりたかった研究が十分にできそうになかったんだよね。それで4年生の終わりに就職することに決めた。もう時期が時期だったから、なるべく選択肢の多い会社を探して、SBIグループならキャリアオープン制度(SBIグループ内で転籍できる制度)もあったし、どこかにフィットできるかなと思って入社した。
最初は、経営企画に行きたいなとも思ったんだけど、いろいろ勉強している中で、まずは自分の強みを1個作って「これはお任せください」という状態にしようと考えて、マーケティングに配属希望したんだ。
加藤さんは、どういう就活してた?
加藤
僕はずっと大手証券を就活で選んでたんですけど、ただ、父親と話した時に、やっぱり成長してるのって、大手とネット比べたらやっぱネットだよねっていうところで、SBI証券に行こうと決めました。
入ってみたら、ベンチャー感がスゴイなと感じてます。学生からポッと出の自分が、経営層の方と直接会話することになるのは良い驚きでした。
志村
本当に予想以上にベンチャー気質だよね。
仕事はいっぱいあるから、辛いことや苦しいこともあるけど成長できる環境だし、手を挙げればいくらでもチャレンジできる。
ベンチャー感ってワードが出たけど、休みは取ってる?
木場
ぶっちゃけ、取ってます。
加藤
はい、僕も。お客さんとの予定がないことは大前提で、ちゃんと休んでます。
志村
いいね、俺は来週連休取る笑。
人数少ないから逆に密度濃くコミュニケーションできていて、「俺この日休みたい」って言ったら、「じゃあその日代わりにやるよ」みたいなコミュニケーションがやりやすくて、制度もしっかりしてるし、休みたい時に休むっていうのは全然できるから、働きやすいよね。
Chapter 03
人の思いとベンチャー感を大事にする、SBI証券の「らしさ」が広がってほしい
木場
同期と飲みとか遊び行くと、情報交換していろいろ聞くと、「こいつの仕事いいな」とか思ったりしません?
志村
あるある。俺もいっぱいやりたいことあるもん。
コールセンターにデジタル技術をもっと導入して、お客さんの困りごとをどんどん解決していきたい。街中でうちのアプリを見たり、会社のメンバーでの飲みの隣席でNISAの話聞いたりすると、SBI証券に対する感想を聞きたくなる。
じゃあ最後に、どういう会社になってほしいとか、どういう仲間がほしいとか、聞いてみようかな。
加藤
僕はなんだろうな、もうこのままベンチャーマインドを忘れない会社であってほしいとただただ思います。若手が成長できる、挑戦できる環境があって、そんな環境で尊敬できる先輩方がいらっしゃって、ありがたいです。
そして個人的には、人の気持ちをわかる人、人思いの人と、一緒に働いていきたいです。「ネット!」ってイメージだと、システムエンジニアが多そうな感じですが、入ってみて皆さんが優しいから、なんというか、人の気持ちをわかるからこそ、ちゃんとお客さんのためになるアプリ開発ができるんだと思います。
木場
これから、シンプルなネット証券とは違うことができると思ってます。僕も入社のきっかけは若手の裁量だったので、それが継承されていくと、いろんなチャレンジができて可能性が広がっていくかなと。そんな会社の中で、さらに広く交流ができると面白そうだなと思います。
志村
やっぱり、ベンチャーな部分はかなり強い特色だし、それに惹かれて入ってくる人たち多いよね。
これまでいろんな証券会社・IT企業とかで活躍されてきた方々が中心となって、ここまで会社が大きくなって、そしてSBI証券に新卒で入社した方々も執行役員や部長になってきて、これからは今までと同様に様々な経験を積まれてきた方々の知恵も借りつつ、プロパーの人たちが持つ「SBI証券らしさ」が経営から浸透していく会社になるといいな。
まだ固まった会社じゃないから、「やっぱおかしいな」って思うことがあったら、言い方とかはあるけど、「自分はこうだと思うんですよね」って意見を臆せず言えるような人とかが来てくれたら嬉しいかな。「そんなことあるわけねえだろう」って反発する人は多分いないので(笑)