代表挨拶

代表取締役会長 北尾吉孝

「顧客中心主義」の徹底と、「証券投資の大衆化」への挑戦

SBI証券は「日本版金融ビッグバン」による株式委託売買における取引手数料の自由化と「インターネット革命」という二大潮流を背景に、1999年にインターネット取引をスタートさせました。今日まで一貫して「顧客中心主義」を徹底し、投資家により高い便益性をもたらすサービスを提供し続けることで、飛躍的な成長を遂げています。

SBIグループはあらゆる事業分野において1999年の創業当初から「顧客中心主義」を徹底し、革新的な技術を積極的に活用することで、より安価な手数料、より好金利でのサービス提供、魅力ある投資機会の提供、安全性と信頼性の高いサービスの提供、豊富かつ良質な金融コンテンツの提供を実践しています。SBI証券が日本で他社に先駆けてオンラインでの国内株式の売買委託手数料を無料化する「ゼロ革命」を2023年9月に開始したことも「顧客中心主義」の一環であり、その意義は「証券投資の大衆化」という社会課題への挑戦にあります。

さらに私どもSBIグループでは、多様な金融分野において事業子会社を設立し企業生態系を構築することで、グループ一体となって投資家の皆さまの多様なニーズにお応えできる体制を整えています。
SBI証券はこれからも「顧客中心主義」を徹底し、より革新的なサービス・ビジネスの創出に努め、投資家の皆さまの資産形成に一層貢献してまいります。

代表取締役会長

北尾 吉孝

代表取締役社長 髙村正人

「投資のプラットフォーム」の提供が、我々の使命

SBI証券は、SBIグループにおける5つの事業セグメントである「金融サービス事業」「投資事業」「資産運用事業」「暗号資産事業」「次世代事業」のうち、「金融サービス事業」に含まれる事業体です。1999年にインターネットを使った株取引を開始し、「顧客中心主義」の経営理念のもと、圧倒的に安い取引手数料を提示し、グループの中核として成長を続けてきました。
私たちは、オンラインでのリテール事業を基盤として、事業法人・金融法人向け事業や富裕層などへのサービスも拡大してきました。また、グローバルでの機関投資家向け事業にも取り組み、現在は香港、シンガポール、ロンドンにまで拠点を広げています。

「貯蓄から投資へ」という大きな変化の中で、今後のライフプラン、資産形成の意向に基づいた選択肢を幅広く用意する「投資のプラットフォーム」を提供することが、我々の使命だと感じています。さらに、「金融イノベーター」として、ブロックチェーンやAIといった技術の導入範囲も広げ、従来より顧客便益性を高める金融商品やサービスも提供していきます。
そして、引き続きホールセールビジネスにもスピード感を重視して注力していき、国内最大のオンライン総合証券会社となることを目指します。

代表取締役社長

髙村 正人