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2021-06-24 11:57:38

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日経平均は160円高!決算発表集中で先物売買は停滞か!?

2021/5/10

1ヘッジ売りと解消で29,000円挟んだ攻防

先週の225先物は4月23日の終値比で420円高(上昇率1.45%)の29,390円と大幅に反発した。4月最終週の225先物は、引き続き決算を手掛かりにエムスリーなど現物株市場へ目線が向かう中、仕掛け的な動きはなく売買高も低調となった。

また、バイデン米大統領の議会演説など週半ばにかけてイベントが多かったことも積極的な売買を手控えさせた。4月28日には225先物の日中取引の売買高は2万枚を割り込むなど、一段と商いが減少した。その後、米FOMCを受けて金融緩和長期化への期待が高まったほか、バイデン大統領の施政方針演説を受けて大型財政政策への期待も高まったが、30日は、月末最終営業日に下落するアノマリーが意識されたほか、国内連休中の空白リスクを避けたいとする向きが先物でのヘッジ売りを行ったことで、225先物は29,000円を割り込んだ。

連休中、イエレン財務長官が景気過熱を防ぐため「やや金利上昇が必要」などと述べ、市場の動揺を誘う場面もあったが、その後発言を修正したことで利上げへの警戒感が後退した。

4月23日時点の裁定残高は、ネットベースで477億円の買い越し(前週は2,198億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、2,916万株の買い越しで、4月16日時点(1億417万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(4月23日時点)

TOPIX先物ではモルガンSとBofA証券が存在感

4月最終週はTOPIX先物において、CSの買い越し基調、モルガンSの売り越し基調がそれぞれ目立った。また、この週のTOPIX先物ではBofA証券とシティGの売り越しも目立った。

2営業日のみとなった5月6、7日の週は、前の週とは対照的に、TOPIX先物でのモルガンSとBofA証券の買い越しが目立った。なお、両社は225先物でも買い越し上位だった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2好決算や金融緩和長期化を背景に日経VIは再び20pt割れ

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は4月23日の終値比1.52pt安(下落率7.60%)の18.48ptと低下した。決算発表が進むにつれ、ファナックなど徐々に株価がポジティブに反応するケースも見られるようになり、安川電機を皮切りに強まった企業決算への警戒感は和らいだ。

米国でも想定以上の好決算が多く、また、パウエルFRB議長が資産購入の縮小について「議論する時期ではない」とし、金融緩和の長期化を強調したことも市場心理の改善に寄与した。

その後も好決算を背景にNYダウが連日の最高値を更新、日経平均も連休明けに29,000円を回復する中、警戒感はさらに後退。4月後半に警戒水準とされる20pt台に乗せていた日経VIは再び20ptを割り込む動きとなった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、イベント多く様子見ムード強くも値がさ株が牽引

NT倍率(先物)は上昇。4月最終週はバイデン米大統領の議会演説や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表などイベントが多く総じて様子見ムードが強かった。

そうした中でも指数インパクトが強いソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>などの値がさ株が強含み、NT倍率は上昇。週末は連休中の空白リスクを意識したヘッジ売りなどで225先物が下げるなかNT倍率もやや低下。

連休明けは、上述の値がさ株のほか、好決算を発表したファナック<6954>や、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>などのFA関連株や半導体関連株が強含んだことでNT倍率は再び堅調に推移した。

3日経平均は160円高!決算発表集中で先物売買は停滞か!?

今週の225先物はもみ合いか。今週は週初から数百社超の決算発表が控えており、後半にかけて数が増えていく。新型コロナの影響で、可能な限り決算を後ろ倒しにしたいという企業が多く、例年以上に決算が集中しているようだ。

こうした中、投資家の目線は一層現物株市場に向きやすくなる。その他に特段のイベントもないため、先物市場で仕掛け的な動きが出てくることは考えにくい。週末には1,000社近くの決算が予定されていることもあり、先物市場は週を通して今まで以上に商いが低調となりそうだ。ただ、木曜までの決算と株価反応にポジティブなものが多ければ、次第に市場心理は上向き、週末には、翌週以降の株高を意識した買い持ち高の上積みなども想定されそうだ。

なお、今週末は5月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出が控えているが、上述のように企業決算がメインのため、特段の波乱もなく通過することが考えられる。今週の225先物予想レンジは29,000-29,700円とする。

経済スケジュール(5月10日〜5月14日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月10日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

 

決算発表 カプコン、パナソニック、ヤマハ、ライオン、ローム、三菱重、伊藤忠

 

決算発表 千葉銀行、味の素、塩野義薬、日本郵船、清水建設、住友金属鉱山

海外

16:00

トルコ・失業率(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月7日まで1カ月間)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(5月9日まで1カ月間)

 

米・シカゴ連銀総裁がオンラインイベントに参加

 

中・資金調達総額(4月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(4月、15日までに)

 

中・元建て新規貸出残高(4月、15日までに)

 

決算発表 ビオンテック

5月11日

国内

08:30

家計支出(3月)

 

日銀金融政策決定会合における主な意見(4月26・27日分)

 

決算発表 りそなHD、NTTデ、カカクコム、シャープ、ソフトバンク、ダイフク、パンパシI、ユー・エス・エス

 

決算発表 菱ガス化、参天薬、小野薬、島津製作所、日本精工、日本酸素HD、日清食品HD

 

決算発表 東ソー、武田薬、日産自、スバル、SUMCO、バンナムH、ダイキン工、出光興産

海外

10:30

中・消費者物価指数(4月)

10:30

中・生産者物価指数(4月)

13:00

マレーシア・GDP(1-3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月7日まで1カ月間)

18:00

独・ZEW期待指数(5月)

21:00

ブ・IBGEインフレ率IPCA(4月)

23:00

米・JOLT求人件数(3月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

米・ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事がオンラインイベントの質疑応答に参加

 

米・サンフランシスコ連銀総裁が講演

 

フィリピン・GDP(1-3月)

 

英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が討論会に参加

 

英・女王演説(施政方針演説)

 

石油輸出国機構(OPEC)月報

5月12日

国内

10:00

営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(3月)

14:00

景気一致指数(3月)

 

決算発表 エーザイ、キリンHD、サントリ食、シスメクス、ソフトバンクG、テルモ、トヨタ、ネクソン

 

決算発表 三菱ケミH、凸版印刷、大日本住友、大林組、富士フHD、NTT、NEC、明治HD

 

決算発表 資生堂、関西ペイント、ENEOS、GMOPG、TIS、ホシザキ、リンナイ、浜松ホト

海外

15:00

独・CPI(4月)

15:00

英・鉱工業生産指数(3月)

15:00

英・GDP(1-3月)

15:00

英・商品貿易収支(3月)

18:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(3月)

21:00

印・CPI(4月)

21:00

印・鉱工業生産(3月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(3月)

21:30

米・消費者物価コア指数(4月)

27:00

米・財政収支(4月)

 

印・貿易収支(4月、15日までに)

 

米・バイデン大統領が民主・共和両党の上・下院幹部とホワイトハウスで会談

 

米・クラリダFRB副議長が講演

 

欧・欧州委員会が経済見通しを発表

 

英・中銀総裁が講演

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

 

決算発表 アリアンツ、バイエル、コメルツ銀行、メルク

5月13日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

国際収支(経常収支)(3月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(4月)

08:50

貸出動向 銀行計(4月)

13:00

東京オフィス空室率(4月)

13:30

倒産件数(4月)

14:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(4月)

14:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(4月)

決算発表 いすゞ自、アコム、オリックス、スズキ、セコム、トレンド、三井住友H、三井化学、三菱地所

決算発表 住友不動産、住友化、住友電気、博報堂DY、大塚HD、大日本印刷、太陽誘電、マクドHD

決算発表 旭化成、東レ、東京センチ、東急、楽天グループ、王子HD、INPEX、スクエニH、コナミHD

海外

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・生産者物価コア指数(4月)

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

米・セントルイス連銀総裁が講演

英・中銀総裁が講演

決算発表 コインベース、ドアダッシュ、アリババ、エアビーアンドビー、ウォルト・ディズニー

5月14日

国内

08:50

マネーストック(4月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

決算発表 かんぽ生命、みずほFG、ゆうちょ銀、アズビル、オープンH、クボタ、ヤクルト、ヤマハ発

決算発表 三井不、三井住友F、三浦工業、光通信、大和ハウス、大成建設、大正薬HD、日ペイントHD

決算発表 日産化、朝日インテ、第一生命HD、近鉄GHD、阪急阪神HD、電通G、飯田GHD、日本郵政

決算発表 KDDI、SMC、T&DHD、アサヒGH、ハモニック、ホンダ、東芝、鹿島、ユニチャム

海外

15:30

印・卸売物価(4月)

17:30

香港・GDP(1-3月)

21:30

米・小売売上高(4月)

21:30

米・輸入物価指数(4月)

22:15

米・鉱工業生産指数(4月)

22:15

米・設備稼働率(4月)

23:00

米・企業在庫(3月)

23:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数(5月)

米・ダラス連銀総裁がオンライン討論会に参加

  • 提供:フィスコ社

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