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2021-09-20 11:07:34

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は105円高!GW中の海外イベントに要注意!

日経平均は105円高!GW中の海外イベントに要注意!

2021/4/26

1薄商いのなか短期筋が仕掛け売り

先週の225先物は前週末比760円安(下落率2.55%)の28,970円と大幅に続落した。週間の下落は3週連続。週初は、前週同様、今後本格化する3月期本決算を前に様子ムードが強かった。

ただ、インドや南米などで新型コロナウイルス変異種が急拡大していたほか、国内でも大阪府で連日の新規感染者数1,000人超えの記録が続き、3度目の緊急事態宣言の発令が意識されはじめた辺りから相場のムードが徐々に悪化。安川電機の決算以来、会社計画が市場の期待に届かないのではという警戒感が買い手控えムードを醸成していたが、東京都でも3度目の緊急事態宣言が視野に入ったことで、保守的な会社計画への警戒感が一層強まった。

また、米国で国務省が100カ国近くを渡航禁止国に指定したことなども相場の重しに。現物市場で薄商いの中こうした嫌なムードが出来上がりつつあったことで、商品投資顧問(CTA)などモメンタムトレードを主体とする短期筋が先物主導で売りを仕掛けてきた。

4月16日時点の裁定残高は、ネットベースで2,198億円の買い越し(前週は1,303億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億417万株の買い越しで、4月9日時点(8,527万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(4月16日時点)

CSなど短期筋が週前半に存在感

週前半は、225先物で短期筋と思われるCSが、TOPIX先物ではUBSがそれぞれ売り方で存在感を見せた。買い方では225先物において大和が大きく買い越し基調、TOPIX先物では、日銀ETF買いの執行と思われるみずほ証券などが存在感をみせた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2久々のハイボラ相場で日経VIは20ptに浮上

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比2.43pt高(上昇率13.8%)の20.00ptと上昇した。

国内外での新型コロナウイルス変異種の拡大などで相場のムードが悪化するなか、短期筋の仕掛け的な売りにより先物主導で大きく相場が動く展開となった。225先物が1日に500円超も上下に動く日が3日も続き、久々のハイボラティリティー(変動率)相場を背景に、日経VIは警戒水準とされる20ptに3月末以来およそ1カ月ぶりに浮上した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)はもみ合いもやや低下、短期筋の仕掛け的な動きに振らされる

NT倍率(先物)はもみ合いとなった。週初は3月期決算を前に様子見姿勢が強かったが、海外での新型コロナウイルス変異種の拡大や国内での3度目の緊急事態宣言が視野に入ったことなどを背景に徐々に警戒ムードが強まった。

今後の決算において会社計画が市場予想を下回る企業が増えるのではというガイダンスリスクが重しとなった。現物株市場で売買が膨らまないなか、商品投資顧問(CTA)など短期筋が先物主導で売りを仕掛け、225先物は週半ばにかけて2日間だけで1,000円超下落する場面も。

後半は突っ込み警戒感からの自律反発もあり値を戻したが、米国でのキャピタルゲイン増税を嫌気した米国株安もあり、戻りは限定的に。NT倍率も週前半の低下分をすべては取り戻せなかった。

3日経平均は105円高!GW中の海外イベントに要注意!

今来週の225先物は一進一退か。今週からいよいよ3月期本決算が本格化する。基本的には決算を受けた個別株物色で、現物市場がメインとなろうが、イベントが盛り沢山で警戒すべきことは多い。

まず、大きな方針変更はないと思われるが、日米の金融政策決定会合が週前半から半ばにかけてある。28日にはバイデン米大統領の議会演説も予定されている。前週末に相場の下落要因となった富裕層のキャピタルゲイン増税を含め発言内容に注目だ。国内では週末からゴールデンウイーク入りとなり、翌週は5月5日(水)までが休場となる。この連休期間における海外市場の動向を見極めたいとして、空白リスクを意識した手仕舞い売りに警戒したい。

加えて、最近では月末最終週に株式市場が大きく下落する傾向があり、このアノマリーも意識される。こうした背景を狙って短期筋が再び先物主導で売りを仕掛けてくる展開も想定されよう。連休明けの5月6、7日は休みの間の海外市場の動向を一気に消化することが予想される。米国ISM景況指数や中国やユーロ圏PMIなど海外で重要な経済指標が相次ぎ、結果を受けた海外市場の動きが注目される。

また、今後のテーパリング議論の試金石となる米雇用統計もあり、週末はこれらを意識した展開となりそうだ。今来週の225先物予想レンジは28,000-29,500円。

経済スケジュール(4月26日〜5月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月26日

国内

08:50

企業向けサービス価格指数(3月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)

海外

21:30

米・耐久財受注(3月)

4月27日

国内

日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表

黒田日銀総裁が会見

海外

10:30

中・工業企業利益(3月)

22:00

米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(2月)

22:00

米・FHFA住宅価格指数(2月)

23:00

米・消費者信頼感指数(4月)

米・連邦公開市場委員会(FOMC)(28日まで)

4月28日

国内

08:50

小売売上高(3月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(3月)

17:00

長期国債買い入れの月間予定(5月、日本銀行)

海外

10:30

豪・消費者物価指数(1-3月)

21:30

米・卸売在庫(3月)

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表

米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見

米・バイデン大統領が上下両院合同会議で演説

「OPECプラス」が共同閣僚監視委員会(JMMC)と閣僚級会合開催

4月29日

国内

株式市場は祝日のため休場(昭和の日)

海外

17:00

欧・ユーロ圏マネーサプライ(3月)

18:00

欧・ユーロ圏景況感指数(4月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(4月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・GDP速報値(1-3月)

23:00

米・中古住宅販売成約指数(3月)

4月30日

国内

08:30

有効求人倍率(3月)

08:30

失業率(3月)

08:30

東京CPI(4月)

08:50

鉱工業生産指数(3月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

製造業PMI(4月)

14:00

住宅着工件数(3月)

14:00

消費者態度指数(4月)

海外

10:00

中・製造業PMI(4月)

10:00

中・非製造業PMI(4月)

10:00

中・総合PMI(4月)

18:00

欧・ユーロ圏GDP速報値(1-3月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(4月)

18:00

欧・ユーロ圏失業率(3月)

21:30

米・個人所得(3月)

21:30

米・個人消費支出(3月)

21:30

米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(3月)

21:30

米・雇用コスト指数(1-3月)

22:45

米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(4月)

23:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数(4月)

5月3日

国内

株式市場は祝日のため休場(憲法記念日)

海外

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(4月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(4月)

23:00

米・建設支出(3月)

米・自動車販売(4月、4日までに)

英・株式市場は祝日のため休場(バンクホリデー)

中・株式市場は祝日のため休場(労働節、5日まで)

露・株式市場は祝日のため休場(レイバーデイ)

英・G7外相会合(5日まで)印、豪、韓、南アとASEAN事務局長も招待

アジア開発銀行年次総会(5日まで)

5月4日

国内

株式市場は祝日のため休場(みどりの日)

海外

10:30

豪・貿易収支(3月)

10:45

中・財新製造業PMI(4月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

21:30

米・貿易収支(3月)

23:00

米・製造業受注(3月)

5月5日

国内

株式市場は祝日のため休場(こどもの日)

海外

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(4月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(4月)

18:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(3月)

21:15

米・ADP全米雇用報告(4月)

23:00

米・ISM非製造業景況指数(4月)

米・シカゴ連銀総裁が講演

世界貿易機関(WTO)一般理事会(6日まで)

5月6日

国内

08:50

日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(3月18・19日分)

09:30

サービス業PMI(4月)

09:30

総合PMI(4月)

14:00

自動車販売台数(4月)

海外

10:45

中・財新サービス業PMI(4月)

10:45

中・財新総合PMI(4月)

18:00

欧・ユーロ圏小売売上高(3月)

20:00

英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表

米・新規失業保険申請件数(先週)

米・ダラス連銀総裁が討論会に参加

欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告

5月7日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(3月)

08:30

実質賃金総額(3月)

08:50

マネタリーベース(4月)

海外

15:00

独・鉱工業生産指数(3月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(4月)

21:30

米・失業率(4月)

21:30

米・平均時給(4月)

23:00

米・卸売在庫(3月)

28:00

米・消費者信用残高(3月)

中・貿易収支(4月)

中・外貨準備高(4月)

  • 提供:フィスコ社

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