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2020-06-03 12:42:07

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は96円高!今週は一進一退の展開か

日経平均は96円高!今週は一進一退の展開か

2020/5/18

1急ピッチの上昇に対する反動から下落

先週の225先物は前週末比100円安(下落率0.49%)の20,040円と3週ぶりに下落した。新型コロナウイルス感染者の国内での増加ペースが鈍化し、14日にも一部の県で緊急事態宣言を解除することが検討されていると伝わったことを好感して、週明け11日の225先物は買い先行で始まり、一時20,500円台を回復する場面もあった。

ただ、その後は、急ピッチの上昇に対する警戒感などから利益確定売りなどに押され上値の重い展開となった。また、欧米や日本での経済活動の再開への期待感から、225先物は20,000円台を維持して推移していたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「米景気は大きな下振れリスクにさらされている」と発言したことなどから、米景気の先行き懸念が増幅。2次感染拡大リスクも嫌気され、14日の225先物には売りが波及し、19,780円まで下押した。それでも、日銀のETF(上場投資信託)買いによる下支えもあり、週末には再度20,000円台を回復して終了した。 5月8日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆8,346億円の売り越し(前週は1兆7,855億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、7億3,913万株の売り越しで、5月1日時点(7億2,057万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(5月8日時点)

海外勢のTOPIX先物売り続く

225先物の手口では、JPモルガンやBNPパリバ、CSといった海外勢が上位に名を連ねたほか、国内勢では、みずほ証券が週を通じて売り越した。一方、買い手口では、メリル、ソジェン、バークレイ、モルガンSの海外勢が上位に名を連ねた。商品投資顧問業者(CTA)などのファンド筋の注文とみられる。TOPIX先物手口では、14日に7,000枚近く売り越したモルガンSが売り方トップに躍り出たほか、14日に3,000枚超売り越したGSがこれに続いた。一方、買い手口では、日銀の上場投資信託(ETF)買い注文を執行したとみられる大和が14日、15日と大きく買い越したほか、みずほ証券が上位に並んだ。13日のみずほは日銀のETF買いによるものとみられているが、みずほを通した執行は珍しく、市場を少々驚かせた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは5週ぶりに上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.78pt高(上昇率5.86%)の32.13ptと上昇した。緊急事態宣言の早期解除を期待して225先物が一時20,500円を突破したことなどから、VIは低下して始まり、一時は27.97ptまで下げ、3月5日以来約2カ月ぶりの低水準となった。ただ、その後は、パウエルFRB議長による米景気の先行き懸念を高める発言を受けNYダウが大幅安となったことや新型コロナウイルス感染拡大の第2波リスクなどが不安心理を増幅させ、VIは14日に34.45ptまで上昇した。週末は225先物が20,000円を回復したことなどからVIはやや低下して週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、日経平均は一時20000円割れ

NT倍率(先物)は低下。前週の日経平均は3週ぶりの下落に転じた。急ピッチの上昇に対する警戒感などから利益確定売りなど上値の重い展開となり13日のNT倍率は13.73倍に低下。その後は日銀のETF買いによる下支えなどから週末のNT倍率は13.77倍となった。

3日経平均は96円高!今週は一進一退の展開か

今週の225先物は、新型コロナウイルスの感染拡大第2波の状況や世界的な経済活動の再開状況、米中関係の動向などを見極めながら一進一退の展開が予想される。国内では、21日に予定される感染症の専門家による中間評価がポイントとなりそうだ。

先行して39県では緊急事態宣言が解除されているが、31日まで期限がある東京など「特定警戒都道府県」への対応が焦点となる。市場では「東京が解除されれば、経済活動が再開するとの期待感が一層増して、株価を支える要因になる」との見方がある。また、海外では、米国と中国の関係悪化が再燃しており、対立が一段と増すことになれば、リスク回避の動きが強まるだろう。予想レンジは19,500-20,500円とする。

経済スケジュール(5月18日〜5月22日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月18日

国内

08:50

GDP速報値(1-3月)

08:50

名目GDP(1-3月)

08:50

GDP民間企業設備(1-3月)

08:50

GDP民間消費支出(1-3月)

08:50

GDPデフレーター(1-3月)

13:30

第3次産業活動指数(3月)

 

決算発表 ソフトバンクG、テルモ、パナソニク、中部電、コマツ、AGC、スバル

海外

10:30

中・新築住宅価格(4月)

11:30

タイ・GDP(1-3月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(5月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月15日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

23:00

米・NAHB住宅市場指数(5月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(5月17日まで1カ月間)

5月19日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)

13:30

鉱工業生産(3月)

13:30

設備稼働率(3月)

 

決算発表 シャープ

海外

15:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(4月)

15:00

英・失業率(4月)

15:00

英・ILO失業率(3カ月)(3月)

16:20

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月15日まで1カ月間)

18:00

独・ZEW期待指数(5月)

21:30

米・住宅着工件数(4月)

21:30

米・住宅建設許可件数(4月)

22:00

露・GDP(1-3月)

 

米・ムニューシン財務長官とパウエルFRB議長が上院銀行委員会で証言

 

米・ボストン連銀総裁がオンライン討論会に参加

 

欧・欧財務相理事会

 

決算発表 ウォルマート

5月20日

国内

08:50

コア機械受注(3月)

08:50

個人向け貸出金 住宅資金(1-3月)

13:00

東京販売用マンション(4月)

14:00

コンビニエンスストア売上高(4月)

 

社債買い入れオペ(残存3-5年)(日本銀行)

 

決算発表 信中金、島津製、光通信、東京海上H、JXTGH、MS&AD、SOMPO、バンナムH

海外

10:30

中・貸出基準金利1年物(5月)

10:30

中・貸出基準金利5年物(5月)

16:05

タイ・中央銀行が政策金利発表

17:00

欧・ユーロ圏経常収支(3月)

15:00

英・消費者物価コア指数(4月)

15:00

英・生産者物価産出コア指数(4月)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(4月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(5月)

21:30

加・消費者物価指数(4月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(5月)

 

ブ・CNI産業信頼感(5月、21日までに)

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月28日-29日開催分)

 

米・セントルイス連銀総裁がオンライン討論に参加

 

台湾・総統就任

 

決算発表 アナログ・デバイセズ

5月21日

国内

08:50

貿易収支(4月)

08:50

輸出(4月)

08:50

輸入(4月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

製造業PMI(5月)

09:30

サービス業PMI(5月)

09:30

総合PMI(5月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

 

決算発表 オリックス、マキタ

海外

10:00

中・SWIFTグローバル支払いCNY(4月)

17:30

英・製造業PMI(5月)

17:30

英・サービス業PMI(5月)

17:30

英・総合PMI(5月)

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)

22:45

米・製造業PMI(5月)

22:45

米・サービス業PMI(5月)

22:45

米・総合PMI(5月)

23:00

米・景気先行指数(4月)

23:00

米・中古住宅販売件数(4月)

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

米・パウエルFRB議長が新型コロナウイルスの経済的影響を巡るFRBのイベントで開会のあいさつ

 

米・ニューヨーク連銀総裁がオンラインセミナーのディスカッションに参加

 

決算発表 エヌビディア

5月22日

国内

08:30

消費者物価コア指数(4月)

10:00

営業毎旬報告(5月20日現在、日本銀行)

14:30

全国百貨店売上高(4月)

14:30

東京地区百貨店売上高(4月)

 

決算発表 富士フイルム、明治HD、東急

海外

07:45

NZ・小売売上高(1-3月)

15:00

英・小売売上高指数(4月)

16:30

独・製造業PMI(5月)

16:30

独・サービス業PMI(5月)

16:30

独・総合PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(5月)

21:30

加・小売売上高(3月)

 

中・全国人民代表大会(全人代)が開幕

 

アジア開発銀行年次総会-2段階に分けたうちの最初の部分

 

アルゼンチン・債務再編案に関する期限

 

決算発表 アリババ

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