SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-25 17:40:53

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は戻りを試す展開か

日経平均は戻りを試す展開か

2019/11/25

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1米中協議に関する報道に振らされ2週連続下落

先週の225先物は、前週末比210円安(下落率0.89%)の23,130円と2週連続の下落となった。週初は米国株高などを好感した買いが続いて始まったものの、中国当局が米中通商合意に悲観的な見方との海外メディアの報道や米中合意が来年にずれ込むとの情報が伝わったことで、米中協議に対する楽観的な見方が後退した。

一方で交渉進展に対する情報も報じられるなど、錯綜する情報に振り回される展開が続き、21日には、一時22,720円まで下落する場面もあった。ただ、終値では23,000円台を維持できたことなどから、市場では「目先的な調整は一巡してきた」などの見方も出始め、週末には押し目買いなどで戻り歩調に転じた。

11月15日時点の裁定残高は、ネットベースで3,164億円の売り越し(前週は4,097億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、1億1,965万株の売り越しと11月8日時点(1億5,366万株の売り越し)比で減少している。

日経平均と裁定残(11月15日時点)

大和のTOPIX先物買いは日銀のETF買い注文か

225先物の手口では、三菱UFJが週前半に大きく売り越したことから売り方トップに躍り出たほか、週を通じて売りが目立ったCS、シティGがこれに続いた。一方、買い手口では、19日、21日に2,000枚以上買い越したAアムロCが買方筆頭になった。また、TOPIX先物の手口では、18日に3,000枚以上売り越したソジェンがトップになったほか、21日に3,000枚以上売ったメリル、20日に2,000枚以上売り越したJPモルガンなど海外勢が売り方上位に並んだ。一方、買い手口では、20日、21日に2,000枚以上買い越しとなり、日銀のETF買いの手口とみられた大和がトップになったほか、GS、ドイツ、バークレイなどの海外勢がこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

週間累計(売り買い差し引き):枚数

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週連続の上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.38pt高(上昇率2.56%)の15.18ptと3週連続の上昇となった。先週は、中国政府は対米通商協議について悲観的という報道や米下院で10月に可決した「香港人権法案」が上院でも可決されたため、中国からの報復リスクが警戒されるなど、米中通商協議に対する楽観的な見方が後退。日経平均が不安定な値動きとなるなか、VIは週後半にかけて上昇ピッチを速めた。21日には一時16.82ptまで上伸し、10月11日以来約1カ月半ぶりの高値水準に達した。ただ、週末にかけては、下値の堅さから日経平均が上昇に転じると、VIの上昇は一服となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、米中通商協議を警戒

NT倍率(先物)は低下した。米中通商協議を警戒視した動きから19日の日経平均は3日ぶりに反落した。その後週半ばにかけ日経平均は続落。21日木曜の日経平均は一時400円を超える下げ幅となり、11月1日以来約3週間ぶりに節目の23,000円を割り込む場面も見られた。日経平均の下落に伴いNT倍率も13.63倍まで低下したが、翌22日の日経平均は押し目買いの動きがみられ反発し、NT倍率も13.66倍に上昇した。

3日経平均は戻りを試す展開か

今週の225先物は調整一巡感から戻りを試す展開になるかが注目される。225先物は前週、大きな下ヒゲを引きながらも心理的な節目である23,000円を維持できたため、目先調整は一巡したとの見方が出ており、戻りを試す可能性がありそうだ。

ただ、今週は11月最終週で経済指標の発表は多く、7-9月期の米国内総生産(GDP)改定値や10月の米耐久財受注などが予定される。これら指標は相場のかく乱材料となり得ることから警戒が必要だろう。また、28日の米国市場は感謝祭で休場。年末商戦が意識されるタイミングだが、今年は米株高と利下げ効果で好調が見込まれ、良好な商戦期待が楽観ムードを高める一因になることも想定される。

引き続き、米中通商協議関連報道に神経質な地合いは続くだろうが、米中協議に関する弱材料には投資家も慣れてきており、調整一巡感の台頭を意識した動きを想定する。予想レンジは、23,000-23,750円とする。

経済スケジュール(11月25日〜12月1日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月25日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存25年超、残存3-5年)(日本銀行)
15:00 国際通貨基金(IMF)が対日4条協議(経済審査)で記者会見
バンダイナムコホールディングスが創通に対して実施しているTOBの最終日
海外 18:00 独・IFO企業景況感指数(11月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月22日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(11月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:30 ブ・経常収支(10月)
22:30 ブ・海外直接投資(10月)
27:00 ブ・貿易収支(週次)(11月24日まで1カ月間)
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演
韓・韓国・ASEAN特別首脳会議(26日まで)
決算発表 HPE
11月26日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(10月)
海外 20:00 ブ・FGV建設コスト(11月)
22:30 米・卸売在庫(10月)
23:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(9月)
23:00 米・FHFA住宅価格指数(9月)
24:00 米・新築住宅販売件数(10月)
24:00 米・消費者信頼感指数(11月)
中・アリババが香港上場
決算発表 アナログ・デバイセズ、デル、ヴイエムウェア、HP
11月27日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
10:30 桜井日銀審議委員が兵庫県金融経済懇談会に出席、同記者会見
海外 10:30 中・工業企業利益(10月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月22日まで1カ月間)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 ブ・ローン残高(10月)
21:30 ブ・融資残高(10月)
21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(10月)
22:30 米・GDP改定値(7-9月)
22:30 米・耐久財受注(10月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(11月)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(10月)
24:00 米・個人所得(10月)
24:00 米・個人消費支出(10月)
24:00 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(10月)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
11月28日 国内 08:50 小売売上高(10月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(10月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
12:30 黒田日銀総裁がパリ・ユーロプラス主催のフォーラムで講演
海外 15:45 スイス・GDP(7-9月)
18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(10月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(11月)
22:00 独・消費者物価指数(11月)
22:30 加・経常収支(7-9月)
米・株式市場は祝日のため休場(感謝祭)
11月29日 国内 08:30 東京CPI(11月)
08:30 有効求人倍率(10月)
08:30 失業率(10月)
08:50 鉱工業生産指数(10月)
13:00 自動車生産台数(9月)
14:00 建設工事受注(10月)
14:00 住宅着工件数(10月)
14:00 消費者態度指数(11月)
海外 15:00 台湾・GDP(7-9月)
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(11月)
19:00 欧・消費者物価コア指数(11月)
19:00 欧・失業率(10月)
21:00 ブ・全国失業率(10月)
21:00 ブ・製造業PPI(10月)
21:00 印・GDP(7-9月)
21:00 南ア・貿易収支(10月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(10月)
21:30 ブ・純債務対GDP比(10月)
22:30 加・GDP(7-9月)
米・株式市場は13:00までの短縮取引(感謝祭)
韓・中央銀行が政策金利発表
11月30日 海外 10:00 中・製造業PMI(11月)
10:00 中・非製造業PMI(11月)
10:00 中・総合PMI(11月)
欧・トゥスク欧大統領が任期終了
12月1日 海外 欧・シャルル・ミシェル氏が欧大統領に就任
  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

サキモノのココがPOINT!

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.